本日は東京女子医科大学で行われた『第42回Tokyo Infectious Conference』に参加してきましたヾ(@°▽°@)ノ
この勉強会は医師のみではなく、細菌室の検査技師さんが多く参加されているため、細菌に関するディスカッションが大変活発なのも特徴です
今回は東京女子医科大学感染症科と亀田総合病院の先生がそれぞれ1症例ずつ発表されていました
1症例目は脾摘後若年女性の下腿蜂窩織炎の症例でしたが、最終的に判明した直前に川にキャンプに行っていたという病歴から原因が緑膿菌であることが分かりました
アメリカの感染症の教科書には緑膿菌による蜂窩織炎の典型的なプレゼンテーションとして「テニスシューズで釘を踏む」と書かれているそうです
その他に水際の病原菌として「aeromonas hydrophila」というのも教えていただきました
そして2症例目は原因不明の腹水をきたす患者の症例でした
大変診断に難渋された結果、原因は結核性腹膜炎ということで、腹水の鑑別方法や結核診断の難しさを学ばせていただきました
『Tokyo Infectious Conference』関係者の皆様、この度は貴重な機会を提供していただきましてありがとうございましたm(_ _ )m
[場所] 東京女子医科大学 糖尿病センターB1会議室2
[参加メンバー] 児玉、山口
こだま