平均台ウォーキングで骨格のアライメントを整える | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

20kmくらいの山道ウォーキングを1週間に1回くらいのペースでやりたいが、時間と天気の都合で思うようにいかない。私の歩行の理想は長距離を歩いても疲労しないエコウォーキングだ。20~30代は、山道を走るのも歩くのも苦手だったが、最近少しはましになったかな。登山道に飽きたら、直登をしたり、沢を登ったり、以前では想像がつかないくらいに行動範囲がひろがった。
 
歩行の考え方については、多くの意見を聞いた、頭で理解しようとしてもしっくりこない。自分の足で確かめなければ何が良いのかわからない。それで、月に150~200kmを目標に山道を歩いている。歩く際のテーマは、もっぱら接地に注目してきた。春先には30㎞以上のトレイルマラソンコースを、足きりタイムの8時間以内で歩くことができ自信がついた。その後、同じコースを歩いたが、タイムはほぼ変わらなったが気温の上昇でばててしまった。夏場は、天気や治療院の開院準備などでほとんど歩けなかったので、より1回のウォーキングの質を高めるよう努めた。
 
例えば、山に行けないときは、ほとんど車が通らない田んぼ道の白線上を平均台の上を歩くようにウォーキングをする。ウォーキングの質を高めるためには、身体の真下に接地し衝撃をやわらげること、軸足の支持性を高めること、の2点に集中する。2週間に1回は、ハイヒールウォーキングをするが、白線の15㎝ほどの幅を平均台ウォーキングするのと同じ感覚がある。25歳までは柔道の選手だったので、がに股ぎみだったが、最近は脚が真っ直ぐにもどってきた。足指トレーニングなしには語れないが、歩き方は骨格のアライメントを整えるのにも重要だ。
 

 
さて患者さんから、近くまで来ているのだが治療院がわからないと電話があった。治療院を通り過ぎてしまったようだ。本日、ようやくネームプレートを設置しました。お越しになりましたらピンポンしてください!
 
 
 
 
 
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