股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -95ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

8月も残すところ3日、秋の風を感じられるようになりました。来院するなり「平松:松阪いいですよ!」「私:なにが?」「平松:おすすめの山ですよ!」と施術ベットに山の地図が広げられました。
 

YAMAP×松阪市 「まつさか香肌イレブンゴールドバッジキャンペーン」がスタート!

 
まつさか香肌イレブン
  1. 局ヶ岳 つぼねがたけ 1028.7m
  2. 栗ノ木岳 くりのきたけ 1066m
  3. 三峰山 みうねやま 1235.2m
  4. 高見山 たかみやま 1248.4m
  5. 木梶山 きかじやま 1230.4m
  6. 明神岳 みょうじんだけ 1432m
  7. 桧塚 ひのきづか 1402.2m
  8. 池木屋山 いけごややま 1395.9m
  9. 迷岳 まよいだけ 1308.7m
  10. 烏岳 からすだけ 545m
  11. 白猪山 しらいさん 819.4m
平松さんは300名山を達成しているので、完全制覇系のイベントにだまってはいられないのでしょう。確かに、手ごろそうな山かもしれませんが‥私は完全制覇というものに興味がありません。鈴鹿セブンも達成していないし、するつもりあるの?!という感じなのです。
 
 
さて、話は付きませんからパーソナルはじめます。平松さんは定期的に体をメンティナンスし、さらに日頃からトレーニングに余念がなく、年々、体が若返っている印象があります。それは、痛み知らず、疲れ知らずの体の状態ですから、100名山も300名山も難なくクリアできるのでしょう。
 
 
山歩き、トレイルランナーの知り合いでも、膝を故障していて、膝が痛いという人が多いのですが、痛み知らず、疲れ知らずの人と何が違うのでしょうか?痛み知らず、疲れ知らずの人は野性的というか、本能的に骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を好循環にする感覚があるような印象です。逆にいえば神経系統の循環に気づかないうちは膝を故障したままということになります。ですから、膝の痛みが治まったと思っても、またぶり返すのです。
 
 
この日は自宅で使っているイスと敷物持参で股割りトレーニングをチェックしてほしいとのことでした。トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を完成させていきます。このトレーニングの目的に気づくことが難しいのだと思います。いよいよ過ごしやすい秋の季節です。秋の山を満喫してくださいね!
 
 
 
平松さんの股割りルーティーン

 

 

 
 

8月の構造動作トレーニング・東京教室 「構造動作トレーニング入門」は、 趾トレーニングで【骨格】【重心移動】の基礎をつくり、 神経系統を構築するのに必要な【骨格】【筋肉】【感覚】のトレーニングを実習した。

 
 
四肢末端から体幹へ感覚をつなげる。足と手の感覚トレーニングで四肢末端に意識が通る状態にする。特に手足の指末端は、さまざまな刺激に感知することのできる皮膚感覚(触覚、圧覚、温度感覚)がある。手足の指先に意識が通らない人は、四肢の感覚が体幹につながらない。四肢末端のセンサーを敏感にすることが必要だ。
 
 
筋肉は収縮することで関節を動かし、その力を発揮する。そして、筋肉の収縮率を上げることで、関節の可動域は拡大する。
 
 
関節の可動域を拡大するためにストレッチをするという考え方が一般的。しかし、ボブ・アンダーソン氏が提唱したストレッチ理論は、あくまでもスポーツ、医学の分野では予防のためにすること。筋肉の収縮率を上げていかなければ、コントロール可能な関節可動域を手に入れることはできない。
1970年 代にアメリカのボブ・アンダーソン氏がストレッチ理論を提唱。ストレッチ( stretch )あるいはストレッチングは、スポーツや医療の分野において、体のある筋肉(骨格筋)を良好な状態にする目的で、その筋肉を引っぱって伸ばすことを指します。
 
 
関節可動域を拡大するには、筋肉の収縮率を上げるとともに、神経系統を完成させなければならない。神経系統が出来上がっていない状態は、自分でコントロールできない関節可動域である。神経系統の完成には、骨格、筋肉、関節に感覚をつなげることが必要だ。
 
 
感覚で必要なのは深部感覚。
深部感覚とは「固有感覚(proprioception)」、自分の身体を所有する感覚、つまり、自分を感じる感覚です。この感覚を発見したのはイギリスの生理学者であるサー・チャールズ・シェリントン(1857-1952)です。深部感覚というのは、目を閉じた状態でも手足の位置や曲がりぐあい、その動きを感じることができる感覚です。
 
 
構造動作トレーニングでは、神経系統を構築することを目的に骨格、筋肉、関節、感覚を統合することが重要だ。
 
 
 

【動画】8月の構造動作トレーニング・東京教室の様子

 

 

 
 
 
 
 
8月の構造動作トレーニング・東京教室 「股割りトレーニング」は、股関節運動を円滑にするための実習をおこなった。股割りは【関節】運動の方向性、【反射】連動伸張反射、【神経】系統の構築をしていくのに効果的なトレーニングだ。
 
 
股割りトレーニングのはじまりは、牧神の蹄を4個並べて、ブロックに足を添わせ、 安定した接地感覚を求める 。
 
 
この日は、クラシックバレエの経験者が2名あった。一人は180度開脚にベターっとなってしまう柔らかいタイプ、一人は体が硬く開脚が苦手なタイプ、どちらも股関節をコントロールすることができないのでバレエには向かない。足首の動きをみてみると、柔らかいタイプの人は足首も柔らかいが鎌足、硬いタイプの人は足首も指も硬く爪先の立ちの可動域が足りていない。それでもトウシューズを履いて練習しているそうなので、体を壊さないためにも、体の構造を理解し、バレエを踊れる体づくりをした方がよいと思う。私の理解ではアンデオール(ターンアウト)ができる人がバレエを踊るもの。体が硬くても柔らかくても故障につながる可能性が高いので体づくりが大切だ。
 
 
まずは、鎌足を直す、足首の可動域を確保することが先決だ。
 
 
股割りトレーニングは股関節を外転、外旋で開脚をキープし、股関節の屈曲で開脚前屈をする。股関節(ヒップジョイント)の位置を明確にし、トレーニングをおこなうことが必要だ。
 
 
骨盤の位置はトライアングルベース(恥骨、両坐骨結節を結ぶ三角形の面)を床に接触する。股割りトレーニングは、この位置から開脚前屈の動きを鍛える。
 
 
前屈は股関節を屈曲する動き。股関節をコントロールできない人は、股関節の動きを腰椎の屈曲と股関節の内旋で代償していることが多い。正しい股関節の動きを身に付けたい。
 
 
自分が股関節を動かせているのか、どのような代償運動をしているのか、自覚するのが難しい。サポートをつけて股割り動作をしてみるとわかりやすい。
 
 
股割り動作の神経系統は末端から1ミリメートルづつできあがっていく。それは、回数を繰り返すことで出来上がるのではなく、出来上がる状態を積み重ねることで出来上がっていくのだ。
 
 
 

【動画】8月の構造動作トレーニング・東京教室の様子