先日、以下の本を大人買い?してしまいました
これは「島耕作」の会長編までの全巻で、ヤング・主任・係長・課長・部長・取締役・常務・専務・社長・会長と網羅しているセットなのですが
本来 中古でも万単位の出費になるはずのボリュームにもかかわらず、
なんと同じ市内近郊に住む方との個人売買により全部で20ドル(日本円にして今のレートで2800円くらい)という超破格だったため、購入してしまったのでした。
20ドルなら、「大人買い」とは言わないかもしれませんね
アメリカで日本の本を買うのは、通常は当然割高になりますが、
こういった個人売買や、青空市場に出てくる本は破格になる場合が多いと思います。
相場はだいたい1冊50セント(50~60円くらい)、今回のようなまとめ売りだと きりのいい値段(10ドルとか20ドルなど)になるのでさらにお得な場合が多いと思います。
つまり、新刊書籍や今日本で流行っている本でなくてもいいならば、下手をすると日本で買うよりも安く買える場合もあると言えるかと思います。
そして実は、日本国外に住んでいると、いわゆる「日本の流行」や「日本で今話題になっていること」に疎くなりがちですので、
むしろ「話題の新刊」とか「今はやりの〇〇」といったことに振り回されなくなると思います。
なので、例えば上記の「島耕作 会長編」なども連載時期は2013~2019年だそうですが、読んだことがない人にとっては今年の新刊と同じことだと思いますし、
日本のように、周囲の目を気にするというシチュエーションもほとんどないので、
自分が読みたいと思えば 古かろうが 流行遅れだろうが 気にすることなく読めると思います
ただ、コンピューターの技術書はダメだと思います
例えば今、「はじめてのWindows XP」を50セントで買っても、さすがに読む意味はあまりなさそうですよね。。
一方で、語学学習書などは多少古くても全然使える本が多いと思います。
以下の本は昨年50セントで購入しましたが(元値は1500円くらい)、毎日通勤バスの中で聞いて、全ダイアログを終えました
たぶん数万円の英会話教室以上の価値があったかと思います
ということで、日本国外に住むメリットの一つとして、日本の流行や周囲の目を気にすることなく、自分が好きなことに集中して、本も安いもので読んでみたいものを選べるということがあるかと思います