Shibuya、その名の通りSLでも人が沢山入り混じる街です。
その中で一番人が集まるCafe「:::ESPRIT:::」

http://slurl.com/secondlife/Shibuya/85/133/22




いつも明るく迎えてくれ沢山の人の言葉が飛び交います。
そんな大人気cafeのオーナーPoipoiママにお話をお伺いしました。




------------------------------------------------------------------------------------


emo8889 Xeno: では最初にSL内での活動内容を教えてください。


Poipoi Burton: はい。shibuyaというSIMで「:::ESPRIT:::」というカフェをやってます。


emo8889 Xeno: なぜカフェを始めたのでしょうか?


Poipoi Burton: んー、いままでもいろんなMMOやってきたのですが、
そのゲームでも特に何もせず、会話してるのが楽しかったからかなぁ。(変なプレイスタイルですけどw)
人の集まる場所が作りたかったですね。


emo8889 Xeno: :::ESPRIT:::ってメイドカフェ?


Poipoi Burton: いや、よく言われるんですが、普通のカフェですw


emo8889 Xeno: 実際カフェを始めてみて充実していますか?
何か面白いエピソードなどがあれば是非。


Poipoi Burton: ええ。お客さんにも恵まれて、おかげさまで楽しくSLライフを過ごしてます^^
エピソードかぁ・・・。毎日なにかしら起こってるので、特にはw
あっ、勢いで・・・ま、たまたま私が行きたくなっただけなんですけど、
夜中にリゾートしてくなってその場にいたお客さんと常連連れて
cocololoにバカンス旅行いったことありますねw
20人くらいでwwなかなか好評でしたw


emo8889 Xeno: 従業員の方もみんな?


Poipoi Burton: 全員じゃないけど、従業員もですねw
ウチは「従業員>周辺住民>客」が基本方針ですから結構サボりますw
それがなぜか好評なんですけどw


emo8889 Xeno: 現在従業員って何人いるんですか?


Poipoi Burton: 私がオーナーで、店長が1人、メイドが3人、計5人です。
少ないですけど、気が向いたときにお給料払ってますw少ないですけどw


emo8889 Xeno: ESPRITって物凄く繁盛していますよね。
その理由ってわかりますか?


Poipoi Burton: うーーん、他のカフェにいったことがあまりないので、比較はできませんが、
常に人がいるから、かなぁ。店員を含め。。
誰もいない店って、あまり私の性に会わなくて。
可能な限り接客したいので。カフェって話す場所ですからね^^


emo8889 Xeno: やっぱり従業員で人が集まる?


Poipoi Burton: それはあると思いますね。キャラが立ってるってのも重要ですけど
従業員同士が仲良く、気持ちよくしてるとお客さんも楽しくなれると思うんですよ。
だから、まず、従業員優先でやらせてもらってますw


emo8889 Xeno: 確かに従業員さん達はエンジョイしていますよね。


Poipoi Burton: そう思ってます・・・・。そう信じて・・・ます・・。ドキドキw


emo8889 Xeno: 従業員さんのブログを見たことがあるんですが楽しそうですよ~。

しかも結構みなさんアイドル化してないですか?


Poipoi Burton: えwwwww
あー、なんとなく分かる気がw
たしかに従業員の何人かは、いろんなとこからスカウトされたりしてるみたいですw


emo8889 Xeno: じゃあカフェからアイドルが出るかも!?


Poipoi Burton: どうでしょうねぇw





「うちの従業員が一番の宝ですね」

emo8889 Xeno: ところでpoipoiさんってなぜSL始めたんですか?


Poipoi Burton: うーん、たまたまリアルの知り合いに聞いて、なんとなくでw
すみません、たいしたキッカケじゃなくて^^;
でもやってみたら、今までのどのゲームよりも奥が深いなぁと感心しました^^
他のゲームでは「強い」とかでしかその人のことってわからないじゃないですか。
チャットは別として。
SLだとストレートにその人の感性が感じられるところかなぁ。
同じ店でも、出来のよしあしもあるし、自己表現ができるゲームって素晴らしいと思いますから。


emo8889 Xeno: それがSLの醍醐味?


Poipoi Burton: うんw
わたしは、お金よりも人脈のほうが大事って思ってるので、
いろんな方と知り合えるSLがすきですね。
あ、そういう意味ではうちの従業員が一番の宝ですねw


emo8889 Xeno: 従業員さんを大事になさってるんですね。


Poipoi Burton: 何よりも^^そして客を犠牲にしてでもww


emo8889 Xeno: そんな従業員さんと今後やっていきたい事を何か計画していますか?


Poipoi Burton: んー、よく「2号店は?」って聞かれるんですけど、
ウチら5人でESPRITだと思ってますので、カフェっていう形態はshibuyaだけだと思います。
ただ、従業員もいろんな作品作ってるし、わたしも作りたい物もあるので、
カフェの店名としてのESPRITではなく、
ブランドとしてのESPRITを立ち上げれたらいいなぁ、とか漠然と思ってますv
具体的にはなにもないんですけどねw


emo8889 Xeno: poipoiさん自身は何を作っておられるんでしょうか?


Poipoi Burton: とくにジャンルは絞ってません。
ほんとはオシャレなもの作りたいんですけど、
基本、発想がギャグなので、笑えるものをコソコソ作ってますねぇw


emo8889 Xeno: 例えば?


Poipoi Burton: うーん、アタマにのせてるプリンとかw

何でも複雑でリアルなものがいいものってわけではないと思ってるので、
適材適所でクスッとしてくれれば、こっちの勝ちですw
おバカな格好でまじめな話するギャップがいいんですw


emo8889 Xeno: それで頭にプリンを?w
確かにお店行ったらみなさん結構頭に色々なものせてますけどw


Poipoi Burton: あー、のせてますねぇw


emo8889 Xeno: 教育が行き届いてると?w


Poipoi Burton: えぇ、みっちりとw
最近はタコが流行ってますw




これもうちの常連さんの作品なんですよw
「まま、こんなのつくってみた」って持ってくるのが
wearするとたいがいアタマの上にアタッチされますw


emo8889 Xeno: せっかくだから乗せてみたとw


Poipoi Burton: そそ、乗せるの前提で作ってる場合もありますねw
わたしの特注品はマンタですw


「マンタの平山君です」

emo8889 Xeno: 平山くん!?


Poipoi Burton: あぁぁ、つまんない話ですみません^^;
いっつもこうなんですよw


emo8889 Xeno: そうやって楽しんでるんですねw
実はお笑い系カフェ?


Poipoi Burton: かなりw
わたしはけっこう相手をいじって喋るタイプなので
いじられたい方は是非w
あ、わたしに限らずメイド全員ツンデレ、らしいですw


emo8889 Xeno: そんなpoipoiさんからみた今後SLの日本社会って?


Poipoi Burton:んー、考えると知恵熱が出そうです。。
まぁ、企業さんからみればすごく興味ある分野なのかもしれないですね。
プロモーションとしては安いだろうし。
増えるんじゃないかなぁ、くらいのことくらいしかわかんないですw


emo8889 Xeno: じゃあどんな遊びを流行らせたいですか?
ちなみに私は漫才ですw


Poipoi Burton: あー、それ面白そうw
似てるかもですが、
いろんなシチュエーションのアバターとかアニメーションかなぁ。。。
しかも、微妙なのw「回覧板を手渡す奥様」とか。


emo8889 Xeno: わかりにくいんじゃ・・・。


Poipoi Burton: びみょーーーー、なのw
そう、そこがミソなんですw
それを渡すほうと、貰うほうのセットでジオラマとかw


emo8889 Xeno: 真剣にふざけにいってますねw


Poipoi Burton: ですですw
・・・・ここまで、こんな感じでよかったです?バカっぽくない?w
ま、バカなんですけど^^;


emo8889 Xeno: しっかりキャラでてますよw


Poipoi Burton: よかったw


「不安な時ってやっぱり誰かと話したい、
そんな気持ちをわかってるからカフェを思いついたのかも」


emo8889 Xeno: では最後にお店のPRをどうぞ!


Poipoi Burton: 従業員をはじめ、常連さんにも「初心者さんにはやさしく丁寧にねw」って
言ってあるので、遠慮せずにガンガンなんでも聞いてください。
わたしもSLに初めてきた時はそうだったんですが
不安な時ってやっぱり誰かと話したい、
そんな気持ちをわかってるからカフェを思いついたのかもしれないです。
まずは声かけてください。お話しましょう^^


あと、告知ですが3月24日の22時(日本時間)に
常連さんのピアノのストリーミングライブを開きます。是非聴きにきてくださいw


・・・・・・・・ど、どう?w


emo8889 Xeno: ばっちりw

後、写真撮影させてくださいね。


Poipoi Burton: あいw
できれば、従業員のいるときのお店の写真とかも載せていただけると、
ウレションでちゃいます!


------------------------------------------------------------------------------------


明るく楽しく、そして夢があるお話で
本当にこのcafeを慕って通う常連さんが多いのも
インタビューをしてみると理解できました。

poipoiさんは本当に楽しい方で最後の去り際までしっかりと
サービス(?)してくれ、私も笑いながらインタビューできました。



初心者の方、これから始めようと思ってらっしゃる方、
お店には沢山のメイドさんも待ってますので、是非気軽に入ってみてください。

男は小さい頃誰でもロボットに憧れる時期があります。

特に日本はロボット王国でもありOVAでも近未来ロボットや、サイボーグ物が
沢山溢れていて世界的にも有名な作品が沢山あります。


そしてそれはSLの世界でも同じ事です。

そんな中で独特の世界観を持つブランドが


「Robot Rock inc」


http://slurl.com/secondlife/Osaka/141/169/22

http://slurl.com/secondlife/Kanda/157/85/22
http://slurl.com/secondlife/Honeoye/165/63/91

http://slurl.com/secondlife/Lugubris/207/70/25

http://slurl.com/secondlife/Tamarack/90/170/257

http://slurl.com/secondlife/KABUKI/61/190/29


見たものを魅了するセンス抜群のオーナー、

uRieL Soothsayerさんにお話を伺いました。


---------------------------------------------------------------------------------


emo8889 Xeno: まずSLに入ったきっかけを教えてください。


uRieL Soothsayer: はい、えと元々、似たような海外のゲームにいたんですが、
そのゲームが段々人離れして行きまして
で、2004年のに冬それと入れ替わる形でSLが一気に広告出し初めて、
そのゲームを去ってった人達がSLに流れて、、来るたびに「SLの方面白いよー」と。
で、初めて見たもののスペックが足りなくすぐやめたんですが
また誘われて一年後復帰しました。それが2005年の冬ですね。


emo8889 Xeno: 始めた時期が凄い早いですよね。
2005年10月なんて日本人あまりいなかったんじゃないですか?


uRieL Soothsayer: 2003年からのゲームですよね。
でも2004年の冬になるまでは一切広告とか気づいた事なかったですね。
日本人はたまーに海外のSIMでプロフィール覗いて日本人女性を時発見した程度ですね。


emo8889 Xeno: それからどれくらいでショップを始めたんですか?


uRieL Soothsayer: 2ヶ月くらいしてからですね。前のゲームからSLにきた知り合いがいまして、
空いた時間で作ってたオブジェクトが気に入られ、その人に頼まれてSONIC人形を作ったのがきっかけです。


emo8889 Xeno: SONIC人形がスタートだったんですね。


uRieL Soothsayer: ええ。。日本人ならSONIC作れるだろという発想で、頼まれました。
実際はさっぱりSONIC知らなかったので画像探すことになりましたけど。
Furry人気と同様SONICも人気あるようですSLで。


emo8889 Xeno: uRieL さんといえばRobotのイメージがありますが
他にはどのようなものを商品で作られてるのでしょうか?


uRieL Soothsayer: サイボーグは好きですがつい最近までずっとロボットが出てくる
アニメとかに対して偏見持ってました。きちんと見たこともなかったんですが。

商品は、サイボーグアクセサリーやロボットアバターを作ってますね。


emo8889 Xeno: その中で目玉商品は何でしょうか?


uRieL Soothsayer: 上に人を乗せて走る事のできるメカ虎アバターです。




emo8889 Xeno: 私もこの前試乗させて頂いたんですが
乗ってる人もメカになった人も操縦出来ますよね?


uRieL Soothsayer: 買っていただいた人からの要望です。
最初は乗ってる人が虎を操縦するだけだったんですが、
要望でその逆パターンも作りました。。
テスト的に逆パターンも作れるかどうかスクリプトしてみたかったってのもあります。


emo8889 Xeno: 要望は受付るのがポリシー?


uRieL Soothsayer: ただでくれIMからこういうの作ってくれIMまで一応全部対応します。
ただFurryアバターだけは頼まれても作りません。SONICとか虎作ってるので良く頼まれるのですが
Furryは文化や歴史背景知らないと手出しちゃいけない気がして。
フェティッシュの一部だと思うので、Furryは。
その気持ちわからない俺が作るべきじゃないなって思ってます。


emo8889 Xeno: 面白い考え方ですね。


uRieL Soothsayer: やっぱ好きなものを好きな人が作ってこそだと思ってます。
なのでロボット実は興味ないんですと最初に言ったのですw


emo8889 Xeno: では逆に物を作るときのポリシーは?


uRieL Soothsayer: 作りたい!て思って作る時と、SLで人気出そうなアイテムを狙って作る時があります。
ポリシーは。あまり専門分野や自分が持ってないフェティッシュに関係するアイテムは
なるべく作らない事です。頼まれたらその道の方に頼むように言います。


emo8889 Xeno: ちなみに今まで断ったりした事結構あるんですか?


uRieL Soothsayer: はい、なるべくサーチや友達リストからその道の方を探して、「この人に聞いて見て」と伝えます。




「せっかちなので大体作り初めて2日で売りに出してしまいます」


emo8889 Xeno: uRieLさんは商品販売後もアップデートすると聞いた事がありますが?


uRieL Soothsayer: はい、せっかちなので大体作り初めて2日で売りに出してしまいます。
なので後からボロボロ出て来るんですよね。修正箇所が。。


emo8889 Xeno: なるほど。


uRieL Soothsayer: アップデートしますって書いておけば今あんま良くない作品でも
これからスキルアップと共に良くしていきますってお客さんに思ってもらえるってのもありますね。
お客さんもそれ見越して買ってくれたりするかもです。


emo8889 Xeno: uRieLさんと言えば海外の方と親交が深いイメージありますが
物作りの技術関して日本と海外の差ってありますか?


uRieL Soothsayer: 作品のディテールとかは日本人の方が性格的に細かく凝ってる気がしますね。
でも突拍子もない発想やスクリプトの腕においては海外の人の方が上かもです。


emo8889 Xeno: 海外の色々な技術を学んで自分の物にしたりするんでしょうか?


uRieL Soothsayer: オリジナルをアレンジして逆に注目されるクオリティや
クールさに変える事においては日本人は最強かもですね。


emo8889 Xeno: 希望の持てる話ですね。
では今後のRobot Rock incの戦略などはありますでしょうか?


uRieL Soothsayer: やる気がある人やグループのサポート脇役になる事ですかね。
それ以上は望んでません。


emo8889 Xeno: これだけの技術とセンス持っていて勿体無くないですか?


uRieL Soothsayer: ありがとうございます。だけど本当に謙遜じゃなく1ミリも自分ではそう思ってません。
なので「こいつすごいセンスあるなー!」て人の手助け程度でいいです。


emo8889 Xeno: 本当に手助けして欲しい人募集したら応募が凄そうですw
ちなみに売れるとか売れないではなくて作るのが好きなタイプ?


uRieL Soothsayer: そうですね。
ストレス解消で解消されたら後は萎えてしまうありがちな男タイプです。作る=ストレス解消です。



「アカウントの年月とか下克上して欲しい」

emo8889 Xeno: ではこれからSLの世界で物作りに挑戦する方々にアドバイスを。


uRieL Soothsayer: 難しいですね。。思い浮かびませんw。。
本当技術とかよりも曲線の付け方とかそういったとこにセンス感じるので。
新しく始めた人も技術気にしないでガンガンビルディングして自分のセンスをSL上に見せてください。


あと、本当アカウントの年月とか下克上して欲しいです。
2003年2004年のSLの基礎を作った人達は確かにすごいと思ってますけど。
それ以降はアカウントの月日あんま関係ないと思います。


---------------------------------------------------------------------------------

私が取材した方や友人の中でも最古参になるuRieLさん。
しかしそんな事にコダワリなどなく純粋に作り手としての技術を磨いておられます。


またバイリンガルな事も手伝って海外の方との交流が深く
世界の有名クリエイターが集まるクラブに連れて行ってくれたり、
日本の枠に収まらない活躍をされています。


さらにとても気さくな方で一生懸命取材にも答えていただき、
大量のお土産まで渡してくれました。





「カッコいい世界に入りたい、カッコいい物が欲しい」
Robot Rock incはそんな希望を叶えてくれる素晴らしいブランドですので
是非足を運んでみてください。

まずはこのホームページをご覧下さい。
「Heaven4D」
http://heaven4d.com/


このクオリティーをSecond Lifeの世界にそっくりそのまま移植し、
Heaven4DのShop展開やKabukiSIMプロジェクトに携わっている方がいらっしゃいます。

Heaven4D Osaka;http://slurl.com/secondlife/Osaka/148/177/22

Kabuki:http://slurl.com/secondlife/KABUKI/63/172/32


「SLに入る前から知ってる人がいるくらい有名」
こんな言葉も聞こえてくるほどのクリエイター、
天照さんことTerrace Ormanさんにお話を伺いました。




------------------------------------------------------------------------------


emo8889 Xeno:heaven4Dというホームページをお持ちですが
Second Lifeの世界ではheaven4Dはブランド?それともグループ名?


Terrace Orman: ブランドでありグループですね。
ま、バンド名みたいなものですよ。


emo8889 Xeno: SL内の活動内容を教えて下さい。


Terrace Orman: もともと3DCGでやってたことをSecond Life内で活かしたいと思いまして、
サイトを見てもらうと解りますがサイバーパンクからファンタジー、
ちょっとアダルトな絵とかを作ってまして、スキン、服、ヘアテクスチャー等を販売してます。





emo8889 Xeno: かなりの店舗数を構えていますがですがが現在何店舗くらいでしょうか?


Terrace Orman: 仲間で借りたりレンタルショップが多いです。今8カ所ですね。


emo8889 Xeno: 基本的なコンセプトはありますか?


Terrace Orman: それがさっき言ったサイバーパンクからファンタジー.
アダルトでフェテッシュやBDSMかな。


emo8889 Xeno: それをSLに活かしてらっしゃるんですね。


Terrace Orman: あ、ちょっと自作の服に着替えますね。




emo8889 Xeno: 凄いかっこいい!
こうゆう服を作るときにどこからアイデアが?


Terrace Orman: 好きな映画やコミックを参考にしてアレンジをします。

emo8889 Xeno: これだけの技術やセンスはどこで培われたんですか?


Terrace Orman: 元々コンシューマーゲームのデザインをしていました。
スクウェアのFRONT MISSIONとかですね。


emo8889 Xeno: おおっ!あの有名なっ!
じゃあFRONT MISSIONの世界をSLで再現することも可能なのですね。


Terrace Orman: いや、グラフックデザインなのでロボ作りません(^_^;
今チームにいるuRieLとwewiとHernが作っているロボットのテクスチャーなどで手伝ってます。




「SLのクリエイティブの世界はまさに インターネットの進化そのもの」


emo8889 Xeno: それだけのセンスと経験を持ったTerraceさんから見て
Second Lifeのクリエイティブの世界はどう映りますか?


Terrace Orman: Sefond Lifeのクリエイティブの世界はまさに インターネットの進化そのものですね
ここにいると新しい音楽 映像 さらに海外の情報に満ちあふれてます。
それを人間の形のインターフェースで歩いて見てまわれる。
これは凄い事ですね。


emo8889 Xeno: 刺激を受ける部分は大いにある?


Terrace Orman: ありますね。ダイレクトに感じます。
さまざまなアーティスト、音楽やビジュアル、それにプリムで物を作るクリエーター。
なんといってもトランス系のテクノクラブの盛り上がりは素晴らしい。


emo8889 Xeno: 影響を受けた事柄ってありますか?


Terrace Orman: とても多いので一つと言っても難しいですね。


emo8889 Xeno: Terraceさん程の人が影響を沢山受ける世界と言うことは
アーティストとしてSecond Lifeのレベルは高いんですか?


Terrace Orman: これからSLの進化がすすめばPoser程度のレベルで
普通にに生活できるんではないでしょうか。
マシンパワーと回線スピードが進化すると同時に、より現実感を持ってくると思います。
ちなみにPoserというのは私が使ってる3Dソフトで
Second LifeのAVの外部確認、アニメ制作に役立ちます。

Second Lifeの開発はPoserがかなり役に立っていると思いますよ。


emo8889 Xeno: 技術の進化によって簡単に良いものが作れると?


Terrace Orman: 今ファーストルックで実現してる鏡面効果
それらはグラフックボードに依存します。少し前までは1枚の絵をレンダリングするのに
大変な時間をかけたものです。
それが リアルタイムでアニメーションするまでになったわけです。


emo8889 Xeno: 確かに手の込んだものが作れるが、それなりのセンスは必要では?


Terrace Orman: ああ、私はプリムは扱わないので
手の込んだ物というと他のクリエーターさんの努力の結晶ですね。


emo8889 Xeno: テクスチャの提供が主なんですか?


Terrace Orman: 私はフォトショップを使ったテクスチャーが主です。
まあ、いずれはプリムもやらないと行けないと思いますが
まだ遊び盛りでw
今は分業が進むといいなと思います。
プリム テクスチャー アニメ スクリプト
それぞれが得意な人が集まって製品化されるのが良いなと。


emo8889 Xeno: それがHeaven4Dのスタイル?


Terrace Orman: ええ。
せっかく仲間と集まって作業できるのですから。
オフラインの3Dソフトのように何から何まで独りで孤独な作業っていうのはもったいないですね。
そのほうが、より面白い物が発想できると思います。


emo8889 Xeno: 共同作業は非常に効率的で楽しいと。


Terrace Orman: はい。なにしろSecond Lifeやる前の4年間、
毎日3DCGを作ってホームページのHeaven4Dにアップして1000点突破したので
もう独りで同じ様な作業は飽きちゃったのです。


emo8889 Xeno: 作ったものを活かしてくれる仲間がいる。
しかし仲間になれた人はラッキーですねw


Terrace Orman: あうう。そんなことはないです。


emo8889 Xeno: これからの展開計画などはありますか?


Terrace Orman: 難しい・・・うーんあまり考えてないです。
ただ同じ様な時間をだらだら過ごしているようで
今は今しかないといつも思います。
JPGプロジェクトに続いてKABUKIプロジェクトに参加したのも
そういう想いからですね。
私は自分から何かをやるタイプではなく
お手伝いするのがあってるようです。AB型ですからlol


emo8889 Xeno: 高いレベルの仕事が出来るプライドは
やはり持ってらっしゃいますか?


Terrace Orman: うーん、どうでしょ。クライアントありきですからね。
その辺は普通のデザイナーとおなじスタンスになりますね
わたしはクライアントが望む物をできるだけ近づける事かな。
それは服を買う人の要望にも答える形で。
きわめて商業デザイナーぽい返事になりました。


emo8889 Xeno: クライアントが望むものに近づける自信はありますか?


Terrace Orman: ええ、それなりに。
うーん、でも野望とか自信とかないですね。わは。
割と適当です。


emo8889 Xeno: 尊敬するような人は?


Terrace Orman: 沢山いますね。
しいて言えばB&RのJune Dionさん。




「まずは遊ぶこと、これが大事

聞いて触って踊ってさてそれから


emo8889 Xeno: 最後に、これからSLに参入するクリエイターの方々に
アドバイスをお願いします。


Terrace Orman: まずは遊ぶこと、これが大事。
コンシューマゲームも遊んでみないと好きになれませんからね。
なにかを作るのはそれからですね。
聞いて触って踊ってさてそれからって感じかな。


emo8889 Xeno: 私聞き忘れてるような事とかないでしょうか?


Terrace Orman: 次の人を電話で紹介してemoさんに「いいともっ!」って言ってもらうことかな(爆


emo8889 Xeno: では記事が完成したら是非紹介してくださいw
必ず「明日大丈夫かな?」って聞きますのでw


Terrace Orman:次のゲストはロボット界で人気の裸だけど頭の良いバイリンガルのuRieL Soothsayerさんです!


------------------------------------------------------------------------------

FRONT MISSIONのデザインを手がけていた事は取材で始めて伺い
さすがにビビってしまいました。
しかし作品を見ればすぐに納得な3D技術を持っていますし
何よりサービス精神旺盛で優しい人柄でもあり、とても印象の良い方です。


また、Osakaの「Heaven4D」本店にはDance Clubも用意され
そこに凄腕のクリエイターの方達が楽しく、優しく迎えてくれます。

さらにKabukiではオシャレなストリップ場も予定しています(2007/3/1現在)




これからSecond Lifeの世界でクリエイターとして
活躍しようとしている方は一つの教科書としてTerraceさんが参考になるのではないでしょうか。