こんばんは、琉堵です。

未だに、「Dolly」と打ちそうになる。

さてさて、午前中は腹痛で死にかけてました。笑←

学校行こうかと思ってましたが、やめました。

まだちょいちょいあって、学校にはあと少し行きそうです。

そして、午後から復活致しまして、何となく文章を綴っていました。

長々としたあの話を、最後まで読んで下さった方、居るのかな^^;

あの話は、前々から書いてみたいなって思っていまして、書き出したら、もうダーッと書いたものです。

バンドというか、そういった類の話。

僕は、昔からバンドには憧れを持っていたので。

仲間とか、そういったものが羨ましかったんですよね。

僕には無いものでしたから。

登場人物に名前を付けたのは、久々な気がするな。

だいたい僕が書く話は、無名な事が多かったりしますからね。

サイトで書いてる長編小説とかでは、名前は出してますけどね。

登場人物のモデルは、まぁ、分かる人は分かるかと。笑

お気付きかと思いますが、主人公の名前は出してません。

敢えて、付けませんでした。

最初は、話自体にタイトルがありませんでした。

詩とかでもない限り、あまりタイトルは付けたりしないんですよね。

ひろむさんみたいに、「無題」と付けても良いとも思いますが。

未来に絶望しながらも、また期待をしては裏切られて、そんな事を繰り返しながらも、結局は未来に希望を持ったりもする。

そんな感じの話なので、プラさんの曲から借りて、「みらいいろ」と付けました。

まぁ、まだ分からないですけど、この話の別バージョンを書いても良いかなって思ってます。

書くかどうかは、僕の気まぐれで決めます。笑←

書いてて、何だかあの5人を好きになりました。

書いてると、自分で自分のキャラを好きになったりするんですよね。

ちなみに、主人公の容姿のイメージは、一応おかっぱ太朗さんです。笑

Sink辺りのイメージで、前髪を分けずに顔を隠してる感じです。

陰鬱な人だ。笑←

ではでは、僕の拙い文章にお付き合い下さった方、有難うございました。

「みらいいろ」


(七)

三月の空の下を、僕は歩いた。

吹き抜ける風に、春の気配を感じる。

何だか、視界が開けて変な感じだ。

そんな事を思ってる内に、いつもの公園に着いた。

ふと、足を止めた。

いつも座ってるベンチに、見知った後ろ姿を見つけた。

風に吹かれ、綺麗な黒髪が揺れている。

隣には、ベースが立てかけてあった。

僕は後ろからそっと近付くと、思いっきり肩を掴んだ。

驚いた顔のリュウが振り返る。

「びっくりした。脅かさないでよ。」

苦笑いをしながらそう言うリュウに、僕は笑った。

不意に、リュウが真顔になる。

「前髪、切ったんだね。」

視界を塞いでいた僕の前髪は、目の少し上で切り揃えた。

「久々に顔を見た気がする。」

「余計、座敷童みたいになった」と言うリュウの頭を、思いっきり小突いた。

僕はリュウの隣に腰掛けた。

久々に、僕らはまともな会話をした。

どうやらリュウは、よくこの公園に来ていたみたい。

たまに僕を見かける事もあったが、声をかけづらい雰囲気だったらしい。

リュウの話を聞いて、思わず笑ってしまった。

「あのさ、リュウ。」

僕の言葉に、リュウが僕を見る。

僕は言葉を続けた。

「タケの事、僕もバンドに誘おうかと思ってる。」

その言葉に、リュウは驚いた顔で僕を見た。

「え?バンドに戻ってくるの?」

「分からない。」

それが、今の僕の正直な気持ちだった。

自分が何をやりたいのか、まだ分からなかった。

ただ、諦めきれないのなら、もう一度やり直しても良いかなって思ったんだ。

「戻ってくるなら、歓迎するよ。僕は君の歌が好きだから。」

この間と同じ事を、リュウは言った。

「ヒロもタケも、君の歌が好きなんだよ。フジなんか、あいつの歌以外でギター弾きたくないって言ってたし。」

僕は思わずリュウの顔を見た。

リュウは真剣な顔になっていた。

「君はさ、自分を低く見過ぎてると思うよ。自信持って良いと思うんだけどな。」

僕は思わず笑ってしまった。

結局、みんなには僕の事なんて、お見通しなんだな。

僕はリュウと別れて、帰路に着いた。

駅から、徒歩約10分の安アパート。

そこで、僕の小さな世界は回り続けている。

未だにさ、自分の事は好きになれていないよ。

それでもさ、まだ僕は僕と付き合っていこうと思うよ。

もういいよ、もう難しい事を考えるのはやめたんだ。

これから何をしようか。

しばらくはまだ、のんびり過ごしていても良いかな。

またバンドを始めようか、悩んではいる。

まぁ、ゆっくり決めていくよ。

光と闇を繰り返しながら、僕はここで生きていくんだ。


end

「みらいいろ」


(六)

アパートに戻ると、僕は床に座り込んだ。

電気を点ける事も忘れていた。

ただ、訳もなく涙が止まらなかった。

不意に、携帯が光った。

一件の受信メール。

フジからだった。

「さっきは悪かった。お前が一番分かってるのも知ってる。ただ、話がしたかったんだ。」

フジからのメールを読んで、また涙が止まらなくなった。

そうだ、フジの言う通りなんだ。

僕は、この世界を諦めていた。

期待したって、どうせ裏切られる。

夢見る事程、馬鹿げた事はない。

それでもなんて思って、結局は繰り返し。

そうやって、今日に辿り着いたんだ。

正直、生きていくのが辛かった。

何したって、どう頑張ったって、僕はみんなに追いつけなかった。

死にたいなんて、口にした事はない。

でも、心のどこかで、常に思っていた事も事実だった。

フジに会おうと思った理由が分かった。

僕はただ、僕の事を認めて欲しかったんだ。

ほら、こうやって、また繰り返すんだ。

期待したって、どうせまた裏切られるのに。

未来に希望を持ったって、どうせ絶望するだけなのに。

それでも次は、なんて期待してる僕が居る。

それで馬鹿を見たって、それも悪くないって思ってる僕が居る。

真っ暗な部屋で、僕は涙を流し続けた。