うちの子が、日本語補習校の中学一年生になって入学式に参加したのは去年の4月のことでした
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そして今日、1年生最後の授業を終えて、来月からは2年生となります。
・・しかしこの一年間は、うちの子にとっては相当大変な期間でした。
入学式以降、体調を崩して授業に参加できないことが結構ありました。
宿題を、我々親のアドバイスなしで一人でやるようにしたものの、分からなくて(分からなかったら聞きに来て欲しかったのですが、自分の中でしまい込んでしまって)後で苦労することもありました。
それでも、とりあえず今日 無事に中学1年生を終えました
そして補習校の一年を終えると、毎年文集「土曜日」が配布されます。
補習校は土曜日だけなので、この「土曜日」というタイトルはとても適切なのですが、
今回の表紙絵、この「キャスター付きバックパック」の絵が、我々補習校に毎週行っている者には結構ぐっとくるものがあります。
なぜなら、この日本語補習校にやってくる学生たちのほとんどが、このキャスター付きバックパックでやってきます。
全科目分の教科書・ノートと、その日のお弁当をまとめて入れてくるので、普通のちょっとしたバックでは入りきらないからです。
なお、通常の現地校の中学校は、学生一人一人のロッカーが学校にあるため、ここまで大きなバックパックは必要ありません。
ロッカーを持たない補習校だからこそ、必要になってくるアイテムです。
なので我々は、このキャスター付きバックパックを見ると、ああ 補習校だなあ と思うのです
また、中学部からは校舎の2階の教室になるため、この重いバックパックを自力で持って階段を上がらなければならないのですが、
(大量の教科書・お弁当の詰まったバックパックは大人でも結構重く感じます)
体がとても細いうちの子は、最初は自力で2階まで持っていくことができませんでした
しかし一年経って、今では一人で2階まで持っていけるようになりました
これで、次に補習校に行くのは4月になるので、当分は土曜日はお休みとなります
(行事としては卒業式がありますが、中1の子は参加しません)
少しだけ休んで、また4月からは、「自分との勝負」 - これは今日、最後に先生が子供たちに言っていた言葉ですが、私も同じ気持ちでした - になると思います。
まだまだ、「アメリカと日本の架け橋となる人材」という未来が うちの子の現時点での様子からは現実感がありませんが、いずれは 大きな世界観を持った人間に育ってくれたらと 日々思っています。