逃げ時の見極め方

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最低限、今よりいい人生になりたければコンフォートゾーンを自力で抜けろ。
本当にソレしか方法はなんかない。
ウッとくるようなことをあえてやり、心と体に耐性をつけて強化していくのだ。

・・・・・という話をしておいて今日は別方向から。

コンフォートゾーンから抜けろ、と常々言ってはいるが、逃げちゃダメだとも言ってない。
一見矛盾するように聞こえるかもしれないが、人生逃げ時の見極めは重要だ。

なんでもかんでも向き合って対峙して正面突破しないきゃいけないと思ったら大間違いである。
なんでって、明らかに負けが決まってる時に突っ込んで木っ端微塵になったら元も子もないからに決まってんだろう。
人生ってのはバイオリズムってのが確実にあって、負け勝負が決まっている時期は必ず存在するし、そうじゃなくても負けグセがついている時にムリに奮い立たせてもマインドが追いつかないもんだ。

バランスを崩している人間はこの負け時期が判断できない。
今しかないとかインスピレーションでそう思ったからとかの理由で無謀に突っ込む傾向がある。
で、金をつぎ込んだりムリに行動したりして思うような結果が得られなかったりする。
しかしバランスを崩しているかどうかっつーのもまた、自分じゃ判断できないというか判断できないからこそバランスを崩しているとも言えるｗ

この逃げ時の判断の仕方について話したい。

判定基準はいくつかある。
現時点での私の感覚で言えば以下の２つでいきたい。
あくまで現時点なので今後変わる可能性大だけどさ。

一つ目。
特に大きな努力をしなくとも自然と仲間や協力者が現れる時期。
コレは負け時期ではないと思っていいと思う。
まわりにとやかく言うヤツってのは勝ち時だろうが負け時だろうが必ずいるのであまり参考になんない。
ドリームキラーとか反対意見を言いたいヤツってどこの世界にも必ずいんのよ、いい雰囲気だろうがそうでもなかろうがｗ
そっちではなく、自分の姿勢や意見に心から賛同してくれる仲間とか特に積極的に声をかけたわけでもないのに一緒に行動してくれようとする協力者が現れるとかはどちらかと言えば追い風が吹いていると見ていいんじゃないかと思う。
こういう時は逃げるな。
そしてそうでもないなと判断できてかつストレスがデカいなら逃げていいかもしんない。

二つ目。
がんばることで消耗するのが目に見えている時。
これね、ホントにイケる時ってのはがんばったら成功とか上のステージとかいい結果とかが割とカンタンにイメージできるもんだ。
でもそうでもない時ってがんばったことで自分が摩耗していくことの方がイメージしやすい。
これは判断が難しいとは思うんだけどがんばらない、ではなく積極的に逃げろを選択して欲しいんだよね。
なんでかっつーと状況ってのはホントによろしくない時は「場」を変えることでしか抜本的な改善がなされない時も多いんだ。
がんばらない、というのはつまり特に行動を起こさない、何もしないの意味であって場はそのままである、と同じなんっすわ。
明らかに消耗が目に見えるのならむしろ逃げろ。
耐えたところで何があるってその程度考えられるだろうｗ
そして積極的に逃げろは推奨するが誰も人のせいにしていいとも言ってないｗ
それはその場にいて努力しないことをアピールしてんのと同じだｗ

ちょっと書いてはみたけど、全てにおいて逃げたらダメなことなんかない。
いつも言ってることだが人生は選択の連続である。
逃げるを選択し続けるのも手だし、その結果巨大な成功を手に入れてるヤツだって実際にいる。
でも、そいつだって努力すべきところで全力を出したってのは忘れちゃアカンよね。
ホントにいい人生や日常を手に入れたいのならがんばり時みたいなもんはあるんだよ。
いかにそれを楽しんでできるかみたいな部分にかかってる。

逃げていいよ、いくらでも。
健闘を祈る。