先日、4年ぶりに(アメリカに移住して初めて)日本語で仕事をする機会をいただきました
日本のお客様向けに、我々のツールのリリースのアナウンスをするイベントセッションでスピーカーをさせていただきました。
(もちろんリモートでしたが)
実は本来この仕事は、うちの部門の別のチームがされるべきものでした。
しかしながら、先日のレイオフ(関連記事)で、その担当チームがなくなってしまい、結果、日本語を話せる人、ということで急遽 私のところに白羽の矢が立ったのでした
なお、そのレイオフの対象になってしまったチームの日本法人対応担当の方は 日本人ではなかったのですが、日本語はもちろん話すことができる方でした。
たまにお手洗いなどでばったりお会いしたときに 日本語であいさつさせてもらえるのが ちょっとした和みになっていたものでした。
(なぜ生粋の日本人の私が日本法人のハブの役割をせずに、他の日本人ではない方がやっていたのだ?という疑問を抱かれるかもしれませんが、私はそもそも「日本語ができる人」として今のチームに採用されたわけではないので、当然そのような仕事をすることはありませんでした)
ところでこのイベント、もちろん日本時間に合わせて行われたため、こちらの時間では夜中の時間になりました。
日本時間の夕方5時開催、ということだったため、こちらでは夜10時開催の11時終了でした。
また、家からそのリモートセッションに参加することも可能ではありましたが、
うちの家のインターネットの速度は 下りは十分な速度なのですが、上りが遅いのです
したがって、私がリモートで画面共有しても、それがお客様に届くまでに時間がかかったり、最悪画面がフリーズしてしまうのです。
(日常業務でもよくそうなります。なのでそれが家から働きたくない大きな理由にもなっています。)
なので、今回も会社からリモートセッションに参加したのですが、
当然、夜11時に運行しているバスはないため、オフィスで一泊しました
しかしながら、ゴツゴツした床に寝袋を敷いただけでは背中が痛かったということ、また深夜でもビルのメインテナンスのために業者さんが入って清掃などをされていたことなどの理由で、あまり眠れませんでした
・・寝袋はともかくとして、日本語で行ったセッションの方は、沢山の質問をお客様からいただき、日本のお客様の情熱を感じさせてただくことができました。
なお、2時間前に行われた中国語のセッションではほとんど質問は出なかったということでした。(ほとんど同じであったにも関わらず)
「え?日本人は国際的に見たらシャイなのでは?」
と思われるかもしれませんが、今回の対象は 日本屈指と言ってもいいような超技術系のお客様、しかも特別枠だったので、
事情が違っていたのではないかと思われます。
しかし、正直に言えば、日本のお客様向けに仕事をするのは 神経も使いますし、楽ではないと感じております。
・・そんなことを言っているようでは、将来日本に帰って再就職をするなど夢のまた夢だということは分かっているのですが。。