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DOCS日記

DOCSの活動を報告するブログです

本日は大船中央病院で行われた『第9回大船GIM』に参加してきました
о(ж>▽<)y ☆

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このカンファレンスは大船中央病院の須藤博先生が企画されているもので、毎回全国から多くの医師、研修医、そして学生などが集まりますが、今回は何と初めて参加者が100名を超えたそうです!!

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今回も2施設からの症例提示を須藤先生の司会によりそれぞれ1時間程度かけて会場の参加者とdiscussionするスタイルで行われました音譜

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1例目は茅ヶ崎徳州会総合病院の先生による「嘔気と歩行困難を主訴に来院した83歳女性」という症例でしたが、自分にとっては神経系の問題なのか、筋骨格系か、はたまた電解質異常かとさっぱり見当が付かず思考停止状態が続きましたあせる

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しかし、会場内の指導医クラスの先生からは早々に鑑別として「副腎不全」が挙がっており、体系的に学ぶことの重要性と共に診断の奥深さを学びました目

また、先日の『DOCSプロフェッショナル』でも藤田芳郎先生が「よくわからないときには副腎不全を鑑別に挙げる」と仰られていたのを思い出しつつ、副腎不全の複雑な臨床経過を学べたので大変勉強になりましたアップ

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そして、毎回症例と症例の間には須藤先生によるミニレクチャーが恒例となっているのですが、今回は代わりに須藤先生が聴いて感銘を受けられたという、馬耳公苑クリニックの大蔵暢先生による「老年医学のススメ」というお話を伺うことが出来ましたドキドキ

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高齢化社会にありながら、概念としてまだまだ日本の医療には定着していない「Geriatric medicine」について、その立ち位置や役割のエッセンスを短い時間で分かりやすく教えていただきましたかたつむり

2例目の東海大学の先生方による「多発関節炎で来院した産後の35歳女性」という症例では、頚部のbruitや血圧の左右差などから会場内の多くが「高安病」を思い浮かべる中、最後にドレナージと抗菌薬で軽快し、結果的には乳腺炎からの反応性関節炎というどんでん返しが用意されていました爆弾

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また、今回はspecial guestとして上野征夫先生が最前列に座っておられ、最後に「高安病」や「反応性関節炎」に対する上野先生の生コメントを伺えたのは非常に貴重な経験でしたキラキラ

須藤先生、この度も貴重な機会を提供して頂きましてありがとうございましたm(_ _ )m

p.s. 今回は大船GIM名物の懇親会も大盛況のため「立食」スタイルでしたビール

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[場所] 大船中央病院
[参加メンバー] 児玉、松本、斉藤、久松

こだま
本日も矢数先生による『早朝漢方勉強会』が行われましたヾ(@°▽°@)ノ

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今回は漢方の生理の講義はお休みで、前回教えていただいた補気剤「六君子湯」についての臨床的なお話をしていただきましたカメ

六君子湯はFD(Functional dyspepsia ; 機能性胃腸症)に効果があるということで、最も英語論文が多い漢方薬だそうです目

また、「PPIが効かない逆流性食道炎に有効」であることや「慢性の疲労・倦怠感があったら補中益気湯との組み合わせがおすすめ」など大変勉強になりましたアップ

この薬のように西洋医学が解決出来ない訴えに使えるものの知識は将来の診療の幅を大きく広げてくれそうでとても楽しみです音譜

矢数先生、本日も貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m

[場所] 卒後臨床研修センター 研修室1
[参加メンバー] 児玉、石上、稲岡、井上、大友、河野、斉藤、久松、天本、岩崎

こだま
今週末は名古屋で行われた『亀井道場』に参加してきました(≧▽≦)

今回講師を担当されたのは土曜日が福井大学の北野史浩先生で、日曜日が静岡がんセンターの大曲貴夫先生でしたカメ

まず土曜日に行われた北野先生のレクチャーでは『桜散る。今日も北野は砕け散る。~暗黙知に頼らない地雷回避術part3~』ということで、ERにおけるpitfallを恒例の"生け贄"学生たちによるクイズ形式で学ばせていただきました桜

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今回名誉ある"生け贄"を担当したのは全員医学部5年生である名古屋市立大学の松本くん、名古屋大学の村越さんとうちの山口でしたが、皆北野先生のチクチクいじりに耐えながら最後までよくがんばっていましたあせる

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レクチャー全体としても随所に北野先生独特のユーモアが挟まれるスライドの完成度はいつも通り秀逸で、今回は視聴者として大変楽しませていただきました音譜

そして日曜日に行われた大曲先生のレクチャーでは参加者が6名1グループとなり「感染症の根本的な考え方」を学ばせていただきましたペンギン

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「酔っぱらいの写真」や「25歳女性、3日前からのどが痛い」といった極めてシンプルなスライドでディスカッションを促されるスタイルに参加者は最初こそ戸惑い気味でしたが、徐々に慣れ始めると参加者の知的欲求がどんどん刺激され議論も活発になっていきました目

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なにより大曲先生が随所でつぶやくように言われた「実際はこうだからね~」という言葉は大変印象的で、感染症初学者にとって大切なのは難しい細菌や抗菌薬について学ぶことではなく、どんな患者が来ても対応できる基本的な考え方を身に付けることであることを教えていただきましたドキドキ

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北野先生、大曲先生、この度は貴重なお話をありがとうございました
m(_ _ )m
そして亀井先生、この度も素敵な機会を提供していただきましたありがとうございましたm(u_u)m

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p.s. 今回も土、日両日開催であったため、土曜の夜には名古屋の仲間たちと最高の夜を過ごさせていただきましたビール

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[場所] 亀井内科
[参加メンバー] 児玉、松本、山口

こだま