Second Life,つまり第二の人生ということですが人生と言うからには
色々な方法が存在します。
この方はShopを経営しながらもメタバース で働くというスタンスをとっていて、
これもまたSecond Lifeならではの楽しみ方ではないでしょうか?

http://slurl.com/secondlife/Kitster/233/69/601

本日はSLでアルバイト生活を送るMichelle Rallさんにお話をお伺いしました。

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emo8889 Xeno: SLを始めたきっかけをお願いします。


Michelle Rall: SLを始めるきっかけはどこかの新聞でSLの事が偶然のっかってて、
取材会見をSL内で開いたとかそんな記事だったかなぁ・・・。
とにかく、そんなことができるのか!と、おもしろそうだーと感じてやりたくなったわけです。


emo8889 Xeno: 今までどんな活動をされましたか?


Michelle Rall: 普段は友達と喋ったりですねw
たまにマフラーを作ったり、建物を作ったり洋服を買ったり色々です。
でもやっぱり8割は友達と喋ってるかなぁ。


emo8889 Xeno: 作った建物って自宅ですか?


Michelle Rall: そうですね、今まで4、5回土地の引越しをしたのですがほとんど自分で作っています。
後はメタバースのPTWとして仕事をさせて頂いているのですが、それで作ったかな。


emo8889 Xeno: メタバースのPTW??


Michelle Rall: いわばお仕事ですね。よく覚えてないけどパートタイムワーキングの略だったかな・・・。
上の人から頼まれた建物を作ったり、後はビギナーの方々のサポートをしたり
比較的自由に仕事させていただいてます。



「スキルアップはとても楽しくできました」

emo8889 Xeno: それを始めようとしたきっかけは?


Michelle Rall: 単におもしろそうだな、とwあと自分のスキルアップにも繋がるので、
やってみたいなと思い友達に聞いてみました。
あとは流れ的に面接受けて、仕事もらって、作業してって感じですね。


emo8889 Xeno: お給料的にはどんなもんなんですか?


Michelle Rall: むw
買い物を1時間くらい楽しめる程度ですねw


emo8889 Xeno: 実際スキルアップはできました?


Michelle Rall: はい、RLで実際にデザインの仕事をしてる人が多いのでアドバイスも的確で。
その的確さがたまに恐怖に変わったりもするんだけれどもw
でもスキルアップはとても楽しくできました。そしてまだこれからもしていきます。
まだ助走ってとこです。


emo8889 Xeno: お仕事で建築した建物は具体的にどんな?


Michelle Rall: んと、Memoris SIMっていうのがあるんですが
その中の商品を置く建物、お店ですね。


emo8889 Xeno: 建築の苦労とかエピソード的なものありますか?


Michelle Rall: うーん、まだ本当助走の段階なので・・どちらかというと
今持ってる私のお店の建物のほうが苦戦してますね。
自分の商品に合う建物がやっぱり良いので
かつ、それなりにプリムも制限されてるので最初の内はそこまで凝った建物ができないんです。
大きな土地を持てばいい話なんですけれど、今の売り上げでは1024sqmが精一杯w
後は周りの建物との景観ですね。
こればっかりは周りに文句を言ったらキリがないので離脱して上空にお店を設置しました。



emo8889 Xeno: それでMichelleさんのお店は空中にあったんですね。


Michelle Rall: そうですw上空600mは軽くて快適です><


emo8889 Xeno: お店のメイン品目はマフラーですが、なぜマフラーを選んだんですか?


Michelle Rall: 最初は髪の毛を作っていたんですが、髪の毛ってSLの中でも難しい部類で。
それで、似た工法で作れて簡単なマフラーを選びました。
最近ではもうちょい挑戦して傘やシェイプや(お店には出ていないけど)
パーティクルのスクリプトを組んだりしています。


emo8889 Xeno: 髪とマフラーって工法が似てるんですか?


Michelle Rall: 似てると思いますね。トーラスというプリムを使って
数値をいじっていくのは髪の毛もマフラーも同じです。
ただ、髪の毛は扱うプリム数が断然多い。
マフラーなら10プリム程度で済むのに髪の毛は大体30プリム~200プリム位まで使うかな。
でも基本はどちらもTubeやTorusの数値をいじくるってとこにあると思います。


emo8889 Xeno: それにしてもマフラーって色んな結び方がありますね。
どこでこんな結び方を知ったんですか?



「RLからのリアリティさをSLで表現」

Michelle Rall: うんうんw地味に1ヶ月くらいかかってます、これw
テクスチャは切り替えるだけだから簡単だけど、形状はなぁ・・・。
結び方は知ったというか、RLで町を歩いてるときに、
「あ、こういう結び方いいなぁ」とか「このタイプならできそうだ」とか色々考えてます。
RLからのリアリティさをSLで表現してみてます。


emo8889 Xeno: カラバリも凄いですよね。




Michelle Rall: こういうのは商用利用可能なテクスチャ屋さんで拾ったり買ったりしてます。
自分で作ったテクスチャのもあるんだけど、下手くそなので。。


emo8889 Xeno: このカラバリなんですけどまとめ売りはしてますけど、
バラ売りとかはしないんですか?


Michelle Rall: 以前はしてました。でも色との組み合わせって実際につけてみないとわからなくて・・・。
それなら全色入れてしまおうと思ったわけです。
その分少し高めですけどねw


emo8889 Xeno: 売れ行き的にはどっちが良かったんですか?


Michelle Rall: バラ売りのほうが平均的に売れてますね。
まとめ売りは売れるんだけど、売れる時期と全く売れない時期があるみたいです。
SL始めて5ヶ月ちょっとですが、バラ売りの時代でもクリスマスの時は結構売れたり。
やっぱり時期ってあるんだなぁと。


emo8889 Xeno: プレゼント用ですね。


Michelle Rall: うんうん、ベタだけど赤色が多く売れたw
でもそこでいつも悩むのはパーミッションなんです。
人に渡せる代わりにコピーができない設定にすべきか、
コピーができる代わりに人に渡せない設定にすべきか、
現状は人に渡せない設定で売っているのですが、
そろそろギフト用に人に渡せる用の商品も置こうかなと思っています。



「制限がSLを面白くさせている」

emo8889 Xeno: なんで人に渡せないようにしてるんですか?


Michelle Rall: 転売されてしまうからです。
本当は他人に渡せるようにしたいのですが、
マフラーのサイズが合うかは個人差があるので、
サイズ調整する際にバックアップを取れるようにしないと。


他人渡せるかわりにコピーできない設定だと、そういうときに不便なんです。
全部の権利を許可すると他人に転売されてしまう、これ大事!


emo8889 Xeno: なるほど、ギフト作るって結構難しいんですね。


Michelle Rall: うーん、髪の毛やマフラーのギフトは難しいと思います。
SLではジュエリーや家具やプリムを使っていない洋服がいいんではないでしょうか。


emo8889 Xeno: そこはSLが持つ問題点の一つですよね。


Michelle Rall: うんうん、でもそういう制限がかえって
SLを面白くさせているという面もあると思う。
その分試行錯誤を繰り返しますからね。


emo8889 Xeno: そうゆう部分を含めてSLってやっぱり面白いですか?


Michelle Rall: んー、どうなんだろう。
おもしろい時とおもしろくない時がある。。。
SL特有の癖みたいなもので、自分からSLを楽しもうとしなきゃおもろい事が見つからなくて、
それってすごいエネルギーと時間を必要とすることだと思うんです。


私の場合、やりたいことを達成すると一定期間無気力になります。
そういう時はSLを上手く楽しめていないときなのかも。


emo8889 Xeno: 確かに自分で目的を作らないとやる事ないですよね。


Michelle Rall: ないですねw

観光したり、女性アバタにセクハラしたりw
正直自分でもなにしてるのかわかんないようなw


emo8889 Xeno: 逆に楽しいと感じるのはどんな時ですか?


Michelle Rall: 物を作っててそれが良い感じに方向が向いている時ですね。
気分が高揚して、これに尽きると思います。
家を作って、かわいい仕上がりになったら、もう写真撮っちゃいますよw


emo8889 Xeno: 友人と過ごす時間はどうでしょうか?


Michelle Rall: なかなかSLって変わった価値感を持ってる人達が多くて。
ものすごく純粋に勉強になってます。


例えばyouさんが、こんなの作れるかと案を並べるんです。それが結構おもしろい。
スーパーマリオの世界を再現できないかとか、
やたら速い速度で走るブーツを作って遊んでみたりだとか。

そしてそれについて、みんながこれをこうしたら良いって意見を言うんです。
気がつけばそんな話だけで1時間経つことが多いんです。


emo8889 Xeno: SLの世界で友人って大切なんですね。


Michelle Rall: うんうん、色んな価値感を取り込める世界なので
友人がいるっていうことはスキルアップにもつながると思います。


「SLでは心躍るような作品に出会えること間違い無し」

emo8889 Xeno: 最後にお店のPRと読者の方、特に初心者の方にメッセージお願いします。


Michelle Rall: ちっちゃいお店でかわいい商品を目指してマフラーや傘を出しています。


そして最初は色々な世界に目を向けてみて下さい。
既に先駆者の方が日本圏内はもちろん海外圏でもおもしろい世界を手掛けています。


それは全部普通のユーザーが作った物で(もちろんプロの人もいるけれど)、
心躍るような作品に出会えること間違い無しです。
まずは、色々な世界を歩くことをお勧めします。


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多彩なマフラーを販売し、クリエイターとしても技術も持っていることが
商品を見るとよくわかります。
是非一度これらの商品を見に来てください。


そしてその技術をメタバースの仕事に利用して生活費(?)を稼ぐという
SLでしか出来ないスタンスをとりつつ楽しんでらっしゃいます。




さらに自らのスキルアップに非常に貪欲な姿勢があり、
将来が非常に楽しみな存在だと感じました。


新しくSLに参入した大企業を見に行った時、
アイドル事務所が出来て見学に行った時、
街中をぶらぶら散歩してCafeでくつろいでいる時、
こんなSLの生活を支える為に影で活躍している人がいます。




ここ最近この人の名前を街中で聞くことが多く、
この方はどのような活動をしているのだろう?と非常に興味を持ちました。
本日はShibuyaのCafe ESPRITのメイドをこなしつつ、
幅広い活動をされているkasumi Silveraさんにお話を伺いました。


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emo8889 Xeno: まずSLを始めたきっかけをお願いします。


kasumi Silvera: きっかけはですね、会社で話題になっていたんですが
だれもプレイしたことが無いという事で、じゃー、私が始めてみようかなァと。
これがきっかけですね。


emo8889 Xeno: 現在はどんな活動をされているのですか?


kasumi Silvera: いまは、2つの方面で楽しんでます。
1つは永遠のメイドw
メイドはみなさんもよくご存知のESPRITでのメイドですね。
私がメイド1号ですw



2つ目は様々なSLにおける活動のお手伝いですね。
例えば最近Shinagawaに出来ましたISIDさんのゲスト用スーツや店舗ですね。
それと、Webcomeプロモーションのアイドル、かおりんのアバターをお手伝いしてます。


emo8889 Xeno: kasumiさんはお店を経営されているのですか?


kasumi Silvera: はい^^ShibuyaでTiara&Rodというお店を経営してます。
Tiaraは女性用のスキンとスーツを、Rodは男性用のスキンとスーツを販売してます。



http://slurl.com/secondlife/Shibuya/85/85/22

emo8889 Xeno: メインの商品は?


kasumi Silvera: メインの商品はTiaraでは、
ベーシックスキンで日本人の肌色を意識して商品化しました。
色々なお店を回ってスキンみてて唇がこーい><とか
私に合っていなかったので、もう作っちゃうっ!って事で作りました。

その後は、シェイプを自分でスキンに合うように変えた感じですね
なんか逆ですがw


emo8889 Xeno: 作るときの苦労とかは?


kasumi Silvera: ありましたよ~。
まったくの0知識ですから、何をどうすれいいのか・・・。
初めて作ったのは、もうお見せできません><
でも、その失敗が生かされて今がある感じですw
そんな中、制作してるとストレスがたまってくるんですよね、わからないしw
で、ShibuyaのCafeエスプリに通うようになってオーナーにメイドしない?って誘われてしまったw


emo8889 Xeno: で、メイドになったんですね。


kasumi Silvera: はい^^
そこでの体験や人とのコミュニケーションで沢山の事を学びました。
エスプリはいろいろなクリエーターの方が集まるのですっごく刺激的なんですよ。
パリの芸術家が集まってるカフェみたいなぁ。


emo8889 Xeno: そこで今度はSLの活動支援を決心したんですか?


kasumi Silvera: ですね、そこで交流が生まれて私が出来ることがハッキリしてきた。
今まで自分だけでは気づかなかったですね。
あと支援という意味では 初心者の支援もありますね。


emo8889 Xeno: 例えばどういった?


kasumi Silvera: カフェには、上級者の方だけではなく初心者の方も多く集まってきます。
やっと日本人にあえたーっていう方が多いですね。
オブジェクトの付け方も、イスに座ることも出来ない初心者の方にお教えするのも
支援の中には入ってますね。
カフェですから、コーヒーをお渡しして付けられないとお教えするそれが基本ですからね。
その支援がSL全体が盛り上がってくる支援にと私は思ってます^^
多方面になっちゃってますけどね。



「単に企業がSLに参入するというお話しなら受けなかった」

emo8889 Xeno: でもISIDのお手伝いなんてどういった経緯で?


kasumi Silvera: またエスプリから始まるんですけどねw
そこのnabeさんいう企業の受け入れをしている
常連の方からスーツを作って欲しいというお話しがあったんですよ。
エスプリの制服を作り終えたのでじゃー、なべさんのスーツ作る!って。


当時は日本人向けのスーツって少ないみたいで探すのがたいへーんって言ってましたね。
で、作ったら、今度はISIDさんのビルで新卒採用の説明会をSLで行うから
そのゲスト用のスーツを作ってっと。
その時は、企業がSLに参入する時の経験も積ませてもらいました。




http://slurl.com/secondlife/Shinagawa/168/49/22

emo8889 Xeno: 企業とか関係なかったんですね。


kasumi Silvera: でもただ単に企業がSLに参入するというお話しなら受けなかったと思います。
ISIDさんのビルには、SLを楽しくしようという工夫もありますので、
社員が描いた絵のギャラリーや人事部長の落語ストリーミングなどSLを楽しんでるなぁと思ったので。


emo8889 Xeno: そしてISIDのお手伝いやって次はWebcome?


kasumi Silvera: Webcomeプロモーションは芸能プロダクションで、
そこでリアルのアイドルをSLでも展開していこう!というお話しです。
現在は1名、このSLでアイドルが活動しているようで
今後はSLでのプロモーションやライブを行う予定です。


emo8889 Xeno: そのアイドルが先ほどおっしゃってた、かおりんって方?


kasumi Silvera: はい^^かおりんとは偶然から知り合った感じで、
Webcomeさんからの依頼ではなかったんですよ。
はじめ、Akibaに商品を置かせてもらっていましたので、
そこに新商品の男性モノのスーツを置きにいったんですね。
一番売れていた商品にいれかえよー♪って。


emo8889 Xeno: はい。


そこに、かおりんが来てて目の前で着替えだしたんですね裸になっちゃってw
早く着替えたほうがいいよーって話しをしてて、かおりんが事務所にかえるーって帰ったんですよね。
で、事務所??って思いながらエスプリに行こうとしたら
ままんからIMが来てアイドルが来てるんだけど、髪を捜してると。


emo8889 Xeno: なるほどー。


kasumi Silvera: で、行ってみたらさっきの裸女!って・・・言いませんでしたけどw
向うも覚えていたみたいでそこからのお付き合いですね。
今では、逆にお店など教えられてる感じです。
かおりん用オリジナルスキンも作ってたりします。


emo8889 Xeno: アイドル用スキンですか。
でも結構なプレッシャーじゃないですか?


kasumi Silvera: んー、楽しんで作ってますからね
もし、ダメだったら他の商品をつけるだろうし作って、
それを着けてもらえるそして喜んでもらえる
そんな幸せは味わえないですね。
そっちの方が、大きいからかも喜んでもらえる楽しさですね。
それが一番の喜びですね^^


emo8889 Xeno: そうやって色々な活動をしてらっしゃるんですが
今後はどのような活動を計画していますか?


kasumi Silvera: そうですね、初心者さんにSLの楽しさを知ってもらいたい
そんな活動をしてみたいです。
私の場合は、支援というか裏方が多いので計画っていうのはないかもです。



「楽しさを共有する、そこが重要」

emo8889 Xeno: そんな支援派のKasumiさんが思うSLの面白さって何ですか?


kasumi Silvera: 毎日が発見の連続ですね。
あ!こんなの建ってるとか次の日に行ったらまた違ってたとか。
そんな発見とそこでお話しをする楽しさがSLの面白さですね。
まずは話してみるのが私の基本で、あいさつとかおはようからいつも始まりますw


emo8889 Xeno: 人とのつながりが重要なんですね。


kasumi Silvera: はい、もし1人だけだったら
私はここまで楽しさを見つけられなかったでしょうね。
1人で踊っていても楽しくないし、やっぱりみんなにみせたい、一緒に踊りたい!
楽しさを共有する、そこが重要かも。


emo8889 Xeno: KasumiさんはSLを思いっきり楽しんでますが、さすがに忙しくないですか?


kasumi Silvera: そうですね、忙しいのは楽しいから!と思ってます。
そもそも忙しいとは思ったことが無いですね。


作ってて楽しい!
その人がどんなことをしてくれるのか楽しい!
どんな考えをもってSLしてるんだろう、と考えると楽しい!


私は初めにも話したように2つの考え方があるんですよね。


emo8889 Xeno: 全てはそこに繋がるんですね^^
あと初心者の方やこれから始めようと思ってる方にメッセージをお願いします。


kasumi Silvera: 今は、SLで活動している方がブログやWiki、HPなどに丁寧に楽しみ方を書いています。
そこを少しでも読んでいただければSLに入ったときに楽しさの部分が分かってくると思います。
あとはチャレンジ!どうしても分からなかったら聞く!
そしてSLを楽しんでください。


emo8889 Xeno: 続いてお店のPRをお願いします。


kasumi Silvera: おおお!忘れてましたw
私のお店では、日本人の肌色スキンとスーツを販売しています。
SLで商談があるときは、男性でしたらRodのスーツを
女性の方でしたらTiaraのスーツを着てくださいね。





春には、スーツに合った靴も販売予定です。
よろしくお願いします。


emo8889 Xeno: 最後にこれだけは言いたい!ってありますか?


kasumi Silvera: 私は永遠のメイドです!
あとセカドル投票よろしくです!w


emo8889 Xeno: ありがとうございますw
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kasumiさんはは本当に色々な事をされてらっしゃいまして
本日お話を伺った他にも、まだまだ精力的に活動をされているようで
インタビュー中も彼女を頼るIMがくるなど非常に忙しい方でもあります。


しかしその活動のおかげで色々な人と交流をもつ事ができたり、
何より本人がそれを楽しんでエンジョイしている事がSLの楽しさを物語ります。

もっともっとkasumiさんのような方が増えれば
SLの社会は楽しく広がっていくんじゃないかなぁ、と思う内容のインタビューでした。

SLを始める人はどんどん増えていて、今この瞬間も数多くのクリエーターが誕生しています。
そして将来を期待できる新鋭クリエーター達の活躍はめざましい物があり、
SLの世界に新しい風をどんどん吹き込んでくれています。

その新鋭デザイナーの中でも注目されているのがゴスロリ系のSHOP「Little Heaven」です。

http://slurl.com/secondlife/SLingHokuriku/157/156/22


SL内で大人気のcafeでも採用されている制服を作り、
積極的にデザイナーイベント等に参加するなど精力的に活動されているChiko Duellさんに
お話をお伺いしました。

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「自分なりのゴスロリを形にしました」

emo8889 Xeno: SLを始めたきっかけを教えてください。


Chiko Duell: えーとですねぇ、あたしがよく見るミラージュってサイトがあるんですけど
そのサイトは色々なゲームをリポートしていてそれでSLを見たのが始めるきっかけですね。


emo8889 Xeno: 始めてみてから現在までの経緯を教えてください。


Chiko Duell: 始めたころは当然ベーシックアカウントで
踊るとお金もらえる所とか行ってましたが
もー、すぐに居座ることに飽きちゃって、クレカでリンデンドル買って
思う存分散財の毎日でした^^


で、何か商売してみたいなーって思って、当時シェイプのつくりが上手って
褒められたので、シェイプを作ってSLCOMさんのところで
販売させていただいてました。


emo8889 Xeno: なるほど。


Chiko Duell: それで同じ、境遇というか同じように商品をおいていたShibuyaの神様と知り合って
Shibuyaの神様がSIMを持つっていうので、思い切ってお店を出す事にしたんです^^
そしたら、お向かいのカフェ、フルールのオーナー、ララさんがカフェをするというので
一緒になってお店を作ってました。


emo8889 Xeno: 最初はシェイプ屋さんだったんですか?


Chiko Duell: そうですね^^
他は作り方を知りませんでしたし、試しで作ってた服もありますが
ぜんぜん、だめだめで^^;
でもララさんとお店作りしてて制服あるといいねーって話になったので
作らせて下さいって頼んだの。それが本格的な服作りの最初です。


emo8889 Xeno: 服はどんなジャンルの服を?


Chiko Duell: ゴスロリですね、平たく言えば
それまでゴスロリ文化に触れたことがなかったので、
自分なりのゴスロリを形にしました。

「アラレカフェ専用制服も作りました」

emo8889 Xeno: なぜ制服をゴスロリにしたんですか?


Chiko Duell: ららさんの要望をきいてるうちに出来た制服が
たまたまゴスロリ調だったんです。
あたし、Akibaのアラレさんのカフェでも時間のあいたときにバイトしてるので、

それ着て出たら、うちも作ってと言われちゃってアラレカフェ専用制服を作りました^^


emo8889 Xeno: 色合いが絶妙なんですけど、何かを参考にされたりするんですか?


Chiko Duell: これはもう想像ですね。
で、一気にえいえいってしわをかきます。結構一発でかけてます^^


emo8889 Xeno: プロ?


Chiko Duell: いえいえ・・
一応リアルはデザイナですが絵より、レイアウト系なので絵はへたです^^;


emo8889 Xeno: 制服を作るときのポリシーとかありますか?


Chiko Duell: 制服というか服を作るときにポリシーというか
雑誌から何か服をそのままスキャンするんじゃなくて
自分で、刺繍や、布の質感を表現するようにしています。
なので実物をスキャンした服とくらべると見劣りしますけど
それにたよらずに作ることが自分のブランドなんだって思います。


emo8889 Xeno: デザインって何からスタートするんですか?


Chiko Duell: いつも服が生まれる時って友達との会話からヒントを得ています。
たとえば友達がセクシーな衣装を欲しがってたらセクシーな衣装を作ってみるとか・・・。


emo8889 Xeno: 今までゴスロリ系は何着くらい作ったんですか?


Chiko Duell: 色違いを数に入れないでいうと、4月12日に
ここのSLingHokuriku SIMで開かれるセカコレ用服を含めまだ3着です。
ちなみにセカコレは新人アーティストさんたちによるファッションショーです^^




emo8889 Xeno: それに参加されるのですね?


Chiko Duell: はい^^
実はもう服が出来上がっていてまだまだ、改良の余地があるんですけど
友達に見せてまわって意見きいてます^^


emo8889 Xeno: 写真は掲載しませんので
私にも是非見せていただいてよろしいでしょうか?

Chiko Duell: あ、はい^^テーマは女神です。
ポイントはやっぱりスカートですね。
横にふくらみをもたせて、ミニなんですけどレースを追加して
ミニっぽくなくゴージャスにしてます。
あとこのSLingHokuriku SIMに住んでいるこのSIM一番のセクシーな
ナウさんにちょっと対抗して極端に露出度あげてみました。


emo8889 Xeno: 凄く綺麗というか華麗というか雰囲気がでてますよね。
でも逆に苦労した点とかありますか?


Chiko Duell: ありがとうー^^
苦労したところはトップの服ですね・・
まだまだ納得いってないんですけど相当アップロードしました。
服は模様を書いても着る人の体系で見え方が変わってしまうので非常に苦労しますし、
それにあたし自身、まだ型紙に合わせて描くことに慣れてない^^;


「もっちろん、世界に通用するショップをめざします!」

emo8889 Xeno: 服とシェイプ以外に作ったものとかありますでしょうか?


Chiko Duell: スキンはトライしましたが・・まだ、技術的に無理と感じました^^;
少し前から靴のほうを作ってます。
まだ、反響とかわからないくらい、はじめたばっかりなんですけど
もしかしたらある意味服より楽しいかもしれない^^
店頭に出していないくつも含め4~5足作ったかな?


emo8889 Xeno: どんなコンセプトの靴ですか?


Chiko Duell: このメイド風用のおでこ靴。

あとは普通にサンダルやハイヒール、ちょっとそこまで風味のつっかけとか作りました^^

特に何かを参考にしたわけじゃなくて今まで生きて見てきた中から
きっとアレンジされて形になったんだと思います。


emo8889 Xeno: 服よりも作るのが楽しいってどんな部分が??


Chiko Duell: もう、単に形の作りやすさですね、
リアルタイムに作ったものがわかるから、だと思います。
服だと作ってみて、良いものできた、と思ってアップロードしてみても
全然ずれてたりでダメだったりしますから^^


emo8889 Xeno: 他に何か製作したものはあります?


Chiko Duell: 他は今フルールさんで実際に採用してもらった
カウンターテーブルとかですね。
他に見ないっていって喜んでもらった^^


emo8889 Xeno: 今後「Little Heaven」はどうなっていくんでしょうか?


Chiko Duell: もっちろん、世界に通用するショップをめざします!
せっかく大きな土地を借りてお店を建てたので
B@R さんまでとはいかないまでも、たっくさん商品を追加していきたいです。
ジャンル問わずで^^


emo8889 Xeno: ジャンルを問わずとおっしゃってましたがメインは服?


Chiko Duell: はい、そのつもりです。
やっぱり一番アバターに変化をつけるから^^
もともとフルールの制服を作ったときも売るつもりなんてなかったんです。
でも、ものすごく喜んでもらえてお金も貰うつもりなかったけど

すごく高く買ってくれたのでなんていうかお客さんを満足させた快感?^^
それがずっと味わえたならっていう感じ。

・・・なんか職人みたいですね^^;


emo8889 Xeno: クリエイターの方はみなさんそうおっしゃいますよ^^
世界中に人に喜んでもらいたいと?


Chiko Duell: そうですね、自分で言うのもなんですが
ゴシックタウンという島全体がゴシックショップのSIMに訪れたとき、
自分が作ったものと見比べて、決して大きく劣ってないって言うか、
うちのが可愛いっていうのも結構あったので
もっと世界中の人にみてもらって認知されたいです。


emo8889 Xeno: 私のイメージで日本のゴスロリって
世界に比べて発展してるというか路線が違うような感じなんですが?


Chiko Duell: 国によって感覚の違いもあるんでしょうけど
日本は、こういう路線が一番受けるんだと思います。
アキバの実際のメイドさんを見てもみんなひらひらしたこういう感じが多いし
デフォルトが、そうなんだろうなって感じます。

・・・なんか舞い上がってるので、きっと会話噛みあってないかもですごめんなさい><


emo8889 Xeno: 大丈夫です^^でも落ち着いてw
しかしそうやって世界を意識してショップが出来るって
やっぱSLの魅力ですかね?


Chiko Duell: ですねっ、RLと違って表現が自由だと思うし
元手それほどかからないし、なにより世界中の人の目に触れる事が
RLより簡単にできるのが作り手さんには魅力ですっ。
おかげで睡眠時間が激減してます^^




「可愛い服をいっぱいいっぱい作っていきます!」

emo8889 Xeno: SLのどんなところが楽しいですか?


Chiko Duell: やっぱり、色んなお店に行ってアバターを着飾ることに尽きますね。
しょっちゅうお買い物してます。
でも最近は作ってることが多くてショッピングにいけないのがちょっと寂しいかな。
B@RさんやFDデザインだったかな、あと髪でいうとGirl6とかCakeとか
買い占めたいくらい好きです^^


emo8889 Xeno: 読者の方にお店のPRをお願いします!


Chiko Duell: Little Heavenというのは最初に持った土地が512と小さく
さらにスカイボックスだったところからそう名づけました。
今もまだ技術も低いと思ってますし
これからいろいろ勉強することもいっぱいありますが
可愛い服をいっぱいいっぱい作っていくので
ぜひぜひ応援してください!


あとスクリプトがわかるひと、お友達になってください!あはは^^


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驚いたのは服のしわなどの線を一発で描いてしまうということ。

そんな感性と技術で作られた商品たちは非常にレベルの高いものになっています。




またShopを持つまでに数々の出会いを経験し、
人とのつながりで今の「Little Heaven」をオープンさせたお話は非常に興味深かったです。


そして忙しい中、非常に親切に明るく対応していただき
Chikoさんの服の魅力の理由がなんとなくわかった気がしました。

あっという間に新しいSIM SLingHokurikuの顔になった「Little Heaven」
是非みなさんも足を運んでみてはいかがでしょうか?