アスリートが能力を最大限に発揮するために必要な股関節の秘密「力の凝縮と放出」 hip joint
前回のつづき。
今回もプロアスリート向けの記事、動画内容になります。さらに各競技の動作の中で、力の凝縮と放出を実感してみえる選手向きの記事、動画内容になります。
接地のタイミングで技術的に膝を抜いていて走る、と表現する選手がいます。そうすることで地面反力などを得られ、パフォーマンスが上がると考えるからです。しかし、陸上の世界記録保持者たちは、これを技術としてではなく、体の仕組みに備わっている力の原理で無意識におこなっています。力の原理には「凝縮と放出」があります。膝を抜くという表現をする選手は、おそらく「放出」をイメージしているのでしょうが、そこに「凝縮」はあるでしょうか?。そこに「凝縮」した力(エネルギー)がなくては、「放出」する力(エネルギー)は生まれません。技術的におこなう動作と、原理(体に備わっている力)でおこなう動作では質が異なるのです。
アスリートが能力を最大限に発揮するために必要な股関節の秘密「力の凝縮と放出」 hip joint
この力の原理は、股関節「外旋」と「内旋」で表現することができます。力の凝縮は股関節「外旋」がピークに達した瞬間、そして、小さく凝縮した力(エネルギー)の塊が、放出した瞬間「内旋」が生まれます。これは動きの「キレ」として表現される動作になります。
各競技動作の中で、すでに動作の原理に薄す薄す気づいている選手は、意識的な股関節「内旋」でなく、力の原理で生み出される「内旋」に注目してみてはいかがでしょうか?特に、動きの「キレ」が鈍っていると自覚している選手は、表面的な体の左右差や捻じれ、その中に潜む運動基礎感覚のズレを修正することが大切です。そして、体に備わっている力の原理原則を開花させ、世界で活躍できる選手が増えることを楽しみにしています。
股関節の秘密「力の凝縮と放出」外旋と内旋の切り返し hip joint training

