股割り虎の穴特訓で「前庭」と「深部感覚」のトレーニング | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

10月は用件が重なって、あれよあれよと月末に。
先週末は東京出張。

スタートは「またわり練習会」を装い虎の穴特訓会を決行。

 

 

新極真の石原さんとマスクマンの蹴り技検証から股割りですべきことに集中する。股関節の深部感覚アップを図るべく虎の穴特訓に、練習生たちは楽苦しい笑みを浮かべながらもがいていた。なんとも清々しい近年稀にみる練習会だったと思う。

 

 

ラボは「内臓の重さに聞け!」というテーマ。
まさしく、内臓の重さを実感する深部感覚メソッドの真骨頂を検証できた。

それと並行して牧神の蹄を4個セッティングしてからの身体開発法を披露した。

 

 

怒涛の4連チャン講座。

体の不調、病気のリハビリを見据えた深部感覚メソッド、重力下限定の落下式スクワット、股関節と連動させるための趾(あしゆび)ワーク、普通に動けるようになりたいと願う男性参加者が開花した股割りトレーニング、どれも色濃い講座だった。

 

 

お祝い事も。

空気投げ研究家・田島大義さんの月刊『秘伝』記事掲載祝い。記事をまとめた尾崎浩一さんと。それから「深部感覚」から身体がよみがえる!(晶文社)の刊行でキャメラマンデビューをした根本明彦さんのお祝い。才能あふれる皆さまとのご縁に感謝!

 

 

東京・股割りワークショップは80代の男性が参加した。

中村考宏先生の研究の歩みを読んで、学びたいと思っています。

という、意気込みに走った、割った。

改めて年齢は関係ないことを実感した。

 

東京出張の締めは個人レッスン。

クラシックバレエのポージング、動きに必要な体幹を練り上げる。

内臓の重さ調整を繰り返し、体幹の深部感覚(固有感覚)変化をみる。
体幹の前面に新たな感覚が芽生えたタイミングで終了。

 

まとめ。

人類が宇宙に飛び出して50年余り。本当に人類が無重力の宇宙で暮らしてゆけるのか私には想像がつかない。私たちは重力下の生活をまだ理解できていない。しかし、危険を顧みず宇宙に飛び立つ飛行士たちのおかげで重力のありがたみを知る。だから「前庭」と「深部感覚」のトレーニングを練り上げたいと思う。

 

講座・ワークショップ≫≫