我が家のパグちゃん、つんちゃんオス、8歳が今年行った2つの手術があります。
それぞれの手術から時間が経過したので、その後の変化などをまとめたいと思います。
8歳パグ♂の手術記録
2022年2月28日に鼻腔拡張と去勢手術をしました。
入院は1日でした。全身麻酔をするので当日の朝ご飯は抜いて病院へ。
お水は飲んでもOKでした。
※ただしこの辺は病院によって違うかもしれないので病院に確認してみてくださいね。
我が家は事前に確認しました。
翌日、病院に連絡しお昼にはお迎えに行きました。
術後一週間は朝晩2回、飲み薬で抗生剤がありました。
(この時点で食欲はすごくあったので薬を飲ますのに苦労はしませんでした。)
入院中はご飯も一切食べず、トイレもしなかったようで、病院から出るとすぐに長いおしっこをしました。
その後、車で自宅へ連れて帰りました。
自宅へ帰るとすぐにご飯を食べてくれました。
手術後の気になる見た目は、心配していたほど痛々しくもなく、連れて行く前とほとんど変わりない姿でした。
鼻はブルーの糸が見えましたがよーく見ないと分からない程度。
どちらも傷はほとんど分からないくらい綺麗な手術跡でした。
鼻をかかないように注意が必要だったので、かゆみ止めも薬に追加してもらいました。
(この時点で鼻の上の皴部分のお掃除はしていなかったのでよくそこを掻くために顔をグリグリする癖がありました。これを伝えるとかゆみ止めの薬を出してくれました。)
抜糸が2週間後にあり、この時にも全身麻酔だったので当日の朝ご飯を抜いて病院に行きました。
この時に鼻の上の皴部分のお掃除と、肛門腺と爪切りも一緒にお願いしました。
鼻腔拡張と去勢手術(1泊2日)・飲み薬・抜糸までで4万5千円ほどでした。
こちらも病院により異なると思いますが、手術前に先生に確認した時は5万円くらいと言われていました。
2022年6月10日に軟口蓋の手術をしました。
こちらも同じく、手術日は事前に予約をして手術日まで体調を整えるようにしました。
手術日は病院側の都合が優先されます。
先生が手術可能日を教えてくださるので、その中で日を決めて行きました。
この時も当日朝ご飯を抜き、病院へ連れて行きました。
軟口蓋の時は事前にネットなどで確認した際に、手術は簡単だけど(成功率100%)、その後の呼吸の管理が難しく死亡事例が相次いでいる・・という記事を見て怖くてたまりませんでしたが、結果的には病院側でしっかり確認したうえで自宅に帰してくれるのでその心配はありませんでした。
前回の手術では翌日お迎えOKと言われていましたが、今回は1~3日の予定ですと言われていました。
前回用意しなかった食事(餌)も持って来てくださいと。
なので、つんちゃんがいつも食べている餌を1回分×3日分といつも使っている餌の器を用意して預けました。
前回と違うことにめっちゃドキドキしましたが、結果的には1日の入院で翌日お昼にはお迎えに行けました。
術後に水を飲む様子や餌を食べる様子を観察するために餌が必要だったのだろうと今なら思えるのですが、
事前に術後の死亡事例が・・・なんて記事を見ていたものだから不安と恐怖が募る一方でした。
不安ならネットの情報よりも先生にしっかり確認する方が良いですね。
病院側で確認したうえで退院でした。
退院の際も先生がしっかり写真と合わせて手術の説明をしてくれたこと、術後の呼吸状態や水や食べ物を食べたあとのえずきがないかも確認済みであることなど、ネットで見て心配だったことはすっかり解消されていました。
そして軟口蓋の手術に関しては抜糸はありませんでした。
何か月もかけてゆっくりゆっくり自動的に溶ける糸を使ってくれていたようです。
念のため5日分の抗生剤が出てました。
先生からは「いつも通りの生活をしてOK、薬が終わったらそれで終わり。確認とかもなしでいいよ!」
と言われてめちゃくちゃホッとしたのを覚えています。
軟口蓋手術(1泊2日)・飲み薬で3万5千円ほどでした。
こちらも病院により異なると思いますが、手術前に先生に確認した時は4万円くらいと言われていました。
手術から時間が経ったいま・・・
鼻腔拡張と去勢手術からは5か月、軟口蓋手術からは1.5か月が経ちました。
どちらも呼吸に直結していたのですが、初めは違いがよく分からず・・・
でも一ヶ月ほど過ぎたあたりから明らかに呼吸が楽になっているようでした。
一番変わったところはいびきの音と、寝てから途中で起きることがなくなったことです。
パグは鼻ペチャだからいびきは当たり前と思っていたけど違うかった。
そして何より、つんちゃんは夜中もしょっちゅう起きては何かしていたのですが、これがなくなりました。
朝まで寝ることもしょっちゅう。
今までは苦しくて目が覚めていたのでしょうね。
これを思った時に、もっと早く気づいてあげられれば良かったと思ったものです。
人間の都合や勝手な思いで、手術が怖い、かわいそうだからと思って先延ばしにしていたことも謝りたいくらいです。
つんちゃんはもともとハアハアいう激しい息遣いはなかったのですが、
先生曰く、「自分の体を理解したうえで動きを制限していたのではないか」ということでした。
なんか最近よく階段に登って困るー笑笑
と思ってたけど楽になったからなの?
どちらの手術も初めてのことで緊張したし不安も大きかったけど、呼吸のことを考えると一日も早く対応してあげるのが良いのではと思いました。
そして去勢に関してはマーキングの回数が減りました。
おしっこも起きるたびにちょこちょこやっていたので粗相があったり、たびたびマナーベルトを変えることがあったのですが、この回数が1/10くらいに減りました。
年をとってから去勢してもマーキングの癖が変わるかどうかは分からないと前に聞いたことがありますが、つんちゃんの場合は少し変わった気がします。
つんちゃんの手術前のいびきの様子です。
こちらは2022年1月のものです。
まだ鼻腔拡張も軟口蓋も受けてないので息がしにくそうでイビキの音も大きいです。
先生に確認するとこのようないびきは軟口蓋の典型的な特徴だそうです。
術前・術後にやったこと
こちらは少しでもできることをということで、術前・術後にヒーリングをお願いしました。
以前に斜頸を患った時にヒーリングをしてもらったことがあるのですが、その時につんちゃんが穏やかに過ごせたので、
今回はヒーリングと精麻で編まれた首飾りも合わせて取り入れました。
こちらの効果は絶大で、つんちゃんが安心して眠れたり術後も傷が落ち着く時間が早かったのはこのヒーリングのおかげだと思っています。
後は、毎日をストレスなく穏やかにどれだけいつも通りに過すかということを意識していました。
不安になったり過敏になるとつんちゃんが何か感じてしまいそうだったので、いつも通りを意識しました。
8歳という年齢で初めての手術を体験することになってしまったのですが、どちらも早期に気付くことができればもっと早く手を打てたのかもしれません。
わたしたちの場合はこんな病気があることも知らない中で、セカンドオピニオンの際に先生から言われて気づけた症状でした。
何がきっかけになるか分かりませんが、症状に気付けるのはいつもそばで見ている飼い主だけですし、
あとは信頼できる先生に任せられるかどうかだと思います。
つんちゃんの手術記録が少しでも誰かのお役に立てますように。