ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ 「NY 編」

ロンドン・東京そしてNYといつの間にかいろんなところを転々と。海外なんて全く興味なかったし今もないという予想外の人生ですがそれでも少しでも何かを伝えていければと思っています。よろしくお願いします


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過去3回くらい、経済成長についてみてきた。90年代は日本経済はかなりの停滞。ただし、これはバブル期のツケを清算させられたと考えるのが正しいだろう。(といってもその主因は97年、98年の金融危機。他は実は意外とそれなり)

2000年代に入ってからはそれなりの成長。ただし、新興国のピックアップがすごい中で若干おされぎみだけど。でもまあ、やばいやばいって騒ぐほどではないっていうのはわかってもらえたと思う(過去の3つの記事をこの記事の最後に載せておいたのでご参考ください)


でもさー、日本人って心が病んでるよね。とか、自殺多いじゃんっていうこえもありそうだ。そのあたりを見ていきたい。


各国の自殺率と他殺率の割合を比べているサイトがあった。

http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/2775.html

ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ

ここで浮かび上がってくるひとつの姿。上の相関図を見てもらうとわかるが、自殺が少ない国では他殺が多い傾向が見られるという点だ。

ストレスによって自殺するのか、それとも他殺するのかが違っているのかもしれない。そう考えると・・・。日本は他殺じゃなくて自殺でまだ害が少なくていいと思えてこないだろうか??


さらに・・・。OECDのデータから犯罪率と自殺率をとってみる。(強盗・暴行・恐喝・性犯罪などの重犯罪)


ロンドンで怠惰な生活を送りながら日本を思ふ


横軸が自殺。縦軸が犯罪。そこまで強くないが、上記の犯罪率の合計と自殺率の相関性は-0.22程度。若干の逆相関がある。特に強盗と自殺率は-0.4程度の逆相関で自殺率が高いほど、強盗犯罪が起こる確率は低いといえる可能性はありそう。


しかも・・・。上のグラフにひとつだけ自殺率も犯罪率も低い国がある・・・。これはじつはイタりア。イタリアの犯罪ってこんな少ない??明らかに怪しいということでイタリアを除外して相関係数を出すと、強盗対自殺では-0.48に、トータルvs自殺では-0.27まであがる。少なくとも自殺率と犯罪率には若干の逆相関の関係がありそうだ。


自殺率を世界と比較して問題にする人は多いけど、犯罪率や他殺率を世界と比較して少ないから日本は恵まれた国だという人は少ないような気が・・・・。自殺率が低いと他殺率や犯罪率が高くなる傾向が見て取れることは、ストレスをどこに吐き出すかという方向性の違いが国によってあるということなんじゃないだろうか?


日本の自殺率は1998年に上昇して以来は横ばい傾向。そもそも、昔からOECD諸国の平均よりは圧倒的に高い。韓国や旧共産圏も安定して(?)自殺率が高く、宗教観や死に対する考え方、社会のあり方にも依存する面も多い。


だから、みんなが大騒ぎするほど日本人の心が病んでいるとは思わないんだけど・・・。

極端な話。自殺する自由って人間には認められてないんだろうか?ここまでいくとまた別の話になるので・・・。


自殺率だけから人々の心の病み具合を導き出すのはおかしいんじゃないかな?っていう話。そもそも昔から自殺が多い国でもあるわけだし。もちろん、自殺が多いことは問題じゃないとは思っていない。でも、それだけをとらえて、日本社会やばいよーーって騒ぎまくってる人のほうがよっぽどか害毒をまきちらしていてやばいと思う。他の国や過去の推移と冷静に比較すべき。今の時代、どこの国だってどこの先進国だって豊かな気持ちで生きていくのは大変なんだ。というのが僕の考えだ。


過去参考記事

日本ってそんなにやばいんだろうか?(3) (2010/10/11)

日本ってそんなにやばいのか?(2) 引き続き簡単に数字で検証 (2010/9/27)
日本ってそんなにやばいのか?( 2010/9/22)

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