先日、毎年恒例の 「日本の書籍の古本市」があり、行ってみました
なにしろ1冊50セント(50円~75円くらい)なので、失敗を恐れず 気になった本は全部買えるのが嬉しいですね
(昨年の記事)
さて、今年購入した本は、
以下の3冊でした。(漫画がほとんどなかったので)
・・もはや、英語学習の本や教材を、人生の中でどれだけ購入したか分かりません
ただ、今回購入したのは、単語を増やすことを目的にした本が中心でした。
(※「英語は絶対勉強するな!」は単語を増やす系の本ではありませんが、20年くらい前に はまって使いまくった教材であり、今聞いたらどうなのかを確かめるべく買いました。50セントですからね。。)
なぜ、今になってまた単語を増やすことを意識しているのか?ということですが、
一応理由があります。。
とりあえず、よく英会話教室などで言われることとして、
「実際の会話に、難しい単語はほとんど出てこない。中学レベルの語彙力で十分」
ということがあると思います。
確かにそれは正しく、実際にアメリカで暮らしていても、日常会話で耳にする単語というのは、90%以上が中学レベルの基本的なものばかりだと思います。
(もちろん、だから簡単に聞き取れるということではありませんが。。)
ところが、仕事で話す いわゆるビジネス会話になってくると 中学レベルの単語だけではさすがに厳しいと思います。
例えば以前、ある話し合いの中で 上司が「Our hypothesis would be ..」と口頭で言い出して、
語彙力の弱い私は、最初「hypothesis」という単語を知らず、「?ハイポセシス?」となってしまったのですが、
とりあえず話の流れから、それが「予想」「仮説」みたいなことを意味していることは察することが出来たので、仕事上の問題はなかったのですが、
帰ってから「hypothesis」という言葉について調べてみると、それはビジネス用語としては常識的な言葉であることが分かり、
恥ずかしくて顔から火が出そうになりました
なお、「予想」なら「expectation(予想)」 とか、もっと砕くならば 「what I think(私の考えること)」 とかで十分では?と思われる方もいらっしゃるかと思いますし、それでも十分通じると思いますが、
これはいわゆるニュアンスの問題で、「hypothesis」を使うと、それはこの後で実験を重ねて検証しなければならないようなことに対する予想・仮説 という感覚になるようで、
まさにシステム開発の中で、テスト・検証を重ねなければならない事柄に対する最初の仮説の話の中ではぴったりの言葉だったのでした。
・・といったようなことが、日々の仕事の中でよく発生していまして、
つくづく自分の英語の語彙力の低さを痛感しています
なので、少しでも語彙力を上げるために、ワラにもすがる思いで 上記のような本に手あたり次第手をつけているという次第です
いい年して今更そんなことを努力したところで「焼け石に水では?」と思われるかもしれませんが
とにかくまずは手を動かすこと、自分から積極的に解決策を模索しに行くこと、行動すること - その繰り返しの中からしか、確実な成功というものも ないのではないかと思います。
そもそも今のレベルではダメなのは明らかですから、更なる努力が必要だと思います。