身体を調整し、正しい基本動作を身に付ける | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

今日は晴天。多度駅から多度山へ向かう登山客が多かった。私は、施術室の窓から青空を横目に来院される方たちの対応にあたっていた。午後は、膝関節の手術を考えている親や身体に不調のある兄弟に、私の著書やサイトを見せて、家族で来院された方があった。手術を回避できるかどうかは、関節の状態やご自身の取り組み次第ではあるが、がんばってほしいと思う。
 
治療院では人の骨格構造・動作の仕組みに基づいて、身体を調整し、正しい基本動作を身に付けるべく運動療法に取り組んでいる。運動療法は、自宅で取り組み、日常では正しい基本動作を心がけ身に付けていく。これらが、習慣化できている人は身体の不調から順調に回復している。
 
子供の猫背が気になり、正しい姿勢を身に付けるために家族で来院された方があった。姿勢は四肢と体幹が循環し、次の動作へただちに移ることができる機能的な姿勢が理想だ。正しい姿勢とは、見た目の姿勢ではなく、正しい基本動作へつながる骨格位置であるといえる。子供さんはスポーツや勉強に忙しい。家族での取り組みは、スポーツや勉強にもプラスになる良い環境だと思う。