私が始めてSusukino SIMに行った時に、最初に目に付いたのはClub MKでした。
何が目立ってたのかというと、物凄い人の数で、みなさんが凄く楽しそうにしていた事です。


元々Susukinoは人が多いので有名なSIMですが、その一因にClub MKがあったんだなぁと
その時改めて認識した記憶があります。


そして風の噂でそのClub MKのオーナー自らSIMを用意し、
更に充実したClubや施設を作っているとの事。
本日はそのClub MKのオーナーmasa335i Kiddさんにお話をお伺いしました。
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emo8889 Xeno: Second Lifeを始めたきっかけを教えてください。


masa335i Kidd: Second Lifeを始めたキッカケは2年ぐらい前に、
プレステやPCゲームのシムズにハマっていた事から始まります。
もともと、IT関係の仕事をRLでしていて3D仮想世界の時代が必ず来ると思っていました。


シムズはSecond Lifeとは違ってゲーム内ミッションがあるので
自由度がなく制限された世界でしたがそれでも、当時はかなり楽しんでいました。

そして、今年の4月の終わりにニュースでSecond Lifeを知り、
雑誌などでも少しずつ取り上げられていた時期に参加しました。


「非常に良く出来た仮想世界で衝撃の連続でした」

emo8889 Xeno: 最初に持ったSecond Lifeの印象を教えてください。


masa335i Kidd: Second Lifeの印象ですか・・・。少し違うかもしれませんが
この世界は、非常に良く出来た仮想世界で衝撃の連続でした。
いくつか、例をあげるのであれば、


「目的が(クリアー)ない事」
これは、僕が一番ビックリした事ですw
良く聞くお話ですが、僕はこのSecond Lifeをゲームとして認識していません。
その理由は目的がないことですね。
まぁ、ゲームの新しい形と言ってしまえばそれまでですが・・・w


「著作権がある事」
ここらは、ゲームではない点の2番目の理由ですね。
これも、僕にとっては驚きでした。
ゲームの枠を超えていると感じた瞬間ですねw


「コミュニケーションや表現方法自由度の高さ」
これは、ジェスチャーなどボイスチャット・ダンス、
人との接し方や表現の多さにビックリしました。
それも、表現も自分でアレンジ(作成)出来る事ですね。

このような、魅力に僕自身がSecond Lifeにどっぷりはまってしまった。


emo8889 Xeno: では始めた時から今までの経緯を教えてください。


masa335i Kidd: Second Lifeを始めた当初はみんなが必ず通る道ですが、

キャンプに明け暮れていました^^
毎日キャンプをしながら色んな場所を見てまわりました。


一番初めに行ったSIMはAkibaだったんですが、

僕はRLでClub(ダンス系)が大好きで、週末はClub通いをしていました。
だからSecond Lifeでも、はじめて探したのはClubでしたねw


でも当時は、まだ日本SIMではClubが少なく、それもほとんどが週末しか人がいない状態でした。
そこで、僕は英語がまったく喋れないのにもかかわらず、
海外のClubに行くようになりましたw


Clubミュージックを聴きながら、キャンプが出来る場所を見つけて毎日キャンプしながらダンスしてましたねw
海外では言葉は話せませんでしたが、周りの人とうまくコミュニケーションが出来る事に気がつきました。


emo8889 Xeno: どうやってコミュニケーションを?


masa335i Kidd: それは、ジェスチャーです。
ジェスチャーとダンスだけで毎日盛り上がって周囲の外人さん達と楽しんでいましたw
そのうちに、自分自身でSecond LifeでClubが出来ないかと色々調べるようになりました。


そして放浪の旅が始まり色々な場所でSecond Lifeの事を勉強しました。
そして、行き着いたのはMature地区の中では日本人が最も多いと思われたSusukinoです。
まだ、当時は空き地が凄く多くて、人も一番盛り上がっている時でも
30人から50人くらいでしたが、それでも、かなり人が多い方でした。
そこで、初めて自分の土地を持ちClub MKを作りました^^


emo8889 Xeno: それがClub MK誕生の瞬間ですね。


masa335i Kidd: そうですね。
先ほどもお話しました通り、

当時、毎日楽しめるClubは、ほとんどなかったので、僕がやってやろうと始めました。
ただ、普通のClubでは面白くないと考えて、
海外では一部ありましたが、日本SIMでは始めてClubにストリップを取り入れた形を採用しましました。
スタッフやダンサーの方を募集すると多くの人が、
一緒にやりたいと言ってくれて凄く嬉しかったのを覚えています。


そしてその頃、このブログでも、ご紹介いただいている、miyuyuさんと出会いました^^
彼女はMKのダンサー兼マネージャーとして女の子達の

デリケートな悩みなどを解決してくれるMKには欠かせない存在です。
スタッフからもどんどん色んな意見を取り入れていき、お店の方向性や形が決まっていきました。


更に、MKグループを創設して、初めてのグループ店舗として、
miyuyuさんがオーナーとしてホストClub DIABLOを作りました。



http://slurl.com/secondlife/MK%20Tokyo/218/80/28


emo8889 Xeno: それでSusukinoは凄く盛り上がったんですよね。


masa335i Kidd: はい、SusukinoSIMで2店舗共頑張ってきて、

順調に多くの人で盛り上がっていたのですが、
人数が多くてその時期でSIMは毎晩100人になる状態でしたw


あまりのSIMの重さに問題が多く出てきたので、まずMKの独自のSIMを検討しました。
そして、現在では2店舗ともMK SIMに移転して毎晩多くの人で盛り上がっています^^


emo8889 Xeno: では改めてMK SIMにあるMK Building Tokyoの紹介をお願いします。



http://slurl.com/secondlife/MK%20Tokyo/124/105/80


masa335i Kidd: MKビルの1Fは情報ステーションを目指しています。
キャンプ情報や求人・イベントなどの総合的な情報ステーションですね^^



2FはMKグループのショップを展開する予定です^^一部は完成していますが、
ディアブロショップ以外はないので、 まだまだですねw
そして3Fは特殊なテナントスペースになっています。
今後の展開で楽しい空間を作る予定ですので楽しみにしていてください^^


4Fはフリーセックススペースですね。
出会いの場を目指して、日々向上を目指しています^^
そして最後に、屋上がClub MKです。


「大人のClubとして多くの方に楽しんでもらっています」

emo8889 Xeno: まず屋上スペースのClub MKを詳しくご紹介お願いします。




masa335i Kidd: Club MKは日本SIM初のストリップとClubの融合スペースとして作りました。
今から半年ほど前になりますが、Susukino SIMにて誕生し、
大人のClubとして多くの方に楽しんでもらっています。
MKは通常のダンス系クラブとしてダンスフロアーで楽しみながら
アダルトな一面としてストリップのステージも持ち合わせている大人の空間ですね。


男性の方が多いイメージですが、実は女性の方がかなり多いですw
結構、気がついたらハーレムだったりしますw
それも、MKに来られる方は男性はイケメンが多く、女性は美女ばかりですw
SIMが環境設定で夜の設定になっているので月夜にカップルダンスなど
しながら大人の雰囲気を楽しめる空間も作りました^^


イベント時に利用するスペシャルVIPルームがあり、

その場所はダンサーのGreat Hironsさんに作ってもらったとてもおしゃれな内装で、

そちらでショーを開催しています。
毎回MCとして僕かMK店長のMargul Sperber君が進行をしています。
今までにイベントは、数多くこなしてきましたが、現在は隔週でMK VIPダンサーのショーを開催しています。
昨夜も、ショーを終わらせたばかりなんです^^


内容的には、ストリップのショーでアダルトなイメージもそうですが、
劇のような要素を取り入れた形のショーを開催しています。
昨夜は海の中で繰り広げられるファンタジーでした。
MKガールのダンスによる癒しの空間をみなさんに楽しんでもらえたと思っています^^


ストーリーも毎回違ったストーリーで、2つのダンサーチームによって月替わりで行っています。

僕はMKグループの店舗で一緒に活動してくれているダンサーの子やホスト君達を
みんなSL家族だと考えています。ですから、MKでもダンサーの子は一番初めからいる子も

環境がいやでやめた子は一人もいません。
みんなとても仲がいいんですよねw
それぞれみんながやりたいことを楽しんでいるのでw


emo8889 Xeno: そもそもなぜClubにストリップ的要素を?


masa335i Kidd: 最初も言ったように僕はSecond Lifeを始めた当初、キャンプの放浪の旅をしてました^^
そして、あるClubで初めてポールダンスをしている女性アバターを見た時に
これはストリップ!?と思ったのですw
単純に僕が男性目線で見てしまっただけかもしれませんがw
初めて見たときの発想が単純ですが今に活かされているんですね^^


emo8889 Xeno: 次は4Fのフリーセックススペースですが、これもmasa335iさんの考案ですか?




masa335i Kidd: そうですね^^
フリーセックススペースをこのSIMで作った時には、日本SIMにも多くありましたが、
出会いの広場として利用できる空間を目指して作ってみました。


海外でも多くのフリーセックスの場所があり、なかなか自分では人に見られて利用するのは恥ずかしくてw
そこで自分で作ってしまいましたw


emo8889 Xeno: どういう方が来られるんですか?


masa335i Kidd: 結構、あのフロアーは、カップルで来られて

ご利用される方が多いので正直ビックリしています。


多分、自分で家を持っているカップルの人達も、
自分の土地の中では色々器具を置けない(プリムの制限)ので、
そこで、利用してもらっている方も多くいらっしゃるようですね^^


このフロアーの設備は種類もかなり豊富ですw
結構、こだわって揃えているつもりです^^
でも、それほど沢山の人が常時利用しているわけではなく、
まだまだ穴場の状態なんで、以外にゆっくり人目を気にしずに楽しめるかもです^^


emo8889 Xeno: 今後Second Lifeのアダルト産業に対して、どのような見通しをもっていますか?


masa335i Kidd: アダルト産業はRLでもそうですが、なくなることはありえないので
今後もどんどん新しいコンテンツができてくると思います。
僕も現在多くの企画を考えて、みなさんに楽しんでもらえる空間やサービスを、
どんどんコンテンツとして提供していきたいと思っていますし、
日本独自のアダルトコンテンツなども今後新たに沢山出てくると思います。


emo8889 Xeno: そういったコンテンツの運営のコツはあるんでしょうか?


masa335i Kidd: コンテンツを提供していく上で当然経費もかかりますが、
この経費をいかに回収しながらコンテンツを提供できるかが非常に重要だと考えています。
たぶん、多くのコンテンツのオーナーは自分の持ち出しでコンテンツを提供していると思いますが、
とても良いコンテンツを作ってもオーナーが経費倒れしていては、
せっかくの良い物もみんなが楽しめないですからね。


その点、MKグループは採算が2店舗ともやっと取れるようになって来ました^^

質の良いコンテンツを多くの人に楽しんでもらえるように、
MKグループではノウハウの共有などして日々各店舗のサービスの向上に努めています。


斬新なアイディアやコンテンツを持って、
グループに入りたいと言って来られる方が最近多くいらっしゃいますね。


「凄い企画があるので楽しみにしていてください」

emo8889 Xeno: なるほど、では今後はどのような活動を予定されていますでしょうか?


masa335i Kidd: まだ、企画段階ですが凄い企画があるので楽しみにしていてください^^
これからのMKグループは大きく、そして楽しい空間を沢山のSecond Lifeの住人の方に
提供出来るように頑張っていきたいと考えています。
みなさんも一緒に今後のMKグループの動向を見て頂けたら幸いです^^


emo8889 Xeno: ではSecond Lifeに感じている魅力を教えてください。


masa335i Kidd: 僕の最高の癒しの空間ですねw
Second Lifeの中のClub MKやDIABLOも今後の成長が楽しみですし、
どんどん大きく有名な場所にしていきたいと思っています。


emo8889 Xeno: 最後に読者の方にメッセージをお願いします。


masa335i Kidd: お店のイベントも隔週にダンスショーを開催していますが、
毎回多くの方に足を運んでいただき盛り上がっています。
本当に、楽しい空間を皆さんに楽しんでもらえるように、今後も頑張っていきますので、
Club MKとDIABLOを今後ともよろしくお願いいたします。


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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Second Lifeの世界にはリアルと変わらない商業世界が広がっており、
当然ながらアダルトコンテンツもどんどん進展していきます。


その中で日本の業界においてこのMKグループは本当に大きな存在であり、
世界的に見ても成功事例として紹介されるようなコンテンツを
創造できるチームである事は間違いないと思います。


まだMK SIMに行った事のない方はこの機会に行ってみてください。
Second Lifeの新しい文化を目の当たりにする事でしょう!

Japanes Sunset Beach このタイトルをつけてるアバターをやたら見るのは私だけでしょうか?
ということで、色々調べてみると、サーフィン関係のイベントをユーザーに提供しているようです。
またそのイベントを含む、物凄い数の映像がWebで公開されていて、
SLの世界を映像で魅せるという手法をとっている事がわかります。


そんなわけで気になっていたグループなのですが、遂に取材をする事ができました。
本日はJSB、JSSAのTeto Junさんにお話をお伺いしました!
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emo8889 Xeno: まずJSB(Japanes Sunset Beach)グループご紹介をお願いします。


Teto Jun: JSB(Japanes Sunset Beach)グループは、日本のSIMにはない

ロケーション&コミュティと、メインランドという、Matureな堅苦しくない

自由な遊び場を提供しており、現在の会員数は780名ほどです。


emo8889 Xeno: 780人!凄い数ですね!


Teto Jun: ここまで、JSBグループが継続され大きくなった要因は、

初期からいていただいたコアメンバーである、

Emia Merlinさん, izki yoshikawaさん, Kaya Voom さん, kex Hax さん, Isana Rang さん,

Cecilia Quisling さん, Glico Watanabeさん, ituki Beckさんの8名の方が、

ニュービーさんへSLの楽しさや、チュートリアル対応等をして、

JSBを支えてて頂いた結果だと思ってます。感謝!

もちろん他のメンバーさんもですが、書ききれないもので、、、(^^;


Teto Jun: また当初から、テロ対策等で土地へのrezやスクリプトの制限をかけており、

グループにjoinして頂ければ、モノをクリエイトしたりrezして遊べますよ、ということで、
グループメンバーにjoinしてもらってたんですが、それも要因かもしれません。


emo8889 Xeno: では改めてSLを始めたきっかけを教えてください。


Teto Jun: 昨年からアメリカの友人や身近な知り合いもプレイし始めたということもあり、
興味はあったのですが、リアル仕事が忙しくなかなか登録できない状況でした。
そんな状況の中、ウチの会社の取締役(現JSBオーナー)がサインアップし動き始めたのがきっかけで、
リアル仕事であるIT業務にもメリットがあるのではと、リサーチ目的で開始したんです。


「初めて目にしたBora Boraビーチのロケーションに感動したんです」
emo8889 Xeno: 最初の印象はどうでしたか?


Teto Jun: 3DスキルがないとSLは楽しくないという話は聞いていたのですが、まったくそんなことはなく、
初めて目にしたBora Boraビーチのロケーションに海好きの私は感動したんです。
また、元々プロダクトやWEBデザインの他に、アーバンプランニングの街や公園のデザインもやってたので、
別に、建物をビルドしなくたってランドデザインだけでも面白そうって感じましたね。


emo8889 Xeno: なるほど、最初は何から始めたんですか?


Teto Jun: 当初は、現JSBオーナーのKaori Merlinが英語に長けていることもあり、
メインランドとプライベートSIMの違いや、ユーザや企業の動向をリサーチしたりしてました。
そこで、土地を触ってみようと、一番安価なメンランドの雪山に512sqmの土地を購入し、
土地の造成や建物をビルドしたり、もちろん他ユーザとのコミュニケーションも図りました。


元々、インターネット黎明期の95年当時CU SeeMeやiVisitなど
ビデオカンファレンス・コミュニケーションツール等にハマっていたので、
世界中のユーザとコミュニケーション図るのは好きだったんです(笑)


emo8889 Xeno: 海好きなのに、最初は雪山だったんですねw


Teto Jun: はい、でも雪山は寒いので(笑)転売し、メインランド西海岸のビーチに移転し、
日本SIMではお目にかかれない、サンセットのキレイなメインランドならではの
ロケーションをコミュニティースペースとして、日本人ユーザ向けに開放し始めました。


emo8889 Xeno: それがJSBスタートの瞬間ですね。


Teto Jun: そうです、まずは手始めにSLのクライアント機能を使いこなしてみようと、
JSB(Japanes Sunset Beach)という名称で日本人向けのコミュニティグループを発足させ、
ショボイ(笑)検索エンジンでSEOを試したりしてました。


また、仕事で動画配信のプラットフォーム開発をおこなっていたこともあり、
土地にムービーやネットラジオをセットし配信したり、ウインドサーフィンやジェットスキーなど、
マリンスポーツグッズを揃え、仕事を忘れ遊んでました(笑)


http://slurl.com/secondlife/Mortons%20Gully/134/238/22


emo8889 Xeno: なるほど。


Teto Jun: そのうち、検索から日本人ユーザがうちのビーチに毎日多数降り立つようになり、
あっと言う間に口コミも手伝って、グループメンバーが3桁になりました。
それじゃ、もうそろそろオープニングイベントでもやろうかということで、皆でビーチダンスクラブを設置し、
グループ主催の最初のイベントをおこなったんです。


この時期から、JSB公式ブログを立ち上げ、ウチの動画配信システムを使って、
JSBの日常やイベントなどをオンデマンドでビデオ配信し始めました。



JSB公式ブログ:http://secondlife.movie-box.jp/


emo8889 Xeno: それも大反響で、JSR(Japanese Sunset Resort)を作ったんですよね。


Teto Jun: はい。ビーチをサンドボックスとしても開放していたんですが、
メンバー数も日々増えリピーターさんも多くなり、手狭となってきたので、
同大陸の南に約30000sqmのビーチを別途購入し、JSR(Japanese Sunset Resort)と称して、
ビーチサンドボックスはもちろん、メンバーさん向けに無料レントハウス、

クリエイターさん向けのレントショップ、メンバー専用のメガクルーザや

隣接SIM部分も含めた負荷分散可能なイベントスペースなどを構築したんです。

アーリーアダプターであるクリエイター支援や、ニュービー支援を目的にしたものです。


で、第2回目のイベントとして、JSRオープニング・ダンスバトルをおこないました。
KABUKI SIMの有名どころである、Kyokoさん率いるラウンジ響子チームや

SWANチームなどショップ6チームが参加し、観客も合わせ総勢80人の大イベントとなりました。

もちろんその模様をJSBブログでビデオ配信しています。
このダンスバトル企画が後に他のイベントでも使われるようになったと聞いています。


emo8889 Xeno: その時点でJSBのメンバーは何名くらいだったんですか?


Teto Jun: 2007/6の時点で、メンバー数が400人を超えており、純粋に日本人グループとしては、
約400グループ中5位ぐらいになったのかな。自分でも2007/3からという、この短期間にビックリでした。


さらに毎月のイベントが恒例となり、第3回目は七夕に向け趣向を変えて、他では行なっていなかった、
大人のスローなカップルダンスパーティ(舞踏会)を全員参加型(観客入れずに)でおこないました。
評判は凄く良かったですね。このイベントで何組かカップルになった方がいられたようです(笑)


emo8889 Xeno: 新しい出会いの場としても貢献したんですね!


Teto Jun: このダンスイベント前はあくまでも友達としての付き合いだったのが、
舞踏会ということもあり、カップルでダンスの練習や衣装決めなどで、より身近な関係になり、
イベント終了時には晴れてカップルとなったということです(笑)


ダンス中にも、場を盛り上げようとロマンチックな言葉を交わしながら、マジになったわけですね(笑)
他メンバーさんでは、JSBで知り合い、リアルでも付き合ったカップルがいたようです(笑)


emo8889 Xeno: その後はサーフチャレンジも実施したんですよね。


Teto Jun: その後JSBのビーチを拡大し、サーフィン可能なスペースを確保し、
波とボードがリンクし、リアルな波乗りに近い優れた波とNamikoボードを用意しました。
これも日本SIM関連では初の試みです。とは言っても、
自分が元リアルサーファーだったので、自己マンの何ものでもないですね(笑)


そこで、第1回JSBサーフチャレンジと銘打った、全員参加型の波乗り大会を実施し、
日本のサーフブランドであるanalogクラスや浮き輪クラスも含め、盛大に行いました。
合わせて、SL初となる、WEBライブとインワールドライブ中継も同時に行いました。


emo8889 Xeno: どれくらいの反響が?


Teto Jun: 参加者とライブ視聴者数合わせて約220人となりました。
この頃から、リアル仕事で企業の参入や運営のコンサルタントも開始しました。


実績:http://secondmovie.nct.co.jp/


emo8889 Xeno: そもそもなぜオンデマンド配信やライブ中継を始めようと?


Teto Jun: リアル仕事でネット上での動画配信プラットフォームのサービス提供や、
開発などを手掛けていることもあり、また個人的に映像が好きなこともあって、
SLはそれにもってこいのコンテンツという事もあり、
クローズされたSLの魅力を表に出していけたらなと考えたんです。
静止画と動画では伝わり方はまったく異なりますので、一目瞭然ですよね。


参入支援もですが、一番重要なのはコミュニケーションも含めた運用部分なので、

その辺について企画提案しています。ウチも企業とはいえ、

1ユーザとして動き、密接にユーザとコミュニケーションを取ってきたもので、
そのノウハウやリソースを提供しています。


また、企業においては、クローズされたSLでの広告等費用対効果などは

求められる状況ではないので、企業のプロモーションツールとして、
マニシマ制作など、WEBコンテンツやPVなどに利用したりと、
インワールドでの展開と合わせて、外へもプロモーション出来るような仕組みを提供しています。


emo8889 Xeno: ライブ中継は凄く中の様子も伝わりますもんね。


Teto Jun: リアル仕事である動画関係をプロモーションしていますが、もうこうなると、
SLでのビジネス展開どうのこうのでなく、完全に遊びになってしまい(笑)
リンデンのオークションでメインランドの1リージョン(1SIM)を競り落とし、
ヤレ感を打ち出したグラフィティ・サーフスポットを構築し、JSBを全面移転リニューアルしてしまいました、、、(^^;


もうリアルな街並やカフェ, キレイなビーチに飽きちゃったんです(笑)
SIMのテイストもWEBと同じように、リニューアルしたほうが皆飽きないですよね。


「約600人が同時セッションできる大きなイベントを実施します」
emo8889 Xeno: それが今のJSSAですね。


Teto Jun: 名称は、JSSA(Japan SL Surfing Association)とし、
analog surfや海外のSLサーフィンアソシエーション、
リアルサーファーグループの協力のもと、SLで3カ所目となる、

津波のようなEPIC WAVEを入手&設置し、
本格的なSLにおけるワールドワイドなサーフスポットになりました。


http://slurl.com/secondlife/Brackish/135/233/21


また、周回道路も設置し、車やオートバイで街道レース可能にしたり、
ハングライダーや飛行機など、ユーザが陸海空で思いっきり遊べるSIMとしました。
現在は上空にシューティング施設&バトルエリアも建設中です。


emo8889 Xeno: 凄い豊富なアミューズメントスポット!


Teto Jun: そして10/20に第2回目の「JSB*JSSAサーフチャレンジ第2戦」を
JSSAリニューアルオープンイベントとして、
STREET MUSIC DJの5人とコラボしてもらい、MCも立て、WEBライブも同時視聴者数MAX500人とし、
会場と合わせて約600人が同時セッションできる観覧される方も楽しめるイベントを実施します。



詳細は、http://secondlifemovie.blog75.fc2.com/blog-entry-34.html


emo8889 Xeno: サーフチャレンジって具体的にはどんな内容なのですか?


Teto Jun: 創造やコミュニケーションは大多数の皆さんは体験しているんですけど、
SLならではの遊びにどんなものがあるのかを知っていただくために、
日本ではお目に係れない本格的な波乗りを体験して頂ければと思っています。


例えばここに用意されている波と板はリンクされているので、
本当にリアルに近い波乗りができるんですよ。
なので、リアルの波乗りの大会と同様に、テクニックやロングライドが可能となっているので、
我々元リアルサーファーや現役サーファーによる審査を行います。

遊びとはいえ、目的を持って真剣に楽しんでいただきたいのです。


emo8889 Xeno: ちなみに技というのはどうやって?


Teto Jun: コマンドキーによっての技ですね。。
マシンスペックにも依存しますが、左右上下のコントロールがどこまでレスポンス良くできるかもあります。
SLでの車の運転も同じですよね。


あくまでも全員参加型での大会としているので、
一体感というか、選手同士のコミュニケーションも発生しますし、
自分でコントロールする楽しさや、難しさも知ってもらえたようです。


emo8889 Xeno: 今後はどういった活動を予定されているんですか?


Teto Jun: WEBライブ中継やオンデマンド配信を通じて、

クローズされたSLの魅了を表にもっと出せていけたらと考えています。
また、SLの基本はコミュニケーションであるので、ウチも企業の端くれとして、
今後プレイに参加されるニュービーの方々の支援と、
クリエイターの方々のスキルアップに協力できればと思っています。


emo8889 Xeno: 逆にSLでの展開の難しさって感じたりは?


Teto Jun: そうですね、企業として動いてはなんの展開もありませんね。

あくまでもユーザの立場に立って、ユーザと向き合って、レコメンドというか、

それぞれのニーズを把握し、初めてビジネスモデルが生まれてくるので、
今の段階では、まずユーザがSLで目的を見つけやすい環境を

構築していかなければならないものと思っています。


それと、今まで話した経緯には、重要な人物として、JSBグループオーナーのKaori Merlinがいます。
彼女がいたからこそ、ユーザーも集まってきたわけで、カリスマ性は誰よりもあると思っています。
自分はただ土地を管理している用務員ですよ(笑)
彼女が、この日本人グループ2番目となったJSBを支えているんです。




emo8889 Xeno: では今思う、SLへの感想、そして感じている魅力を教えてください。


Teto Jun: SLは単なるオンラインゲームではなく、高コミュニケーションツールを軸とした、
次世代のインターネットブラウザであると感じています。
リアルと融合する可能性を感じています。
リンデンには頑張ってもらいたいですね(笑)


emo8889 Xeno: 次世代ブラウザというのは?


Teto Jun: 現段階でのSLは当時のインターネット黎明期と同じで、
まだまだ先にはなりますが、円換金などと合わせて、Eコマースや、情報収集、
オンタイムでの企業のカスタマーサポート、セールスサポート、

またEラーニングなども展開されるでしょうから、
そういった意味で次世代ブラウザと位置付けしています。


「メンバーさんがこのグループで学び合って、目的を見いだしています」
emo8889 Xeno: なるほど、では最後に読者の方にメッセージをお願いします。


Teto Jun: まだまだ、PCのスペックや言語等のハードルはありますが、まずはサインアップし、
創造やコミュニケーション、探索をしてみていただきたいです。
目的が見つからなければ、JSBのTeto JunまでIMでご連絡ください (笑)


そして重要な事ですが、メンバーさんは、このグループで学び合って、
独立しショップを立ち上げたり、メインランドに土地を購入して自宅を作ったり、
アーティストとして、ライブ活動し始めたりと目的を見いだしてくれています(それが一番嬉しいです)
そしてそれは箱物を提供するだけでなく、ちゃんと向き合ってコミュニケーションや、
楽しさを共有した結果だと思っています。


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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あくまでも1ユーザーとして楽しみ、他ユーザー達にイベントを提供していく姿勢が
今回の取材で伺う事ができました。


そして今後のSLの展望についても非常に明るい未来を予想されており、
こういった方々がインワールドを盛り上げていってくれると、我々一般ユーザーは
もっともっとSLを楽しむ事が出来るのではないでしょうか。


また今回、取材場所にさせて頂いたJSSA(Japan SL Surfing Association)は素晴らしいロケーションです。
是非、みなさんもこの海へ遊びに行ってはいかがでしょうか!?

私もインタビュー記事を書いていますが、所詮は素人なもんで
やっぱりプロの書いた記事は凄いなぁと、SL関連記事を見る度に思います。


その中でもこの方は「日本初のインワールド・リポーター」として
アスキーインプレスSL Style Magazine 等で記事を連載し、
常に興味深い記事を提供しながら、SLの発展にジャーナリズムで貢献されていて、

また月刊アスキーではビジネス視点での連載のアドバイザーも行っている等、

多岐にわたる活動をされていらっしゃいます。


本日はそのインワールド・リポーター、Chizzy Dilleyさんにお話をお伺いしました。
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emo8889 Xeno: SLを始めたきっかけを教えてください。


Chizzy Dilley: RLで元々ジャーナリストをしておりますので、米国事情などを常に追っていました。
昨年、CNNだったかで、セカンドライフの事がとりあげられていて、
それを見た瞬間にこれは!と感じていました。
その時、Linden LabのCEO Philipのアバターが、
キーボードを打ちながらチャットをしている姿がとにかく衝撃的だったんです。


emo8889 Xeno: ジャーナリストとしては具体的にどんなお仕事を?


Chizzy Dilley: 元々、IT業界のマーケティングやPRなどに関わったお仕事をしていました。
色々調査をしてレポートしたりといった事もしています。海外にもよく行きます。
その流れでここ数年はいくつかの雑誌に執筆活動もしていました。


ただ、自分自身ではライター、記者という単独の位置づけには思っていないんです。
外から見るとそう見えるかとは思いますが、書くことだけがメインではないので。



「Matrixはおこりうるんだと瞬間に実感した」

emo8889 Xeno: 実際SL始めてみてどんな感想を持ちましたか?


Chizzy Dilley: Matrixが来る!ですね。
実際には、Matrixはおこりうるんだと瞬間に実感したというか、
何年か前から、バーチャルの発展的なイメージを頭で持っていたんです。


emo8889 Xeno: といいますと?


Chizzy Dilley: 例えばMicrosoftやIntel等、海外のイベントでカンフェランスに出席すると、
彼らのプレゼンテーションでは、もう数年前から、
未来型のテクノロジーを紹介する時に、そういったイメージを伝えてきていて、
画面の中の3D空間ではなく、さらにリアル空間の中でも行き来する、
そんなイメージが実際のテクノロジーを追う中で見えてきていたんです。


でもMatrixまでは起こりえないと思っていたんですが、
セカンドライフに入った瞬間に「起こりうる」と感じました。
それがとにかく一番最初のインスピレーションでした。


emo8889 Xeno: それからはどのような活動をされていたのですか?


Chizzy Dilley: 1月入って、まだ日本はそれほど発展していなくて、MagSLなどもポツポツあるだけ。
だから私は多くの時間は海外のSIMに行き、どんな所があるのかなど見聞きしていました。

それから、物作りにも興味を持ち、
リアルでデジハリが講座をやっているのに出てみようかとか考えたり・・・。


そのうち、日本のSIMにもチラホラと人がいるようになってきて、
AkibaのカフェやASHIYUに行くと沢山の人が話している、
そんなのを面白いなと思うようになりました。


emo8889 Xeno:人の集まる所は色々な面白い話が聞けますよね。


Chizzy Dilley: このバーチャル空間に関して、色々話したりすると、
みな何か可能性みたいなものを感じている。
それで最初は取材というよりは、土地オーナーになる人や、
SLで何かをしたい人、している人たち等に、話を聞いたりという事が自然に増えてきました。

日本の情報が少なかったので色々な人とのつながりだけが便りでしたから。
その時にNaviSLのZATOさんや渋谷の神様(Nakatoさん)を始め沢山の人と知り合いました。


emo8889 Xeno: その頃から流行の兆しはありましたよね。


Chizzy Dilley: はい、その頃(2月)からRLで関わっている媒体関係者に
「SLくるから」と言いまくってたんですが、相手にされずにいたので、
私はとにかく仕事とは関係なくやっていました。


しかし3月になってある特集をやる事になり、改めてRLの編集さんや読者と、
SL内の温度差があまりに大きい事を実感して、
その間を取り持ち、ちゃんと中の事を伝える必要があると感じました。


emo8889 Xeno: それは使命感に近いものがありますね。


Chizzy Dilley: そして4月にはどんどんメディアが取り上げる様になってきたんですが、
その時、報道の仕方が何か違うな~と感じていて、
私はもっとロイターがやっている事に近い物をやりたくなっていたんです。
そして丁度その頃、月刊アスキーというビジネス雑誌で、SL特集をする事になり、
色々調べ回って、RLで人とお会いしたりという事がまたぐんと増えたんです。


emo8889 Xeno: 何か違うというのは?


Chizzy Dilley: その時だけ中に入ってきて、ちょっとやってみたけどつまらなかったという話だったり、
SLでお金がこれだけ儲かった人がいる、とか、またSLは流行るか流行らないかという話題だったり、
観点が違うと思っていました。


emo8889 Xeno: それからどんどん多忙になっていくわけですね。


Chizzy Dilley: インワールドからの発進という位置づけから、
すでにSLとRLを行き来するというのが自然な感覚になっていました。
1つの媒体やRLだけ、SLだけという事ではなく、SL Style Magazine にも関わらせてもらったり、
アスキーの公式WEBサイトでの「セカンドライフレポート」 のホスト役を勤めたり、
そしてインプレスフォーラム でも記事を書いたりと、
フリーランスという位置づけでのインワールドリポーターとしての活動が定着してきた感じです。




emo8889 Xeno: そもそもなぜインワールド・リポーターになろうと思ったんですか?


Chizzy Dilley: RLでもそうだったんですが、なろうと思ってというよりは、
こちらとこちらに情報があって、あるいはそれが人と人だったり、
それを結びつけたら良いのに!というひらめきがあると、とにかく伝えたいんです。


普通は個人で口コミだったりとなるわけですが、それをパブリックに発信することで、
どこかの誰かのアンテナに引っかかってくれたら良いなと。
そんな感じで動いていると、自然に記事を書いたりという事になっています。


セカンドライフではRLと同じことはできますから、それ以上の事じゃないとつまらない。
で、あればライターではなくレポーター、映像や音や文字情報だけではないので、
自然にインワールドレポーターと名乗っていましたw


「とにかく自分で見て、聞いて、調べて、人と話して」
emo8889 Xeno: 取材のポイントみたいな物はあるんでしょうか?


Chizzy Dilley: 私が現在、SLで関わっている中で、取材はいくつかのパターンがあります。
1つはSL内の色々なSIMやイベントなどをとにかく自分の足でレポートして歩くこと、
もう1つはその中の人物に直接お話を聞く事、emoさんもインタビューをされていますが、
同じような目的でお話を聞く場合もあれば、とにかく知りたいという気持ちや、
何か出来事などの裏づけをとる為には、
やはり単なる情報ではなく自分でお聞きしたいというのがあります。


また、時にはそれが発展して、リアルでも直接お会いしてお話を聞いたり、
資料をみせて頂いたりという事があります。
なのでポイントと言うよりは、私の取材へのスタンスですが
とにかく自分で見て、聞いて、調べて、人と話して、SLの事はSLで実体験してというのが基本となります。


emo8889 Xeno: 具体的にはどのような感じですか?


Chizzy Dilley: 例えば企業参入などの話は、リアルで記者会見に行き、
普通はそこでリリースを元に、こんなことがあるよ~と書いて終わりですが、
私の場合は、その背景や、関わっている人物、なぜSLに参入しようとしたのか、
あるいは、SLをどう感じているのか、そして蓋を開いてみた後の状況や発展具合などに興味があります。

取材はとにかく時間がかかりますが、全てがその場の記事だけを目的にしているわけではなく、
SLは全てが繋がっているので、時系列でも空間列にしても、
追い続ける事で全体が見えてくると感じています。


emo8889 Xeno: では今後どのような活動を予定されていますでしょうか?


Chizzy Dilley: 成すがまま・・・です。メタバの世界はすでに動き出しているし、
まだ霧がかかった状態であっても、その先に必ずくるもの。
そこに身を投じて、SLの歴史をできる限り、自分の目で見ておきたい。

すでに1月からの日本国内での流れは凄まじいものがありますが、
こうした歴史をメモにとりながら、いつかそれをまとめたいとは思っていますけどw


emo8889 Xeno: 改めて今思う、SLへの感想、そして感じている魅力を教えてください。


Chizzy Dilley: 最初にSLに入って、日本のSIMはosakaに来たのがはじめだったんですけど。
まだ当時英語のままでチャットはフォントを入れないとできないという状態で、
右も左もわからず・・・。アバターはディフォルトで不細工なまま・・・。


そんな私にコンビニの前でたむろしていた8SUOさんが、
親切に日本語のインストの仕方を教えてくれたんです。

なんだろうこれって・・・もう言葉にできないけど、
文字にすると薄っぺらいのでなかなか記事にも出来ないのですが、
「人の本当のやさしさ」とか「ピュアな気持ち」を凄く感じたんです。


その後も常にそうです。色々な場所で、
色んな人と出会う度に、ただ話してるだけで涙が出そうになる事は沢山あります。


emo8889 Xeno: 素晴らしい話だ。


Chizzy Dilley: だから、今もそうですが、仕事とかうんぬんではまったくないんですね。
仕事なら割り切って、「はい、ここまで取材して時間ないから切り上げ!」となると思うんですけど、
ここではそんな事思ったことないです。だから時間は本当に足りないけどw



「地球上のどんな人ともシームレス繋がれる空間」
emo8889 Xeno: 本当にSLが大好きなんですね。


Chizzy Dilley: 毎日RLで悲しい事や酷い事件がたくさんあるけど、
「まだまだ捨てたもんじゃないな」と思える社会がここにはある。
Flickerの共同創始者の女性が、早い時期に「人は人と繋がっていたい、と思い、それを求めている」
と話していたことが前から印象に強く残っているんですけど、
それがまさにSLではそうなんだなと感じ、また良いつながりが生まれている。


あとSLは、地球上のどんな人ともシームレス繋がれる空間だという事。
これは凄い事だと感じていて、海外SIMにいくとそれを実感しますね。
世の中には知らない国や生活をしている人がいて、そんな人たちとも巡り合わせてくれる。凄いです。


emo8889 Xeno: SLに国境はどこにもないですよね。


emo8889 Xeno: あと、身体の障害だったり、住んでいる環境などの制限にしばられず、
海外旅行をしたり、友人を作ったり、恋愛をしたりといった体験を出来るという空間である事に
ビジネスよりももっと可能性を感じていますし、そちらでの役割が大きくなっていくのではと感じています。


emo8889 Xeno: では最後に読者の方にメッセージをお願いします。


Chizzy Dilley: 最近、コミュニティがどんどん発展してきて、時には揉め事があったり、
イザコザもあったり、嫌がらせがあったりということもでてきました。
でも、見ていると解決策はなんであれ、そこでは皆、話あったりとしています。

そんな風に日本国内のSLは、次の発展時期にきている気がします。


ただ楽しいだけではなく、感情でいえば喜怒哀楽すべてが交差する空間です。
精神に伴う経験はまさにRLと同じでしょう?
泣いたり、笑ったり、とそれぞれのSL生活を満喫して欲しいな、と思います。


あと、身近な情報お待ちしています~。
(最近、WEBカメラ映像をライブ中継も始めたのでそちらもみてみてください ペコリ)



http://www.stickam.jp/profile/secondlifereport


emo8889 Xeno: ありがとうございました!

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Second Lifeに可能性を感じ、その魅力を外の世界に発信し続けているChizzyさんの
努力は本当に素晴らしい物があり、まさにプロフェッショナルの仕事と思いますし

そんなChizzyさんの努力による活動が、今のSLの認知度に繋がっていると言っても
決して過言ではないと思います。


最近のChizzyさん記事のまとめを頂きましたので、
是非みなさんもその素晴らしい記事を覗いてください!


WEBサイト
インプレスフォーラム
★日本の刺青技術、文化のすばらしさを、セカンドライフを通じ海外に伝えたい
 国内タトゥー職人が世界へ向けて「Tattoo collection2007」開催!
読む↓
http://sl.impressrd.jp/e/2007/09/26/203

★未来想像都市ストーリーで綴られた「BLUE RAVINE」21シム構想、第一弾オープン記念イベントレポ!
読む↓
http://sl.impressrd.jp/e/2007/09/18/177

★アスキーセカンドライフレポートでは、毎日のニュースを配信中
読む↓
http://blogmag.ascii.jp/secondlife/

★WEBカメラSticamでは、ネットとSLのコラボ、SLから生中継&ライブトーク
見る↓
http://www.stickam.jp/profile/secondlifereport

★アスキーの書籍から9/10発売「早期参入企業から学ぶ、セカンドライフビジネスの始め方」

読む↓

http://blogmag.ascii.jp/secondlife/2007/08/000824.html

早期参入企業から学ぶ セカンドライフビジネスの始め方/株式会社メルティングドッツ 浅枝大志

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