アブダーミナル・プレッシャー(腹圧 abdominal pressure)/縁会 | 股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

股関節が硬い 徹底究明!中村考宏の超スムーズ股関節回転講座

骨盤後傾から骨盤をおこし股関節を超なめらかに。体幹と四肢を連動させ動きの質を追及する。運動とは人の重心が移動することである。運動を成立させるべく構造動作理論(Anatomical Activity)に基づくトレーニング方法と身体観察について綴ります。

本日は縁会がありました。

トレーニング・リハビリのスタートポジションは骨盤立位ポジション。
骨盤立位ポジションは股関節がフリーになる。
足の小指側から股関節を外方向に回旋(外旋)し、腹圧をキープする。
さらに腹圧を高め股関節の回転力を上げる。

アブダーミナル・プレッシャー(腹圧 abdominal pressure)

腹圧とは腹筋が伸張された状態だ。
背筋、脊柱起立筋の収縮力が腹圧を高める。
腹圧が高まると股関節の回転力が上がる。
逆に腹筋を収縮させると重心は後退し股関節がロックされる。

トレーニング・リハビリの目的にもよるが、骨盤立位ポジションをキープすることや腹圧を高めるのにはかなりの訓練が必要だ。
骨盤立位ポジションがキープできるようになったら、さらに腹圧を高めて股関節の回転力を上げる。
アスリートには爆発的な股関節の回転力が要求される。
ワンランク上のアブドーミナル・プレッシャーは、背中を集約する。
腰を反ってしまうレベルでは獲得できない。
上腕を駆使しプレッシャーを高めるのだ。

アブダーミナル・プレッシャー