日本ってそんなにやばいんだろうか（５）？イギリス　サラリーマン生活

イギリス人といえば質素倹約というイメージを持っている人も多いだろう。しかし、最近は好景気が続いたことでその行動にも変化が見られているとも言う。外食などが文化としてかなり浸透してきたという。

それはそうとイギリス人のサラリーマン生活ってどういうのだろう。僕の会社のイギリス人の行動をご紹介しよう。ま、少なくとも中の上　以上レベルのイギリスのサラリーマンだ。

まず、飲み会は基本パブ。パブでだらだら飲んでいる。飯も食わずにたったまま。ま、これはカルチャーなんだけど。基本的には3，4杯くらい飲んだら帰って家でご飯というのが多いみたいだ。3，4杯だからまあ、1000円から2000円の間くらい。かなり安く済む。

ただ、2ヶ月に１回くらいは会社の金で飲めるときがある。そのときはもう気合を入れてｶﾞﾝｶﾞﾝ飲んでいる。さすがケチなイギリス人。ただのみは大好きらしい。そういうときはその後みんなで食事に行ったりもしている。

飲みに行くといっても家族がいる人は週に１、２回くらいだろうか。若い人は毎日でも飲みに行っているけれども。

若者は可処分所得が多いのはどこの国も同じのようだ。ただ、ルームシェアしているやつも結構多い。

きているもの・・・。ま、想像のとおりイギリス人はださい。ブランド物とか着てる人はあんまりいない。興味ないのと実際にはなかなか手が出ないのだろう。シャツもボロボロで穴が開いてたりする。スーツはどこで買うのがいいのか？という話になったときに口をそろえてその辺の安いとこ（日本でいうとアオヤマかスーツカンパニーか）で買えばいいじゃんといわれた・・・。

昼飯も自分で弁当作って持ってきているやつも結構多い。それから、いろんなものをスーパーで買い込んできて冷蔵庫に入れているやつもいる。フルーツにジュースにヨーグルトなど。食堂が一応あるのだが、食堂でそういったものを分けて買うよりも安いからだ。

通勤だって田舎好きなこともあるんだろうが、１時間かけて田舎のほうからやってくるヤツがほとんど。

おごるなんていう文化はあんまりないし。

日本以上に人と人のつながりが大切だから上司へのゴマすりなんて日本以上にものすごい。笑。日本は良くも悪くも人事部が権力をある程度持っているので公平だけど。（ま、これはイギリスでも業界によって違いそうだけど）

後、上司に反論はできるが、上司が決断したら絶対だ。一方で日本人ははいはい言って上司をあしらっておいてこっそり違うことやることができないわけじゃないだろう。

労働時間もうちの業界じゃあ、朝7時出社の5時か6時までだから日本よりは少ないが、10時間か11時間は働いているわけだ。

後は、ホームパーティーとか好きだし、出かけたときもアルコール持参して安く済ます努力をしている人を結構みかけたりもする。

ま、そんな感じで別にイギリス人だって（かなり好景気が続いたにもかかわらず）結構質素な生活をしているわけだし、楽な面もあるが大変なところもある。しかも、今はかなり不透明感が漂っているし・・・。

どこの国でもサラリーマンの生活は大変みたいだ。

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