(2022/04/13 記)

  

年度末に3日ほどの計画有給休暇をとりました。担当している現在の業務は、

期末、年度末に特に多忙度が噴出する性格のものではなく、去年春の年度初に

予定申請していたものです。

ただ間が悪く、家内が実家に3回目の武漢肺炎ワクチン接種を終えて2週間経過

した義母さんのお世話に帰りましたので、特に何かレジャーに出向けた訳では

ありませんでした。

 

そのうちの1日、2022/03/30 (水)、久々に暖かく視界も春霞が少ない感じだった

ので、昼前からベランダでミニグランピングごっこをしました。 

 

寒くなる直前、久々に暖かかった11月初めに駆け込み実施した日以来のことです。

 

  

   

  

  

全景の右端にあたる方向をHX99 の720mm 望遠端で撮りました。

PL教団の塔が見えていました。

 

  

そのまま、左方向へ徐々に視野を動かして行きますと、あべのハルカスが見えました。

 

  

少し大きく左に動かして、大阪梅田中心の西側あたり、梅田スカイビルなどが

見えます。

 

 

さらに左。京橋あたりです。  

 

  

棚を整理して(TV番組録画をバックアップしたブルーレイが増えすぎて、モノが

これ以上収納出来ない状態です)いたら、もう忘れていた詩集が出て来ました。

(過去記事にも出したW.B.イエイツ研究本を除く)

   

  

若い頃に自身の作曲作品をカセットテープで聴いて貰った誰かから「作風が似てる

かも。参考になれば。」と勧められたものだった、と思います。

でも私自身は全く似ていると思えず、すぐに収納の奥に突っ込んだままになっていた

のでしょう。特に作詞能力が作曲能力より早く枯渇した現在の私は、何かの取っ掛

かりを得られないかと、最近の弟のところに治療に行く往復中にそんなものを目を

通そうか、と思って取り出して来たのでした。

 

しかし、今回、改めてそれらに目を通しても共感する箇所はありませんでした。

W.B.イエイツ研究本に出て来る短いフレーズ引用でも充分伝わって来る「香り」

に近い何か、そんなものが全く感じられないのでした。

 

田村隆一氏。そもそも、これは詩なのでしょうか。

エッセイのようにふと思ったことを理屈っぽく綴る。推察は我田引水で勿論、科学

的なアプローチではなく、ただ直感。何かを説明したい文章のようで....。

私に文学の才能がないということなのか。

 

そもそも表意言語の日本語で、表音言語の詩作の響きを追うことは無理なのだ

と私は「日本語の詩作」自体を若い時から懐疑的に感じていました。

 

  

西脇順三郎氏。何故これを私の歌詞に似ているとその誰かに思われたのか。

私が一旦は参考にしようと考えて、書籍を複数購入したのだから、勧めてくれた相手

には当時の私より文学的な体験または学歴など一目置くところがあったのかも

しれません。

 

更に「表意言語の日本語で表音言語の詩作の真似は無理」を感じずにおれません。

この種の「詩作」には、当時の国内に普及していない外来語や地名や概念語に

感嘆符などをつけると、「つかみはオッケー」的な感じがあちこちにある、と

当時から感じていました。

(「おお。汝!ウパニシャッドよ!」みたいな。意味不明ですが。)

 

   

廣瀬裕子氏のフォトポエム。これは誰かに勧められたのではなく、自身の作詞が

どう頑張っても流行している歌の歌詞のようには近づかない、ということに当時は

「商品価値を高めるなら改善すべき」と盲目に考えていた2002年ごろに書店で

購入したものだったと思います。

 

映像と詩作、という形態にも興味があったのでしょう。私自身の作品も音響から

映像を想起させ、それを補完する位置づけで歌詞が後付けで出て来るもの

でしたので。

 

  

でもやっぱり参考になりませんでした。

そもそも国内の似非フォーク音楽(米国のカントリー・フォーク音楽にはアレルギー

は一切ありません。形だけ似せた偽物が嫌いなのです)のように「想いを伝える

手段としての歌」みたいな考え方が気持ち悪いと思う私なので。

そんなものが街中に溢れていた1970-80 年代には、その種の音響から耳を

塞いで逃げ回っていた印象があります。

 

私にとって地獄の20年間でしたが、この10年ほど「フォークが今新しい」とか

特にNHKが必死であの時代を呼び戻そうとしているのには辟易します。

あの当時の駆け出しが、今やNHKや邦楽界の上層に成りあがっているから

なのでしょう。「なぜこんな素晴らしい音楽があの時代のように王道として

もてはやされないのか全く理解できない」といった体なのでしょうか。

心底反吐が出ます。

 

そういう生乾きなものは、絵画や文学など他の芸術では無いものだと思う

のでした。生の想いや体験から一段昇華させたものが作品であろうと。

内に秘める思いは秘めておくのがよいし、感謝は言葉で伝え、ふしに乗せて

茶化すものではない、そんな気持ちが昔からずっとあります。

 

ただこれを契機に「何も自身の個性や感性を矯正する必要はない。それをして

しまえば、ささやかな存在価値までを失い、何かのイミテーションに成り下がる」と

考えのベクトルを元に戻した経緯はありました。

人とどうしても似ない、それは存在価値であり、欠点ではないと思い直したの

でした。

 

そのことを除いて、これらの「詩作」と私にはやはり接点はありませんでした。

やはり別格と思えるイエイツ解説本を残して、近々処分しようと思います。

文学的な感覚が無いからだ、と言わば言え、という心境です。

  

そのように決断したからと言って、楽曲に添えるべく作詞をする能力が枯渇して

しまった現在の私に、何か改善や示唆があった訳ではありません。

  

ふー....。

 

 

夜には透明度がさらに上がって来ました。

 

  

PLの塔はもう見えませんので、あべのハルカスあたりから、昼と同じようなあたりを

撮ってみました。

 

  

  

FEP FIVE の赤い観覧車も見えます。

 

  

見事な放物線を描いて4機体が順次着陸態勢に入り、1機体が離陸上昇しています。

 

 

  

途中、目新しいランドマークが無いので、全景左端にある千里駅前の大きな2棟の

高層ビルまで飛ばしました。(実際は昼も夜もなめるように小刻みに構図を動かして

撮っています。)

 

  

今まで気づかなかったのですが、こっちが万博記念公園の観覧車ですかね...。

 

  

では、今までこれがそうだと思っていたほうの観覧車はどこのものでしょう...。

確かに千里の高層ビルとの距離感でいえば、もっと遠くにありそうです。

 

  

これら2画像の背景に複数の赤い光が空中に浮いてます。何でしょう。

光学的なゴーストにしては、その原因となる強い光源が見えません。

暗くて解像していない鉄塔があって、その識別灯でしょうか。山の中腹にそれらが

あるなら分かりますが、その高さに山があったかどうか...。

 

今回はシャープネスなどを強めるなど画像の後処理でをしていません。

バッチ処理で一括して画像サイズをブログ公開用に縮小しただけです。

なので、やや軟調な仕上がりになったかとは思います。

いくらでもカリカリな硬調に仕上げることは可能ですが、HX99 の生の実力を

見るには、このままでも悪くないかと考えました。

 

あと、折角用意したインターバルタイマー付リモートレリーズですが、夜景

撮影の長秒露出では却ってブレの原因になることが分かりました。

太いケーブルがしなやかでないので、コントローラ部を持つ手の揺れが

HX99 に伝わってしまうのです。

特に露出時間と同じだけ内部ノイズリダクション処理にかかる時間中の振動が

良く無さそうです。

なので、今回は途中から2秒セルフタイマーで、シャッターショックの影響を

軽減することにしました。

 

三脚をしっかりした金属製のものにすれば、やや改善もするとは思いますが、

リモートレリーズが逆に夜景撮影にマイナスとなれば、今年はきっと開催される

大阪平野じゅうの花火大会をベランダから撮影するには、やや心配材料です。

折角の720mm 望遠を活かせなくなってしまいますし、セルフタイマーが2秒でも

花火が相手だと、きっとベストの瞬間からは出遅れるでしょうから。

α-NEX でもレリーズは使うので事情は同じ筈ですが、筐体が軽いという便利さ

が、却ってマイナス材料となっているのかもしれません。

 

この日は夕方から寒気が北から流れ込んで来たようで、気温が急速に落ち

ましたので、夜景を見ながらベランダで食事するのはやめました。

 

それではあんまりミニグランピングっぽくないですが、まあこれから機会はある

でしょう。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

(2022/04/08 記)

 

最近、アメブロの記事の表示フォントが、記述した時点より横幅が大きくなって

おり、1行の文字数が減って妙な改行を起こしています。記事編集時のフォント

はそのままなので、公開するまでその案配が分からず不便です。

改行しないで文章を続けると、そういう事態でも自動調整されるのでしょうが、

長く拙い文章が余計に詰まって見えるのも難ありです。

改行位置を逐一直すのも大変なので、そのままにしますがご容赦ください。

 

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ようやく武漢肺炎禍も落ち着いてきて、街に活気が戻って来ました。

マスク、うがい、手洗いは怠らず、投薬治療の定常化に期待しています。

(ワクチンは以前から書いているように「去年のインフルエンザのワクチン、

型がもう違ってますが打ちますか?効果なく副反応のリスクはありますよ」

状態なので意味はありませんが、打ちたい人には説得は無理なので

自己責任でどうぞ。ちなみにオミクロン株に有効なワクチンは夏に登場

予定だそうで、ならば今のワクチン推進は他国がやっていないような在庫

処分なのか、とやはり思うのでした。)

 

その武漢肺炎禍のぶり返し(ワクチンの型が古いので旧年末に一旦消長

した感染禍が復活しました)のために、前回の近場蕎麦屋探訪は旧年の

ことでしたから、随分と間が空きました。

 

2022/03/20 (日) に隣駅のJR川西池田駅にある川西阪急に用事があり、

出向きました。 

いつもはその後、アステ川西内の肉屋直営の焼肉レストランで、安価な

ランチを頂いたりするのですが、その日は昼から肉かよ...と言った胃の疲労感

があり、近くに評判の高い蕎麦屋を以前に検索したのではなかったか

と思い出し、その場で再検索してみました。

 

 

 

駅前からスマホのGoogleMap の歩行ナビモードで店を探すも、住宅地の奥に

ある店なので、やたらジグザグに案内されて、ほぼ諦めかかった時にようやく

たどり着きました。

 

駐車場は2台分のみ。満車で人が間を通るのが難しいくらいでした。

画像には写っていませんが、入口右にはいろいろと客への注文(何歳以下

の幼児はお断り、など)が書いてあり、客をえり好みしたり説教したりする

雑味だらけで大して旨くもない東京のラーメン屋のような、私が苦手とする

タイプの店かも、と覚悟しました。

 

 

  

店の評判は検索してみてください。想像を超えて来ることは間違いないです。

 

天ざるもおいしそうでしたが、天ぷらの量が食べきれないくらいあって2300 円は

昼食には厳しいので、まずは基本かつ王道、せいろにしました。

 

画像では蕎麦の色が黄色いですが、HX99 の色温度調整が室内灯にうまく

フィットしなかったのかもしれません。

 

    

配膳されるも、まず箸がありません。

「箸がありません」と店員に言うと、すぐに若い(といっても充分なご年齢)の女性と

老いた女性とが「私とちゃうで(配膳したのは)!」と軽く言い合いがあり、年配の

女性が本当に箸がないのか、私が見落としでないのかとばかりに配膳をじろじろ

見た後で割り箸を持って来ました。詫びは勿論ありませんでした。

 

配膳は蕎麦を奥で茹でていた店主だったのでしたが、私が早速何もつけずに

蕎麦を何口か頂き、小皿に盛られていた塩をせいろの上からかけて食べていた

ところで、私の席にではありませんでしたが、店主が奥から出て来て「どうや!

食べとるか~!!」と客の至近距離で覗き込むように話しかけて来ました。

様子を見ていると、特別な知り合いに声かけしているのではなく、順次

各テーブルをその調子で回って行きます。

 

で、店主がまだ蕎麦つゆの入ってない椀に、配膳された蕎麦を指で直に

つかんで椀に入れ、小皿の塩をまた指でつまみ、その蕎麦にパラパラとかけて

「ほれ。これで食べてみ!」と、「食べ方指導」をするのには仰天しました。

 

まあ確かに店主が直前まで、その手と掌を使って揉み洗いして出された蕎麦

ですから、店主にしてみたら衛生的な問題はない、といったところでしょう。

が、衛生的にどうかの以前に一旦配膳された商品は客が買い上げたもの

ですからね....。

 

私は既に蕎麦だけを、次に塩を載せて、その次に蕎麦つゆをわずかに、その

次にせいろ上に山葵を乗せて、の段階まで来ていたので、その「指導」は

ありませんでした。

 

その代わりにか奥からそばつゆの椀に入れた、タラノメとフキノトウの小さい

天ぷらを店主が持って来てくれて「食べてみ!」とサービスいただきました。

注文時には天そばの天ぷらの量にはひるんだものの、ちょっとそういう味わいも

欲しいかなと思っていたので、これは有難かったです。本当にこれだけで充分な

量でした。

 

   

蕎麦をたいらげ、少しだけ使った蕎麦つゆの上に蕎麦湯を足しましたが、この濃厚

ぶりは凄かったです。よく見ると蕎麦の実が混じっていました。蕎麦の茹で汁だけ

では蕎麦の実が混じる筈はありません。

 

  

そこでこそ店主の自慢話があっても良さそうなところ、それがなかったので、後で

ネットで調べますと、蕎麦粥を別に炊いて、蕎麦湯とブレンドして出しているもの

らしいです。そりゃあ濃厚にもなります。物凄い旨味と味わいでした。

 

なので、お代わりからは蕎麦つゆは足しませんでした。

 

  

他のテーブル客の会話によると、直前にTV取材が入ったようでした。

その2人の女性スタッフもやや口汚く「取材なんか無かったらもっと客が回った

のにな!」との迷惑そうな捨て台詞もありました。

が、まあ店主のインパクトの大きさに比べれば、そんな悪態も大したことに

思えないのが不思議とも言えました。

 

それからも各テーブルの話し声が耳に入って来ます(頭に届いた音響を全て

叩き出す作曲創作の半世紀もあって、周囲の騒音や雑言を全て無視出来ない

ほぼ「聴覚サヴァン脳」の私です)ので、引き続き注意していましたら、

どこかのテーブルで「過ぎるTV」というワードが聞こえました。

 

大阪朝日放送(ABC)の「なるみ・岡村の過ぎるTV」のようでした。

 

 

それから毎週録画予約してはハズレを消去していましたが、先日、寝酒中に

何気なくその番組を見ていましたら、突如予告編で出て来ました。

いろいろなグルメ紹介(大食い無名芸人軍団「グルメF4」の食べっぷりが

見ていて楽しいです。血糖値とか血圧とか体重を気にせずあんな体格に

なりたいとさえ憧れます)をその番組ではやっていますが、次回は

「関西接客-1グランプリ」とのことでした。

 

(関西地区だけでしょうが)放送予定は、2022/04/11 (月) 23:17 からです。

 

その予告編の中で、店主が配膳済の蕎麦つゆの椀と箸まで取り上げて客の

口に蕎麦を突っ込んでるシーンが一瞬ありました。蕎麦のすすり上げ方の

強烈指導でしょうか。怖過ぎます。

 

私は特に最近、咀嚼中、何もない瞬間に誤嚥で酷く咳き込むことが増えて、

蕎麦や麺類をすするのも苦手になりました。以前のサルコイドーシス治療

の時代にも、既に生来喉の検査での反射が酷かったらしく、医師に「こんなに

喉の反射が過敏な患者も初めて見た」と、私の喉からの咳の飛沫を顔面に

被っておられました。(今なら恐怖の瞬間です。良い時代でしたなあ。^^;)

なので、そんな指導に遭ったらひとたまりもありません。

 

訪問時の接客ぶりは、まだあれでも充分紳士的だったということでしょう。

本放送で確認しますが、そんなのを見たらやはり再訪には勇気が要ります。

 

入店時に相席となった長テーブルの逆側に居た実年男性と若い女性の

カップル(?)の男性がやたら舞い上がってマスクもつけずに延々大声で

話しまくっていたのが、まだこの時勢に気分の良いものでは無かったものの、

その男性が「ここではまず塩で食べろと言われるんだよ」とか言うのは

参考になりました。それを聞き流しつつ、いつもの食べ方をワンテンポ早めた

ことが、店主の「指導」を避けられたということは大いにあったかと思います。

 

ちびちびとしかすすれない私を見てか、彼がズゥヲヲヲヲォ~!と勢いよく

音を立ててすすり上げるのを繰り返していたのも、「俺は指導済。ここの

店の常連」アピールだったのかもしれません。

 

最後にはその若い女性に「蕎麦もちょっとは食べてくれて嬉しいよ~」

(聞いてるこちらが恥ずかしい)などと言ってましたので、職場か何かの若い

女性への猛烈アピール中だったのでしょうか。

ガッチリとした浅黒いお金持ちそうな実年男性でした(店の逆側の路地脇

に乱暴に斜め路上駐車してた古い型のポルシェがありましたが、その

男性の車かも。そんな雰囲気の人でした)けど、そこまで卑屈に男性は女性

へのアピールには平身低頭しないといけない時代になったのかなあ....と

感慨深いです。

 

まあそれでもその男性も店主の「食べてるか~!」からの指導は受けて

おられました。一見の当方と変わりませんかね(^^)。

 

ただ、肝心の蕎麦ですが、店を出た後、後味はもう絶品、最高でした。

食べている時より後味の満足感が物凄いです。こんな感覚は初めてです。

香り、食感のグラデーション、蕎麦つゆ、蕎麦湯、全てが最高と思えます。

 

でもあの店主のインパクトが余りにも.....再訪は考えます。

 

アクセスは住宅街を縫って行くより、JR川西池田駅(下地図左端)から東へ

信号2つ進み、小花藤ノ木交差点から右折して南下すると、ほぼ一直線で

店の近くまで至れます。

 

 

  

この角を右折です。

 

 

勇気のある方はぜひ行ってみてください。インパクト大ですが、蕎麦の味わい

は最高峰と言ってよいです。

 

しかしもーなんで、これほど一筋縄でいかないのか(^^;)。

敷居の高い店とか、店主の個性とかそんなものを探しているのではなく、

ただリピート出来る普通においしい蕎麦屋を探すだけのことが、そんなに

大変なことなのか....。

  

---

 

その日の天ざるへの未練があったのか、先日、普通の乾麺と買って来た

惣菜コーナーの安い天ぷらをグリルで温め直していただきましたが、これ

でも満足度の7割は満たせるのでした。蕎麦湯も飲み放題です。

  

  

  

 

道具を使って自分で蕎麦を打つことも今は出来ます。

 

 

前回の蕎麦屋探訪で知った日本酒も添えると満足度は更に上がります。

 

 

妙な店の敷居の高さに閉口したり、店主のインパクトに落ち着かなかったり

は一切無い訳です。

 

なんなら、カップ麺の「どん兵衛鴨だし蕎麦」でも、結構満足するのです。

特に汁そばへのハードルは、私は低いですので。

(さすがに「緑のたぬき」のスポンジ麺は論外ですが^^)

 

その程度のこだわりなのです。なのに外でお金を払うに値して、これらより

満足できる店を探すのが、何故これほど困難なのでしょう....。

 

その一方、せいろ、もり蕎麦に関しては、過去記事にもしていますが、関東

の「神田まつや」は失格です。

「そじ坊」や「そば太鼓亭」のようなチェーン店レベルは関心の範疇外です。

不味く無くとも、外食としてお金を払う価値がある水準には思えません。

(=自分で作ったほうがより満足するレベル)

 

外食で蕎麦を頂くなら、それらより少し上の満足が得られれば、それで充分

なのでしたが....。

  

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

(2022/04/05 記)

 

最近は月画像を正立像で公開していましたが、直近記事は左右反転はした

ものの、倒立像のまま公開してしまってます。一旦取り下げも考えましたが

そのままにしておきます。

他の惑星像も最近は人工天体からの画像にあわせて北を上に正立像で

公開される方も多くなりましたが、火星と木星に限っては、長年の習慣からは

違和感というか逆立ち感が否めません。土星は上下左右対称っぽいですが。

(銀塩フィルム時代にはフィルムの上下で画像の上下を統一してあったので

倒立像の高倍率望遠鏡画像は必然的に倒立像での公開となっていました。)

 

その一方、月は肉眼で欠け具合と模様が見えるので、倒立像には逆に違和感

が否めないのでした。

 

---

  

2022/03/23 (水) の深夜(24日未明)、お風呂から出て、寝酒の準備中に

ふとベランダから東の空を見ると、いつの間にかかなり東南側から低い軌道で

月が昇るようになっているのに気付きました。

少し前までベランダからはかなり左端(北東)から天頂近くに昇る高い軌道で、

冬の月が昇っていた印象でしたので、出現位置が不自然に見えるようでした。

 

既に01時を回っていましたが、微動雲台付三脚にHX99 単体だけをつけて

短時間だけ撮影をしようと思いました。この機動力は他の構成では考えられ

ません。

 

 

ところが、設営のために再度ベランダに出てみると、直前には無かった雲が月周辺に

からんでました。 

 

  

まるで雲が月に引っかかっているような感じで、なかなか月が雲から出て来ません。

 

 

 

  

結局、この推移を待機するだけで20分ほどかかり、根負けしそうになりましたが、

次の雲もすぐにからんで来そうで、単枚撮影から始めました。

仕上がり後に雲による輝度ムラが無かったのは、この1枚だけでした。

  

   

その後も月の前を雲が通過しましたが、完全に隠れるほどではなかったので、

多数枚合成であれば、輝度ムラも平均化されるかと期待して、動画撮影に

入りました。

 

  

ずっとお蔵入りだったWX60 に今まで残り物の1GB SDカードしか割り当てていなかった

ところ、ETX-90 との組み合わせで、動画記録に本格使用することになり、直近記事での

撮影時にも途中で容量不足となって、TX55 の16GB と入替えが必要になりました。

 

そんな事態が撮影の都度に繰り返しになるのは厄介なので、新たに128GB の

microSD を入手しましたが、安価なうえに最新の高速転送規格対応のものだった

ので、HX99 で使っていた16GB をWX60 に、新しい128GB を当夜からHX99 に

使うようにしました。

 

動画撮影モードを、AVCHD MP4 30fps から、XAVC S HD 60fps に変更が可能と

なり、1秒間60コマでの記録が可能となったので、赤道儀なしの固定撮影でも狭い

スポット測光エリアに対象を留めておける短時間に、倍のコマ数を記録できるように

なりました。

(WX60 は AVCHD MP4 30fps が最速設定なので、高速対応SD は不要です。)

 

XAVC S HD 60fps の動画も、XMedia Recode での無音無圧縮AVI 変換や、

AutoStakkert3 も問題なく処理出来ました。

Registax6 でも対応可能ですが、AutoStakkert3 で処理できるなら、設定の手数が

少ないので有難いのです。30秒少し、1978コマからの仕上がりです。

  

  

静止画の仕上がりの段階では、こんなにネムい印象だったか、と思いましたが、

ETX-90 +WX60 の最近の快進撃の影響なのでしょう。本来、狭小素子の小型

デジカメ単体で月の詳細が撮れる自体、驚異的なことだった筈が、いつの間にか

期待のハードルが上がっていたのでした。

 

その点、この動画記録からの多数枚合成の仕上がりは、デジカメ単体での期待

を充分超えていると安堵しました。

 

ただその一方、雲が月全体を隠したり、輪郭を変形させる瞬間は無かったものの、

仕上がりに月の輪郭線が変形した仕上がりが多く発生し、それらの原因が分かって

いません。

XMedia Recode でのAVI生成時に、ブレや構図外れなどのコマが無い区間を指定

して処理した筈なのでしたが...。

  

  

後処理での強調処理が過剰だったためではありません。AutoStakkert3 での多数枚

合成のステップが終わった時点で既にこのような右下近くの輪郭線の暴れが生じて

いました。

 

折角のおよそ50秒、2997コマからの仕上がりだったのに残念です。

欠け際の詳細は最高でしたが、これだけ下方の円周部がガタガタでは当夜のベスト

画像にはなりません。改めて区間編集したAVI を再生して確認しましたが、ガタガタ

になる原因になりそうな、雲や気流による攪乱変形はありませんでした。

 

もしかしたら、AutoStakkert3 の多数枚合成で各コマの動きを追う基準点(アライン

メントポイント)を自動で多数月面に設定しているのですが、その個々が雲に隠れる

瞬間があちこちで頻発することと関係があるのかもしれません。

   

撮影時点には万一、XMedia Recode で XAVC S HD 60fps から無音無圧縮AVI を

変換生成出来なかった場合も考えて、従来通りのAVCHD MP4 30fps でも動画記録

しておきましたが、1秒当たりのコマ数が半減するのと、雲が極力横切らない区間を

抽出した結果、50 秒で810 コマしか得られなかったため、拡大すると欠け際の質感

が甘いです。

 

 

また不可解ながら、このAVCHD MP4 30fps からのAVI だけ、AutoStakkert3の初段で

エラーとなり、Registax6 で仕上げました。WX60 でのエラーと同じく、AVCHD MP4 30fps

からの変換特有の何か問題があるのかもしれません。

 

まあとりあえず、1画像でもしっかり仕上がってよかったです。

保険で、静止画の保存と同様、動画記録も数打っておくことが必要そうです。

 

雲の影響なのかどうかを見極めるのには、こんな状況では撮影しないに限ると

いうことでしょう。勿論、HX99 でのお手軽機動力が無ければ平日の深夜に出撃も

しませんでした。その機動力がやや裏目となったのは、不本意です。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

(2022/03/31 記)

 

WX60 をETX-90 と組み合わせることで、月画像の解像感が向上したのに

満足していましたが、ブログ記事の中での縮小表示では、それがなかなか

実感出来ないことを気にしていました。

 

ならば撮影時に拡大像を狙って、全景よりも月の細部が良く見える画像も

残せばよいとようやく思い当たりました。むしろ全景ばかりを撮っていたほうが

不可解というものでした。まあHX99 単体での動画撮影では最大ズーム倍率

でも全景が精一杯だったので、ETX-90 +WX60 での動画撮影でも、そのまま

全景を更に高精細に撮れて満足していたのかもしれません。

 

細部を拡大撮影するとなれば、地球の日周運動による、月の見かけの動きを

無視できなくなります。そこで今回は1軸自動追尾しかありませんが、軽快に出撃

出来ることを優先して、2022/03/15 (火) 夕方からの撮影では、スカイパトロールII 

赤道儀を併用しました。

  

 

  

赤道儀の安定追尾ぶりを確認することもあって、まだ空が明るいうちから

全景の動画撮影に入りました。

 

  

XMedia Recode 64bit(MTS/MP4→ブレなどが多い冒頭と末尾をカットしたAVI変換)、

RegiStax 6 (動画コマの重ね合わせ合成処理+Wavelet 処理)、DeNoiseAI (ノイズ

軽減と輪郭補正強調)、 Photoshop Elements (階調、色相の最終調整)の各処理を

経て、50秒程度のAVI データ、997 コマからの仕上がりです。

AutoStakkert3.exe は今回も使えませんでした。

 

長辺1920 pixels の原画像のまま仕上げましたので、ぜひ拡大して細部をご覧ください。

  

   

拡大してご覧になると、かなりの解像が得られていると思います。

が、ここまでなら毎回と同じなので、本題に入りました。

 

WX60 のズームを最大にして部分拡大撮影しました。

やはり50秒程度のAVIデータからの仕上がりです。

 

  

細部がブログ記事中の縮小画像でも良く分かります。

WX60 のズーム望遠端は8倍なので、拡大が急過ぎましたか。

どの部分を拡大しているか、識別できますでしょうか。

 

途中の拡大率もあっても良かったようで、次の機会からは心がけます。

 

当夜はどれだけの強拡大までが実用範囲かを確認したく、接眼鏡をPL40mm 

からLV 8-24mm Zoom に替えることで、拡大率を可変にして、更に強拡大を

試みましたが、1軸のみが自動追尾のスカイパトロールII 赤道儀では、画面の

水平方向へのズレ(赤道儀設置精度の甘さによる)を補正出来ず、徐々に

フレームアウトして行く部分では実質重ね合わせコマ数が減っていくので、画面

全体で均質な解像感を得られません。

(手動で無理繰り粗動補正すると、脆弱なRegistax6 での重ね合わせ合成追尾が

破綻して、仕上がりにブレが蓄積するでしょう。)

 

この仕上がりでも、画像左側の2割ほどをトリミングしました。

 

  

どのくらいのズームアップを接眼鏡でやっていたのか、暗がりでは不明だったものの、

撤収後に状態を見ましたら、ほとんど最低倍率でした。

40mm からおよそ22mm まで倍ほどの拡大率のアップはありましたが。

 

 

ただ大気の攪乱による影響もあって、これ以上の拡大は画にならないでしょう。

これ以上の解像感を得るには、もうPC も設営して、QHY-5LII やASI385MC を

使っての本格撮影をすれば良いでしょう。その場合、鏡筒はC8 やETX-90 の

ようなカセグレン系より、過去に実施したように焦点距離が短いニュートン式の

BKP130 のほうが良いかもしれません。

 

赤道儀もEQ5 に替えれば、画像の垂直・水平(赤道儀式追尾の赤緯・赤経)

の両方向でスムーズな電動補正が可能となりますので、より多くのコマ数での

処理が可能となる筈です。

 

しかし出撃のハードルはかなりアップして、気軽な撮影からは遠ざかります。

設営と撤収が大変な手間になりますので。

夏場の気流安定時期には、超拡大画像を狙う価値はあっても、まだまだ

気温の上下が激しく上空気流の攪乱が大きい今は、シャープな強拡大画像を

得るのは難しいということもあります。

 

そういった意味では、当面はETX-90 +PL40mm +WX60 にスカイパトロールII

赤道儀で、全景と部分拡大をWX60 のズームを使って拡大率を変えつつ動画

撮影する程度の撮影が一番、かかる手間と成果が良いバランスかと思えます。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

(2022/03/26 記)

  

今年は梅の開花が例年より遅かったそうです。

しかし直近記事での想定外もあって、近場の中山寺の観音公園にも行けて

いない(どころか初詣もまだ)状態でしたが、2回目の施術で痛みが落ち着いた

翌日、2022/03/17 (木) の早出業務を15時過ぎに終えて、ただちに山を下りて

機会を持ちました。

 

HX99 をフィールドで実写テストする機会も今までありませんでした。

なので今回はHX99 だけを持って訪れました。

 

その甲斐あって、室内での平板なテストでは判明しなかった、仕様の癖を

いろいろと確認出来ました。

今回のフィールドテストが無ければ、大事な屋外撮影の機会に大いに慌てさせ

られたことでしょう。

 

大きくは次の4項です。

 

(1) 特に梅のような密集した対象の中で1つだけを意図的に合焦させる精度は

  普及クラスのコンデジ程度に失敗する。安価なスマホのカメラ機能以下か。

(2) 本体のモニタ画面の解像度が不充分で、(1) による合焦失敗の察知が難しい。

(3) DMF による合焦追い込みの仕様に強い癖があり、独特の慣れが必要。

(4) MF による合焦追い込み方法は(3) と異なり、別の慣れが必要。

 

まずは参拝を先にしました。

 

  

  

何をガードするのか不明ながら、正門の正面に警備員が堂々立っていて、参拝者の

通行にも動線を一切譲らない感じだったので、腰が引けたショットになってしまいました。

 

   

内蔵の電子水準器を液晶面に表示させることは出来ても、常時表示させたい情報とは

相容れず、切替が必要な一方、TX55 やNEX のように縦横3×3 の粗いグリッド表示を

常時表示させることが出来ないようで、画像の水平が微妙におかしい画像が多いです。

後処理で補正は可能ですが、この指摘のために無修正で掲載しました。

 

 

  

   

   

看板に大きく観音公園の開場時間が16時まで、とありました。

既に16時数分過ぎでした。

「16時閉場なのに今から行くのかよ」という帰り向きの多くの人の怪訝そうな

冷ややかな視線が痛かったですが、行ってみましたら入れました。

例年、梅のシーズンには開場時間延長の案内もあったのですが、去年今年は

特に武漢肺炎禍で16時に閉めるという運用も知っていたので、行くまで不安

でした。

 

赤い梅は流石にほとんど残っていない感じでしたが、白い梅はまだかなり

残っていました。

 

   

次画像が上述の(1)、(2) が典型的に出た例です。

以前、月の静止画撮影で記した「多くの機種で採用されているコントラスト差分最大

位置検出方式でなく、被写体のエッジ検出をオートフォーカスの合焦基準にしている

のか?」という漠然とした疑念が正解で、その典型的な測距失敗と言えます。

 

どこに合焦しているかすら分かりません。撮影時には中央の花に合焦マークが

出ていました。

それ以上に厄介なのは撮影直後のプレビューで、これほどのピント外れが

判断できないほど、液晶モニタの表示精度が悪いということでした。

過剰にコントラストが高いことも、細部の合焦度合いの識別を困難にさせてます。

その場で最大ズーム表示させて、合焦の確認が必要です。

WX60 の欠陥に似ています。F31fd やTX55、NEX ではこんなことはありません。

 

    

流石にこんなパンフォーカス撮影では合焦失敗はないですが、スマホカメラでもこんな

画像は測距失敗しませんね。

 

   

上述の(1) ~(4) には無いものの、高倍率ズームなので、テレマクロ撮影に何の懸念

も持っていませんでしたが、予想外に前ボカシが難しいのには閉口しました。

 

   

絞り優先モードで、常に絞り開放(この焦点距離ではF=4.5 )でしたが、手前がもう少し

ボケると良いのでしたが...。

プログラム露出モードで、勝手に絞りが絞られた結果ではありません。

FinepiexF31fd でも簡単に出来た「演習」なのでしたが、意外でした。

 

    

あと、本体に沈胴する高倍率ズームだけにフードもつけられず、多数枚のレンズ

構成がアダとなって、逆光でのゴーストはかなり派手に出ます。

手前の赤い梅への合焦で、背景全部を飛ばす意図も失敗しています。

  

  

もっと手前の梅に近寄って、前ボカシを意図に近づけるかトライしたいものの、

梅の直前には退職金全部を自分のご褒美に出来た年代(60歳年金開始)の複数の

ジジイどもが毎度同様、判を押したように、大砲のようなCanonのLレンズズームで

陣取って動きませんでしたので諦めました。

 

   

諦めて撮影場所を変え始めました。

 

   

なぜこの遠近描写が同じ絞り設定で出来なかったのでしょう。これは後ろボカシ

ですが。

 

   

このあたりから、MFアシスト機能を使ってマニュアルフォーカス撮影で、合焦失敗を

防ごうとするも、違和感を感じるようになって来ました。

上述の(3)(4) に直結する仕様の癖であることは帰宅後の調査で分かるのでしたが、

DMFモードやMFモードで一旦構図を決めて、MFアシスト機能が動くよう、レンズ根元

のリングをフォーカスリングとして動かすのでしたが、その瞬間に画面の拡大像が

どこを見ているのか分からなくなるのでした。

 

MFアシスト機能の倍率が大き過ぎるというのではありません。またその拡大率は

設定で調整できます。

問題は構図を決めて、細部のピントを見ようとすると、構図中央と全然関係ない

場所が拡大されているのではないか?と、その時にも感じたのですが、深く考えず

狙った対象を拡大画像のまま、上下左右に振って探したりしていました。

 

そしてシャッターを押すと拡大表示が終わりますが、HX99 を上下左右に振った結果、

構図は事前に決めたものと違っているのです。

 

   

困惑しながらMFモードやDMFモードで合焦追い込みをして、撮影を続けました。

 

    

   

疑念が決定的になったのは、次の失敗例でした。

  

  

横構図の中央やや上に観音様のお顔を、手前中央やや下方に梅を配置して充分な

前ボカシを得られる構図にして、DMFモードでシャッターを半押しして、フォーカス

リングを動かし始めましたら観音様のお顔はどこへ行ったか、どこを見ているのか

分からない拡大像になりました。

 

シャッター半押しをやめると、フォーカスが外れますから、めげずにそのまま半押しを

続けて、拡大像のまま、HX99 を上下左右に振って、ようやく観音様のお顔を捉え、

フォーカスリングで慎重に合焦させ、シャッターを押し込みましたら、こんな構図外れ

の失敗が出来ました。

 

MFアシストで拡大表示されるのが構図中央でないのは明らかでした。

ならば、どこを合焦させようとしているのでしょうか。

NEX のように全体像の縮小表示と、その表示へのフォーカスの場所表示機能

がHX99 にはありません。

 

帰宅後にメーカーの操作手順書PDFを調べてみると、明快な記述はないものの、

DMF モードではシャッター半押し状態で一旦、AF合焦したという表示が複数、四角

マークで表示されますが、その部分のどれかを更に拡大表示して合焦追い込みさせる

ということのようでした。(候補が複数あった場合の切替手段は見当たりません)

なので、カメラを上下左右に振って、合焦させたい対象をようやく見つけて、合焦

追い込みをして、それが構図中心にあると誤解すると結果、構図失敗が起こる訳で、

かつ拡大表示の間は全体構図は見えないので、構図修正も出来ず、こんな仕様は

実用にならないのではないか、と思いました。

 

結論としては、更にその対策として説明書に記述があった訳でなく、自己解釈

ですが、HX99 の液晶モニタ画面には、画面タッチで強制的に合焦させたい位置

をスマホカメラのように指定する機能があり、それを使えば、構図を固定して、

合焦させたい対象がその中央に無い場合もそこに強制的に拡大表示を持って

行くことが出来、DMFモードで拡大画面での合焦追い込みが出来、構図を崩す

ことを最小限に出来そうです。

 

更にMFモードではフォーカスリングの回転で、拡大表示になりますので、直後に

コントロールダイヤルの上下左右カーソルキーで合焦位置を動かすようにして、

構図を極力固定したままにする要領のようです。写野の縮小表示が出ずに、

黒い小画面と小さな位置表示しか出ないので、操作中の構図のズレは確認出来

ませんが。

ただMFモードなので、一旦、シャッターを半押しして拡大を中止させて再度、

シャッターを切ってもDMFモードとは違って、合焦位置と追い込み状態は

そのままなので、それで構図を再修正することはできます。

 

MF モードやDMF モードのあったNEX では全く体験しなかった事態で、慣れが

必要です。NEX では構図中央が拡大対象となり、画面左下に全体構図の縮小

表示と、どの位置を拡大しているかのマーク表示が出て、それをコントロール

リングの上下左右カーソルで動かす仕様でした。

 

近い操作方法としては、撮影1画像ごとにいちいちメニューから機能選択(「Fn」

キーによるショートカットには項目がありません)しなければなりませんが、

メニューから「ピント拡大」を探して押下し、直後に写野中央に現れた赤い長四角

をコントロールリングの上下左右カーソルで動かして(構図は動かさずに済む)、

コントロールリングの中央ボタンを押すとMFアシスト状態の拡大表示になるので

フォーカスリングで合焦を追い込める、という手段もありました。

これは操作手順書に明記されています。

 

MFでの追い込みのほうが従来のやり方に近いので慣れやすいですが、

速写性には欠けます。そもそもカメラ任せでのAFでしっかり合焦を追い込め

れば、こんな手間は不要なのでした。

 

一応、自宅での調査終了後に室内で、それらの動作をテストしました。

  

繰り返しになりますが、こんなパンフォーカス画像なら、TX55 でもWX60 でも

良いのですし、F31fd なら簡単に前後ボカシが出来たものでした。

 

    

    

 

最後に本堂のほうには戻らず、霊園を抜けて、市杵島姫神社で遅くなった初詣を

して、帰宅しました。

 

 

フィールドでの実写テストをするまで気づかなかったHX99 の仕様の癖が分かった

のには意義はありましたが、何故こんな仕様なのだろうという戸惑いはあります。

メニュー体系やファンクションボタンでの機能呼び出しのショートカットなど、

「本当に使いたい人間が設計した仕様のこなれ感」満載のHX99 でしたが、この

DMF/AF での合焦追い込みの仕様には、強い違和感があります。

 

気軽に撮影の基本通りに意図に即した画像を得られるNEX に比べて、やはり

小さいがゆえのデメリットを我慢する要素がある、といった感じでしょうか。

しかし、NEX のやり方をあえて捨てるメリットはどこにあるのか、という印象に

理解が難しいです。モニタ液晶が小さ過ぎて、NEX の表示/操作方法が不可能

だった、というほどには、HX99 のモニタ液晶は小さくないのでした。

 

梅はもうシーズン終わりでしょうから、これらの独特な仕様の慣れの検証は桜の

時期にでもやろうと思います。

テレマクロ撮影での前ボカシ、後ろボカシの味わいが意図通りに出来るかと

言う評価もCanon 大砲Lレンズズームジジイ軍団のせいで課題未完了で、慣れの

検証と一緒にリベンジします。

 

大きな本格的なカメラと小型カメラで同じ事が出来る筈がないではないか、と

妥協が必要だという考えもあるでしょう。

しかし今、問題視している操作仕様は、素子の面積が小さいために画質が

劣化するという根本の宿命以外の問題なので、これだけこなれた仕様の

HX99 であれば、独自のお作法を強いる仕様が何故新たに必要だったのか、

またそれらは慣れによって改善できるところは多々あるのか、などを継続して

考えたいと思います。

 

 

 

ご覧いただきありがとうございます。