股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -53ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

正座をするとすぐに足が痺れる、膝が痛くて座れない、正座をするとガニマタになる、など、正座の方法が適切でないと、様々な問題が生じます。

 

 
構造動作トレーニングでは、固有感覚(深部感覚)を養い、機能的な正座を身に付けていきます。機能的な正座というのは、安定していて、頑丈で、次の動作へすぐさま移行できる正座です。そのためには、姿勢の中へ正しく骨格を配列し、重心移動を円滑におこなえる軌道をトレーニングしていかなければなりません。綺麗な所作が身に付けましょう!
 
 

しなやかな正座の姿勢と動作を身に付ける

 

 

今朝は体調不良で来院された方がみえました。姿勢や動作をきちんと身に付けたいということで、常に体のことを気にかけていらっしゃいます。しかし、股関節の位置を確認してもらうと、「あらっ?どこ?」と、肝心のヒップジョイントがわからなくなるのです。股関節は解剖学で hip joint お尻の関節です。そして、股関節は動作の要ですから、股関節の位置覚をしっかり養うことが大切です。

 

さて、綺麗な姿勢でしなやかな所作を身に付けるためには、姿勢の中に正しく骨格を配置し、円滑な重心移動の軌道で動作をおこなえるようにしなければなりません。立つ座るというシンプルな動作は、突き詰めていくと、どんどん奥が深くなります。

 

私もまだまだ、そのレベルには達していませんが、しなやかな所作を身に付けたいと思います!

 

 

【骨盤おこし】綺麗な姿勢で立つ座る

 

 

 

股関節を内外旋する動きは大腿骨の軸に対して回転する動きです。この動きができている、と思っている人でも、膝下の内外旋の動きだったり、股関節の内外転の動きで、実際には股関節の内外旋の動きになっていないことが多いです。

 

▲日本人体解剖学 金子丑之助著
 
 体がやわらかい人で、股関節の内外旋ができない、と実感している場合は、骨格位置を見直してから、股関節運動の軌道を覚え、筋肉が作用する状態にトレーニングしていくことが大切です。
 
股関節の外旋
腸骨筋、大腰筋、外旋六筋、内転筋群、大腿二頭筋
 
股関節の内旋
中殿筋、小殿筋、縫工筋、薄筋、大内転筋、半腱様筋、半膜様筋
 
股割りの開脚前屈で股関節を外旋から内旋に切り返す場合は、大内転筋が作用する大腿骨の軸回転の軌道に注力してください!
 
 

 

【大内転筋】股関節を内旋する主動作筋?!股割りの開脚前屈から内旋筋を作用させる股関節のメカニズム