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先日のレッスンで出てきたのですが、今回は
関係副詞
というものを扱いたいと思います(^-^)
関係副詞には、
where
when
why
how
の計4つがあります(^^)
以前に関係代名詞を取り扱いましたが、
それと関係副詞との違いについて説明したいと思います(^^)
(関係代名詞のことは分かっていることが前提で話を始めていきますので、もし知識があやふやな方は先に英語でどう言う?「○○する人」(第1504回)(関係代名詞who の用例)の記事をご覧下さいm(_ _)m)
レッスンを教えててもよくある誤解が、
「先行詞が「モノ」ならwhich, 「人」ならwho,
「場所」ならwhere, 「時」ならwhen,……」
というふうに思っている方が多いのですが、
実は、そこまで単純ではありません‼️
まず、以下の<1><2>を見てください(^^)
<1> I moved to Hokkaido in the year when the branch was opened.
「私は、支社ができた年に北海道に引っ越した」
branch「支店、支社」
<2> I moved to Hokkaido in the year which is said to be the coldest ever on record.
「私は、観測史上一番寒いと言われている年に北海道に引っ越した」
on record「記録上」
<1><2>は前半部分が全く同じで、
いずれも関係詞がyearを修飾していますが、
<1>はwhenが使われているのに、<2>はwhichが使われています。
なぜ そのような違いがあるのかは、
yearが関係詞節の中でどういう役割をしているのかを考えれば分かります
<1>の場合、yearを関係詞内に入れた場合、前置詞のinが必要になります。
the branch was opened in the year
だから、関係副詞whenが使われます。
ですが、
<2>の場合、yearは関係詞内で主語になっているので、前置詞は必要ありません。
The year is said to be the coldest ever on record
だから、関係代名詞whichが使われます。
つまり、関係副詞というのは、
先行詞を関係詞節内に入れた時に、前置詞が必要になる場合に使われるのです(*^^*)
さらに追加で、他の関係副詞と関係代名詞との比較を見ていきましょう♪
◆ 関係副詞 where
<3> The factory where more than 300 people work is located in the center of the city.
「300人以上もの人が働いている工場は市の中心に位置している」
<4> The factory which has caused the widely-reported pollution is located in the center of the city.
「大きく報道された汚染を引き起こした工場は市の中心に位置している」
pollution「汚染」 be located「位置している」
【解説】
<3>の場合、先行詞factoryを関係詞節内に入れてみると、
more than 300 people work in the factory
前置詞が必要になるので、関係副詞が使われています。この場合、whenではなくwhereが使われているのは、先行詞factoryが「場所」に関係する語だからです。
<4>の場合、先行詞factoryを関係詞節内に入れると、
The factory has caused the widely-reported pollution
前置詞が不要なので、関係代名詞のwhichが使われています。
◆ 関係副詞 why
<5> I forget the reason why Mike changed schools.
「マイクが学校を転校した理由は忘れた」
<6> I forget the reason which he told me.
「彼が教えてくれた理由を忘れた」
【解説】
<5>の場合、先行詞reasonを関係詞節内に入れると、
Mike changed schools for the reason
前置詞forが必要になるので、関係副詞が使われています。この場合、whyが使われるのは、先行詞reasonが「理由」に関係するからです。
<6>の場合、先行詞reasonを関係詞節内に入れると、
he told me the reason
前置詞が不要なので、関係代名詞whichが使われています。
◆ 関係副詞 how
<7> There was a defect in the process how the survey was conducted.
「調査が行われた過程には欠陥があった」
survey「調査」 conduct「行う」
<8> There was a defect in the process which took many hours to manufacture the products.
「製品を製造するのに何時間もかかったプロセスには欠陥があった」
defect「欠点」manufacture「製造する」
【解説】
<7>の場合、先行詞processを関係詞節内に入れると、
the survey was conducted through the process
前置詞throughが必要になるので、関係副詞が使われています。この場合、howが使われているのは、関係詞processが「過程」に関係する語だからです。
<8>の場合、先行詞processを関係詞節内に入れると、
the process took many hours to manufacture the products
前置詞が不要なので、関係代名詞whichが使われています。
さらに、もう一つ特殊な場合を扱いたいと思います(*^-^*)
以下の<9><10>を見てください♬
<9> I don't watch TV shows which are broadcast during daytime on weekdays.
「私は平日の昼に放送されるテレビ番組は見ません」
broadcast「放送する」
<10> I don't watch TV shows where food isn't treated with respect.
「私は食べ物が粗末に扱われているテレビ番組は見ません」
【解説】
<9>の場合、whichが使われている理由は、
先行詞のTV showsを関係詞節内に入れた場合、
TV shows are broadcast during daytime on weekdays
前置詞が不要なので、関係代名詞が選択されるからです。
ここで問題なのは、なぜ<10>で、「場所」に関係のないTV showsという先行詞に対してwhereが使われるのかということです!
先ず、<10>の場合、
先行詞のTV showsを関係詞節内に入れた場合、
food isn't treated with respect in TV shows
前置詞のinが必要になるので、
関係副詞が使われることになります。
ただ、今までと勝手が違うのは、
TV showsという先行詞が、「時」「場所」「理由」「過程」のいずれにも関係しないということですが、
実は、この場合は、whereが使われます。
つまり、
関係副詞のwhereというのは、
先行詞が「場所」に関連する場合に使われるというのではなく、
先行詞が「時」にも「理由」にも「過程」にも該当しない場合、それ以外の全ての場合に使われるのです(*^-^*)
では、もう少し追加で関係副詞が使われている例を見ていきましょう(*^-^*)
(各文の下に、先行詞を関係詞節内に入れた場合、どんな前置詞が必要になるか示してあります)
<11> I was born on the same day when John Lennon died. I may be a reincarnation of him.
「オレってジョンレノンが死んだのと同じ日に生まれたんだ。生まれ変わりだったりして」
reincarnation「生まれ変わり」
(John Lennon died on the same dayと前置詞onが必要になる)
<12> Mr. Tanaka quit the company in the year when I entered it.
「田中さんは私が入社した年に退社した」
(I entered it in the yearと前置詞inが必要になる)
<13> We visited the town where the painter created a lot of famous works.
「私たちは画家が多くの名作を産み出した町を訪れた」
(The painter created a lot of famous works in the townと前置詞inが必要になる)
<14> The village has a culture where children have to strictly obey their parents.
「その村には、子供が親に厳格に従わないといけないという文化がある」
obey「従う」
(children have to strictly obey their parents in the cultureと前置詞inが必要になる。先行詞cultureは「場所」に関連する語ではないが、「時」「理由」「過程」のいずれにも関連しないのでwhereが使われる)
<15> There are 3 reasons why I chose the company.
「私がその会社を選んだのには3つ理由があります」
(I chose the company for 3 reasonsと前置詞forが必要になる)
<16> The cause why this natural phenomenon occurs isn't known yet.
「この自然現象が起こる原因はまだ解明されていない」
phenomenon「現象」
(this natural phenomenon occurs due to the causeと前置詞due toが必要になる)
<17> Researchers are analyzing the process how children learn a language.
「研究者たちは、子供が言語を学習する過程を分析している」
analyze「分析する」
(children learn a language through the processと前置詞throughが必要になる)
以上の内容をまとめます。
先行詞を関係詞節内に入れた場合、
前置詞が不要なら→関係代名詞(whichかwho)
前置詞が要るなら→
関係副詞(when, why, how, where)
を使います。
そして、
関係副詞を使う場合に、
先行詞が
「時」に関係する語なら→when
「理由」に関係する語なら→why
「過程」に関係する語なら→how
上記いずれにも当てはまらないなら→where
となります(*^^*)
あと、最後になりましたが、追加でもう一つ述べておくことがあります。
アメリカ人ネイティブスピーカーにも確認したところ、
<10>のTV shows whereと<14>のculture whereの2つの例を除いて、
(つまり、whereが「場所」以外の語を先行詞にとっている例を除いて)
それ以外の全ての関係副詞は全て省略できます。
省略しないといけないというわけではないですが、
whenとwhyとhowに関しては省略することの方が普通とのことです。
きっちりとした文法書に何と書いているかはまだ確認がとれていないのですが、
一人のネイティブスピーカーがとりあえずそのように判断したということは一つの参考になると思います。
以上です♪
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参考資料:
weblio 英和辞典 和英辞典 http://ejje.weblio.jp/
DMM 英会話なんてuKnow http://eikaiwa.dmm.com/uknow/
オックスフォード現代英英辞典
オックスフォード新英英辞典
新和英大辞典
リーダーズ英和辞典