Second Lifeの世界では色々なアーティストが活躍していて
ミュージシャンも決して例外ではありません。
アマチュアからプロフェッショナルまで、色んな音楽がSecond Lifeの中で鳴り響き
精力的な方は自らライブ活動まで行っています。


本日は先日もライブを大成功させ、人気急上昇中の
大人気バンド「Plastic Soul Band」の(Vo)Kyoko okeyさんにお話をお伺いしました。


http://slurl.com/secondlife/Makuhari/159/98/22
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emo8889 Xeno: では最初にSLでの活動内容を教えてください。


Kyoko Okey: RLの方で音楽をやっていまして、それをそのままSLの方でもやってみたいな、と。

例えばライブだったり、イベントだったり。
SLって、なんていうか、場所や地域を選ばないじゃないですか?
それがね、すごい魅力だなぁって思って、ここで音楽をする事にしました。


emo8889 Xeno: バンドの紹介を改めてして頂いてもよろしいでしょうか?


Kyoko Okey: はい^^
6人編成の「Plastic Soul Band」と言います。東京の吉祥寺を中心に活動していて
2002年に結成だから、5年やってますね。


http://plasticsoul.jp/

これ、バンドのサイトです^^
音楽好きのメンツがあつまって、割と本気にライブとか曲作りを楽しんでやってます^^
ジャンルはオリジナルのロック、Blues、Soul といったところを目指しています。

他の活動としてはCHATEAU CLONDEAUX というユニットをやっていまして、

主にクラブ系っていうんですかね、そういうのをやってます。

emo8889 Xeno: SLでもライブ活動などを?


Kyoko Okey: はい、やっています。
ストリーミングソフトを買ったので、出来るようになりました^^
ライブをと言ってもね、もちろんフルメンバーで出来る訳ではないんです。
自宅からの発信なのでフルメンバーでやったら、苦情が来ちゃいますw
都会の悲しい住宅事情ですw

ギターと歌とタンバリンとか、そういうアコースティックな編成でやっています


emo8889 Xeno: ホームページを拝見させて頂きましたが大活躍されてますよね。
実際プロとして活動されてるのでしょうか?


Kyoko Okey: あ、はい。お恥ずかしながら。
私はあんまりプロっていう言葉は好きじゃないんですけどね^^偉い人みたいで^^
気がついたらなんとなくお仕事もしてた、って感じなんで
あんまりプロって感じじゃないです。



「良い意味で素のままを表現したい」


emo8889 Xeno: 過去の活動を目一杯教えてください。


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岡田響子(Kyoko Okada) 2005年8月ビクターエンタテインメントより
発売の「Laughin’/中塚武」にシンガーとして2曲参加。
「Melody Fair」は全国FMにてパワープレイされる。


「日本テレビ/News ZERO」「J-wave/Music+」「Nack5/Radio X」などのジングルも歌を担当。

2005年10月から放映のアニメ「Angel Heart」の挿入歌「Back To The City」の作詞・歌を担当。
同曲含むコンピレーションCDが2006年12月ソニーミュージックエンタテインメントより発売。


レゲエシンガーMUNEHIROのツアーにコーラスとして参加。

自身のバンド「Plastic Soul Band」は都内を中心に精力的にライブ活動を行っている。

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Kyoko Okey: どうでしょ。プロフィールをコピペしちゃいましたw


emo8889 Xeno: これ見た読者、いや私が活動内容の凄さに驚きましたw


Kyoko Okey: 恐縮です^^
私ねあえてそうしてるのですが自分の名前も顔も全部オープンにしてるんですよ、SLで。
珍しいですよね?きっと。


emo8889 Xeno: そうですね。


Kyoko Okey: 本名が岡田響子で、SL名がKyoko Okey w
岡田があったら、そうしたかったくらいですもん。
SLとリアルの境界線をね、あんまり私自身は感じてないんです。


emo8889 Xeno: なぜ?


Kyoko Okey: んー、うまく言えませんが
音楽をやる上で、どちらも真剣にやりたいし、良い意味で素のままを表現したいと言うか。
・・・あ、でもウソかも。だってアバタは美人にしてますw


emo8889 Xeno: w
SLで真剣にやりたいとおっしゃいましたが、SLでやる理由って何でしょう?


Kyoko Okey: やっぱり、それは境界線がないってことですね。
私は、自分をライブの人間だと思っているのでRLだと会場に居る人とか、
都内に住んでる人とか、もっと言うと日本に居る人とか
そういう人にしか聞いてもらえないでしょ?
でもSLなら、もちろんお互いの生活時間はありますが、
どこに居ても聞いてもらえるというメリットがあります。


emo8889 Xeno: CD DEMOプレイヤーも置かれたのも人に沢山聞いてもらいたいという所から?




Kyoko Okey: そうですね、気に入ってもらえたら、是非CDもって思ってますw
商業的?という言葉があってるかどうか分かりませんが
ここで聞いてもらって、少しでも良いなって思ってもらえたら
CDも聞いてみて欲しいし、ライブにも遊びに来て欲しいと思っています。
あわよくば海外遠征もいきたいしwって夢のようですがw
でも、まずはね、やっぱり聞いてもらう事!これが先ですw


emo8889 Xeno: 実際SLでやってみて反響とかはどうでしょうか?


Kyoko Okey: まず、SL内での反響としては音楽が好きな方が、
どんどん集まってくれて、ライブを盛り上げてくださいますね。
残念ながらその時間にログインできなかった方も、次は是非行きます!と言ってくださったり
CDを早速買ってね、予習してくださったり、
ライブ中もチャットですごーく盛り上げてくださって、
RLのライブと変わらない程盛り上がります。


emo8889 Xeno: RLと同じくらい!?


Kyoko Okey: なんていうんだろ、反応がダイレクトで返ってくるっていうのはね、
RLのライブと変わらないんですよ。
少しずつ口コミで新しい事が出来るのが、毎回楽しみなんです。


RLの方ではテレビの取材が来ましたよw
セカンドライフ関連の番組って、このところ多いでしょ?
SLではこういう事も出来るという紹介ができたと思っています。
玄関開けるリハーサルとか、こんにちわのリハーサルとか、小芝居の連続で疲れましたがw


emo8889 Xeno: w


Kyoko Okey: 実際に番組の中でもLiveをやって、これがその時のですw
テレビなので、本当は画面のキャプチャとかダメなのかもですが
見てたSLの友達が作ってくれました。この写真が、私たちですw




emo8889 Xeno: SLの音楽活動は有効なツールと感じますか?


Kyoko Okey: はい、感じます。
SLでの活動がRLに繋がる、例えばCDが売れるとか、沢山の人に知ってもらえるとか、
ミュージシャンにとって知ってもらうというのは、一番なんですよ。
ホームページをミュージシャンの人は持ってらっしゃるでしょ?


emo8889 Xeno: みなさんありますね。


うちらもホームページあるんですが、誰がいつアクセスして、どう思ったかって
分からないんですよ。
でもSLは双方向というか、もっとこうして欲しいとか、こんなの聴きたいとか
色々意見も貰えたりする。これはホームページにはないですね。
もちろん、BBSとかブログのコメントとかもあるんですが
ああいうの、書くのって勇気いりません?w


emo8889 Xeno: そうですねw面倒ですし僕は書いたことないですw


Kyoko Okey: うん、とくに知らない人のHPだとまず書かない。


emo8889 Xeno: 逆にSLの音楽活動でちょっとこれは難しかったとか
やりにくかったとかってありますか?


Kyoko Okey: えとですね、やっぱり機械的な事とかシステム上のことを最初から勉強したのと
発信する側の住宅事情で、良い音をお届けできないってことですかね。
今後は、ライブ会場にPC持ち込んでダイレクトに発信できるようになったらいいなぁって思ってます。



「リアルのライブとあまり変わらない」

emo8889 Xeno: 臨場感ありそうですねー。
でもパソコンの向こう側だと、観客の表情とか雰囲気がわかりにくいんじゃないですか?


Kyoko Okey: それがね、すごくよくわかるんですよ^^
みなさん、チャットを使って歌詞を覚えちゃってる人とかは一緒に歌ってくれたり、
歓声をすごく送ってくれてて、私もそれを見ながら歌ってるので、
リアルのライブとあまり変わらないです。


emo8889 Xeno: 凄い。。。
なんか、この記事見たらミュージシャン一杯参入してきそうw


Kyoko Okey: SLにも色々とステージが出来たり、音楽が聴ける場所が増えて来たじゃないですか?
他と違うのは、他とウチが違うのはリアルメンバーがSLに居て、
ちゃんと発信できるって事じゃないですかね。
私なんて常駐ですもんw


emo8889 Xeno: メンバー皆さんSLやってるんですか?


Kyoko Okey: ドラムとギターが居ます。
あと、Podcasterとして実際に動いてくれてるLucy Takakura や、
実際に色々とマネージメントを手伝ってくれてるSimonも居ます。
みんなリアルの方のつながりの人たちです。


emo8889 Xeno: 結構真剣に参入というか、SLでの活動もかなり重要視されてるんですね。


Kyoko Okey: そうですね。私は最初からここに居た訳ではなくて
ココが出来たので、入って欲しいと言われてSLに参加しました。




そうしたら、もう凄いのできてるじゃないですかw
これは、真剣にやらねばと思いました。



「ライブも、どんどんやって行きます!」

emo8889 Xeno: Kyokoさんより読者の方へメッセージをお願いします。


Kyoko Okey: 音楽が好きが集まる楽しい場所にして行きたいと思っていますので、
みなさんぜひ一度遊びに来てください!ライブも、どんどんやって行きます!


emo8889 Xeno: 今後のSLライブ予定は?


Kyoko Okey: まだ相談中です。告知とかはグループNoteとかですね。
あと、口コミです^^
どうしても、RLのライブの無い時になってしまいますので
まだ予定が立ってないんですよ。


emo8889 Xeno: 是非早期の実現お待ちしてますね^^応援しています。


Kyoko Okey: ありがとうございます^^
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正直、私の中でライブハウスの熱気や盛り上がりは
アバターの世界のSLで再現不可能、というかファンもミュージシャンも
お互いを伝えきれないんじゃない?という疑念がありました。


しかしKyokoさんにお話をお伺いすると全然そんな事はなく、
SLでの音楽活動がとても素晴らしい事だと知ることができました。


今も数々のミュージシャンがSLを利用して活躍されています。
ファンに素晴らしいコンテンツやイベントを提供しつつ
自らの音楽を発表できるSLで「Plastic Soul Band」の活躍は今後も目を離せません。

私はSLで結構サングラスを買うのですが、世界中探しまくってもなかなか良いのに巡り合えません。
でもつい先日「これだっ!」というのに出会いました。しかも国内で。
もうむちゃくちゃカッコ良くて一目惚れしたので買ったんですが
このサングラスは色、透明度などを自分で変更出来る凄いサングラスだったんです。


買ったお店はIkebukuroの「MEGANE-YA」で、そこには色んな種類、

そして遊び心満点のサングラスがおいてありました。

http://slurl.com/secondlife/Ikebukuro/89/147/22
本日はその「MEGANE-YA」のオーナーTaifrog Moriartyさんにお話をお伺いしました。
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「独創的な雰囲気が出てる場所を見つけるのが好き」


emo8889 Xeno: まず最初にSLを始めたきっかけを教えてください。


Taifrog Moriarty: SL始めるまで、Everquest2というゲームをやってました。
その前はEQ1、EQづくしです。
で、3年ぐらいずっとやってたんですけど、さすがにちょっと狩りするのも疲れてしまって
もっとのんびりできるものないのかと探していました。
適当に検索してたらSecondLifeというものがあるということで、
即登録してぶらぶらし始めたという感じです。いまだにぶらぶらしてますw


emo8889 Xeno: 現在まではどのような活動を?


Taifrog Moriarty: 最初は色々と面白そうなところを回って
ブログ「Taifrogの冒険、というか生活ぐらいで・・・」 を書いてるんですが




そのうちメガネ作り始めて、メガネ屋をやり始めました
ブログでは冒険ちっくなタイトル通りに、以前として面白そうなところを書いてます。


他の人の記事と違うかなと思う所は、
ライブものとアートギャラリーめぐりが多いかなと。
これはあんまり記事にしてる人いないのかなと思います。
他には、雑誌「SLID LINER」の記事書いてたり「けんてーごっこ」やったりしてますね。


emo8889 Xeno: けんてーごっこ??


aifrog Moriarty: 私のブログの右側に第2回目の検定が載ってます。
Second life検定なんですが、(仕事中に)「けんてーごっこ」というサイトを見つけて
これは面白いと色々検定にチャレンジしてたんですが、
自分でも検定を作ってみようかと思って、試しに基礎用語編を作って公開してみたんですよ。
そしたら100人近い人が受けてくれて、調子に乗って第2回目も作ってみました。


emo8889 Xeno: ブログで冒険となってますが、
例えば今までに面白かった場所とかありますか?


Taifrog Moriarty: えーと、色々ありますけど私の場合、
例えば、海のど真ん中の意味不明な油田とかも記事にしちゃってて、
まあそれはそれで個人的に面白いなと思ってるので書いてるんですけど。
他の人があそこに行っても、9割つまらないとは思います。
でも、どういう理由でそういうのを作ったんだろう?とか、
それを作った人のプロフィール見て、色々イメージ膨らませたりするのが
好きなのかもしれませんね。


emo8889 Xeno: なるほど。


Taifrog Moriarty: もちろん普通に人が楽しめる企業のSIMとかもちゃんと行ってますけど
他の人が記事にしてくれてるからまあいいかなと思ったり、
個人的には有名な所より、Classfield低くても作成者の人の
独創的な雰囲気とかがよく出てる場所を見つけるのが好きです。


emo8889 Xeno: U2のライブレポとか面白かったです。


Taifrog Moriarty: こないだのですねw
あれはほんとに楽しかったので、かなり熱い文章になってるかもw


emo8889 Xeno: あと、先ほどちょっとでた「SLID LINER」の記事ですが
書くようになったいきさつを教えてください。


Taifrog Moriarty: いきさつは、youさんのインタビューのところでも書いてありましたが
雑誌グループになるまえから入っていて情報交換していた流れと、
多分ブログ書いてる関係で誘われたというところでしょうか。
いつもの感じでyouさんからテレポ要請があって行ってみたら、
いきなり雑誌会議してました。


emo8889 Xeno: SLID LINERもやはり冒険記事?


Taifrog Moriarty: 一応そのつもりですが、他の人のちゃんとした記事と違って、
ちょっと自分でも方向性を決めかねてるというのが本当のところですw
いつものブログをそのまま書いても手抜きしてるみたいだし、
なんかブログとは違う感じにしたいんですけど、まだ模索中です。
で、No3は漫画風にしてみたんですけど、次回もあんな感じで作れるか自信ないです。



「独創的なフレームを作るようにイメージフル回転させてます」


emo8889 Xeno: 本職のお話にはいりますが、なぜメガネを作り始めたんでしょうか?


Taifrog Moriarty: リアル私がメガネ男だからですw
というか、最初に良い感じのメガネが見つからなかったので
自分で作ってみたら意外にいい感じにできたからですかね。
あとは、デザイナーでもなんでもないので、絵を描いたりするのが苦手で、
プリムだけでかなりの部分を表現出来るめがねは私には丁度いいかなと・・・。


でも、それじゃあ進歩ないので最近は勉強して
ちょっとしたテクスチャー描ける様にがんばってます。
で、出来上がったのが腕時計です。


emo8889 Xeno: センスの良いメガネが一杯ありますけど
アイデアはどこから出してるんですか?


Taifrog Moriarty: 自分ではセンスがいいのかよく分からないのですがw
リアルでかけてるメガネはごくごく普通のセルフレームなんです。
最近よくメガネ屋を覗くようになりましたけど
基本的にはあまり店に売ってるメガネとかはまったく参考にしてなくて、
せっかく仮想世界なのでその辺に無さそうなのを帰宅中の電車の中でひまつぶしに考えてます。


emo8889 Xeno: 今までの1番自信作は?


Taifrog Moriarty: やっぱり今、emoさんもかけて頂いている最新のGraceですね。




デザイン的にもかわいいというより、かっこいい感じの作りたかったのと
機能も満載したかったので今一番です。


emo8889 Xeno: 機能とは?


Taifrog Moriarty: レンズの色を変えたり、キラキラON/OFFと
キラキラ自体の色を変えたり出来ます。
レンズの透明度も変えられます。


emo8889 Xeno: 私、結構メガネ買うんですけどその機能は見たことなかったんです。
なぜその機能をいれたんですか?


Taifrog Moriarty: スクリプトで作りやすいというのもあるんですが
メガネでスクリプトいじれそうなのってそんなもんじゃないですかね。


emo8889 Xeno: 色バラで販売したら売り上げもっと美味しいと思うのですがw


Taifrog Moriarty: それより管理する方も大変だったりするしw
あとはユーザの好きな色を自由にカスタマイズしてもらった方が楽しいかなと。
最初は3色とか、4色のセット販売してたんですけど、
あとからこの色欲しいとか言われることが多かったので
そういう細かいのに答えてたら面倒というのもあるし、
スクリプト勉強ついでに作りました。


emo8889 Xeno: その機能は本当に親切だと思いました。
凄くユーザーに優しい発想ですよね。


Taifrog Moriarty: ユーザさんといっても、SLの世界だとデザイナー的な人多いですからね。
大きさだけでなくて、色とかも自由にカスタマイズ出来た方がいいですよね、きっと。
ちなみに、Arareという私がいま頭につけてるサングラスはフレームの色も変えられます。


emo8889 Xeno: メガネを作る際のコダワリは?


Taifrog Moriarty: 鼻にかける部分とかどうでもいいものもつけて
リアル感だしてるぐらいかな・・・。
やっぱりリアルでメガネかけてますから、
鼻かけのないサングラスは考えられないという気分なんですよ。


あとは、独創的なフレームを作るようにイメージフル回転させてます。
でもこれからは、メガネだけじゃなくて、腕時計も作っていきますよ。




emo8889 Xeno: その腕時計も多機能という噂が。


Taifrog Moriarty: 普通なところでは、秒針含めて針がちゃんと動きます
あとTimezone設定できる点と、例によってリング部分の色を変えられたり、
キラキラON/OFFとキラキラ色変えられる。
この辺はサングラスのスクリプトそのまんまです。


emo8889 Xeno: 作ってみての完成度はどうでしょうか?


Taifrog Moriarty: 機能的には十分かなと思いますが
デザインは、普通っぽいのでもうちょっと考えたいですね。
でも機能面でも、サングラスよりは腕時計のほうがアイデアを盛り込みやすいから
考えるのが楽しいです。


emo8889 Xeno: 今度どんなアイデアを盛り込んでいくんでしょうか?


Taifrog Moriarty: 今考えているのはアラーム機能とか、
鳩時計みたいに時間になったらなんか飛び出してくる腕時計とかそんなところでしょうか。


emo8889 Xeno: それだけの技術をどこで習得されたんですか?


Taifrog Moriarty: フリーのスクリプトとか置いてありますしね。
あとはぶらぶら冒険して色んなものを見てるのが勉強になってるんだと思います。
こんなことがなんとかすれば出来るんだってのは、数だけは見てきたと思います。


emo8889 Xeno: それでもここまでの作品が作れるって凄いですよ。


Taifrog Moriarty: いや、そんなに大したスクリプトは組んでないつもりです。
自分が出来る範囲で何が出来るかってのと、自分のスキル+αのイメージを
元にあれこれ作ってるうちに、こんなのが作れるようになりました。



「SLに挑戦状叩きつけられたって感じです」


emo8889 Xeno: そうやってイメージを形にできるSLってどう思われますか?


Taifrog Moriarty: 純粋に楽しいですね、もう脳みそがフル回転してる感じです。
どこまで凄い事が出来るのか、挑戦状叩きつけられたって感じです。
言い過ぎか?w


emo8889 Xeno: その挑戦状に対してワクワクする?


Taifrog Moriarty: この6ヶ月間ワクワクしっぱなしですね。
SLをゲームとかビジネスとか色々話す人いますけど、
正直なんでもいいんじゃないかと思うんですよ。


現実世界の制約みたいなのとっぱらった世界で、色んなことを疑似体験するのって
すごい楽しいと思うんですけど、素直に。
でも語弊があるといやなんで断っておくと、別に現実世界から逃避したいわけじゃないですw


emo8889 Xeno: では読者の方にお店のPRをお願いします。


Taifrog Moriarty: メガネ屋MEGANE-YAでは、変わった形のメガネを
色々売ってますのでぜひ見に来てください。
あと、楽器とか服とかも売ってるので(私の作品ではないですけど)いいの一杯あります。




emo8889 Xeno: 最後に初心者の方にプロ冒険家として楽しみ方のアドバイスをお願いします。


Taifrog Moriarty: SLの世界ではイベントが毎日どこかで行われてますので、
検索を上手く使って楽しんでください。
あと、センスのいい場所とか面白い場所を見つけたら、
そこを作り上げた人のプロフィールを覗いてみて、その人の気に入ってる場所へ
行ってみるのも楽しいですよ。


私は冒険者グループColombo's Eggというグループをやってます。
興味ある人はIM下されば参加OKです。
やってるのは、情報交換なのでブログと似てますが
いち早く私のブログが読めると思ってもらえればいいかもしれませんねw
メンバー募集中です!

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ブログを拝見してもわかるように物凄く色々な場所やイベントに顔を出してらっしゃいます。
その経験から沢山の技術やアイデアを自分の物にし、雑誌「SLID LINER」や
メガネ、時計製作に役立てているのがわかります。


良い物と出会いたいと思っているみなさん、
ずっとワクワクしながら製作されているTaifrogさんの作品、ブログを是非ご覧頂いたり

Colombo's Eggの仲間になってみてはいかがでしょうか。

SLの面白い世界があなたを待っていますよ。

「R246 DESIGN STORE


http://slurl.com/secondlife/Ikebukuro/148/190/27

http://slurl.com/secondlife/Neumoegen/215/209/50

きっとみなさんご存知だと思います。
知らない方は無料翻訳機「J2E Interpreter」を製作し配布してる店といえばピンとくるはず。


R246と言えば高精密なミリタリー銃器をメインに多数の商品も販売され
独特のセンスと高い技術は非常に定評があります。

今回は「R246 DESIGN STORE」のオーナーでベテラン職人(っぽいw)の
Sixing Geminiさんにお話をお伺いしました。
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emo8889 Xeno: まずSLを始めたきっかけを教えてください。


Sixing Gemini: RLが暇で暇でしょうがない時期があって、その時期に見つけたのがきっかけですかね。
物を作れるっていうのと、全世界の人と触れあえてそれがすごく魅力的に見えて。
自分のセンスがすべて!みたいな世界にグングン引き込まれていきました。


emo8889 Xeno: 今まではどんな活動をされてきたのですか?


Sixing Gemini: せっかくの「第2の人生」なのでRLでは一生使いそうも無いセンスで勝負してみようと思い、

銃器製作を中心としたミリタリー物の店「R246 DESIGN STORE」をやってます。
センスという意味では、息抜きに作っている「ミリタリー以外」の物の方が自分のセンスが出ている気がしますが (笑)


emo8889 Xeno: なぜミリタリーを選択されたのですか?


Sixing Gemini: 特にミリタリーが好きだった訳でも無いんですが、
たまたまセカンドライフの前にチョロチョロとやってたゲームが戦争物だったからですかね。
バトルフィールド、他にもカウンターストライクとかコールオブデューティとか。
元々ミリタリーマニアでもなんでもなかったのですが、ここで銃器を作り始めてからやけに詳しくなった気がします(笑)



「ただ綺麗な物は作らない」

emo8889 Xeno: 「R246 DESIGN STORE」では凄く精密な商品を販売されてますが
造るの大変じゃないですか?


Sixing Gemini: そうですね~、大変と言えば大変ですね。
外観を緻密に作る作業はそれほど苦じゃないんですけど私がアイテムを作る際のモットーとして、
「ただ綺麗な物は作らない」というのがあって綺麗なのは当然、
それプラスαの何かを必ず提供することにしてるんですがその部分が非常に苦労してます。


例えば銃で言うなら、銃を持ってるなら匍匐(ほふく)前進したい、とかリロードしたいとか
そう言う部分にこだわってますので、それをしっかり表現する部分が大変ですね。
その代わり、表現出来たときは大満足で「あ~、俺って天才」とか思っちゃいますが(笑)


emo8889 Xeno: 商品で一番こだわって造った物ってなにですか?


Sixing Gemini: 一番こだわった、となるとやはり最新の商品のAKMになりますね。
新しく物を作るときはやはり前回のクオリティを超える物を作らないと
「あ~、俺って天才」が味わえないので(笑)


emo8889 Xeno: そのAKMの「あ~、俺って天才」と感じた部分はどこですか?


Sixing Gemini: 全部です!・・・ってのは冗談で、
目に見えないわかりにくい部分が多いんですけども
HUDなんかもいちいちインベントリから装備する必要はないようにしてたりとか
わかりにくいところでは、薬莢や弾頭が実際のサイズと全く同じように作ってあったりとか
フルオートで発砲するとリコイルで着弾がぶれたりとか、オーバーヒートしたりとか (笑)
あ~、やっぱ全部なのかな。


emo8889 Xeno: 噂では連射速度も実物と同じとか。


Sixing Gemini: ええ、理論的には、ですけど。
SIMの状態によって連射速度が落ちたりしてしまいますが。


emo8889 Xeno: 価格も凄いですがミリタリー系の武器でかなり高価な部類にはいるのでは?


Sixing Gemini: 大体銃器は安価で低機能・低クオリティものと
高価で高クオリティ・高機能な物の2種類に分かれていますが私の作る武器は後者に入ると思います。
自分自身こだわって作ってるので安売りはしたくない、
分かる人にだけ買って欲しいっていう気持ちもあります(笑)


emo8889 Xeno: SLの世界でミリタリー市場ってどうですか?


Sixing Gemini: 私的にはもの凄くクローズドな世界だろうなと思ってたんですが、
例えばミリタリールックじゃなくても、普通の服装に銃を合わせるとかそういう需要があるようです。
アクセサリ感覚的な。


emo8889 Xeno: コンバットゾーンで撃ち合いやってる方も多いですよね。


Sixing Gemini: あ~、どうなんでしょうね。
セカンドライフは、RLもそうですけど、撃つ場所って限られてるじゃないですか
最近、コンバットゾーンへあんまり行かなくなっちゃったので分からないですけど
そういう欲求はあるのかもしれないですね。


そういう欲求が暴走して迷惑行為に発展するってことも十分に考えられるので
射撃場を販売したりとかそういう気軽に撃てる物も提供していますが。




emo8889 Xeno: ここで射撃もできるんですよね。


Sixing Gemini: ええ、SIM自体が重くてちょっとここでは思うように遊べないかもしれないですけども、
今度、R246としてSIMを購入するので、そこで思う存分撃って頂けるようになると思います。
思うように銃が撃てない世界で銃を買ってもらったなら、撃つ場所も提供すべきだと考えました。


emo8889 Xeno: 銃器と射撃場のほかにはどんなものを製作されたんですか?


Sixing Gemini: ミリタリー以外で、一番メジャーになったのはJ2E Interpreterかと思います。




emo8889 Xeno: あの有名な翻訳機!


Sixing Gemini: なんか有名になってしまいましたね(笑)

J2E Interpreterはちょっと有名になりすぎて負荷が高くなり始めたようなので近いうちにバージョンアップします。


emo8889 Xeno: 負荷というと?


Sixing Gemini: スクリプトの制限上、翻訳サービスとセカンドライフの間に中間サーバーを置かなければいけないんです。

そのサーバーの負荷とそもそも無料の翻訳サービスを使っているんですが、
いつBabblerと同じ運命をたどってもおかしくないので、有料のサービスを使うようにしようかなと思ってます。


emo8889 Xeno: しかもこれフリーですよね。なんでフリーにしたんですか?


Sixing Gemini: 翻訳機能自体は私が提供しているわけではないので、
金銭を絡ませるべきではないと思ってました。
こんなに広まるなら10L$位とってもよかったかなと、邪な考えも浮かびますが(笑)



「難しくて誰もやらないからこそ、そこに面白い物が出来上がる」


emo8889 Xeno: それにしても銃器の仕組みといい翻訳機といい
スプリクトの知識やプリムの造形、テクスチャ製作などオールマイティーですね。


Sixing Gemini: いやいや、スキンと服は私にはムリですねぇ。
一応、自分が着てる服とスキンは自作ですが、やはり本職の人に比べると見劣りします。


emo8889 Xeno: しかしそれだけの技術はいったいどこで学ばれたんですか?


Sixing Gemini: ん~、本職はデザイナーだったりしますので、テクスチャは普通に作れて
プリムはちょっとツールが変わったぐらいの感覚で、
スクリプトは、やっぱり本職でFlashをちょこっと作ったりするので、
それも割とすんなり入れて、音は元々趣味でいじってたことがあって、
新たに覚えたのはアニメぐらいな感覚です。


emo8889 Xeno: 素晴らしい技術ですが次はどんなものを製作する計画がありますか?


Sixing Gemini: 先ほどもちょっとお話ししましたが、SIM丸ごと作ります。
具体的には銃器等のミリタリーをテーマとしたアトラクションテーマパークです。
例えば「○○を爆破せよ!」とか「○○を占拠しろ!」とか
そういうミッションが遊べるイメージです。


勿論、店舗もその中に作りますのでお客様には銃弾が飛び交う中、
ショッピングをしてもらう事になると思います(笑)


emo8889 Xeno: しかしそんな凄い構想を1人で?


Sixing Gemini: いや、勿論R246のメンバーにも協力してもらいます。
以前、インタビューされたElec Toneさんなんか物凄いやる気を出してくれてます(笑)


emo8889 Xeno: なるほどー。でも私あまり詳しくないのですが
そういったミッションってめちゃくちゃ技術的に難しくないんですか?


Sixing Gemini: めちゃくちゃ技術的に難しい気がします(笑)
でも、難しくて誰もやらないからこそ、そこに面白い物が出来上がるのではないかと思います。
むしろ自分が遊びたいけど、何処にもないから作らなきゃ!みたいな感じだと思って頂ければ。


emo8889 Xeno: 銃器もこれからどんどん増える?


Sixing Gemini: 勿論です。製作ペースが遅いのでどんどんという風にはいかないかもですが。
でもせめて一月に一個はリリースしないとSIMで赤字になって大変なことになる予感がします(笑)


emo8889 Xeno: そこまでしてSIMを作るという事はめちゃくちゃSLが好きなんですね。


Sixing Gemini: 友人からは、「もうセカンドライフじゃなくてファーストライフじゃない?」って
言われたことありますね(笑)

最近は逆になかなかSLの時間が取れないことが悩みなんですけども。
本当にライフワークになりそうな、まさにそんな感じですね。



「SLはデザイン・センス・アイデアで世界に向けて勝負出来る」

emo8889 Xeno: そこまでさせるSLの魅力って何ですか?


Sixing Gemini: 手軽に自分のデザイン・センス・アイデアで世界に向けて勝負出来ること、ですかね
結局始めたきっかけそのままというか(笑)


emo8889 Xeno: SIM製作で実際に勝負にでるんですね。
ちなみにオープンはいくらいになりそうですか?


Sixing Gemini: そうですねぇ。きっと今までで一番の大勝負でしょうね。
とりあえず、オープンは2フェーズで考えててまずは景観を整えて銃弾が飛び交うところまでの
第1フェーズでオープン、その後順次アトラクションを追加していく第2フェーズという感じですか。
仮にアトラクションがすべて完成しても常にアトラクションは入れ替えていくので、
永久に開発は続くとは思いますけども。
具体的なオープン日は日は決まってないですが6月初旬を予定してます。


emo8889 Xeno: ではこの記事を見ているみなさまにお店のPRをお願いします。


Sixing Gemini: お店か~。むむむ、PR難しいな(笑)
うちのはいきなり玄人好みですよ?ってだめじゃん(笑)
んと、まぁ、高いけど高いだけ満足出来るクオリティの品揃えです。
まずはうちの射撃場でレッツトライ!


・・・なんかきな臭くなってまいりました(笑)


emo8889 Xeno: あと最後にSL始めた初心者の方に、
SL楽しんでる達人としてアドバイスをお願いします。


Sixing Gemini: 銃はむやみに撃っちゃいけないよ!(笑)と
あと面白そうな事を思いついたらとりあえずやってみるそれに尽きると思います。
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話を聞けば聞くほどまさにプロ職人。
世界のミリタリー系のSHOPを取材後色々歩いてみましたが
Sixingさん、そして「R246 DESIGN STORE」の技術は世界的にもトップレベルで
日本人クリエイターの可能性を非常に感じる事ができました。


そのSixingさん率いる「R246 DESIGN STORE」がSIMをオープンさせるとなると
ミリタリーファンに関わらず、日本のクリエイター達からしたら
もうそれは大ニュースではないでしょうか。


SLならではの、そんな世界を体験できる「R246 DESIGN STORE」
みなさまも是非じっくりご覧頂いてはいかがでしょうか?