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INTEGRAL∫CRAFT

孤独なエンジニアによる趣味の世界

あけましておめでとうございます。

 

と言っても私は毎日ブログを書いてる訳じゃないので、続けて見てる方居るのかな?

 

 

昨年は新型コロナウイルスで大混乱の1年でしたね。

 

しかし、今年中に終息する事は難しいと私は思っています。

 

たった一人でも間違った行動をすれば、必ず拡散する。

 

 

年末年始の帰省はかなり少なかった様だが、もちろんゼロではない。

 

消防団の夜警も結局やってるし・・・。

 

特に年末年始の行事は必ず人が集まる。

 

私の予想では1月中頃から2月にかけて、感染者は増えるだろう。

 

だから、これから人に会う場合は相手が感染者かもしれないし、自分か感染している可能性もあると再認識し、今まで以上に確実な対策をしておかなければならない。

 

 

 

 

 

さて、令和3年の仕事始めの日は、昨年受けた消防設備士の合格発表の日です。

 

新しい年がどう言うスタートとなるか?

 

合否はハガキが届く前にHPに公表されます。

 

見て見ると・・・

 

 

受験票の番号はこちら

 

 

 

何と!合格してました。

 

各科目の点数と合計の点数が気になるが、多分ギリギリだろうね。自宅に届いてるはずの合否通知に記載されてるはずなので、今週中には届くはずなので、また見て見ましょうか。

 

取り敢えず今年のスタートは良い感じだ。

 

 

 

コロナ禍を乗り切った先に見える世界は今までのものとは大きく変わってくると思っている。

 

特に人が多く集まる事は避け、無人化やロボットや遠隔監視、遠隔操作を基本として、IoTで成り立つ世界がやって来るだろう。

 

エンジニアの需要は必ずあると私は確信している。

 

今までは第2次産業が主な活躍の場だったが、今では第1次産業も第3次産業もエンジニアが係ってきている。コロナ云々ではないが、今が大きなチャンスだと思う。

 

令和3年は大きな変化の年に成らなければコロナに太刀打ち出来ないだろう。

 

今までのやり方やルール、常識を大きく変えて環境に対応出来た人が進化した新しい人類なのかもしれない。

 

私にその能力があるかは不明だが、指をくわえてみている傍観者には成りたくないので、自分のスキルを増やし、知識を増やし、新しい事に挑戦したいと思う年初でした。

 

 

アーク溶接で発生する溶接ヒュームが人体に悪影響を与えるので、特定化学物質に指定されたことを前回のブログに書きました。

 

今回はその対策についてですが、参考にして頂ければと思いますが、現場によって条件が違いますし、労基署の担当者によって見解も同じではない場合があるので、全く同じとは言えません。

 

 

 

ではどんな対策が必要なのか?と言うことですが、一番は有害なモノを出さない事

例えば溶接の方法を変えるとか。

 

でも、アーク溶接なしで強固な接続は難しいです。

 

次にやるべき事は、体内に取り込まない事です。

 

換気装置や集塵機などの設置で、作業者の周辺にある有害なものを減らします。

 

屋内の作業場では局所排気装置を使用したり、全体換気を行う様に設備を整える必要があります。

 

更に、保護具の着用も必要です。

 

一番簡単なものは防塵マスクです。

 

防塵マスクには基準があり、溶接ヒュームにkなしては『DS2』『DS3』のものを使いましょう。

 

それ以外のものはフィルターの能力が違うので、場合によっては筒抜けで意味がない事に成ります。

 

そして、どれだけの濃度のものが発生しているかを調べる『作業環境測定』が必要になる場合があります。これは、作業環境測定士しか行えない測定なので、そう言う機関に依頼する必要があります。

全ての溶接を行う場所ではないので、各現場がどういう対応が必要なのか分からない場合は労基署に聞くのが一番早いです。

 

因みに作業環境測定は半年ごとに行う必要があると定められておりますので、会社としては経費が・・・。

 

 

 

次は溶接ヒュームの取扱についてです。

 

特化物に指定されたので、『特定化学物質作業主任者の専任が必要になりました。

 

これは技能講習を修了した者の中から会社が専任して、労基署に届け出る事になります。

 

令和4年の4月から適用となるので、猶予はあと1年ちょっとです。

 

それまでに担当者を決め、技能講習を受けて、終了試験をパスする必要があります。

 

 

特化物を取り扱う場所は関係者以外立入禁止となるので、標示が必要です。

 

 

 

 

更に、特化物を扱う場所では飲食や喫煙も禁止ですので、こちらも表示が必要です。

 

 

 

これで終わりではありません。

 

溶接の現場ではヒュームが床に溜まります。

 

これを掃除しなければなりません。

 

厚労相の指示は床を水洗いすることとされていますが、実際に溶接現場の床を水浸しにすると、感電の危険性が高まるので、私は止めた方がいいと思っています。

 

根本的なことですが、溶接ヒュームは雪の様に降ってくるので、作業台や溶接機、棚や部屋の中にある物すべての上に落ちてくるので、床を水で洗っても床しか綺麗になりません。

 

水洗が無理な場合はHEPAフィルター付きの真空掃除機で掃除することとされています。

 

いろんなタイプの掃除機がありますが、個人的にはマキタの掃除機にオプションのHEPAフィルターをセットするのが良いかと思っています。

 

 

 

 

 
 

 

ただし、溜まったゴミを捨てる時にヒュームが舞い上がる可能性があるので、必ずマスク着用で行う事が大切です。

 

そして、特化物の処分についても考えなければならないでしょう。

 

今までは他のゴミと同じ様に捨てていましたが、特化物は専用の密閉出来るゴミ箱に入れなければならないとされています。

 

その後の処理は回収業者に問い合わせる必要があるでしょう。

 

場合によっては処分量が上乗せされる可能性もありますね。

 

 

大雑把な内容はこんな感じです。

 

 

鉄工所の様に毎日作業している会社もあれば、月に1回程度の何かの補修で使うと言う会社もあるでしょう。所轄の労基署の方に尋ねたのですが、不定期でも継続して同じ場所で溶接を行うのであれば、対象となるという見解でした。

 

回数や作業の時間についての明確な数字は示されていません。

 

その理由について私なりに思うのは、アーク溶接にも種類があり、条件で発生するヒュームの量が違うからだと思います。

 

ここで、ヒュームの発生する量の違いを簡単にまとめます。

 

被覆アーク溶接では目に見えて煙がモクモク出ているので、ヒュームの発生は多いです。

 

しかし、あの煙は溶接棒の被覆が燃えた煙が含まれております。

 

被覆アーク溶接よりヒュームが多く発生するのはMAG溶接です。

 

炭酸ガス溶接とも言いますが、リールに巻かれた溶接ワイヤーを自動で送りながら、二酸化炭素で溶接部をシールドしながら溶接する方法です。

 

更にヒュームが多いとされるのはセルフシールドアーク溶接と呼ばれるものです。

これはMAGの様に溶接ワイヤーを送るタイプですが、シールドガスを使用せず、フラックスワイヤーを使う事で溶接部の周辺をガスで充満させるタイプです。

 

こう言う溶接をされている現場ではヒュームが比較的多いです。

 

逆にヒュームが少ない溶接はTIG溶接です。

 

 

今回の法改正に伴い各種団体などで講習会が開かれていたりするので、受講された方がより理解し易いのではないでしょうか?

 

現状で私の調べた内容はこんな感じですが、各労基署の担当者で、若干の違いがあると思いますので、所轄の労基署に聞くのが一番良いでしょう。

 

まずは技能講習の受講が一番だと思います。

 

専任が必要ない場合でも取得して損はないはずです。

 

今受講すれば、溶接ヒュームについての説明もされるはずです。たぶん。

 

 

それでは、みなさんご安全に!

金属を電気のアーク放電エネルギーを利用して接続させる技術がアーク溶接と呼ばれるものです。

 

溶接と言えば面を被って、棒で青白い光と火の粉を飛ばしながらやってるイメージではないでしょうか?

 

 

私は溶接のプロではありませんが、業務で行うこともあるので、数種類の溶接を使い分けています。

 

さて、今回の話は労働安全衛生法の改正があり、有害性が認められたということです。

 

私も業務で使っているので、対策が必要となり、ここに記しておきます。

 

ただ、全ての人が同じ条件ではないので、対策も同じではありません。これは一つのケースとして見て頂き、分からない場合は労働基準監督署へ問い合わせるのが一番良いです。

 

 

1.金属アーク溶接とは

 

溶接方法には大きく分けて3種類あり、「融接」「圧接」「ろう接」です。

 

融接は溶融接合の略で、母材を溶かし、圧力を加えず接続する方法で、アーク溶接がこれに当たります。

 

圧接は加圧接続の略で、母材に圧力を加えて接続する方法で、自動車の生産ラインでロボットがやってるスポット溶接はこの仲間らしいです。

 

最後にろう接ですが、母材より低温で溶融する金属を利用し、母材の隙間に流し込んで固まることで接続する方法です。ロウ付けやハンダ付けがこれに当たります。

 

 

では何故、今回アーク溶接が対象なのか?ということですが、アーク溶接は他の溶接に比べると温度が全く違います。

 

放電で発生するアークの温度は5000~20000℃で、金属は簡単に溶けてしまいます。

 

そして一部が気体となって、溶接の熱による上昇気流で舞い上がっていき、空気で冷され、固体となって、小さな粒子が出来ます。このサイズは1μm。この粒が空気中で繋がって、鎖状になっり、徐々に床へと落ちて行きます。

 

雪が出来る原理と似ています。

 

 

2.溶接ヒュームについて

 

この小さい粒子は人間が用意に吸い込む事ができます。

 

そして、鼻を通過、気管を通過し、最終的に肺に達することに成ります。

気管あたりまでなら、身体から出て行くようになっていますが、肺に溜まるとじん肺となります。

しかも、長い年月を掛けて、徐々に進行するので、発症は比較的遅いです。

 

このじん肺の危険性があるので、平成25年の法改正でアーク溶接は『粉じん作業』に指定されました。

 

そして、今回の法改正では溶接ヒュームによって神経障害や呼吸器系障害、発がん性が認められたことから、『特定化学物質』と指定されたのです。

 

特定化学物質とはばく露することで健康障害を発生する危険性が高いと認められた化学物質のことです。

 

その為、特定化学物質(特化物)としての取扱や法律が適用されるので、対策が必要になります。

 

対策のついては次回としましょう。