昨日、朝歩き始めたらなにか様子が変だ。
胴体はまっすぐなのに、骨盤がくるっと前に転がってしまっている。
これはもちろんわたしの主観的感覚。骨盤がおきた状態になっているということだ。
「骨盤おこし」と出会う以前の、わたしの骨盤は後傾していたが、それは「後傾させていた」のであっておこせない(前傾できない)のではなかった。
そうはいっても骨盤おこしトレーニングを始めた当座は、上体を前傾させないと骨盤がおきない状態だった。
イスに座る機会(仕事、食事、電車など)があれば、骨盤をおこすようにし、武術の稽古でも骨盤おこしと技との関連をずっと考えてきたので、そこそこ骨盤がおきるようになってきた。
ところがそれは「骨盤がおきている」のではなく、「骨盤をおこしていた」のだと昨日の朝、知ったのであった。
それはもう骨盤だけが背骨と離れてコロリと転がってしまった感じである。
骨盤がふわふわとして頼りないようなのに、歩く足元はしっかりと地面を捉えている。
そこで面白い事に気付いた。この腰の構えだとMP関節に重心が乗ってきて、さらに足指で地面を「キャッチ」できるのである。しかも(わたしは雪駄を履いて歩く事が多いのだが)鼻緒も自然に摘まめている。
またMP関節に重心が乗るためか、胸も前に押し出される。
「骨
盤がおきる」「MP関節に重心が乗る」「足指を握って地面をキャッチする」「(下駄や草履の)鼻緒を摘む」「胸を出す」などは、それぞれ骨盤おこしトレー
ニングのメニューのひとつだが、骨盤が脊椎から外れたかのごとく前方に転がるとこれらのメニューがセットであったことがわかる。
この骨盤の状態は、上体の前傾を伴わずに骨盤をおこすことができるということである。上体はただまっすぐにしていても骨盤がおきているということである。
ずいぶん大げさに聞こえるだろうが、これでやっと骨盤おこしの入り口に立てた気がするというのが実感である。
「もっと先がありますよ~」とは、骨盤おこしセミナーの講師、Takahiroさんの口癖だが、「あると思います!」(by 天津木村)