動きのためのフィジカルトレーニングを考える上でカラダが動かない状態を知ることは大切だ。
カラダが動かない状態は、死。
こればかりは、まだ経験がない。経験してからではトレーニングできません...。
カラダが動かない状態は、失神した状態。
柔道経験者でしたら経験があるのではないでしょうか。
絞め技で失神することを落ちるという。
意識を失っているので動きません。
頸動脈を圧迫されて脳が酸素不足に陥った状態で、放置すると危険なため、すぐさま活を入れる。
走馬灯現象を経験したことありますが、失神した状態でも自分があった。
落ちた状態は毎回違っていて、真っ暗の時や何も覚えてない時、第3者から見れば意識を失って動かない。
だが、自分は存在していた(カラダを動かす者の正体だと考えている)。
*危険ですので真似をしない。
まず、ヒトが動くためには酸素が必要。
姿勢(骨格ポジション)で呼吸器系を圧迫しているアスリートが多い。
特に激しい運動するアスリートは呼吸器系を圧迫するような姿勢習慣を改善すべき。
次に筋骨格系を損傷してカラダが動かない状態。
「神経系の損傷」
脳神経系の損傷は損傷部位から下の機能が麻痺する。
神経が遮断され脳からの指令が伝わらない、機能が停止した状態(リハビリ困難)。
「骨折」
完全骨折は骨の連続性を失っているのでカラダを支える役割が果たせない。
この状態で無理をして競技を続行する選手もいないと思うが、しっかり治してから練習開始。
「脱臼」
完全脱臼は、骨同士の関節面が完全にずれ、接触がない、関節運動不能。
肩関節脱臼は、習慣性になりやすいので、しっかり治してから練習開始。
など。
筋骨格系損傷の原因は、不適切な骨格ポジションの状態で筋肉に負荷をかけすぎて発症するケースが多い。
筋骨格系は脳神経系の指令で動く。
カラダは筋肉で動くと思いこんで筋肉にアプローチし過ぎるアスリートが多い。
その結果、脳の動きのプログラムを代償運動に上書き保存をしてしまい、動きをぎこちなく鈍らせてしまう。
脳神経系がすみやかにプログラムを実行できるよう「動き」というものを理解する必要がある。
フィジカルトレーニングは動きを鍛える!
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