趾という漢字は足偏に止ると書いて「あしゆび」「し」と読む。
解剖学では、手の指は「指」、足の指は「趾」と区別する。
趾でカラダが変わる
(日貿出版社)を刊行して、今更ながら趾(あしゆび)の重要性に気づく。
これまでに私自身の趾(あしゆび)もかなり意識してきたが、まだまだ足りない。
趾トレーニングでは、未だに攣る、攣る。
先生でも攣るのですか?
と、いわれるが足りてないからトレーニングをしているわけで当然攣ります。
股割りをするときもずいぶん趾先は意識してきた。
だが、長母趾屈筋と長趾屈筋が思うように言うことを聞いてくれない。
長母趾屈筋は、腓骨の後面下方、骨間膜、下腿後筋間中隔から母趾の末節骨底に付着する。
長趾屈筋は、脛骨の後面から下腿で後脛骨筋の上を横切り、足底では長母趾屈筋の上を横切り趾の末節の付着する。
学生の頃、何度も捻挫を繰り返した。右第4趾の靱帯断裂、右第1趾疲労骨折など数々の故障をしたがリハビリというリハビリはしてこなかった。
いつも、足首の中がつまった感じがしていた。
ようやく、自分の中でつながった。
いったい何年トレーニングというリハビリを続けているのかと思うが、求め始めると終わりがないということなのか。
しかし、長母趾屈筋と長趾屈筋がままならないことに気づいた以上もう少しましにはしたい。
股関節のトレーニングをしているアスリートはこれら屈筋の存在を知らないままトレーニングを続けていても股関節が円滑に機能しない。
股割りチャレンジャーにも同じことが言える。
特に、内転筋を緊張させてしまうチャレンジャーはしっかり趾(あしゆび)を意識しないと股関節につながらない。
理想的な姿勢を求めるにしても、競技パフォーマンスを高めるにしても重要な趾(あしゆび)だ。
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