スポーツの秋、痛み知らず疲れ知らずの足づくり | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

今朝は秋晴れ。昨日までの猛暑が落ち着いて気持ちのいい気候になった。こんな日は、山歩きをするとどんなに爽快だろう。そんなことを思いながら、秋のトレッキングに備えて足指トレーニングで身体を整える。
 
 
参加者の皆さんは、牧神の蹄に慣れてきた。はじめは、足の小指に意識が通らなかったが、ブロックの形に合わせれるようになった。足において、接触するものに足指を合わせる感覚は重要。アスファルトの路面でも足指で合わせる感覚が備わっていれば、衝撃をやわらげることができ、膝や身体の各関節に負担をかけることはない。さらに足関節の底背屈の運動方向を確実なものにし、重心を滑らかに運ぶことができれば秋のウォーキングは爽快なものになること間違いない。
 
 
足は高機能な構造体だが、使用してない機能が多い。すべての足の機能を目覚めさせるのは大変なことだが、一つ一つクリアしていく。背側骨間筋を目覚めさせ足のフィット感覚をレベルアップ。さらに牧神の蹄のブロックの形に足指を合わせやすくなる。
 
 
足の状態は姿勢を現す。足は身体の土台。身体の土台を安定、かつ頑丈にし、その上に骨格を積み上げる。猫背や反り腰で姿勢の崩れが気になっている人は、足指の感覚が薄くなっている傾向にある。足もとの土台が安定しないばかりに姿勢を保てないでいる。姿勢の崩れは、足元から正すとよい。
 
 
 
 
 
 
 
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