足指を整え生涯自分の足で歩くウォーキング術 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

大掃除は何日かに分け昨日までにすませた。朝は雨が降っていたが、昼からは眩しいくらいの晴れになった。これは、チャンスとばかりに自身の身体を万全に整える名目で、多度山へ足慣らしに出かける。日当たりのよい場所にある梅の木は満開に近い。また、寒波がくるそうだが、コロナ禍で気候も変動しているようだ。
 
 
歩いているときは、一歩一歩の足運びを観る。ここのところ、観るということが身についてきたのか、実感が勝っていくような予感がある。歩行動作の質を高めていく上で、以下の3つのポイントが必要だと考えている。
 
1.足の機能状態を良好にする(衝撃をやわらげることができる足にする)
2.安定した軸足をつくる(重心移動)
3.自分の身体の重さを推進力にする(原理原則:フォール)
足指を整え生涯自分の足で歩くウォーキング術の講座で、足の機能状態を良好にする、という考えが一般の方には難しいのだと思った。とはいえ、歩行動作の質を高めていくには、避けては通れない。私自身は、足の機能状態を良好にする、というより正常にするつもりでいる。本当に難しいことだと思うが、構造動作トレーニングに取り組んでいる人には目指してほしいと思う。
 
 
大きなシダローズ(ヒマラヤ杉)の松ポックリが転がっていた。両手のひらで包んで収まるくらいの大きさだから、普通の松ポックリよりも大きくズッシリ重い。毎回、楽しい足慣らしができてありがたいかぎりだ。