今週からうちの子は、Middle school(中学校)に通い始めました。
アメリカの学校は夏休みが長いので、小学校の最終登校日(関連記事)から実に2か月以上経っています
夏休みの間も、空手教室、ゲーム作り教室、英語教室などに、それぞれ1週間程度ではありますが参加していたとはいえ、
やはり久しぶりの学校は、うちの子にとっては 相当プレッシャーだったと思います。
もっとも、初日はオリエンテーションだったので 授業ではなかったのですが、
やはりすべて英語の世界で、しかも小学校と違って自立性を求められる状況の中で、
彼の大冒険はさらに過酷になっていくものと思われます。。
なお、アメリカの義務教育システムは、
・ 小学校は5年生まで。ただし高校が4年間ある
・ 「中学〇年生」「高校〇年生」とは言わず、中学生は 6th, 7th, 8th grade、高校生は 9th, 10th,.. というように通しの学年
・ 高校までアメリカでは義務教育
という特徴があります。
したがってうちの子は6thグレード (中学校の1年目)となります。
以下の写真が、Middle schoolの入り口です。
以下の、小学校の時の入り口と比較して、なんだか雰囲気の違いを感じます。
やはり中学生は身長も高く、8th gradeの大きめの生徒は、私の身長(約171センチ)よりもずっと大きいでしょうね。
そして、Middle school の最大の特徴は、「クラスという概念がない」ということ、つまり日本でいうと大学のように、人によって時間割が違っており、毎時間自分が選択した授業を受けに教室を移動する、ということです。
ただし、幸いにして時間割は 月曜日から金曜日まで 毎日同じで、
毎日1時限目は必ずMathematics(数学)から始まり、
5時限目は英語1、6時限目は英語2、・・というように固定されています。
・・しかしこの英語の授業というのは当然、アメリカ人相手の英語の授業(いわゆる英語版の「国語」)ですから、
相当難しいと思われます。。
私もその授業、受けたいです。ついていけないかも知れませんが。。
そのような中、ひとつ うちの子にとって救いなのは、
Japanese (日本語)Lesson の科目を取っている、ということです。
つまり、アメリカ人向けの、外国語としての日本語のレッスンのクラスです。
当然「あいうえお」から入るようなレベルですから、
うちの子は、その中では超優秀な生徒になれるはずです
・・もともと、このMiddle schoolを選んだ理由は、Japaneseの単位があったからでして、
せめて一つくらい、優等生になれる科目を受けさせてあげたい、そうすることで自信を保てるきっかけにしてほしい、という意図によるものですので、
是非、そのあたりを足掛かりにしながら、このMiddle schoolで成長していってほしいものです。
(中学での経験というのは、人生の中でも大きく重いものではないかと 個人的には思います。
もしも人生の中のどこか1期間をやり直せるなら、私は中学生時代をやり直したいですからね。。)