【北海道から来院】肩のしびれと長年の不調を抱えた30代男性、2日間の股割り集中チャレンジ
本日、北海道から30代のプログラマー男性が 「肩甲骨のしびれを改善したい」「股割りを習得したい」 という目的で、2日間の股割り集中チャレンジに来院されました。
■これまでの経緯
学生時代は陸上競技・長距離。走ることには自信があり、これまで大きな怪我もなく過ごされてきたとのこと。
しかし5年前、車との衝突事故で右足を50針縫う大怪我。 その後、痛みからうつ状態になり、 「体が自分のものではない感覚」が続く日々。
病院、接骨院、トレーニングジムなど、 改善のためにあらゆる場所へ足を運ばれましたが、 トレーニング中に肩を痛め、病院でインピンジメント症候群と診断。 手術を受けるも改善せず、肩甲骨のしびれは5年間続いたまま。
そんな中、2か月前に私のYouTubeを見つけてくださり、 「ここなら体の使い方から根本的に見てもらえるのでは」と思い、今回の来院となりました。
■初回の検査で分かったこと
右足は事故の影響で足関節の軸がズレた状態。 さらに、体の中心である中心運動軸が消失していました。
この状態では、どれだけ筋トレをしても 「使える筋肉」と「眠っている筋肉」が混在し、 動作における筋肉のつながりが途絶えてしまいます。
見た目には筋肉が発達しているものの、 “動作として使える筋肉”になっていない典型的な状態でした。
まずは運動軸を調整し、 体の中心が通る状態をつくるところからスタート。
軸が通った瞬間、 立った感覚が変わり、身長が3センチアップ。 「地に足がついた感じがする」と驚かれていました。
■トレーニング開始
●ノーマルスクワット
足関節・膝関節・股関節の連動性を再構築。 これまで骨盤後傾の姿勢に慣れていたため、 座る寸前の“股関節の屈曲”が難しい状態。
何度も繰り返し、下肢のつながりを取り戻していきました。
●股割り
高さを調整し、骨盤の中間位をセッティング。 恥骨をつける感覚が難しく、丁寧にポジションを整えながら進めます。
上腕三頭筋で腕をキープし、 背筋で体幹を支えながら重心を前へ送る。
筋トレをしていても、 大腿四頭筋や背筋を“動作として使う”ことが難しいことに気づかれ、 股関節を筋肉で動かす感覚を繰り返し学習しました。
■ラストの股割りで変化が起きた
脚を固定し、体幹をキープしたまま重心移動。 股関節が外旋から内旋へ切り替わった瞬間、 「動いた!」「これだ!」と大きな歓声。
股関節が初めて僅かに動いた感覚をつかまれ、 表情が一気に明るくなりました。
■まとめ
肩のしびれや体の不調は、 肩だけの問題ではなく、 股関節・足関節・体幹の使い方が整うことで大きく改善します。
今回のように、
運動軸を通す → 股関節を使える状態にする → 連動性を再構築する
この流れができれば、体は確実に変わります。
最後に 「改善する方法が明確になり、本当に来てよかったです。来月の予約まで頑張ってやってきます!」 と嬉しい言葉をいただきました。
これから、筋トレもスポーツも思い切り楽しめる体へ。 股関節としっかり友達になっていきましょう。
■股関節覚醒チャンネルとは?
「一生自分の足で力強く歩き続ける」をテーマに、 股関節の重要性、正しい体の使い方、運動軸の整え方を発信しています。
■関連リンク
■プロフィール
中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)
著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)
