9月は私の誕生月、東京教室の世話役である中島先生も同じ誕生月ということで、居酒屋でいつもビールでお祝いをしたものだが、ここ2年はいつもホテルで、一人ビールを飲んでいた。今年は一緒に祝えるといいのだが。中島先生には、東京で15年、お世話になっている。本当に感謝しかない。
さて、前回投稿した記事を誤って削除してしまった。復元してみるとこんな感じだったか?
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構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築するトレーニングです。皆さまに微力ながらお伝えしたいとの思いから、トレーニング理論を執筆してまいりましたところ、積もり積もって数千ページを超える内容になりました。それに伴い構造動作トレーニングは、常に最新へアップロードしています。必要とされている方たちに喜んでいただけることを生きがいに、日々精進しております。
さて、スポーツ選手のパーソナルトレーニングでは、動作の「キレ」を求められる方が多いです。「キレ」というのは漠然としている表現ですが、私は、重心をコントロールする能力だと解釈しています。重心をコントロールするためには、骨格、筋肉、関節がそれぞれの役割を果たし、それらが感覚器と好循環を保ち、神経系統が促通する体の状態が必要です。神経系統が促通する体の状態は、複数筋の伸張反射:連動伸張反射( in-sync stretch reflex ) が発動する状態にあります。筋パワー主体の選手は、筋疲労しやすいので故障やパフォーマンス低下につながりやすい傾向にあります。ですから、神経系統の促通を計って、動作に「キレ」を与えようと考えるわけです。
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今回は 複数筋の伸張反射:連動伸張反射( in-sync stretch reflex ) のつづきを書こうと思ったのだった。
伸張反射の発動条件にはハムテンション( hamstring - tension)がある。スポーツ選手のトレーニングを指導していて、脚力のレベルに分かれ目があるとすれば、それはハムテンションだと考えている。脚力とは走ったり跳んだりする脚の力。長年競技を続けている人でも、ハムテンションがわかる人とわからない人に分かれる。ハムテンションとはハムストリングスの 張り、張力、伸張力 のこと。ハムテンションの感覚が鈍くなった状態は、丁度ギターの弦がゆるくなった状態に似ている。ハムテンションがわからなくなったスポーツ選手は、筋疲労しやすく、故障やパフォーマンス低下につながっている傾向にある。
ハムテンション( hamstring - tension)ハムストリングスにテンションをかける
▲解剖学アトラス 訳=越智淳三
ハムテンションのトレーニングは下肢のアライメントを正しく配列して、直膝でおこなうことが鉄則。それは内反膝や外反膝のように下肢骨のアライメントが崩れている状態では筋肉の起始停止部が偏っているため、筋肉が適切に作用しない。トレーニングをする際のポジションは重要だが、その土台となる下肢骨そのもののアライメント(ポジション)から正しく配列しなければならない。





