ゴルファーの股関節を最大限に活かすための股割りトレーニング | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

股関節は身体の中で最も可動域の大きな関節で、股関節をどれだけ稼動させられるかで日常の動作はもちろん、スポーツやダンスのパフォーマンスのレベルが決まる。
 
構造動作の股割りトレーニングは、まず股関節稼動に関わる骨格構造を学び、股関節稼動に必要な股関節外転&外旋&屈曲、動作の質を上げるために必要なトレーニングをおこなう。
 
スポーツ選手やから「股関節の実感がない、感覚がわからない」という相談を受けることがある。ゴルフや野球などで、股関節から体幹を回転させる動作をする際の感覚や実感がないのだ。
 
私がまず確認するのは、その選手がどこを股関節と示すのか。「股関節の実感がない、感覚がわからない」という選手は自分の身体をまさぐり探すが、解剖学的な股関節の位置を示すことができない。股関節がわからないままトレーニングに励み、感覚や実感を得られない選手が多い。正しい知識をもって、股関節のトレーニングをすることが大切。
 
 
実際に動いている股関節を確認することで、イメージが具体的になる。スイング動作で股関節の位置を的確に示すことができるようにする。その際、鏡を見て視覚、手で触って触圧覚などの感覚を利用して、股関節の位置覚を高めること。
 

 
股関節運動を円滑にするために必要な、下肢、上肢、体幹を股割りでトレーニングしていく!
 
 
 
 
 
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