この方とは一言で言えば旧知の仲という関係で、ずっとずっと取材のオファーをしていましたが、
ここにきてやっとOKを貰いましたw
私がこのインタビューを始めようと思っていた時に、相談したのがこの方で、
一番最初のインタビュー、Asimonさん を紹介してくれたのもこの方だったんです。


とはいえ古い友人だから取材をするという単純なものではなく、
すでにクリエイターとしてはメジャーになっていて、
先日オープンしたお店もかなりカッコいい作りになっています。


本日はBooN Shopのオーナーboo Nakamuraさんにお話をお伺いしました。

http://boo.slmame.com/ http://boonakamura.blog.shinobi.jp/


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emo8889 Xeno: まずSLを始めたキッカケを教えてください。


boo Nakamura: キッカケは・・・あまり覚えてないんですけど、
多分インターネットのニュースか何かを読んで、
お金稼ぎが出来るゲームがあるって書いてあったので
勢いでそのまま登録したような覚えがあります。


丁度クリスマスだったんで、ヒマではなかったんですけど
年末年始のヒマ潰しが出来るかな~くらいの気持ちでした。


emo8889 Xeno: やってみてどんな感想持ちました?


boo Nakamura: ゲームは好きな方ですけど、これまでMMOっていうのを全くした事がなかったのと、

ここ数年は普通のゲーム自体まともにした記憶もなく、全てが、未知な感じでしたw

だから、比べるものがないので、こんな物なのかな?と。



「最初はもっとファンタジー色の濃いものなのかな、と思っていたんです」

emo8889 Xeno: そんな状況で最初は何をしてたんですか?


boo Nakamura: まず初めにアバターが酷かったので、今の形にしました。
furryとかあるのはありますけど、イメージが現代のRLベースとは思っていなくて
最初はもっとファンタジー色の濃いものなのかな、と思っていたんです。
だからこんなアバターにしたんです。


emo8889 Xeno: かなりインパクト強いですけど、何かモチーフに?


boo Nakamura: いえ、色々似てるなとか言われることはあるんですけど
まったくのオリジナルですね。ゴブリン?とかちょっとよくわかんないんですけど、
あのへんのは意識したかもしれません。
まぁ覚えてもらいやすいアバターにしようと思ったのもあります。


emo8889 Xeno: それからはどんな事を?


boo Nakamura: その当時情報がほとんど何もなかったので、
Sandboxっていうのが誰でも入れて物作って良いって書いてあったのをどっかでみて
マップでsandboxを検索してそこに行きました。


で、他にも色々回ったんですけど、いわゆるテロみたいなのに、どこに行ってもあうので、
一番最初に覚えたのは座ると安全ということですねw
酷い時は日産のSIMでカゴに入れられましたよ。


emo8889 Xeno: 嫌な思い出ですねw


boo Nakamura: そうゆう事で、モノを作るにしても何にしても
土地がいるなと感じていたんです。
その当時はMagSLさんが最初の土地をリリースしたので、

様子を見ていたんですが、アキバを提供するとなって。


booの中でインターネットゲーム=アキバかと思い、
人が集まりやすいんじゃないかと思って借りる事にしました。


emo8889 Xeno: 当時からAkibaに人が集まってましたよね。


boo Nakamura: そこで色々友達も出来てたんですが
お店もしたいなと思い、スキンを作ることにしました。
で、アキバは予想通り人が多くて、自分自身がSIMに入れないことも多く
更にはスキンのデモの試着も表示されにくいなと気づきまして、静かなSIMへの移転を考えてたんです。


それで当初、Uenoを借りましたが、Yurakuchoが出来たので、移転してお店をそこに作ることにしました。
そのあと、ある程度順調に進んできたので、プリムの余裕もなかったので本店をと思い、
ここに土地を買って本店を建てたという感じですね。


emo8889 Xeno: 有楽町の庭園が出来た時のパーティーは私もお邪魔しました。


http://slurl.com/secondlife/Yurakucho/91/109/22



boo Nakamura: あの庭園は、今でこそ日本っぽい建物やSIMが多いですけど、

当時はNAGAYAくらいしかなくて。
で、お店を建てるのに、アバターと同じでやっぱりすぐ覚えてもらえるように
借りた区画全てをとりあえず庭にして、プリムがもったいないですけどその上にお店を作ろうと思いました。


emo8889 Xeno: では改めてbooN SHOPのご紹介をお願いします。


http://slurl.com/secondlife/Zapico/34/170/35


boo Nakamura: 当初はスキンショップでしたが、
スキンのポスター写真を撮るのに、小物などを探して買うよりも作ったほうが早いなとか、
1つの物を作っていると、すぐ脱線して違うものを作っちゃったりするので、今は、なんでも屋になっています。
家具も売っていますので、ほんとになんでも屋さんになっちゃってますね。


emo8889 Xeno: そもそもなぜ最初にスキン製作を?






boo Nakamura: まず、その当時スキン屋さんが日本に少なかったのが一つです。
日本人の顔も無いし、今後ユーザーが増えていくのに、

外人顔のアバターやデフォのキモいアバターでは、ダメなんじゃないかなっていうのもありました。


後はプリムとか全くわかんなかったのと、スクリプトは全くダメ。
服屋をするにも、着せるアバターがさっき言った様にダメ。
じゃあまず、基本はアバターで、そのメインのスキンかなと。


emo8889 Xeno: booさんのスキンは何系になるんでしょう?


boo Nakamura: いわゆるリアル系のスキンではないですね。
自分がSLでモノを作るのに一番重視してるのはバランスで、
例えば、シェイプは明らかにリアルからはかけ離れた、
言い方が悪いですけどデキの悪いものですよねw


髪の毛もプリムを使って作りますので、プリム数の限界などからリアルとは程遠いのも事実です。
で、スキンだけ写真からおこしたようなリアルな物っていうのが、
自分の中ではバランスが非常に悪いなと思いました。


なので、プリムで作った髪や小物に合わせても違和感の少ない
シェイプともバランスがいいなと、少し絵っぽいというか、
非リアルな感じのスキンを作っています。


emo8889 Xeno: こちらの本店も素晴らしい作りですよね。


http://slurl.com/secondlife/Zapico/34/170/35


boo Nakamura: ありがとうございます^^
Akibaに初めて土地を借りた時に建てたのが、倉庫だったんですね。
で、初心に戻る意味も込めて倉庫をベースに、それを改築してお店にした、
というようなコンセプトというかイメージで作りました。


あと、ここはSIMを3つまたいで購入したんですが、
メインランドですし、PGエリアではないので、周りにどんな建物が出来るかわからなかったので
変な建物やらが出来た時に、逃げていけるように建物もSIMをまたいで作りました。

ただ、周りも落ち着いてきたのと、SIM間の移動に不具合がやっぱり多いので、
海側の土地を買い増しして、1SIMに収まるように建て直しました。


あと最初前のお店は商品の展示のしにくい建て方だったので、
出来るだけ、商品展示のしやすい、お客さんが商品を見やすいようにと考えて作ったつもりです。


「ちょっと、くずしているけどカッコいいなっていう」

emo8889 Xeno: ではbooさんの商品全般のコンセプトを教えてください。


boo Nakamura: 自分が男なのでって言うのもヘンなんですけど
どうしても、かわいらしい~~っていうものは作れないですよね。
で、ちょっと、くずしているけどカッコいいなっていうのを目指して作っています。


王道のとにかくカッコいいっていうのも、なんかイヤなので
カワイイけどカッコいい、不細工だけどカッコいいみたいなのが出来ればな~と。
舞妓の髪とかを作っていますけど、あれも自分の中では舞妓ってカッコイイなと思うんですよね。




emo8889 Xeno: 代表作とかあるんですか?


boo Nakamura: 代表作ですか・・・><
なんかどれももっとこうしたいとか、ここをこうすればよかったな~とか思うものばかりで・・・^^;
最近よく買って頂けているものってことで良ければ、ショートヘアの髪の毛ですかね。
BO63ヘアって名前付けてるやつです。




なんかオススメとかって苦手ですみません^^;;


emo8889 Xeno: 今後はどのような活動を予定されていますでしょうか?


boo Nakamura: とりあえず、最近メンズのスキンを発売しまして
これは4月くらいから作ってたんですが、途中脱線しまくりでようやく最近出したんですけどw
その間に髪の毛や、ベルト、メガネ、家具など基本的なものもリリースしたし、
技術的にもある程度、形になってきたと思いますので、

より自分好みなものを作っていきたいなと思っています。


これまでのも自分の好きなように作ってたんですけど
その中でも、基本的なある程度万人受けするようなものに重点を置いてきた感があったので、
今後は普通にマニアックなものも出せればと思います^^


emo8889 Xeno: ちなみにお店以外で何か制作とかはされてますか?


boo Nakamura: えと、accuraさんとステノさんがお友達なので
その縁で、DINERですか、あれを作らせてもらったくらいですねw


emo8889 Xeno: DINER?


boo Nakamura: えとHarajyukuと、今度ableseedに2号店が出来たんですけど
accuraさんの英会話の生徒さんや、SLの人が気軽に英語に触れ合うことが出来る場所にと
アメリカの食堂っていうんですか。それを作るのをお手伝いさせて頂きました。



http://slurl.com/secondlife/ableseed/106/127/28


emo8889 Xeno: GION景品もbooさんが作られたんですよね?

http://slurl.com/secondlife/Gion/128/128/0

boo Nakamura: はい、あれはGIONを作ったcocololoのろっきーさんから
久しぶりにIMを頂いたな~と思ったら、景品を作ってくれない?っとのことでしたので
断りきれずwとか言ったら怒られそうですけど
景品の舞妓のグッズ、かんざし付きの髪の毛と、スキンを作らせてもらいました^^


emo8889 Xeno:ではbooさんが思うSLへの魅力を教えてください。


boo Nakamura: booはアクアノートの休日とか、太陽のしっぽっとかそういうゲームが好きなんです。
知らない人もいると思いますけど、基本的に目標があまりないゲームですねw
だらだら、探索するっていうのか、何もしなくてもいいというか
そういう点で、SLは自分の中でかなりしっくり来たゲームだなと思います。

出来ることが多すぎな部分もあるくらいですw


あと、これから形態は変わるにしても、こういうメタバースな世界は絶対増えていきますので、
それらの始まりだなと思ってしていますね。
「まずSL」みたいな気持ちです。


「可能性というかこだわりとか、、思い込みは持たないで色々して欲しい」

emo8889 Xeno: 最後に読者の方にメッセージをお願いします。


boo Nakamura: これはちょっと言っておきたいなってことなんですけど、
emoさんに一番最初のインタビューの相手、asimonさんを紹介させて頂いてから
まぁそのうちインタビューの順番が回ってくるかなというか
回ってくるくらいの事が出来てるかな~?って漠然と思ってたんですね。

で、そうこうしてるうちにビッグネームがばんばん登場してw


これ、もし何かでbooに回ってきたときに、何も出来てないと恥ずかしいな~って思っててw
そういう意味でも、紹介された時にある程度大きなお店くらい無けりゃなって、思ってたんですよね~。
ほんとに漠然となんですけど。
だからemoさんのおかげ的な部分も大きいんですよねwこっそりとw


emo8889 Xeno: ありがとうございます^^


boo Nakamura: で、それも踏まえて2つ。
まず、お友達ですねw
booは最初にお友達になったのが、不思議さん^^
あの出会いがなけりゃSLやめてたかもしれませんし、
それをきっかけにして、emoさんとも知り合えたし、ステノさん、accuraさん、kirinさん。


もう言い切れませんけど、それからもっと多くの人たち、と知り合えて、
色々やる気とか楽しみを知りました。


なので、お友達は積極的に作ってほしいなという事と、
emoさんって、インタビューを仕事じゃないけど、SLの楽しみなのかな?としてやってるでしょう
なんか、可能性というかこだわりとか、思い込みは持たないで色々して欲しいなと思いますね。


物作らなきゃダメとか、お店持たなきゃダメとかそんなことないので、
誰も知らない事とか、思いつかない事とかを
見せてくれる人が増えればいいな~と思います^^自分も含めてですけど^^

とにかく、とらわれずにSLを楽しみましょう!^^


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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私が思ってた以上に、私がインタビューさせていただく意義を思って頂いてたようで
非常にありがたい気持ちで一杯です。
確かにbooさんのおっしゃるようにSLの世界では人口が限られている為、
出会いの数、友人の数が本当に大切なものだと思います。


みなさんも仲間がいるからこそ、SLをよりエンジョイ出来るのではないでしょうか。
そんな友人に囲まれたbooさんの作品とお店は、その話にリアリティを持たしています。


是非最近オープンしたBooN Shopの本店にいってみてください、
色々な作品と、素晴らしいお店の作りにびっくりすると思いますよ!

私の知り合いが、Nanbaにお店を借りるから見に来てくれとIMを送ってきまして
様子を見に行ったんですが、話を聞いていると年内は無料というキャンペーンをやっているとの事。


なかなか思い切った事をするな~、と思って町を探索してみたのですが、
住人みんなが大阪の街を再現している感じの雰囲気で、
私が難波の近くで育ったという事もあり、SLなのに妙に懐かしい気分になりました。


今回はそんな大阪ミナミを中心としたSIM群を運営する
Mondo Luschさんにお話をお伺いしました。

http://mondo.slmame.com/
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emo8889 Xeno: SLを始めたきっかけを教えてください。


Mondo Lusch: 最初に知ったのは去年2006年の11月ぐらいで、

実際にアカウント作って始めたのは今年2007年の4月ですね。

最初は友達から聞いたけど、全く興味湧かなくて(笑)
そしてまた4月頃違う友達から聞いて、更にTVでも聞いてたので、ヒマな週末に
アカウントを試しに取ってみたんです。そしたらハマった(笑)
そして悔やみました。何で去年に知った時に始めなかったのかとw


emo8889 Xeno: SLの第一印象はどうだったんですか?


Mondo Lusch: 無法地帯(笑) そして初期アバターがキモい!!!w
でもやっていくうちに日本人居住地区があるのを知って、ああ、まだまだこれからなんだと。


emo8889 Xeno: それからSIMを運営するまでどういった流れで?


Mondo Lusch: AkibaのArareカフェで飲み物の飲み方をアラレさんに教えてもらって、
そこからがスタートでしたね~ 色んな所を回って、エロ・ギャンブル・
フリーアイテムetc...。そして思ったのが、日本人のSIMで関西が少ないと
思って。最初は純粋に楽しんでたんですが、気づいたらアカウント取って3日目
以降はSIMを買うことを前提に色々な所を回っていた自分に気づいて。


「RLと同様の活動が、仮想世界で出来るんじゃないか、と」

emo8889 Xeno: 始めて3日目でSIM購入!?思い切った事を決心したんですね。


Mondo Lusch: その時にもう買うと決めていたわけではないですが、
何というかSLに将来性を感じたからですね。
ボクは別にRLでギャンブルもしない人間なんですが、なぜかSIMを買いたい、
そしてそこで何か大きい事をしたい、という気持ちで動き出している自分を止めれませんでしたw


RLと同様の活動が、仮想世界で出来るんじゃないか、と。
そしてまだそういう考えの人が少ないと感じたことも、大胆に行動した理由ですかね。

でも何とかSIM購入してからは挫折の日々でした。
結構すぐに公開して、運営をと考えていただけに、苦労の連続でした。


emo8889 Xeno: うん、いきなりSIM運営は難しいと思いますよ。


Mondo Lusch: 根底にあったのが、「ポイントを突いてRLを再現すること」でしたので、
なおさら難しかったです。実際にシンボルとなるものを作ったり、道をしいて
区画整理をすることよりも、どいういう街で、どういう区画にしようかを
考えていた時間が9割でした。SLではなくボク自身がよくフリーズしてましたよ(笑)


でもいつも思っていたのが、自分に技術がない事。自分の考えをSIMに投影するには
人に任せるよりも、自分でやったほうが確実に考えを投影しやすいと思って、日々勉強のつもりです。
オブジェクトやスクリプト、色々今では浅く広く出来ることが、
今のSIMに多く反映されていると思いますね^^ネタCampを含め。

そしてまだまだ未熟な今に至りますが^^;


emo8889 Xeno: では改めてMondoさんが運営するSIMのご紹介お願いします。


Mondo Lusch: アメ村(Amemura)・心斎橋(Sinsaibasi)・難波(Nanba)・日本橋(Nipponbashi)
の4つのSIMをもってますが、最初にアメ村を開発して公開しました。


http://slurl.com/secondlife/Amemura/128/128/0

http://slurl.com/secondlife/Sinsaibasi/128/128/0

http://slurl.com/secondlife/Nanba/128/128/0


そしてそれを追う形で心斎橋と難波を同時公開、日本橋はまだ開発途中です^^;

RLを再現しても意味がない、という話も聞きますが、RLをポイントを突いて
再現することで、よりSecond Lifeでの活動をRLと連動させたりだとか、

本当に「仮想」のゲームにならないように、RLの個性をアバターや建築物に反映させて
楽しむ事も出来るんじゃないかと思うんですね。本当に「夢の国」ばかりじゃあ、
「リアル」じゃなくなると思うんですよ。経済活動が出来るなら、尚更。


あとせっかく何でも出来るSLなんですから、色んな楽しみ方ができるような「土壌」
を用意したかったんです。RLで住んでいる大阪の街がにSLあるからこそ、
SLで出来ること、という事もあると思いますし。


emo8889 Xeno: ではそのSIMの中で一つ名所など紹介していただけますか?


Mondo Lusch: それなら、最初に公開したアメ村(Amemura)SIMの三角公園ですかね^^
ここがSIMの中心になっていて、RL同様に座って話もできます。




また、マネーツリーも置いてるので、お金だけとってすぐに消えちゃう人も多いですがw

三角公園を基点として、今では色々なCafe等の溜まり場が出来ました。
今はむしろその三角公園にはあまり人がいないのが悩みですがw


emo8889 Xeno: 先程おっしゃった「RLをポイントを突いて」というのは?


Mondo Lusch: 例えば、本当にRLの町並みを全体的に忠実に再現する、とういう事ではないからですね。
それをしてしまうと、単なる自己満足のSIMになってしまって、訪れる人の創造性も出せないと思うのです。
その為に、中心部分のシンボル的なものなど数点をSIM側で作りこんで、
あとは居住用・ショップ用としてレンタルすることで、多くの人が関わりを持つSIMになり、

活気が生まれるんだと思います。



「既にRLにもある服屋さんとか、雑貨屋さんもあるんですよ」

emo8889 Xeno: 関西独特の雰囲気の維持はどうやってしてるんですか?


Mondo Lusch: はっきり言ってその数点のシンボルのみになってしまうかもしれませんが、
でもそのRL再現をしたシンボルを見て、他にもウチのSIMじゃないと出来ない事をする人が
集まってくると思うんですね。そしてボクだけでなく、
ボクのSIMを気に入ってくれている住民さんと一緒に、街作りが出来たらと思っています。
例えばですが、既にRLにもある服屋さんとか、雑貨屋さんもあるんですよ^^


emo8889 Xeno: 紹介していただけますか?


Mondo Lusch: 一つはACE BOONさんという服屋さんがありまして、
そのお店はRLの店舗とそっくりの店舗を再現されています^^



http://slurl.com/secondlife/Amemura/160/32/39


実際の店舗においてある服も自作されていて、そういうお店が増えていけば嬉しいなと思っていますね。
あとたこやき屋さん雷蛸(らいたこ)も同じようにRLの店舗を再現されていて、



http://slurl.com/secondlife/Sinsaibasi/116/41/39


そこでたこやきを焼くCampも設置していて面白い^^そこでは実際の店舗の商品の看板をクリックすると、
HPに飛んで実際にショッピングも可能なんです。


といっても、一番多いのは、RLの大阪が好きで、関西人特有のノリが好き!
という方が多く集まってきているので、何もかもこれからという所が多いでしょうねw


emo8889 Xeno: 大阪ミナミをモチーフにしたショップオーナーは自然に集まってきたんですか?


Mondo Lusch: それはわかりませんw が、そうなるように工夫を凝らしているつもりではありますね^^
例えば心斎橋と難波には、RLを再現した商店街が並び、本物そっくりのアーケードがありますから、
自然とそういう方が集まりやすいと思います。


emo8889 Xeno: そういった方を誘致する為に、MondoさんのSIMでキャンペーンもやってるんですよね。


Mondo Lusch: 今、心斎橋と難波SIMの合わせて44区画の商店街全てで、

年内無料キャンペーンを実施しています。
その経緯として、アメ村でもショップ専用の区画があるのですが、

そこが最後に埋まった区画だったんですね。


そこで考えたのが、ショップをされる方は、やはり少なくとも商売をされているわけで、
売上が土地代を上回らないと、なかなか続けられないじゃないですか。

しかし、今SLで最先端の技術を持っている方や、これからそうなろうとしている方にとって、
店舗を最初にもつ初期投資というのには、抵抗があると思うんです。


そこで、ショップをされている、もしくはこれから始めたい、という方に、
少しでも興味を持ってもらえるように、今の年内無料キャンペーンを実施したんですよ~。


emo8889 Xeno: ちなみに年内無料というのは土地代、初期費用ですよね?


Mondo Lusch: えっと、本当にタダで、となると人が殺到しますから、
冷やかしや無料期間だけと考えている人で埋まらないよう、
初期費用+来年1月分の1ヵ月分の家賃をいただいています。

ですので実質、年内無料ということですね。
今ではおかげさまで、3/4以上が埋まっています。


emo8889 Xeno: Mondoさんは今後はどのような活動を予定されていますでしょうか?


Mondo Lusch: SIMの拡大です☆
びっくりするぐらいの技術や発想を持った人がいるので、
その人が活動しやすいような、街作りをしたいですねー^^
メディアに左右されずに、純粋にSLを楽しむユーザーが今じわじわと増えて
いますので、その需要を満たせるように頑張ろうと思ってます☆


そして思うのが、最も貧しい国?と言われているSL大国の物価を上げる事w
今ってボクも趣味みたいなものでやってますが、理想は土地を借りてくれている方全員が、
何かしらの利益を得て、土地代をペイできるようになることです。


難しいことだとは思いますが、すべてはそれを考えて、魅力あるSIMになるよう
心がけていますので^^


emo8889 Xeno: 最も貧しい国?というのはどういう事ですか??


Mondo Lusch: それは、ネットで見た批評家の情報なんですw でも事実だと思います。

クリエイターが自作したTシャツが5Lで服が売っているのがあたりまえな今ですが、
やはりそれは今のSLがクリエーター中心の世界だからだと思うんです。


今後それはSL人口が増えることで、ユーザーも増えて、

解消されると思うんですが・・・正直わかりませんw
でも本当にこれからのSLの発展を願って、それに貢献できればなぁと、という思いでもありますね^^


「凄い発想を持った方がウチのSIMに来てくれるのが楽しみです」

emo8889 Xeno: MondoさんのSIMの流れは今後どういった形に?


Mondo Lusch: SIMの流れとしては単にクリエイティブな面を出すのは難しいと思いますから、
それをRLと連動させた何かを作ることで、クリエーターのモチベーションが上がればと思います。
僕もいちクリエーターでももちろんありますから、ボク自身が好きな地元関西のSLコミュニティをこれから、
自分だけでなく色んな方と作り上げていきたいと思います。


想いをあげればキリがありませんが、まずは自分が楽しめる街にすることが、

今後の発展に繋がると思います。
まだアカウントも取られていないこれからのSLクリエーターの方や、
凄い発想を持った方がウチのSIMに来てくれるのが楽しみです♪


emo8889 Xeno: では今思う、SLに感じている魅力を教えてください。


Mondo Lusch: RLとの差がなく、本当に何でも出来てしまうことですね~
ネタも出来るし恋愛もできるし、何でもできちゃうw


emo8889 Xeno: 最後に読者の方にメッセージをお願いします。


Mondo Lusch: Secondlifeは新しいプラットーフォームといわれますが、

ボクは大切りの舞台だと思ってます(笑) もちろんお笑いに限らず、ですw
既存のゲームなどのように、お題は決められているものでもなく、
ユーザーで決める。楽しいじゃないですか~。


メッセージはボクの持つSIMに細かく置かれている「ネタ」を見て、
色々感じていただければ嬉しいですw


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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クリエイターが思う存分力を発揮するための土壌を準備する、
というMondoさんの考えは素晴らしいと思います。
今回の無料キャンペーンはそのような意図でされているとの事なので
きっとこの街からは素晴らしいクリエイター達が育っていくと思います。


またこの街は本当にミナミの雰囲気を醸し出していて、道頓堀川の雰囲気や
結構細かいところまでこだわっているので、観光としても行ってみる価値があるかもしれません。


是非みなさんも、このMondoさんが運営する関西SIMに行ってみてはどうでしょうか。
仮想世界ではありますが、ちょっとした大阪旅行な気分になれるかもです!


http://slurl.com/secondlife/Metaegg/128/128/0


各所で宣伝しておりますが、

10/20より「LSL convention Japan -2007-」が開催されます。

私もメンバーなのですが、このイベントは色々なスクリプターが参加されていて、
技術的にも素晴らしい人たちばかりです。

こんなにスクリプターが集まる機会は滅多にありません!

今回はそんなみなさんにLSLアンケートを実施しました!
質問は内容は以下です。


■名前
1,はじめて触れたLSLは?
2,あなたにとってLSLの魅力とは?
3,LSL製作時の失敗談
4,これからLSLをはじめようとしてる人にアドバイスをお願いします。


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■Asuka Neelyさん



1,はじめて触れたLSLは?
 Sit Ball


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 3Dオブジェクトをある程度自由に動かせること。


3,LSL製作時の失敗談
 Scriptの「running」にチェックを入れ忘れたままだったこと。


4,これからLSLをはじめようとしてる人にアドバイスをお願いします。
 割と細かい部分を弄れない言語です。また無理して処理を組むと環境に悪い言語ですので、
 無茶をしない、シンプルで綺麗なコードを書くように心がけましょう。

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■Chiyosuke Wiseさん


1,はじめて触れたLSLは?
 どこかの建物のドアとか、お店のベンダーとかで知らず知らずのうちに触れていたとは思いますが、
 「スクリプトでこの機能が実現されている」というのを意識して触れたのは、
 osakaカジノのポーカーゲーム。スクリプトであそこまで出来るとは思っていませんでした。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 頑張れば、想像以上に色々な事が出来る所。


3,LSL製作時の失敗談
 いつも、Eclipse上で開発を行っていて、セカンドライフ上のオブジェクトのスクリプトファイルに
 コピー&ペーストしているのですが、似た名前の別のスクリプトを間違って開いてペーストしてしまったため、
 オブジェクトが動作しなくなった上、それをそのまま修正版として頒布してしまった事。
 今思い出しても冷や汗が・・・。


4,これからLSLをはじめようとしてる人にアドバイス
 英語のページも億劫がらずに読むと良いです。

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■Dragonfly85_Mayo


1,初めて触れたLSLは?

 どこに行けばいいのか分からずさまよっていたときに見つけた、
 飲み物の自動販売機だったと思います。
 商品がサウンドともにごろんと出てくるのが
 おもしろかったので連打しましたごめんなさい><


2,あなたにとってLSLの魅力とは?

 あらゆる機能が備わっているわけではありませんが、
 工夫次第でいろんなことができるのがとても面白いです。


3,LSL製作時の失敗談

 位置関係を設定したらとんでもない方に
 飛んでいってしまったとかですかね・・・。
 自分が製作するものはたいてい地味なので、
 失敗するときも地味です^^


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!

 やはり興味のあるところから始めるのがいいですよね。
 あとは、何か作ってみたら色んな人に率直な感想を
 聞いてみるのがとても役立ちますよ。
 自分も大いに助けていただいてます><。
 ありがとうございます。

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■Fakefur Okonomiさん


1,はじめて触れたLSLは?
 初めた時はスクリプトが書けるという事自体あまり知らなくて、
 INしたすぐそばにあったコーラの販売機からコーラをもらって
 こんなものまで作れるんだとびっくりしました。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?

 人に用意されたコンテンツではなく、
 好きな物を作り、自分で自由に動かすことができるという所が魅力です。


3,LSL製作時の失敗談
 物理系のスクリプトを作っていたときに暴走したときですね。
 あっというまに上空に飛んで行き探しても見つからず
 3日くらいイベントリに戻ってきませんでした
 
4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 儲けとか考えずに肩の力を抜いて遊びで作りましょう
 そうすれば、おのずと良い物ができるはずです。

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■Hidenori Glushenko


1,初めて触れたLSLは?
 初めに書いたスクリプトって言うとほとんどの人が同じになりそうなので、
 「最初の最初に何をしたか」という点でお答えすると、
 ●LSL Wiki で関数一覧をひたすら眺めた
 というのがスタートです。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 言語としての魅力はまだまだ小さいのですが、Second Life という世界の中で
 いろいろな仕掛けを作ることができるという点で、他のプログラミング環境では
 なかなか得ることができない「多くの人に見て楽しんでもらう」ということを
 しやすい点が魅力的です。


3,LSL製作時の失敗談
 インワールドでプリムに仕込んだスクリプトを直接編集して、かなり大作を作っていたものを

 試しに動かしたら、プリムごとどこか他人の土地へ吹っ飛んで行っ
 てしまって、また1から作らなきゃいけなくなったというのは、1度ならずあります。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 LSLはインワールドで編集する以外に、いくつか外部で開発できる環境があります。
 私はeclipseでスクリプトを書くようになってから、劇的に開発効率が上がりました。
 開発環境を使うと、イベントハンドラや関数のパラメータ入力を補助してく
 れたりします。こういった「プログラミングの本質」とは離れた部分を開発環
 境で補助することで、効率よく本質を学んでいけるのではないでしょうか。

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■ingram Dean


1,はじめて触れたLSLは?
 SITスクリプトですね。家具(イス)をつくるときにポーズをいれたくて。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 面白い動きができること。
 芸が細かいね!っていわれること(何気もないちょっとしたことにつっこんでもらえること)
 バイク作りの時はいろいろな動きが面白かった!


3,LSL製作時の失敗談
 同じ名前で作っててどれがどれやらわからなくなったこと!
 知識的には初心者に近いし。。動かない事もしばしば!


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 何事に対してもそうですけど「難しそう」っていう事でやってみないのはもったいないと思います。
 「難しいからやらない」ではなくて「まずやってみる」。
 物づくりの入り口はなんでも意外と簡単なものです。

 「難しい」と感じるのは作りこんだものを解読しようとするからです。
 1~10でいきなり10を見ればむずかしいけど、1から少しずつ順を追って10になると難しく感じないものです。
 まず1から手をつけよう!

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■INO Shan


1,はじめて触れたLSLは?
 すみません、覚えてません^^;


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 いろんな事が出来ること。


3,LSL製作時の失敗談
 listenを使った物を作っていて、仕事の時間が来て慌てて落ちたので、
 listenがオンになったアイテムを置いたままにしていったこと。
 帰ってきて、すぐに戻しましたw


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 とりあえず、いじってみる事です。
 hallo avaterの文字を変えるだけでもいいと思います。
 そのうち慣れてきていろいろ出来るようになると思う。
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■Jaken Jarvis


1,はじめて触れたLSLは?
 魔法使いの杖のような効果が出したくて、先っぽに着いた球体をまわすために使った

 llTargetOmega が最初ですね^^
 たった3行程度のスクリプトでしたが、自分が作ったものを動く楽しみを、十分味わえましたw


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 動く物、それも3Dのアイテムが作れるって所ですね。
 Windowsでプログラミングをしても、3Dを扱うプログラムとなると、まだまだ敷居が高いです。
 DirectXとかゲームでも使われていますが、素人が手軽に作れるような環境ではありません。
 LSLは、そういう意味では、一番手軽に3Dで物を動かせる環境が整っていると思います。


3,LSL製作時の失敗談
 最初に苦労したのは(今でもたまにはまりますがw)プリム同士をリンクしたときの親子関係や、
 子プリムの順番、ローカル座標とグローバル座標の違いですね。


 プリムを動かすスクリプトを作ることが多いので、
 慣れるまでは思ったような動きにならなくて、イライラしたこともありました(^^;
 llSetPosとllGetPosのように対になる関数があるのに、
 llGetLocalPosはあってもllSetLocalPosはなかったり。
 なのに、llGetRot、llSetRot、llGetLocalRot、llSetLocalRotはすべて存在していたり・・・
 「なんでだーw」っていつも思いますw


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 プログラムとかスクリプトって聞くと、やっぱり「難しい」って思いますよね。
 確かにやりたい事は沢山あって、やりたい事に限って複雑で実現困難なものが多いですが・・・

 でも、少しづつ簡単なものから始めていけば、

 どこかのある時点で、「こういうことか!」って納得できる瞬間が必ずあります。


 諦めずに、頑張って、色んな物を作ってみてください^^
 始めた頃に考えたアイディアが、後々自分の力で実現したとき・・・たまらなく嬉しいです。
 皆さんもそういう気分を味わってみませんか?^^

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■Keimar Kuhn


1,はじめて触れたLSLは?
 初めてはもちろん"Hello, Avatar!"。

 その次はFurry Japan(http://furryjapan.sakura.ne.jp/script.html )のスクリプト。
 自分で最初に作ったのはがくがくと円運動する球でしょうか。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 動きなどの変化のあるオブジェクトを割りと簡単に作ることができて、

 それを共有の空間で動かせるのが魅力です。


3,LSL製作時の失敗談
 大して物を作っていないし、仕事を請けているわけではないので

 製作で失敗というような物は特にないです。
 作っているときのバグは山ほどあります。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 やりたい事の書き方がわからない場合はGoogleで検索すると結構見つかります。
 例)色を変えたい場合は LSL 色 変更 で検索など。

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■Lafeel Furse


1,はじめて触れたLSLは?
 パーティクルのおもちゃでした。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 現実にはあり得ないことをSLで実現すること、そして、動きのある
 もので人を楽しませることができるということです。
 もちろん、自分が一番楽しんでるんですけど^^


3,LSL製作時の失敗談
 SIMが不調の時があって、色々おかしなことが発生していた時の事です。
 わたしはあるスクリプトをプリムに埋め込んで、

 タッチしたのですが全くウンともスンともいいません。
 その時はSIMの不調のせいだと思ったのですが、少し前に作ったスクリプトは普通
 に動きます。よく確認したらその無反応になっているスクリプトはon_rezの時に
 誤って無限ループになってました。
 失敗、失敗w


4,これからLSLをはじめようとしてる人にアドバイスをお願いします。
 LSLを学ぶにはLSLを通じて沢山友人を作ることだと思います。
 そうすればお互いに情報を交換し合ったりできますし、悩んだ時に一緒に悩んで
 くれたり、相談に乗ったりできます。
 あとは夢を持つこと。どんなに突拍子もない事でも、それを強く思い続ければ
 SLでは実現できる事が多いです。LSLで何ができて、何ができないのかを学んで
 妥協する所は妥協して、SLチックに作ることがコツです。
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■株式会社スタートラッカー代表取締役 Lionas Watanabe


1,初めて触れたLSLは?

 文字がスクロールする電光掲示板を作りました。
 ダイアログとテクスチャーの移動を使ってましたね。
 これらはLSLでは簡単な部類に入ると思いますが、
 今思えば最初からllListenとか、使い方を誤ると危険な関数を使ってましたねw


2,あなたにとってLSLの魅力とは?

 オブジェクトに息を吹き込み、命を与えるものだと思います。
 LSL自体には色々な癖がありますが、使いこなすと本当に面白いものが出来るので、
 開発の度にわくわくしています。
 また、LSLマスターするという挑戦的な面も燃えますね。


3,LSL製作時の失敗談

 SnowFantasy(携帯型降雪機)を作っていた時のことです。
 複数人が同時使用した時にリモコンが混信してしまって、
 自分の設定画面(ダイアログ)が他人の画面に出たりと、
 予想しない不具合が出て苦労しました。
 一人で作っている限り気づかない&デバッグ(修正)できないので、
 改めて一人での開発の難しさを認識した失敗でした。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!

 英会話と同じで、決してLSLを習得するのは簡単ではありませんが、
 一度習得してしまうと非常に面白い物を作ることができます。
 是非挑戦してみてください!

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■Manji Nishizawa


1,はじめて触れたLSLは?
 初めて触れたスクリプトは、椅子にキチンと人を座らせるスクリプトです。
 パイプ椅子を作ったときに、何も考えずにsitすると背もたれだろうがどこだろうが前も後ろも
 関係なしに座ってしまうのを見て、何とかならんのかと思ったのが

 スクリプトに手を出そうとしたキッカケです。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 たった数行のスクリプトで、ただの四角いプリムに意味を持たせられるのは大いに魅力だと思います。
 あと、LSLを理解すればするほど

 「コレが出来るって事はあんな事も出来るし、こんな事も出来るんじゃね?」
 という具合にどんどん可能性が広がっていくのも快感です。


3,LSL製作時の失敗談
 思いつくままにダラダラとスクリプトを書いていったせいで、時間を置いてから見直したときに
 どんなスクリプトだったか思い出すのに時間が掛かってしまう。失敗談というよりも悪いクセみたいな感じ。
 あとはスクリプトの動作チェック中に、物理ONのオブジェクトを予想外の方向に吹っ飛ばしてしまって
 近所中を探し回ったりしたことも。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 一遍に多くのことを覚えようとすると混乱してしまうので、少しずつ自分のペースで覚えて
 いくと良いかと思います。あとは「論よりRUN」。うだうだ考えるよりもまず実行。
 「これで果たしてうまく動くかな・・・」と考えてるだけじゃスクリプトは動きません。
 とにかく実行してみましょう。


 また同様に、「分かんない」と思って触らずにいたら、いつまでたってもLSLは理解できません。
 興味がわいたらとりあえずLSLとはどんな物か、一度触ってみると良いでしょう。

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■march Korda


1,はじめて触れたLSLは?
 触ると色が変わる木箱でした。
 Wikiを見て簡単そうな命令を選んでコピー&ペーストして
 動きを確かめていましたね。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 まず、手軽にはじめられる事だと思います。
 そして作った物を他の人と一緒に見られる・使える事(これはLSLに限らないですが)
 人に見せて感想や改善意見をもらえるのは他の世界には少ないですね。


3,LSL製作時の失敗談
 乗り物で通行人をはねてしまったり、Shout拡声器2台でハウリングさせたり、沢山ありすぎて^^;


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 他人のコピーでも、自分で打ち込んだスクリプトが目の前で動くといい気分ですよ~。

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■ Mash Kuhn


1,はじめて触れたLSLは?
 LSL Language Reference (http://wiki.secondlife.com/wiki/LSL_Portal )を読んだのが最初です。
 最初は、ソースコードを入力して試すということは一切しないで、最後まで読み切りました。


 一通り読み終えた後に、「LSLは、配列型が存在しない」部分が気になり、

 配列型の代用となるリスト型に関連する関数群をすべて試しました。
 関数群を試しているうちに、パーミッション取得方法が重要と考え、

 徹底的に調べ、テストを繰り返しました。
 はじめて触れる言語に対しては、「リファレンスを紐解く」が、私の基本スタンスです。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 空間ベクトルや三角関数などを駆使し、パズルを解いていくような感覚で、

 3Dオブジェクトを意のままに操れるところに大きな魅力を感じます。


3,LSL製作時の失敗談

 LSL直接の失敗ではありませんが、睡眠不足で体調を崩しました。
 SLを始めて4ヶ月、毎日の睡眠時間が2、3時間です。
 珈琲とリポD飲んで気合を入れて本業に打ち込みますが、

 15時頃になると決まって睡魔人がやって来て拉致されそうになります。


 まぶたにマッチ棒を挟んで必死に抵抗していても、ふっと意識が幽体離脱(ぇ
 それでも、懲りずに夜になるとLSLを弄ってます。(おぃ


4,これからLSLをはじめようとしてる人にアドバイスをお願いします。

 ある意味、LSLは、「はじめてのプログラミング」に適している言語なのかもしれません。
 開発環境が無料で、分厚いリファレンス本を買わなくても必要な情報は揃っていますし、

 先人の公開しているサンプルソースもあります。


 プログラミング習得の王道は、サンプルソースを弄り倒し、

 標準ライブラリを駆使できるようになることだと、私は考えます。
 「これを実現するには、、、ちょっと待てよ、似たような動きをする関数がどこかにあったな・・・

 リファレンス、パラパラ・・・」
 と、なれば、プログラミング基礎は習得したようなものだと思います。

 全くプログラミング経験の無い方には、以下のアドバイスが役に立つと考えます。


 1. LSL Language Reference(http://wiki.secondlife.com/wiki/LSL_Portal )を読みましょう。
 2. 英語が苦手なら、Makapu@BlackSheep-LSL(http://miz.slmame.com/e33949.html )を読みましょう。
 3. C言語の入門用書籍を1冊読みましょう。
 4. 高校の数学を復習しましょう。
 5. ブラインドタッチをものにしましょう。
 6. スクリプトの保存ボタンを押す前にソースコードをメモ帳などに貼り付けて

 必ずバックアップをとっておきましょう。*これ重要
 7. Vista環境では、Second Lifeのビューワーが日常茶飯事で固まります。

 気を静めてから再起動しましょう。

 すでに他の言語でプログラミング経験のある方は、下記URLを参照されることをお勧めします。
 Run-Time Errors(http://www.lslwiki.net/lslwiki/wakka.php?wakka=Errors )

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■Miz Cremorne


1,はじめて触れたLSLは?
 初体験って実は覚えてないのですが、一番最初に作ったまともなLSLはギターでした。
 おかげで未だに楽器屋稼業を引きずっています(^^;
 当時はまだジュークボックスの仕組みも知らず、サウンドは単純に10秒間のループを使ってました。
 一番悩んだのはアニメーションでした。何がわからなかったって、パーミッションがわからなかった。
 アニメーションする前にはパーミッション取得しなくちゃいけないってことはわかっても、
 じゃあ実際にアニメーションするのは誰??っていうのがわからず、

 友達に渡したら自分がアニメーションしちゃったり・・・。
 今はなきSL Wiki Japanのシーゲル長老のLSL講座がとても参考になったことを覚えています。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 面白いもの作れることです。
 LSL使わないと動きのあるものって作れないに等しいですが、単なる置物ではなく、
 動いたり、音が鳴ったり、形が変わったりすることに単純にワクワクします。
 例えば建物の扉なんかでも、テクスチャで描いてあるだけの扉と、

 実際に開けることのできる扉では、大違いだと思うのです。


 扉がガチャリと開いた瞬間って「中に何があるんだろう?」と興味を惹かれませんか?
 単にLSLを書くという観点で言ってしまったら、扉なんて最も簡単にできる部類ですが、
 それだけでもあるのと無いのではワクワク感が雲泥の差です。
 素敵なオブジェクトやリアルなテクスチャなど静的な制作物に

 生命を与える面白さとでも言えるかもしれません。


3,LSL製作時の失敗談
 いっぱいありますが、何が一番面白いだろう(==;
 個人的に楽しかったのは、パーティクルで土地中に霧を発生させるような
 LSLを組んでいたときの失敗ですかねぇ(^^;


 霧のテクスチャだと薄くて動きが見えにくいので、パーティクルのパラメータを設定しにくかったんで、
 別のテクスチャを一時的に使ったんです。
 その時、適当に選んだのが赤ちゃんのテクスチャでした。
 で、パーティクルを発生させたところ、土地の地面を被う赤子の大群が発生し、
 風の流れに乗ってワラワラワラワラと近隣の土地へ・・・。
 付近住民の方には大変ご迷惑をおかけいたしました(><;

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■Nemo Tran


1,はじめて触れたLSLは?
 座布団。コタツを作ろうとしてあぐらで座る椅子はどう作るのか悩んでいた時に
 友達から貰ったフリーのcross leg sitするjapanese puffy chair pillowという
 フリーの座布団を貰って中のLSLを覗いたのが多分最初だったと思います。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 その場で動作確認ができること、制限はあるけど自分の機能を自分で
 増やすことができるのが楽しい。また普通のScriptではあまり使わない幾何の概念が必要で
 それを目で確認しながら試行錯誤できるのが楽しいです。


3,LSL製作時の失敗談
 これはパッと思い出す大きな失敗はないかもしれない。
 物理Objectを発射するItemや乗り物を作っていて、
 吹っ飛んでどこにいったか見失ってから臨時フラグを立てるようにしたとか。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 躓いているほとんどの人は壮大なアイディアを思いついて、
 それをいきなり実現しようとして躓いてる人が多いように思います。
 小さい基礎技術の習得や動作確認を行って少しずつ
 大きなものに手をつけていくことが躓かないで楽しめるコツだと思います。

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■Nock Forager


1,はじめて触れたLSLは?
 llSetText。日本語ってどうやって出すんだろう?って相談されて試しに。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 わからなくてもオモシロイけど、多少分かるともっとオモシロイ。スパイスみたいなもの?


3,LSL製作時の失敗談
 ひとりでこもって作ってたので llOwnerSayとか
 Debugチャンネルとか気にしてなかったこと。ご近所さんはうるさかったかも…。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 プリムでも同じですが、ちょっとしたものでも自分で作ると愛着がわくものです。
 スクリプトも改造したり自分用に直したり、そんなとこからでもはじめて見ると多分面白いですよー。

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■pipinpa allen


1,はじめて触れたLSLは?
 座る、テレポート、物を配布するですね。
 これは、課題としてだされました。
 少しオブジェクトもアレンジしてます。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 人が作ったものを推理して当たったときの
 か い か ん (笑)


3,LSL製作時の失敗談
 板を回転させるのに、まる一日かかったこと。
 軸とか角度とかよくわからず
 一人で書いては実行書いては実行で気が付いたら夜でした。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 オブジェクトに命を吹き込めるのがLSL。
 ゼロから作るのは大変だけど
 面白いって思ったものは、どんどん研究すると楽しいです!

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■Sixing Gemini


1,はじめて触れたLSLは?
 LSL WikiのExampleGunを改造してマシンガンつくって喜んでたら外人さんに襲われた。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 何でも出来そうで何も出来ないスクリプトで目的の動作を作るパズル的な点。
 あと三角関数思い出さなくても3D制御出来る点。


3,LSL製作時の失敗談
 J2Eで怒られたこと。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 何でも出来て何でも出来ないスクリプトって中々無いよ!

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■Taco Gynoid です。


1,はじめて触れたLSLは?
 Hello Avatarがはじめですが、その次は自作のスライドドアだったと思います。
 今見返すといろいろつっこみどころがありますね。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 アイデアを形にできるところでしょうね。これはみなさん同じじゃないでしょうか。


3,LSL製作時の失敗談
 Runningにチェックされてなかった事ですかね。これもみなさん体験してるんじゃないでしょうか。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 プログラムの経験が無いと、始めは訳が分からないかもしれませんが、
 少しずつ覚えていけばきっと身につきます。LSLはある程度できるようになるととても楽しいですよ^^

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■Taifrog Moriarty


1,はじめて触れたLSLは?
 タケコプターを回してみた。
まだ一部だけ回すなんで技は知らなかったので全体がぐりぐり回ってて、
頭がもげるようなタケコプターに・・・。

2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 リアルでも開発やってますが、計算がどうしたとか、データベースがどうしたとか、
正直つまらないものしか作ってなくて、そういう私としては、スクリプト書いたもので
遊んだり出来るってことがなにより面白い。

3,LSL製作時の失敗談
 FirstLandの家につけたシャッター、幅が小さくなりながら上に上がる予定だったけど、
 計算間違ってどんどん上っていっちゃいました。 
 なぜか5秒でllDieする(消える)スクリプトを書いてしまって、5秒後になくなりました・・・。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 家にこもってるのもいいけど、たまには色んなSIMへ行って、色んなものを見るのも勉強になるよ。

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■Tomo Whitfield


1,初めて触れたLSLは?
 最初に作ったのは、バスのドアを動かすスクリプトだったと思います。
 なので、llGetLocalPos()とllSetPos()あたりだと思います。
 LSL独自な部分が、なかなかわからなかったのですけど、
 割と、すぐに思い通りに動いたと思います。


2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 もともとC言語などを知っていたので、
 違和感なく接しられるのが魅力でした。
 しかも、ポインターは意識しなくていいですし。


3,LSL製作時の失敗談

 たくさんありすぎて覚えてないですw
 出展させて頂いた路面電車でも、なかなか設定した場所に止まらなくて、
 海に向かって突進してったのがたくさんありました。w
 最初は、慌てましたけど、あまりに多かったので、
 最後の方は、手を振って見送ってました。w


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 スクリプトというと、難しいという印象があるかもしれません。
 プログラミングを未経験の方には、確かにそうかもしれません。
 でも、やってみれば、誰にでもできることですし、
 それで様々なオブジェクトを作れるようになります。
 LSLは、目的ではなく手段なので、アイデアを実現するためにも、
 ぜひチャレンジしてみてください。
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■you Xiao


1,はじめて触れたLSLは?
 アイテムの色変えスクリプトが最初です。
 タッチすると、色選択ダイアログがでて色が変わるという単純なものです
 ちゃんと思ったとおりに色が変わった時はうれしかったです。

2,あなたにとってLSLの魅力とは?
 動くってところです。仕事でプログラム書いてますが
 やっぱり効果が動きになって現れるところがかっこいいですね。
 結構制限きついのですが、それを工夫でのりきるところがまた楽しいです。


3,LSL製作時の失敗談
 単純な失敗多いですよ
 RUNになってなかったとか、sit関係の処理組んでるのに、sittarget忘れたとか
 listen処理組むのに耳を開くの忘れた、チャンネルの正負が違ってた、とか
 複雑な処理には注意してますけど、基本処理は
 ついつい気が抜けてるんですね。


4,これからLSLを始めようとしてる人にアドバイスを!
 技術や知恵なんかは後からついてくるので
 まずは発想を大事にするのがいいと思います
 自分が作って楽しいものに挑戦してみてください

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この方々は今回のイベント「LSL convention Japan」に作品を展示していただいています。

他にも「LSL-Experience~LSLを書いてみよう~」や「LSL交流会」等も準備しています。

10月20日(土) 21:00 オープニング(MetaEgg)です!是非来てくださいね!

http://slurl.com/secondlife/Metaegg/130/163/30