週末の構造動作研究会のテーマは「歩行」。
下半身が先導する移動と
上半身が先導する移動の違いに注目。
歩行時に作用する筋骨格系の解剖学的特徴。
歩行、しゃがむ、基本動作の機能回復 。
この分では、2016年もあっという間に終わりそうだ。
まだ、年内は、
名古屋「またわり練習会」、
女性クラス「深部感覚」、
NHK青山「深部感覚」から身体がよみがえる!、
股関節回転講座・東京教室、
東京・股割りワークショップ、
が控えている。
冬休み返上で2017年遠征合宿に乗り込む予定。
さて、12月23日(金・天皇誕生日)は、
技アリ企画「股関節回転講座・東京教室」の
特別企画で「本当の自分の動きを導く『 深部感覚トレーニング』」。
「深部感覚」へのアプローチは、
医療関係者や専門家には馴染みがあっても
一般の方にははじめて耳にするようなこと。
難しい知識は後回し。
まずは、体が楽になる、動きが軽くなるなど、
自分の体がプラス変化だと感じることを重ねることからでOK。
筋肉への意識の高さは、体の緊張や力みになり感覚を霞ませる。
「深部感覚」はそもそもが、霧の中にあるような感覚。
感覚を闇雲に探るのではなく、骨指標を目印にすること。
深部感覚アプローチは、物理的でより具体的。
骨の強度と安定を確認し、普遍的な骨格を得る。
骨の支持性を備えれば、筋肉への意識は消えてもよいはず。
そして、無意識の感覚の流れを全身に張り巡らせる。
「深部感覚」は無意識の感覚の流れ。
自分がこれまでに経験してこなかった感覚の流れに乗る。
それは、固有感覚受容器の活性化を促し、体のプラス変化をもたらす。
体のプラス変化は味わうと共に体と心に幾重にも重ね塗ることで、
体の内側から自分の内部環境を整える。
内部環境には、体の不調、パフォーマンスの波、などの理由も
フル・スクワットやロール・オーバー上達の手掛かりがある。
【新刊】中村考宏著『「深部感覚」から身体がよみがえる!――重力を正しく受けるリハビリ・トレーニング』見本ができました! 内奥にある感覚にスイッチが入るエクササイズを図解にて多数掲載。「からだのデザイン」シリーズ第一弾です。 pic.twitter.com/Bv3WEUJnLy
— 晶文社 (@shobunsha) 2016年6月24日