ネズミとの格闘はステージ2へ | 55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

55歳過ぎてもアメリカでIT企業のエンジニア・PMとして挑戦します

一昔前なら定年を意識する年齢ですが、家族で夢をかなえるために2019年4月に渡米、現地のIT企業のソフトウェア開発部門のエンジニア・PM(プログラムマネージャー)として挑戦しています。

こちらの記事でも書いたように、まだうちの庭には大きめのネズミが毎晩出没しており、リスやアライグマのために出しているナッツを食べていました。

夜中に30分間庭の様子を動画で撮影すると、ネズミの姿が5~6回写っています。

・・まったく、なんと図々しい。。ということで、ばねで挟み込むタイプのトラップを仕掛けることにしました。




仕掛けた初日、我々が全員起きている夜8時くらいに、一瞬ネズミがそのばね式のトラップにかかりました。
かなり激しい音がして、びっくりして外を見ると、もう一度バチンと音がしてネズミがそのトラップから逃れて、慌てて去っていく姿がちらっと見えました。

つまり、そのネズミはいったんバネに挟まれたものの、挟まれどころがよかったのかそれとも怪力ネズミなのか、自分で逃れることに成功したのです。

仕掛けたトラップはRat用、つまり大きなネズミ用で、バネはきわめて強力なのでセットするのもかなり神経を使う(失敗すると自分の指は確実に骨折です)のですが、それでも逃れたのです。

ただそれでも、ネズミは相当驚いたはずで、もうそのネズミや仲間のネズミがここにくることはないだろうと思っていました。

しかし、トラップがない状態だと相変わらずネズミはやってきました
(寝る前に撮影開始する動画に毎晩写っていました。)

しょうがないのでばね式のトラップをもう一度、毎晩仕込むことにしました。
今度は、できるだけ警戒されないようナッツのトレーに近いトレーを用意してその中にトラップを仕掛け、撒き餌用のナッツも多めにしました。

また、ネズミはピーナッツバターが好きだというHome depotの店員さんの話を信じて、食用のピーナッツバターをトラップに塗りました

すると。。。



夜11時くらいに、かかりました。
しかも今度は、ジャストミートでネズミの首を挟み込むようにバネが入っており、どうやら即死でした。

しかし、それを狙ってトラップを仕込んだにもかかわらず、私は激しく胸が痛くなりました。
動物を殺してしまったという罪悪感、なにもこんな風に殺すことはなかったのではないかという後悔、とにかく後味の悪い思いで一杯でした。


ただそれでも、ネズミにナッツを横取りされるのは困ります。

理想的には、かご式のトラップにかかってくれれば殺さないで山奥に逃がすのですが、かご式トラップには前回一匹かかって以来全くかかっていません。



また、もう一つ分かったことがあります。
かご式のトラップを庭に出しておくと、ネズミは寄ってこないのです。
トラップがないと我が物顔でナッツを食べに来てしまうのですが。

ということは、かご式のトラップはネズミ除けとして使えるということになると思います。
私のやりたいことは、リスやアライグマのために出しているナッツをネズミに横取りされたくない、ということなので、これは使えそうです。

しかも、かご式のトラップの入り口が閉まっている状態でも、ネズミはやってこないようなのです。
さすがにネズミはトラップのメカニズムは理解していないようです。

入り口が閉まっていれば、仮にリスが夜中や早朝に来たとしても、トラップにかかることはありません。
また、リスやアライグマはかご式のトラップが何なのか知らないので、気にせずナッツを食べに来ます。

ということで、しばらくは入り口を閉めたままのかご式のトラップを夜だけ外に出しておき、その横にナッツの皿を置くようにします。

そうすれば、ネズミは来ないでかつリスやアライグマは普通にナッツを食べられると思います。

・・一週間ほどそれをやっていますが、今のところネズミは来ていない様子で、リスたちはかご式のトラップなど目もくれずにナッツを食べています(笑)