大病を乗り越えた方から病気を克服する秘訣を伺った。それは「覚悟を決めて臨む」ということ。どのような治療を選択したにしろ人から言われたことで迷い不安にならないこと、人のせいにせず、自分が決めたことを信じぬくこと。結果がどうであろうと自分が決めたこと。その信念が病気に立ち向かい、病気に負けない心となり、最新医学の知識や技術では計り知れない強い力となるそうだ。
構造動作トレーニングに取り組む方の中には、大病を経験され体力を取りもどすため、楽に動けるようになって快適に生活を送りたい、「これが自分に必要だ」と直感したという方がある。確かに自分が必要性を感じ、リハビリに取り組んでいると、みるみる姿勢が変化し見違えるほど行動が活発になる方がある。人にとって「動く」「動けるようになる」ということが心に及ぼす変化というのは「ヒトの本能的な喜び」のようなものに感じることがある。このように必要としている方たちに私に何ができるのか?「ヒトが動く」ということをより深く実感し質の高いリハビリトレーニングをアドバイスできるようにすることだと考えている。そうすると、私は「動きの質」を良くするということへのこだわりが益々深くなる今日この頃。
さて、仕事の依頼や用件は早め、早めに連絡しておかないとメールが溜まってしまう。なるべく、用件を後回しにしないで「できるときにすぐにやる!」という習慣にしている。NHK文化センター梅田教室の担当者から来年の講座の詳細を送ってほしいという連絡があったのでこれもパッパッパーと。梅田教室では初めての「女性のための骨盤おこし」と「趾(あしゆび)トレーニング」の詳細を送った。
夏に刊行した「深部感覚」から身体がよみがえる!(晶文社)によって「構造動作トレーニングで何をするのか?」ということがわかりやすくなった。興味をもつテーマというのは「骨盤おこし」「趾(あしゆび)」だったり人それぞれだが、最終的にそれが身につくのには深部感覚が高まらなければならない。講座は深部感覚を念頭において進めたいと思います。
週末は、東京の講座があります。
明日は名古屋「またわり練習会」ができませんが、東京「またわり練習会」を予定してますので楽しみです。夜は技アリ企画、明後日はNHK文化センター青山教室、技アリ企画、股割りワークショップと続きます。