【手術をしたのに腰痛が改善しない理由は、原因が違っていたから】
腰の手術を受けたのに、 「痛みが思ったほど改善しない」 「むしろ動くとまだ痛い」 そんな声は少なくありません。
これは決して珍しいことではなく、 “痛みの本当の原因が腰ではなかった” というケースが実際に多く存在します。
◆ 原因が違えば、いくら治療しても改善しない
手術は「構造」を整える治療です。 しかし痛みの多くは、
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使い方のクセ
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軸のズレ
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股関節の眠り
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固有感覚の乱れ といった 機能の問題 から生まれています。
つまり、 構造を治しても、機能が壊れたままなら痛みは残る。
だからこそ、 本当の原因を特定し、その原因にアプローチすることが絶対に必要 になります。
◆ 原因を特定するために必要なのは「問診・触診・動作分析」
当たり前のことですが、 結局はこの基本をどれだけ深く、正確に行えるかに尽きます。
● ①問診が重要な理由
問診は 「痛みが出る条件」 を知る作業です。
痛みは必ず“条件”で発生します。
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朝だけ痛い
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長く座ると痛い
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歩き始めが痛い
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反ると痛い
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前屈で痛い
これらはすべて、 どこが働いていないか、どこが代わりに頑張っているか を示すヒントになります。
問診は、 原因の方向性を決める羅針盤。
● ②触診が重要な理由
触診は 「体がどう配置されているか」 を確認する作業です。
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骨盤が立っていない
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股関節がはまっていない
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腰椎だけが過剰に動いている
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背骨の一部が固まっている
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重心が偏っている
問診で得た方向性を、 身体の“実体”として裏付ける工程 が触診です。
触診は、 原因の位置情報を描き出す作業。
● ③動作分析が重要な理由
痛みは 動作の中で発生します。 静止状態だけでは原因は半分しか見えません。
動作分析では、
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どの瞬間に
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どの部位が
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どのように痛みを生み出しているか
を特定します。
股関節が眠っていれば腰が代わりに動き、 軸がズレていれば体がねじれながら動き、 背骨が固ければ一部だけが過剰に動く。
動作分析は、 痛みを生み出している“瞬間”を可視化する唯一の方法。
◆ 3つが揃うと、原因が立体的に浮かび上がる
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問診 → 痛みの条件
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触診 → 原因の位置
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動作分析 → 痛みの瞬間
この3つが揃うことで、 原因が平面ではなく立体として見えるようになります。
だからこそ、 手術後でも改善しない腰痛の“本当の原因”を正確に特定できる。
そして、 原因に正しくアプローチすれば、改善は必ず起こる。
◆ まとめ
手術をしたのに腰痛が改善しない場合、 その痛みの原因は“腰ではなかった”可能性が高い。
改善の鍵は、原因を正しく特定し、 その原因に対してアプローチすること。
そのために必要なのが、 問診・触診・動作分析の徹底。
当たり前のことですが、 結局はこの基本をどれだけ深く行えるかに尽きます。
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「一生自分の足で力強く歩き続ける」をテーマに、 股関節の重要性、正しい体の使い方、運動軸の整え方を発信しています。
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■プロフィール
中村考宏(三重県桑名市・えにし治療院)
著書 『骨盤おこしで身体が目覚める』(春秋社) 『趾でカラダが変わる』(日貿出版社)
