エロスかタナトスか！それが問題だ！

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他に書きたいネタがあったのになんでか無性にこのタイトルで行きたくなったので自分にだけわかる方向修正。

人間ねえ、生きてると結局このどちらかが原始的な衝動としてかならずどっかで絡んでくるもんだよ。
性か死か、それが問題だ。
コレはかの名作監獄学園アニメ１話でもあった名言だが（女子風呂を覗くか裏切った男子生徒をぶっ殺すかみたいなｗ）まぁ大体が思春期にこの肉体を持つ者特有である命題を突きつけられ、何かしら強烈な思いを抱いて大人になっていくものだ。

ザックリ言えば人はまず通常はエロスへと対峙するハメになるだろうし、あまり環境、境遇に恵まれないと真っ先にタナトスへ惹かれる衝動を抱きがちではないかと思う。
思春期にこのどっちも一切なかったよ、ってのはそれはそれで他に何かしら心を奪われる何かかそもそも感覚そのものをカバーして閉ざしていた可能性があるんでまぁ必ずしもコレが全部とは言わないが、少なくとも言えることはあってそれは何かというと、この２つは一種の肉体を持った上での人類共通であるテーマであるということだ。

ところで私はその思春期。
残念ながら当時、重い病を患っていたことから全く人並みの体を保持していなかったせいで、もう自分は最初からその道は絶たれたものだと早々に諦めて私なりのエロス哲学を日夜クソ真剣に血眼になって考えていたｗｗｗ
今思うと相当気持ち悪い女子高生だがしょうがない。
自分は肉体的にソレが叶わぬ運命を背負われているのだから望んではならないのだ、とせめて脳裏でエロスに関する壮大なシステムを構築するしかなかったｗｗｗ
悔しいが生きてはいるのに恋愛も性愛も当時は完全に閉ざされたような病状である、ひどい時は立ち上がるだけで丸一日を要したりしたくらいだ、多くなど望めない。
じゃあ自分が生きている意味はないのか、否！！とばかりに肉体を持たずして究極のエロスと同等の何かを得るにはどうすればいいのか、みたいなことを血反吐を吐きながら考えていたのだｗ
思い返せば死臭が漂うほどにアホ臭いがまぁやってる当時は真剣だったｗ
で、浅知恵のティーンエイジャーなりにひとつの結論に至ったのだ。
それが今現在でも多少自分の根幹を成すからおもしろい。

それは、性と死を同一視するというものである。

（厨二病ここに極まる、書いてて爆笑だオイ）

死ぬように愛せ、
そして愛すように死せよ、だ！

（ホントクソだな、わかってて書いてるからまぁヨシとして）

ちょっとネタっぽくなってしまって甚だ不本意ではあるが続けると、この性と死の問題ってのは人として生きる上で究極の命題であるにも関わらず、肉体ありきという強烈な条件がついている。
ちょっと突き詰めればわかることだが、このどちらも肉体に生命力があっての話で、それがなければ大した問題にはならない。
で、世の中の全てのファクターは原因を追っていくと必ずこのどちらかにぶち当たる。
生きてその証を残したいか、もしくは死を極限まで避けたいかのどちらかだ。

それでもなお、最後に残ったこの２つが全くの対極を成すものなのかと言われるとイヤイヤ、全然そんなことはない。
むしろ、どちらも種や成分自体は同じなんだよね。
肉体を持ってこの世で生きている、みたいなそこへの執着だよ。
それが自我となり夢となり願望となり渇望となり、恐れとなり不安となり虚無感となり、まぁなんつーかそういう様々なプラマイの感情が渦巻くものが結果的に全部ひっくるめて人生、みたいになってるわけだけど。

でもそこまで哲学チックに考えなくてもさ、どうせ全ての思いや感情はそのどちらかへ向かうのであれば、だよ。
しかもそのどちらも成分的にはほぼ同じときたらだよ。
最初っからその２つを強いターゲットにしていけば極端な話、ムダはなくなるんだろ、って思うわけだよｗ
すなわち、死ぬように愛し、愛すように死ねばだよｗ
え、わけわかんないとか言わないでくれよｗ

カンタンだよカンタン。

好きだと思ったら死ぬほど好きになればいいんだよ。
なれないんだったら自分で思うほど好きじゃないんだと早々に自覚して死ぬほど好きになれそうな何かを求めて疾走しなｗ
性愛とか恋愛とかってくくらなくていいよ、めんどくさいｗ
ああ、好きだと思ったら死ぬ気でそれを突き詰めてみたらどうよってことさ。

逆にああ死にたいと思うようなことがあればそれをとことん愛して愛でて楽しんでいけばいいと思うんだ。
死を望むのなら安易にそれを苦しい悲しいと直結させんな、そんなものは生きたいとする逆の感情の裏返しであって本当に渇望しはじめたらそこには悲哀もなにもなくなるさ、実際自分はそうだったしな。
愛すように死せよってすぐにはちょっとピンとは来ないと思うが俯瞰視すりゃまぁわかる、あがこうが喚こうがここにいる一人残らず数十年の命だ、騒ぐほどのもんじゃない、明日その日が来る可能性だって十二分にあるんだからまぁここはひとつその塵のような命を散る瞬間まで味わってみろよ、どうせすぐ終わんだからｗみたいな話だ。

エロスかタナトスか騒いでもしゃーないというのが結論で申し訳ないが、どっちに転ぼうがやれることやり尽くさないとどうせ不完全燃焼だ。
エロスに叫び、タナトスに吠えるのだｗ
肉体を持って塵の如くそれでも生きるってのはそんなもんだろ。

だから、想像力を鍛えたまえ。
内なる炎を消さないように。

ホントね、努力しないとカンタンに消えんのよ。
この内なる炎みたいなものはね。
人の生きるための原動力になっているにも関わらずね。