鳥女 第16羽
藤森は輝から鳥女の絵を手に入れた。

藤森が輝と会って3日後、山口とけいすけが失踪した。
野尻はその知らせを聞いて、確信をしていた。
事件とあのサークルとは関係ある。
「のじさん!もうたけいとかどーでもいっすよ!犯人はあのサークルに!」
こうじろうは、いきまいた。
「確かにたけいはどーでもいーな」

その頃、藤森は村山と桜井に会っていた。
大学の部室には3人しかいなかった。
「はじめまして、おれは望月君の隣に住んでいる藤森しょうだ。牧師だ。アーメン。なっ?」
「なっ?の意味がわかんねーけど、なんのよーすか?」
「おれは、山口君、けいすけ君が失踪する数日前に会っている。そしてある情報を手に入れた。」
藤森は輝から得た鳥女の絵を見せた。
すると明らかに桜井の表情が変わった。
「おれは刑事じゃないから、知っていること全てを話してくれないか?おれも持っている情報は全て教える。」
村山は少し考え、話しだした。
つづく。

藤森が輝と会って3日後、山口とけいすけが失踪した。
野尻はその知らせを聞いて、確信をしていた。
事件とあのサークルとは関係ある。
「のじさん!もうたけいとかどーでもいっすよ!犯人はあのサークルに!」
こうじろうは、いきまいた。
「確かにたけいはどーでもいーな」

その頃、藤森は村山と桜井に会っていた。
大学の部室には3人しかいなかった。
「はじめまして、おれは望月君の隣に住んでいる藤森しょうだ。牧師だ。アーメン。なっ?」
「なっ?の意味がわかんねーけど、なんのよーすか?」
「おれは、山口君、けいすけ君が失踪する数日前に会っている。そしてある情報を手に入れた。」
藤森は輝から得た鳥女の絵を見せた。
すると明らかに桜井の表情が変わった。
「おれは刑事じゃないから、知っていること全てを話してくれないか?おれも持っている情報は全て教える。」
村山は少し考え、話しだした。
つづく。
鳥女 第15羽
藤森と輝は学生時代の同級生であった。
輝は大学の心理学の教授をしている。
「おーい、輝、久しぶり」
会うのは何十年ぶりか。
「は?誰だよ」
輝はかなりの毒の舌をもっている。
「いやいや、おれ、藤森しょう。これ見れば分かるでしょ。」
藤森は胸で十字をきって、大声で
「アーーメン」
と叫んだ。
「あ、しょう」
藤森は輝に鳥女という妖怪について聞いた。
「知ってるよ」
意外な返答だった。
鳥女とは日本の妖怪で、顔が鳥、っぽい人の顔。クチバシがある。たれ目。
で、体は素っ裸。
羽がある。がっつり飛ぶ。
食事は基本人と同じ。
藤森はメモをしつつ、あの日記と同じだなと思っていた。
そしてここからが藤森にとっては興味深い話しだった。
「で、その鳥女の特性だけど、人をさらうんだ」
「人をさらう……さらってどうするんだ?」
輝は舌打ちして言った。
「は?知らねーよっ!さらうってとこまでしか知らねーよ!殺すぞ!」
藤森は輝から罵倒を浴びせられ研究所を後にした。
つづく。
輝は大学の心理学の教授をしている。
「おーい、輝、久しぶり」
会うのは何十年ぶりか。
「は?誰だよ」
輝はかなりの毒の舌をもっている。
「いやいや、おれ、藤森しょう。これ見れば分かるでしょ。」
藤森は胸で十字をきって、大声で
「アーーメン」
と叫んだ。
「あ、しょう」
藤森は輝に鳥女という妖怪について聞いた。
「知ってるよ」
意外な返答だった。
鳥女とは日本の妖怪で、顔が鳥、っぽい人の顔。クチバシがある。たれ目。
で、体は素っ裸。
羽がある。がっつり飛ぶ。
食事は基本人と同じ。
藤森はメモをしつつ、あの日記と同じだなと思っていた。
そしてここからが藤森にとっては興味深い話しだった。
「で、その鳥女の特性だけど、人をさらうんだ」
「人をさらう……さらってどうするんだ?」
輝は舌打ちして言った。
「は?知らねーよっ!さらうってとこまでしか知らねーよ!殺すぞ!」
藤森は輝から罵倒を浴びせられ研究所を後にした。
つづく。
鳥女 第14羽
藤森が家に帰ると、さとこは神妙な顔で待っていた。
「ただいまー、進は?」
「もう寝たわ。ねぇ、ちょっと話があるの」
たしかに最近ごぶさただったが、おれはまだまだいけるぞ的な話かと思ったが全く違った。
「これ見て」
さとこが取り出したのは鳥の羽だった。
「これね、失踪した望月君の部屋、たけいの部屋にあった鳥の羽なの」
「あ、そう。でもあの事件とたけいは関係なかったんだろ」
藤森の家にも刑事達は説明に来ていた。
「わかんないわよ、そんなこと。それにこの羽どこにあったと思う?」
「は?」
「うちよ!うちの中にあったの!私は進が心配で!怖くて!」
「落ち着け、さとこ!たまたまだろ。」
「もう嫌よ…何このマンション…取り付かれてるわよ…」
相当気を病んでいたんだな、何とかしなければ。
藤森はそう思っていた。
藤森は翌日あるキリスト系の学校で講義があった。
今の時代、牧師だけではやっていけない。
そして昼休み、学食でカレーを食べていると、隣で話し声が聞こえた。
どうやら望月君の同級生らしい。
その話は事件に関する話だった。
「一女や」
そう言った瞬間、藤森は彼らに話しかけた。
「ちょっと、詳しい話し聞かせてくれないか?」
「え!?…一女についてですか?」
「いや、失踪の件だよ」
彼らは山口、けいすけといい、望月君とは同じサークルの同期らしい。
そして彼らはその桜井という先輩から何か情報を得ようとしている。
「そうか…ではおれはその鳥女について調べよう」
「え?なんか知ってるんですか?」
「いや、おれは知らないけど、そういう妖怪とか怪物に詳しい知り合いがいてね」
「ほんまですか。」
「うん、少し変わったやつだけど、この学校の教師で輝という男だ」
つづく。
「ただいまー、進は?」
「もう寝たわ。ねぇ、ちょっと話があるの」
たしかに最近ごぶさただったが、おれはまだまだいけるぞ的な話かと思ったが全く違った。
「これ見て」
さとこが取り出したのは鳥の羽だった。
「これね、失踪した望月君の部屋、たけいの部屋にあった鳥の羽なの」
「あ、そう。でもあの事件とたけいは関係なかったんだろ」
藤森の家にも刑事達は説明に来ていた。
「わかんないわよ、そんなこと。それにこの羽どこにあったと思う?」
「は?」
「うちよ!うちの中にあったの!私は進が心配で!怖くて!」
「落ち着け、さとこ!たまたまだろ。」
「もう嫌よ…何このマンション…取り付かれてるわよ…」
相当気を病んでいたんだな、何とかしなければ。
藤森はそう思っていた。
藤森は翌日あるキリスト系の学校で講義があった。
今の時代、牧師だけではやっていけない。
そして昼休み、学食でカレーを食べていると、隣で話し声が聞こえた。
どうやら望月君の同級生らしい。
その話は事件に関する話だった。
「一女や」
そう言った瞬間、藤森は彼らに話しかけた。
「ちょっと、詳しい話し聞かせてくれないか?」
「え!?…一女についてですか?」
「いや、失踪の件だよ」
彼らは山口、けいすけといい、望月君とは同じサークルの同期らしい。
そして彼らはその桜井という先輩から何か情報を得ようとしている。
「そうか…ではおれはその鳥女について調べよう」
「え?なんか知ってるんですか?」
「いや、おれは知らないけど、そういう妖怪とか怪物に詳しい知り合いがいてね」
「ほんまですか。」
「うん、少し変わったやつだけど、この学校の教師で輝という男だ」
つづく。