今回はプロアスリート用のトレーニングを紹介します。実は、私は十数年前に、このトレーニングを手っ取り早く、早急に身に付けたくて、無謀なチャレンジをしました。そしてその時、臀部を挫傷し、さらに末梢神経損傷という大怪我を負ってしまいました。復帰するまでに1年ほど要し、何事も一足飛びではいかないことを身を持って体験しました。
この度、吉田君が春から整形外科に就職が決まり、また彼は日本一の治療ができるトレーナーになりたいという目標がありますので、私は彼にプロアスリート用のトレーニングを教えることにしました。彼は構造動作トレーニングのベースがある程度身に付いているので、私のような失敗をするようなことはありません。
私は世界陸上競技の世界記録保持者たちの素晴らしい動作をうみだす、体の中の仕組みに興味がありました。各競技には様々な技術がありますが、身長体重タイプの違う選手たちが同じ技術を身に付けたとしても同じ世界記録は出ません。素晴しい技術は体に身に付いていますから、とにかく素晴らしい動作をうみだす体の中の仕組みを知りたかったのです。そのような気持ちの焦りから大怪我という結果を招いてしまったのだと思います。それから十数年経ちましたが、私にもその体の中身の片隅を観ることができるようになりました。吉田君にも同じ世界を是非みてほしいと思います。