今回は漢方の生理の講義はお休みで、前回教えていただいた補気剤「六君子湯」についての臨床的なお話をしていただきました

六君子湯はFD(Functional dyspepsia ; 機能性胃腸症)に効果があるということで、最も英語論文が多い漢方薬だそうです

また、「PPIが効かない逆流性食道炎に有効」であることや「慢性の疲労・倦怠感があったら補中益気湯との組み合わせがおすすめ」など大変勉強になりました

この薬のように西洋医学が解決出来ない訴えに使えるものの知識は将来の診療の幅を大きく広げてくれそうでとても楽しみです

矢数先生、本日も貴重なお話をありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 卒後臨床研修センター 研修室1
[参加メンバー] 児玉、石上、稲岡、井上、大友、河野、斉藤、久松、天本、岩崎
こだま