今回講師を担当されたのは土曜日が福井大学の北野史浩先生で、日曜日が静岡がんセンターの大曲貴夫先生でした
まず土曜日に行われた北野先生のレクチャーでは『桜散る。今日も北野は砕け散る。～暗黙知に頼らない地雷回避術part3～』ということで、ERにおけるpitfallを恒例の"生け贄"学生たちによるクイズ形式で学ばせていただきました
今回名誉ある"生け贄"を担当したのは全員医学部5年生である名古屋市立大学の松本くん、名古屋大学の村越さんとうちの山口でしたが、皆北野先生のチクチクいじりに耐えながら最後までよくがんばっていました
レクチャー全体としても随所に北野先生独特のユーモアが挟まれるスライドの完成度はいつも通り秀逸で、今回は視聴者として大変楽しませていただきました
そして日曜日に行われた大曲先生のレクチャーでは参加者が６名１グループとなり「感染症の根本的な考え方」を学ばせていただきました
「酔っぱらいの写真」や「25歳女性、3日前からのどが痛い」といった極めてシンプルなスライドでディスカッションを促されるスタイルに参加者は最初こそ戸惑い気味でしたが、徐々に慣れ始めると参加者の知的欲求がどんどん刺激され議論も活発になっていきました
なにより大曲先生が随所でつぶやくように言われた「実際はこうだからね～」という言葉は大変印象的で、感染症初学者にとって大切なのは難しい細菌や抗菌薬について学ぶことではなく、どんな患者が来ても対応できる基本的な考え方を身に付けることであることを教えていただきました
北野先生、大曲先生、この度は貴重なお話をありがとうございました
m(_ _ )m
そして亀井先生、この度も素敵な機会を提供していただきましたありがとうございましたm(u_u)m
p.s. 今回も土、日両日開催であったため、土曜の夜には名古屋の仲間たちと最高の夜を過ごさせていただきました
[場所] 亀井内科
[参加メンバー] 児玉、松本、山口
こだま