8月に初めてチームラボのアートを体験。
以来、すっかりはまって豊洲にも足を運びました。
で、大阪にもあるってYO!
しかも植物園で夜だけの開催らしいYO!
ってんで、アート鑑賞トリオにて行って参りました☆
その前にあべのハルカスではしゃいでから。笑笑
ボタニカルガーデンは、長居植物園で夜間だけ開催され、10月の開園は18時。
あべのハルカスのある天王寺から地下鉄で1本で行けます。
開園前に到着すると、既に行列が出来てました。
が、豊洲よりも少ないから余裕だな。
ちなみに、半分以上は海外からのお客さんだったので、いろんな言葉が飛び交っていました。
入場は、少しずつ人数を区切って行われたので、私たちは2番目のチームで入りました。
チームの最前列に並んでたので、こんな感じで独占状態。
でも歩くの早過ぎて、前のチームにすぐ追いついた。笑笑
最初のアート作品。
『生命は連続する光 - ラクウショウ / Life is Continuous Light - Bald Cypress』
植物園の入り口と大池を繋ぐラクウショウ並木が光り輝く。
ラクウショウの光は、人々が近くを通ると、さらに強く輝き、音色を響かせる。
そして、その木の光は周辺のラクウショウの木へ伝播し、音色を響かせながら、連続していく。
人の動きに合わせて光と音が反応する作品なんやけど、ずーっと人がいるので、あまり違いが感じられない。。。ww
次の作品はツバキ園内。
『ツバキ園の呼応する小宇宙 - 液化された光の色, Sunrise and Sunset / Resonating Microcosms in the Common Camellia Garden - Liquified Light Color, Sunrise and Sunset』
日中と日没後で様子が変わるOvoid(卵形体)が群生するツバキ園。
太陽の下では、Ovoidは周りの世界を映しはじめる。
太陽が沈むと共に、Ovoidは自ら光り輝き出す。
Ovoidは人に押されると、もしくは風に吹かれたり、雨に当たると、その光を強く輝かせ音色を響かせ、自ら立ち上がる。
周辺のOvoidも次々に呼応し、同じ光を輝かせ、同じ音色を響かせ連続していく。
そして、周辺の『呼応するツバキ園』にも呼応し、同じ色に変化し音色を響かせながら、変化していく。
Ovoidは、風が静かで人々が何もしない時、ゆっくりと明滅をはじめる。
Ovoidは、光だからこそ発色できる57色の「液化された光の色」で変化していく。
最初の1個は大人気で、皆が触ったり写真撮ったりで渋滞してたけど、奥に進むとめっちゃいっぱい並んでて、よりどりみどり!笑笑
近づくとネタバレしちゃう(コードが見えたり、ライトが見えたりする)のがちょっと残念ポイント。
でも、近づけずに遠くから見てるだけだとストレス溜まるはず!ww
『ツバキ園の呼応する小宇宙 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset / Resonating Microcosms in the Common Camellia Garden - Solidified Light Color, Sunrise and Sunset』
Ovoidは、光だからこそ発色できる61色の「固形化された光の色」で変化していく。
周りの木々も同時にライトアップされるので、同じ色になったり、バラバラになったり、周りの色とのコントラストが強くなったり、弱くなったり。
これ、ずーーーーーっと見てられるやつです。
つまり、危険。
気づいたら1時間たってたりするやつ!笑
次は、ボタニカルガーデンの広告写真でよく使われている作品 。
『風の中の散逸する鳥の彫刻群 / Sculptures of Dissipative Birds in the Wind』
生命の存在の輪郭は、肉体の境界面ではなく、それらと連続する環境も含めた、曖昧なものである。
この作品は、実際に周辺を飛ぶ鳥が、周辺の環境に連続的に与えるエネルギーを描き続ける、巨大な彫刻群。
鳥が飛ぶと、そのエネルギーは、空気などの環境を動かしていく。
吹いている風の中に、今この瞬間に飛んでいる鳥と、そして、今日の日の出から日の入りまでの間に飛んだ鳥の記憶が重なりあいながら、鳥がこの世界に与えたエネルギーを描いている。
彫刻群の周りに鳥が飛ばなければ、この彫刻群は真っ暗で闇に溶け込み、作品は存在しないに等しい。
彫刻群のある池の島には、鳥にとって良い環境にするため、鳥が食べる虫が集まる草木などを植えている。
彫刻群の周辺に植えられたこれらの草木に鳥が集まることにより、この彫刻群は成り立っている。
しかし、鳥は、そして虫も、池の島の草木だけで存在しているわけではなく、広大な植物園の森と池の生態系によって存在する。
この彫刻群の存在の輪郭もまた、物質的な彫刻の境界面ではなく、周辺の環境に対して連続的で曖昧である。
ゴッホの作品に登場するうねりみたい。
夜なので鳥の影響が見られないので、いまいち作品の糸が汲めなかった。
でも、動きをただ見てるだけでも楽しめる作品でした。
続いての作品が私の1番のお気に入り。
『自立しつつも呼応する生命の森 - ユーカリ / Forest of Autonomous Resonating Life - Eucalyptus』
別名「大きい卵」笑
ovoidの奥から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。
耳を澄ますと音も聞こえるし、触ると色が変わるし、グラグラ動いて反応が素直で楽しい。
ベットにもなるな!と全体重かけてみたり。
ここでもひとしきり楽しみました。
続いて、一気に3作品が展開されるエリアへ。
『具象と抽象 - 二次林の入口 / Concrete and Abstract - Secondary Forest Entrance』
人々が作品の中に入り、止まってしばらくすると、新たな線の集合が生まれて広がっていく。
その線の集合によって、森は平面の層へと変わる。
『森に描かれる空書 - ワンストローク、二次林 / Spatial Calligraphy in the Forest - One Stroke, Secondary Forest』
森の中で燃え続ける炎は、闇の絶対的な存在によって、形が変化していく。
人々は、感覚的な経験である炎をひとつの物体のように認識し、時にはそこに生命を感じる。
でも、炎も含めてここの作品は食指が動かんかったかな。。。
写真も撮ってない。苦笑
基本、カラフルなのが好きなんだな、私。
お次はこちら。
『風と共に踊る柱群 / Pillars that Dance with the Wind』
下から見上げると迫力満点!!
色がどんどん変わるし、同じ動きは2度はないので、これもずーーーっと見てられる。
さらに先に進むと、 先ほどのの作品と別の作品が同時に観れます。
『光色の草原 - カピラリス / Field of Light Color - Muhlenbergia capillaris』
カピラリスが光り輝く。
カピラリスの光は、人々が近くで立ち止まると、さらに強く輝き、音色を響かせる。
そして、その光は、周辺のカピラリスへ伝播し、音色を響かせながら、連続していく。
まさかの植物そのものに光を当てて作品化!
池も勿論作品展示の場所です。
『大池に浮遊する呼応するランプ - 曖昧な色 / Floating Resonating Lamps on Oike Lake - Ambiguous Colors』
大池に浮かぶランプは、それぞれ自律し浮遊している。
人がランプの近くで立ち止まっていると、もしくは風に吹かれて傾くと、ランプは色を変えて強く輝き音色を響かせる。
その周辺のランプも次々に呼応し、光を輝かせ音色を響かせ池の中央に浮かぶ小島の木々にまで連続していく。
ランプは、風が静かで人々が近くにいない時、ゆっくりと明滅をはじめる。
近代以前、日本では「かさねのいろめ」という、表の色と裏の色の組み合わせ(当時の絹は薄かったので裏地が透けたため複雑な色彩となった)や、重なる色彩のグラデーションなど、曖昧な色彩に、季節の色の名前がついていた。
ランプは、光だからこそ発色できる曖昧な色(水の中の光、水草のこもれび、朝焼け、朝空、たそがれ時の空、桃の実、梅の実、花菖蒲、春もみじ)に変化していく。
ただ、おそらくラインで繋がってるので、風での動きも微量で、変化が少なくてちょっと物足りない。
しかも同系色・・・・。
なんやけど!この作品、冬季限定で色とりどりのカラフル仕様になるらしい!
これで一通り作品は全部見終わったので、再見したい作品にもう1回寄ってから帰ろう!ということに。
とよちゃんもまぁちゃんも小さい卵が良い!ってことなので、もう一回り。
明るく光ってると、記念写真も結構綺麗に撮れます☆
私は、持ち上げようとしてるので、悪い顔してるわーーー!と言われる。解せぬ!笑
この日は全然寒くなかったので、一応持って行ってたライトダウンも登場の機会なし。
ちょうど良い気候だったこともあって、思った以上に長居してしまいました。
あ!長居公園だけに!サブ!!
梅田に戻ってご飯行こうーーーつて言ってたけど、帰りの電車の時間見てたら、ゆっくりイートインする余裕なくて。
大阪駅の立ち食いうどんにしました。
でも、さすが大阪。
立ち食いでも美味しかった!!