股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座 -140ページ目

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

今回は180度開脚できるが、アンデオール(ターンアウト)ができない方向けの記事内容になります。バレエを習われている方から、股割りの質問がありました。開脚はらくらく180度できるのに、アンデオールができないそうです。それで、開脚と股割りの何が違うのかという内容です。 先日、ブログで紹介しましたが、今回はどこまで解説できるかわかりませんが、動画にしてみました。

 

 

体幹を前屈させる動作をおこなうときは、腹筋群をイメージされる方が多いと思います。今回の動画は、大腰筋を作用させる前屈を解説しています。

 

 

1:36 股割りと大腰筋の解説

 5:02 一般的な開脚前屈の解説

 6:42 つま先と膝お皿の向き

 7:42 股割りの切り返し動作

 8:46 アンデオールに必要な大腰筋 9:19 おさらい

 

大人からバレエをはじめられた方のレッスン動画です。参考になりましたら幸いです。

 

 

プロアスリート用の股関節内外旋切り返しトレーニングです。

 

 

大腰筋の調整です。

 

 

 

 
 
 
 

現在の構造動作トレーニングは、20年前、大腰筋に注目し研究することからはじまりました。当時は、私自身が大腰筋を使えているのか?使えていないのか?その感覚さえもありませんでした。それは、陸上競技の世界記録保持者たちの鍛え抜かれた肉体から生み出される美しい動作に魅了され、その動作の根源について、どうしても知りたかった私はトップアスリートの大腰筋が発達しているということで、スポーツ界で注目されていた大腰筋が、その動作の根源であるのかもしれないと思い、確かめたくてしかたがない衝動にかられました。しかし、どのようにして確かめればよいか、その手段がわかりませんでした。

 

▲日本人体解剖学 金子丑之助著

 

あるとき、開脚前屈をする機会がありました。私は学生のときから体が硬く、開脚90度も開かない状態で後へひっくり返るくらいでしたので、ストレッチを避けて通るような柔道選手でした。しかし、国家資格を取るために勉強した解剖学、筋肉治療で学んだ臨床解剖学のおかげで、開脚前屈と大腰筋がつながったのです。それからは、体が硬いからと逃げるわけにはいきません。解剖学を再び体で学び直しながら開脚前屈で股関節屈曲、外旋で作用させて、大腰筋が作用する状態にするしかありませんでした。

 

その後、開脚前屈から股割りへ目的が明確になり、取り組み続けていますが、長い道のりになってしまいました。ストレッチを避けていた私が、一流選手の美しい動作に魅了されたのをきっかけに大きく意識が変わったものです。今では、生きた解剖学を実感しながら教材としての股割りが楽しみになりました。現在は、大腰筋の研究から切り返し感覚の研究へと発展し、次の課題を研究しています。

 

 

 

 

プロアスリート向け股関節内旋「力の原理」凝縮と放出

 

ランニング動作の原理キプチョゲ選手「抜く」「しなり」力の凝縮と放出

 

バレエを習われている方から、股割りの質問がありました。開脚はらくらく180度できるのに、アンデオールができないそうです。それで、開脚と股割りの何が違うのかという内容です。

 

 

一般的に開脚は股関節の柔軟性を高める目的でおこなっている方が多いと思います。ところで、柔軟性って何なのでしょうか?筋肉や腱、それとも関節や骨がやわらかくなることでしょうか?そして、筋肉や腱、それとも関節や骨がやわらかくなることで、股関節を動かすことができるようになるのでしょうか?柔軟性を目的にしてしまうと、何か曖昧な感じになってしまいます。

 

 

バレエではつま先を外に向け180度股関節を外旋して立つことをアンデオールとよんでいるようです。しかし、私はアンデオールで立つことはありません、もしアンデオールができないのなら、股関節外旋の動きを鍛え、股関節をコントロールできるようにすることを目的にすればいいのではないでしょうか?股割りは動きを鍛え、股関節をコントロールできるようにするためのトレーニングです。

 

 

大人からバレエをはじめられた方のレッスン動画です。参考になりましたら幸いです。