股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -78ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

12月の機能的な体づくりサロンは、腰痛予防対策、正座の稽古、前後開脚などの実習をしました。
 
 
今年の1月に腰椎椎間板ヘルニアの手術をされた参加者の方は、現在も腰の調子が思わしくないとのことでした。そこで、簡単な徒手検査をしてみると、骨格の配置や関節運動の方向が腰に負担をかける状態にありました。手術をしても、姿勢や動作の方法など、腰に負担をかける状態は変わらないまま、手術をした暫くは調子がよくても、腰の負担がかさんみ調子が悪くなるというような状態でした。
 
 
手術をしても、再び痛みをぶり返すという方は、姿勢や動作の方法が改善されていない場合が多いです。体の構造に即した、骨格位置、動作の方法を身に付けることが大切です。
 
 
姿勢は骨格を体の中に入れて骨で立つ姿勢が理想です。
 
 
腕の使い方や足の使い方も腰に負担をかける原因になりますので注意が必要です。
 
 
そして、最も腰が安定するには、トライアングルベースを身に付けることが必須です。
 
 
また、腰痛に限らず、膝痛が治らないという方も、姿勢の中に骨格を入れることは必要です。膝が痛くて正座ができない場合は、骨格構造にそぐわない正座の方法をおこなっている可能性があります。正座の方法を見直してみてはいかがでしょうか。

 

 

今回は講座終了後に縦開脚の動画を撮影しました。ストレッチで開脚ポーズを作ってしまうと、筋肉を伸ばし過ぎたり、骨格の配列を崩す原因になることがあります。目的に応じたトレーニングを心がけてください。

 

 

機能的な体づくりサロンは4月にスタートし計9回終了しました。来年の予定は未定ですが、機会がありましたら開催したいと思います。

 

 

私は股割りトレーニングを20年取り組んでいます。その間ストレッチと股割りの違いについて多くの質問をいただきました。しかし、その解説をしても、実際に股割りを体現できなければ理解することは難しいと思いました。ストレッチ理論は、1960年代にボブ・アンダーソン氏が提唱した理論で、現代では世界でも広く普及しています。日本でも医療やスポーツ業界の中に深く根付いています。 氏は、ハタヨガヒントに様々なポーズを考案しました。股割りは開脚ポーズをして筋肉をストレッチするトレーニングではありません。骨格ポジションを正しく配列し、関節運動に筋肉が正しく作用する状態で円滑に重心移動がおこなえるように動作をトレーニングします。

 

 

これまでに前後開脚(スピリッツ)についても、多くの質問をいただきました。私は、股割りで骨格、関節、筋肉、重心移動を理解すれば、自ずと前後開脚の仕組みが理解できるはずだと考えています。しかし、一般的にはストレッチ理論が主流なので、筋肉をストレッチして動作に繋がらない前後開脚のポーズをしている人がほとんどです。格闘技の足技、クラシックバレエ、などの動作のために前後開脚をするのであれば、ストレッチはパフォーマンスのマイナスになる恐れがるので注意が必要です。

 

 

 

12/16-17 構造動作トレーニング・東京教室 

 

えにし治療院

 
 

フィジカルトレーニングのフィジカルとは何をトレーニングするものなのでしょうか?

 

一般的にフィジカルが強いとは、筋肉が強いことだと思われがちですが、私は、フィジカルが強いとは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統の流れが良好な体の状態にあり、総合的な優れた能力のことだと考えています。

 

スポーツ選手のフィジカルを「特上、上、並」で現してみると、

 

特上:骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統の流れが良好な体の状態

 

上:神経系統の流れは悪くないが、骨格、筋肉、関節、感覚に一部分割がある状態

 

並:骨格、筋肉、関節、感覚が分割し、神経系統の流れが俊敏とはいえない体の状態

 

私は、これらを踏まえ、総合的な能力が優れていることをフィジカルが強いと、考えています。

 

フィジカルが強い選手でも、故障することがありますから、フィジカルトレーニングをして「特上」の体の状態を目指すわけです。一方で、故障続きの選手というのは、「並」の体の状態にある傾向にあります。

 

構造動作トレーニングは、骨格、筋肉、関節、感覚を統合し、神経系統を構築することを目的とするトレーニングです。 ぜひ、フィジカルが強い選手を目指してください!

 

▲解剖学アトラス 訳=越智淳三

 

 

 

12/3 機能的体づくりサロン

 

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