SLの世界では自由度の高さゆえ、ユーザー発で大小関わらずさまざまなイベントが開催されていて
そういった楽しみも欠かす事ができません。

そんなイベントを開催して、みんなを楽しませる為には
ユーザーの目線から見たユーザーの為のイベント内容が必須だと思います。


そしてそういったイベントといえば、この方の名前がまず挙がってくるのではないでしょうか。
SL用語として定着したセカドル、セカメン等のイベントを実施して
イベンターとしては素晴らしい実績を上げている方です。


本日は自称エンターテーナーのHiroto Nishiさんにお話をお伺いしました!
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emo8889 Xeno: 最初にSL始めたきっかけを教えてください。


Hiroto Nishi: 最初は一攫千金を求めて、はるばる花の都大東京にやってきました。
入ってみると全然イメージと違いましたけど。


最初はゲーム内で金儲けをする事は比較的たやすいと思ってましたが、
入ってるみると、そこはゲームではなく現実世界と同じ人間がいて、世界がありました。
リアル世界でビジネスをするのと同じぐらい難しいのではないかと思いました。


emo8889 Xeno: 本当は大変なのに簡単に金儲けできるイメージありますよね。


Hiroto Nishi: そうですね。まずは一攫千金の足がかりとするためワタシはお店をやりました。
ファイトクラブBLUE HEARTSですね。
最初の仕事がクリエーターとしてのオッパイ製作でしたw
そしてそれを販売して儲けようと思ったのですがのですが
オッパイの収益は1ヶ月で0でしたw


emo8889 Xeno: オッパイ売れなかったんですね。。。


Hiroto Nishi: ただ、少しづつお客さんが集まってくれるようになり、
お客さん達の話を聞いたり、触れ合ったりしているうちに、
金儲けよりも大切でやりがいのあることを見つけました。


emo8889 Xeno: といいますと?


Hiroto Nishi: 同じ力をかけるのであれば、金儲けよりも、人を楽しませたり、
みんなが実現しようとしている「夢」のお手伝いをしたい、と思うようになりました。
自分自信が金持ちになるよりも、人を喜ばせたいという気持ちが強くなりましたね。


「少しでもより良い世界になるよう世界を形成していければ」

emo8889 Xeno: では改めてファイトクラブBLUE HEARTSについて教えてください。



http://slurl.com/secondlife/Harajuku/170/115/22


Hiroto Nishi: ずっと考えつづけてまして、最近ようやく見えてきました。
これはコンセプトというか経営理念になると考えているのですが、
「セカンドライフの進化をデザインする」ということです。


emo8889 Xeno: といいますと?


Hiroto Nishi: 我々は愛と情熱をもって、個性を活かした世界トップレベルのチームワークを発揮できるよう取り組んでいます。
そして、独創性あふれる新しい価値を創造し、最高のエンターテイメントを提供し続けます。
セカンドライフ自身まだ不安定ですし、これからどのような世界になっていくか分からない
そんな中で、我々は少しでもより良い世界になるよう世界を形成していければと考えています。


emo8889 Xeno: で、結局何屋さんなんですか?w


Hiroto Nishi: 何屋さんなんでしょうか?w
八百屋でないことは確かです。
一言で言うと夢を売る商売ですかねw


emo8889 Xeno: Hirotoさんのチームワークって何ですか?


Hiroto Nishi: 最高のチームワークは、おのおのがもつ個性を強みに
同じ方向を向いて走れるということだと思います。
言うのは簡単ですが、好きな人、嫌いな人、楽しい事、楽しくないこと
色々なことが起こるなかで協力していかなけばなりません。


高いモチベーションと個性をもってすれば
成功のチームワークは自然に生まれると考えています。


emo8889 Xeno: なるほど、もう深追いはしませんw


Hiroto Nishi: 苛められるのは嫌いではありませんよw


emo8889 Xeno: Hirotoさんはセカドルを実施されたんですよね。





Hiroto Nishi: セカドルは「セカンドライフ・アイドル・グランプリ」の略で、
単純に一番ギザカワユスなSLアイドルを決める戦いです。


始めたキッカケは、店をやっている時に、
何故かうちにはカワイコちゃんが集まってきてくれたわけですが、
この世界に足を踏み入れた女性が決まっていうことが、
外人にナンパされたとかセクハラされたとかいう話題でした。


このままでは、せっかくSLに来ても嫌な思いばかりして、
すぐ辞めちゃうなと思いまして、
初心者の女性でもワクワク・ドキドキできる、楽しいイベントをしようと思ったのがキッカケですね。


emo8889 Xeno: セカドル開催してみてどうでした?


Hiroto Nishi: やってよかった思います。
大変でガスター10も服用しましたが、みなさんに喜んでもらえたようですし、
ワタシもドキドキ出来ましたからw


emo8889 Xeno: 何が大変だったんですか?


Hiroto Nishi: ルールを決めることですかね。
何が正しくて何が正しくないとう基準が、まったくない世界ですので
人によって価値観が違うといいますか。
例えば一番カワイイ人をきめるのに、最初は単純に多数決で一番多い人が1番でいいと思いましたが、
多数決は民主主義の暴力ですよね。


さらに組織票が発生すると意思のない票も加算されてしまうので、正しい判決だとは言えませんでした。


emo8889 Xeno: 確かに投票の難しさはそこですね。


Hiroto Nishi: 当初は1番投票数の多い人が優勝としていましたが、
トップになった人が組織的、かつ意図的に自分に投票するような活動をされており
本当にそれが正しいのか、それとも投票数は2位だったけれど自然な形で票を集めた方が正しいのか、
という判断が正直ワタシ自身できませんでした。
主催者としては本当にカッコ悪い話ですが。
そして、最終判断は結果発表に集まっていただいた101名の方々に決めていただきました。


emo8889 Xeno: その人達はどのようなジャッジを?


Hiroto Nishi: 自然な形で票を集められた、2位の方が支持され優勝する運びとなりました。
ただ、1つ補足させていただきたいのですが、
残念ながら優勝できなかったトップで票を集められた方は、
悪意はなく、単純に投票数トップをとるために合理的に動いたという考えでしたので、
一概にこの方が悪いということも言えないと思うのです。

このあたりの善と悪のルール決めが非常に難しいと思いました。


emo8889 Xeno: しかし101名って大反響のイベントだったんですね。
そしてそのノウハウでセカメンを始めたわけですね。




Hiroto Nishi: みなさん真剣に参加していただいたおかげだと感謝しております。
そしてセカメンはセカドルの課題を克服すべく、優勝は審査員制にしました。
ただ国民の意見も取り入れなければ意味がありませんので、
予選を投票数、本戦を審査員制にしました。


「実行すること」これが一番大切」

emo8889 Xeno: この2つのイベントを通してHirotoさんは何を得ましたか?


Hiroto Nishi: めちゃんこ得ましたね。大きく言うと2つありまして、
1つは「実行すること」これが一番大切だということが分かりました。
これはワタシのリアルにも影響を与えましたね。
単純ですが本当に実感しないと、なかなかこの大切さは分からないと思います。


emo8889 Xeno: 2つ目は何ですか?


Hiroto Nishi: もう1つは、沢山の仲間に助けられて生きている、
という事に改めて気づかされました。
と同時に協力してくれる多くの仲間が増えました。
この2つはワタシのリアル生涯にとっても宝物になるでしょう。


emo8889 Xeno: そしてその経験を踏まえて、新企画「セカっていいとも」を始めたんですね。



http://hiroto2.blog91.fc2.com/blog-entry-66.html

Hiroto Nishi: これはですね、セカドルやセカメンのような、一発物のイベントっていうのは
SL特有のSIMのINできる人に制限がありますので、1回で多くても100人の人しか参加できませんよね。
で、どうすれば多くの人と触れ合うことができるのか?ということを考えました。


そうすると、一発イベントのように「縦」に伸びるイベントではなく、
人が人を呼ぶような「横」に伸びるイベントが必要だと思いました。


emo8889 Xeno: それはどういった内容なのでしょうか?


Hiroto Nishi: 内容としては、笑っていいとも風に友達の輪を広げていく感じです。
まず月曜日に1日誰かにウチの店で店長をやってもらいます。
んで、その人に次週の月曜日に1日店長をしていただける方を紹介してもらう。


1日店長になった人は、ウチの店のお店の内装、営業スタイル、サービス内容全てを自由に設定できるようにしてます。
バラエティーあふれるセカ友の輪が自然に広がっていけば、
世界が平和になると思いますw


emo8889 Xeno: 目的は世界平和だったんですねw


Hiroto Nishi: どうなんでしょうw
ちなみにどうやってギャラリーを楽しませるかというのは、
1日店長に指名された人にかかってきますw
恐ろしい企画です、友達が減るという噂もりますw


emo8889 Xeno: しかしHirotoさんは何故これだけ沢山のイベントを
絶えず開催し続けるんでしょうか?


Hiroto Nishi: エンターテーナーだから!
登山家が山を見たら登るように、我々は人を見たら楽しませます。
これが神が与えしワタシの天職です。


ただ毎回新しい企画をするたびに、プレッシャーで夜も眠れず、
失禁の嵐なのでやっぱり天職じゃないな、と思いはじめてますw


emo8889 Xeno: プレッシャーあるんですか?


Hiroto Nishi: ありますよー
参加者してくれた人が満足できないようイベントになったらワタシの責任ですし、
芸人として滑ったら嫌でしょうw


emo8889 Xeno: なるほど、芸人なんですねw


Hiroto Nishi: あ、エンターテーナーです!w


emo8889 Xeno: ちなみにセカトモの次に考えているような企画ありますでしょうか?


Hiroto Nishi: 次はね、一気に面白くない企画になるのですが、
ラジオ放送をしたいと思ってます。


コンセプトしては、セカンドライフにどっぷりハマって廃人生活を送っている、
ワタシ、西ヒロトと、セカンドライフをやったけどすぐ辞めてしまって、
現実世界のエリートコースを走るワタシの友人が、セカンドライフについてトークするという企画です。
リアル Vs SLみたいな。


emo8889 Xeno: どれくらいのペースでやるんでしょう?


Hiroto Nishi: できれば月2回ぐらいのペースで定期的にやりたいと思ってます。
まだ公表してませんが、早ければ今週末あたりに放送しようかと思ってますw
思いたったら即行動です!


emo8889 Xeno: あとHirotoさんはブログも面白いですよね。



http://hiroto2.blog91.fc2.com/

Hiroto Nishi: 俗世間に負けないものを書いていきたいと思ってます。
本当は適当に書いてるだけなのですが、やっぱりブログもSLと同じ
どうやって人を楽しませるかって事は考えてますね。


emo8889 Xeno: そんなHirotoさんにとってSLの存在とは?


Hiroto Nishi: 自己表現の場であり、ソウルメイト達と出会うきっかけをくれる場所ですね。
リアルでは絶対に出会う事のなかった、仲間達との奇跡の出会いです。



「セカンドライフって素敵やん♪」

emo8889 Xeno: では最後に読者の方にメッセージをお願いします。


Hiroto Nishi: セカンドライフって素敵やん♪
1人1人の力を合わせてセカンドライフの進化をデザインしましょう!


セカンドライフは仮想世界という閉じられた空間ではなく、
自分のリアルを進化させることのできる自己表現の場所だと思います。


多くの仲間達と出会い、多くの事を学び、多くの喜びと悲しみを共有できる、
そんなコミュニティーをこれからも一緒に広げていきましょう!


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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喋り(?)も常に楽しませてくれる、本当に楽しい方で、
そのHirotoさんから発信されるアイデアはSLの日本人社会に旋風を巻き起こし続けています。

ユーザー参加型のMMOはユーザー発信のイベントがよく行われるのですが
多彩な発想が実現できるSLの世界では、本当に毎週のように実施されています。


そんなイベントを開催されるイベンターの方々は、ほとんどが一般ユーザーで
みんなと楽しくやりたい、楽しませたいという気持ちを強く持っていて
結果的にそれがSL文化の進化につながっているんではないでしょうか?


是非みなさんも、毎週月曜に開催されているセカトモを見にいってください。
そして新着情報をHirotoさんのブログ「セカンドライフの歩き方」 からチェックしてください!

SLの日本人ユーザーが、どんどん増えて定着していく理由の1つとして、
日本語でサービスを受けれる居住スペースが、安定して提供されている事があると思いますが
実は2006年末まで、あまりそういった居住区は多くありませんでした。


しかしMagSL の登場により状況は一変し、誰でも簡単に土地を借り、
そして店舗を構え、各種コミュニティーに参加できるようになりました。
MagSLがSLの日本人社会を変えて、いや、作り上げてしまったのです。


そして本日はその我々のSL社会の中心とも言える
MagSL代表、Neko Linkさんにお話をお伺いしました!
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emo8889 Xeno: 最初にSL始められたきっかけをお願いします。


Neko Link: 私はMMORPGのヘビーユーザーで、特に欧米の物を好みます。
それで去年の9月、WOWに飽きて新しいゲームを探していた所、SLの情報を見つけました。


emo8889 Xeno: 始めてみて最初のSLの印象はどうでしたか?


Neko Link: なんだこのクソゲーは!です。
イントロダクションがなくて、あまりにプレイヤー軽視というか。
「ここどこ?初心者ゾーン?」みたいな、そんな感じで初日は終わりました。


その後、またSLのニュースが出続けていたので、
1ヵ月後にまた登録しなおして入ったのが、このNeko Linkのアカウントです。


emo8889 Xeno: この時から活動を開始されたんですね。


Neko Link: 2回目の時は、もう少しビジネス的な興味として見始めました。
1週間ほど気合を入れて、徹底的に見てまわったり、WEBで調べたり、
日本人と会話したりして、やっと壮大な計画のプラットフォームであることを理解しました。
そしてすぐビジネスとしてスタートすることを決めました。


emo8889 Xeno: ここで出発されたんですね。


Neko Link: 10月末にSIMを発注、今のMirai SIMですが

http://slurl.com/secondlife/Mirai/128/128/0
当時から日本人がSLを理解するための初心者ゾーンをイメージしていました。


SIMが届くまで当時は時間がかかったので、まず模型を作ってみたのですが、
なにしろ大きな建物など作った事がないし、SIMの広さの感覚がわからないので
もっと大きな土地を借りて作ってみようということになり、12000sqmを借りました。


emo8889 Xeno: 借りてみてどうでしたか?


Neko Link: ところが作り始めてみたら、意外と狭くて 45000sqmに引越しw
今のMiraiの城の大きさのものを作ろうとしているのですから、当たり前なのですがw
更にその頃には、1SIMでは計画に足りない事に気づき、
また、どうやっても採算がとれないことにも気づきました。


emo8889 Xeno: 計画というのは初心者ゾーン?


Neko Link: ええ、日本人向けの初心者島を作る計画です。

ニュービーランドというか、慣れるまで過ごせるエリアで、チュートリアル島とは違います。


bemo8889 Xeno: なるほど。


Neko Link: そして45000sqmの土地を借りた直後、SIMが届いてしまい、
開発は届いたSIMの方でやる事になって、45000sqmの土地があまりました。
んじゃ、ここは新たな形態で町作りのテストをしようということで。
レンタルを始めてみました。12月の初頭のことです。


emo8889 Xeno: レンタルは反響ありましたか?


Neko Link: はい、20区画がすぐに埋まってしまったので
じゃあ住むことができる初心者島にして、さらに企業も誘致してしまおうと、
今のMagSL TOKYO構想になりました。


emo8889 Xeno: 一気に行動したんですね。


Neko Link: 実は2004年にスターウォーズギャラクシーズというゲームで、
日本サービス開始直後に、日本人初の最高ランクの町作り競争があったのですが、
それで勝利した経験がありました。


だから私にとって日本初のプレイヤータウン構築は2度目です。
MagSLが始まるまでは、ざっとそんな感じでしょうか。


「多くのユーザーにSLを体感してもらえる土地を目指していました」

emo8889 Xeno: では改めてMagSL のご紹介をお願いします。



Neko Link: MagSLは初心者ゾーンとしてデザインされています。
海外とつながったMMORPGをやっているとわかるのですが、
日本人は言葉や民族性のためか、日本人同士が固まっていく習性があります。
自分が何をやりたいかよりも、周りが何をやっているかを気にします。


emo8889 Xeno: このブログがまさにそうですねw


Neko Link: だから日本でSLがブレイクするためには
日本人が沢山あつまれる場所が必要です。
そこは治安が良く、安心感がなくてはなりません。
そこでPGエリアしか許さない、しかも企業が入ってくる、今のMagSLの形を作りました。


emo8889 Xeno: 当時の展望はどうだったんですか?


Neko Link: 当時、ベテランユーザー達からは、


「そんな重たい、初心者ばかりになる広大な土地で、
しかも日本人だけが集まる閉鎖的な空間は意味がない」


という意見も沢山貰いましたが、私は永住して貰う事よりも、
最初の数ヶ月をここで学んでもらって、出来るだけ多くのユーザーに
Second Lifeを体感してもらえる土地を目指していました。


MagSLのデメリットが理解出来るようになってくれて、
他の土地に出て行ってくれるようになれば、目的は達成だと思っていました。
それに初心者はどんどん来ますしねw


emo8889 Xeno: 土地レンタル事業以外にはどのような事を考えていますか?


Neko Link: Second Lifeというのは、本来、リアルタイムコミュニケーションを行うための
ツールという要素が一番強いのです。


その部分は人が集まりさえすれば、問題なく成長するので、
他の要素、例えばビジネスプラットフォームである部分とか、
体験型のコンテンツを提供できるであるとか、
そういう部分を底上げすることが大切だと考えています。


emo8889 Xeno: 一般ユーザーが楽しめるコンテンツですね。


Neko Link: クリエイター達は土地さえあれば、あとは動きますから、
クリエイターではない、一般ユーザーたちに主眼を置いています。
Second Lifeでは、コンテンツはユーザーが作るものですが、全員が作れる訳ではありません。
それはユーザーは受身の人がほとんどで、全員がクリエイティブなモチベーションを
持っているわけではないんです。


emo8889 Xeno: 確かに消費者の方が多い。


Neko Link: 初期に登録している人たちは、アーリーアダプターなので積極的ですが、
後から入ってくるのは一般人ですから、受け身な訳です。
その人たちはコンテンツを作らず、消費するだけです。


そしてそのコンテンツは作ったり、維持したりするのにコストがかかるので、
個人負担では必要なコンテンツ量を供給できません。


emo8889 Xeno: そこにMagaSLの役割が出てくるわけですね。


Neko Link: ですから、企業からスポンサーをとり、
それでコンテンツを作るサイクルが必要で、我々自身がそういった活動を目指しています。
例えば、レースウェイを作ったりイベントスペースとしてのMiraiを提供したり、
今、チュートリアルゾーン(日本語登録)や遊園地などを作っていますし、
バトルゾーンも計画しています。




emo8889 Xeno: そのようなコンテンツを利用するユーザーは、どんどん増えていく?


Neko Link: ええ、増えると思いますし、コンテンツ量に応じてしか、入ってこないとも言えます。
今SLの人口が700万になっているにも関わらず、アクティブユーザーが少ない理由は、
PCスペックの問題と、面白さを理解する所までたどり着けない、という問題の2点です。


PCスペックについては、OSがMEやXPが、Vistaにリプレースされていくに従って
解決しますから、時間の問題です。
コンテンツにたどり着けない問題は、チュートリアルの改善、
攻略本的な書籍や雑誌の発行、コンテンツを増やすことによって改善されます。


今アクティブユーザーは700万人のうちの数パーセントですが、
これらの問題を解決していけば、おそらく数10%にはなりますから
消費者がもっと極端に増えていくでしょう。


「まだまだ序の口、今の100倍の人口が

住めるようにしなければなりません」

emo8889 Xeno: ではSL自体はこれからが本番?


Neko Link: まだまだ序の口です。
今の100倍の人口が住めるようにしなければなりません。


emo8889 Xeno: ええっ!100倍!!


Neko Link: 今、土地を借りている人は何人ぐらいでしょう、
マグスルで500人が借りていますので、だからきっと1000人ぐらいかな。
登録者数700万人のうち日本人の割合は約4%。つまり20万人。
日本人が20万人のうち、1000人が土地を持っているわけで、0.5%です。


これから日本人が200万人になったとして、土地所有率を5%にすれば100倍ですね。
もしくは3年かかって、2000万人になって、0.5%でもかまいません。


いずれも現在の100倍の土地の需要があります。
まあ大半は、無料土地サービスが持って行くのかもしれませんがw


emo8889 Xeno: ユーザーを増やすために、特に法人ユーザーはどのような視点であるべきで しょう?


Neko Link: 法人ユーザーはSecond Lifeを3次元のホームページだという、
誤った認識を捨てなければなりません。
大企業はSL内で製品情報が並んだホームページを作り、そこから物が売れてくれることを祈っています。
でも売れませんw


emo8889 Xeno: SLをどう考えるかですね。


Neko Link: そもそも広告というのは、人がいる所に出さなければならず、
人を集めてきて、広告を見せるのは非効率です。


SLでは、人は一箇所には集まりきれませんので、
効果的な広告をするためには、もっと広く広告の場所を確保し
短時間で商品価値を理解できる場所をつくってそこに集めるか
もしくは、集まらなくても商品価値がわかるようなものを流通させるか、です。


emo8889 Xeno: そういった事も踏まえて、今後どういった活動を計画していますか?


Neko Link: 企業とプレイヤー達の接点を作りたいです。
例をあげますが、小さいところだと今、マグスルの主要なCafeに、東芝犬というのが設置されています。
東芝の携帯のプロモーションなんですが、Cafeのオーナーに設置料をお支払いして、
プロモーションに参加してもらっています。




まだ企業側が、MagSLに、と指定してきているのですが
今後は、他の居住区の人気店にも置かせてもらいたいです。
人が集まっているところに広告を出す、これが最低限の基本ですから。
それでCafeオーナーが収入になっていけば、良い循環が生まれます。


emo8889 Xeno: 確かにSLで人を集めているのはCafeですよね。
しかし今のカフェの盛況ぶり凄いですね。


Neko Link: 最初に池袋を作ったのですが
その時に広場に直営店としてaCafeというのを作りました。



http://slurl.com/secondlife/Ikebukuro/123/123/22


んで、Poipoiさんが渋谷にCafeを作ってくれて
次にAkibaにメイドカフェができてという具合に、みなさんの連鎖が始まったのです。
まぁ足湯に直営店の客を全部持っていかれたのは、誤算でしたw


Cafeに人が集まるのはSLがコミュニケーションツールだからですよ。
mixiのコミュニティと同じ機能をカフェが持っているからです。
コミュの3次元版ですね


emo8889 Xeno: なるほど。
次にNekoさん自身が感じるSLの魅力というのを教えてください。


Neko Link: これだけ初期の段階で、未発達な部分が多いにもかかわらず
多岐にわたるジャンルの方が可能性を感じていて、
人それぞれが魅力を感じている部分が違っていることです。
つまり、ポテンシャルですね。


emo8889 Xeno: といいますと?


Neko Link: 私は広大な更地を用意し、勝手にAkibaとかShibuyaとか名前つけただけなのに
なぜかみなさんは、原宿に住みたいとか、上野に土地がありませんか、とか
そこに何かのイメージを感じて、コミュニティを形成しています。


emo8889 Xeno: なるほど、独自の文化が形成されている部分ですね。


Neko Link: 原宿を売り出した初日のことでしたが、
まだ誰も借りていなくて、建物も何もない、まっさらな土地の

真ん中の地図の前で、私はお客さんを待っていて、
そこに来た、二人組がこういう話をしていました。


「原宿借りる?」
「いやー、うちらには原宿は敷居が高くね?」
「んじゃ、神田にする?」
「そうしよ」


不思議でしょ、まだ更地なんですよw


emo8889 Xeno: では逆にNekoさんが受身のユーザーとして
SLでこんな遊び方が面白い!とかありますでしょうか?


Neko Link: 最近、遊ぶ時間がなくて・・・かなり世間知らずです。
でもSLで知り合った仲間と他のゲームで遊びたいですw
SLはそういう目的で使うのがいいと思いますよ。


例えば4人いたとしますね、ゴルフしよっかとなって、SLでゴルフ出来る所を探しても
SLはゲームを作る為に作られていないので、結局限界あるわけですよ。
だったら、4人ですかっとパンヤ!(無料オンラインゴルフ)すればいいじゃないですか。
んで終わったら戻ってくればいい。


なんでもかんでもSLの中で完結させる必要ないですよ。
ヤフーゲームズがしょぼいからヤフーが使えないとか、考えないでしょう。


emo8889 Xeno: コミュニティとしてSL楽しんでらっしゃるんですね。


Neko Link: SLは楽しいですね。いろいろな人達がMagSLを卒業して
凄いSIMを作ったり、大きなコミュニティを作ったり、
他の居住区の発展のためにお店が誘致されたり。


その度に、すまなそうに「MagSLで学ばせていただいたのに、居住区を始めてしまいました」とかって、
謝りに来られるのですが、「卒業おめでとうございます!」、って声をかけてます。
それだけSLが盛り上がっていくわけだし。
それに数百万人も私1人で面倒みるのやだもんw


emo8889 Xeno: ちなみにNekoさんの活動というのは、SL以外の仮想空間にも広がるんですか ?


Neko Link: ええ、許されるなら他の仮想空間にも参入します。
そしてプレイヤーたちが行ったり来たりすることを支援したいです。


「自分のアイデアを信じて、形にしてください」

emo8889 Xeno: 「これからは仮想空間だ!」みたいな声多いですけど、どう思われますか?


Neko Link: 必然です。100%そうです。
よく、そこの部分がわからない人に話すんですが、
僕らの子供達はゲームばっかりしてますよね。


子供達の遊んでいるゲームはほとんど3次元で、
「どうぶつの森」で仮想空間で友達と通信して過ごし、
ゲームセンターやデパートで「ラブ&ベリー」のアバターに着せ替えをさせて
その衣装を自分でも着るために、ねだります。


emo8889 Xeno: うん、確かに仰る通りですね。


Neko Link: 大人が、ディズニーランドという仮想空間で時間をすごし、
自分の部屋にぬいぐるみを買って帰るのも同じ心理なんですが、
だから、今の子供達が大人になって、Webが3次元の仮想空間であることは
当たり前ではないですかね。


そのニーズにWebが答えられずに、今のままであるとしたら、
ラジオのようにきっと廃れてしまうでしょう。
ラジオはテレビに成りきれなかった名残だとも言えるのではないでしょうか。


emo8889 Xeno: なるほど。
では最後に読者の方にメッセージをおねがいします!


Neko Link: 「Your World, Your Imagination」と「Second Life」
この2つの言葉にこの世界のとてつもない可能性のヒントがあります。
あなたの想像力が、あなたの第2の人生を作ります。
自分のアイデアを信じて、形にしてください。


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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残念ながらNekoさん及びMagSLの活動は、このインタビューでは収まりきりません。
細かい事業内容は「MagSL.net」 を参照していただければ幸いです。


SLに文化があり、そこには当然歴史というものが生まれ、
その歴史の変換点がMagSLの登場だったと改めて感じる事ができました。


そしてSeconde Lifeというツールの特性を熟知し、しっかりと仮想世界の未来を見据え、
ユーザーに対して、素晴らしいコンテンツをどんどん提供し続けてくれるNekoさんの活動は
我々のSL生活に直結するもので、決して目を離す事が出来ません。


その為には「MagSL.net」というWebマガジンを日々チェックして、
みなさんも素晴らしいSLライフをエンジョイしてください!

SLにもそろそろ芸能界という世界が本格的に誕生しようとしていて、
ミュージシャンの方を始めて色々な活動が始まっています。


そしてアイドル分野でもオーディションが開催され
SLアイドルデビューされ、ライブ活動をされる方が登場しました。


仮想世界のプロダクションに所属し、団扇を始めとする各種グッズを用意するなど
まさに本格的な世界になりつつあります。

本日はそのアイドルグループPiattoのボーカル、Orie Matovaさんにお話をお伺いしました。

http://piatto.slmame.com/
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emo8889 Xeno: SLを始めたきっかけからお願いします。


Orie Matova: 初めにableseed からセカンドライフで活動するアイドルを募集中、
と言う内容のものを、頂いたのがキッカケでした。
その時はセカンドライフってなんだろう?って感じだったんです。
それで調べてみたら、自由に出来るもう一つの世界がそこにあって、
これは面白そうだって思って応募しました。


emo8889 Xeno: 最初はSLにどのような感想を持ちましたか?


Orie Matova: 可能性ですね。
何も決まっていないけれど、自分で自由にその可能性を無限に出来ると思い、
不安と言うよりも逆にわくわくして、とても私に合っている世界だと思いました。


何でも自由に決められるというのは、他のオンラインゲームとは違った魅力だと思うんです。
決められた範囲内でしか発展できないものは、何時か飽きてしまうと思っているのですが、
その点SLは自分次第ですから、何にでもなれるし何処にでも行ける。
この自由さは類を見ないと思います。


emo8889 Xeno: その自由な世界で活動を開始したんですね。


Orie Matova: そして、4月下旬~5月初旬ぐらいでしたでしょうか、
3人のユニットで行くことになり、モデル志望のKir Rosca、Beyonce Qunhuaさんと
ボーカル+ダンスでPiattoが結成されました。



emo8889 Xeno: オーディションはどういった流れだったんですか?


Orie Matova: 私の場合はRLでインディーズ活動をやっていまして、

http://www.pink.ne.jp/~pigmy/
そこにableseed islandのオーナーからメールを頂きました。
で、速攻SLに参加してmonakaさんやmatatabiさん、
そしてJetsさんに合いまして説明を受けました。


どれぐらいの人が応募してくるか、分からなかったのですが、
最終的に私を選んでいただけたようで、先ほど話しました結成の顔合わせに至ります。


emo8889 Xeno: 凄く活動的ですねー。


Orie Matova: 実は私、採用までほとんどableseedから出たことがなかったんですよ(笑)
毎日ableseedでぶらぶらして、話掛けてくださったクリエーターさん達と話をして、
島が出来ていく過程を見ながら過ごしていました。
kirさんとBeyonceさんはその点とてもアクティブなので羨ましいです。


emo8889 Xeno: アクティブといいますと?


Orie Matova: 私はどちらかというと、引っ込み思案な所がありまして
外に出ていろんな人と話をすることが苦手なんです。歌ってますけど(笑)
私は苦手な分、精一杯歌って表現と言う感じです。
でも、二人は沢山の友人や知り合いの人がいて、
とても話し上手なのでいつも羨ましいと思ってます。


「PiattoがないとSL楽しくないよーと

言ってもらえるようになりたい」

emo8889 Xeno: Piattoというグループ名の由来を教えてください。

Orie Matova: 4月下旬にユニット結成が決まりまして
ユニット名を考えることになりました。Piattoという名前に決まったのは5月中旬頃です。
イタリア語でお皿という意味です。


響きが可愛い、覚えやすいのと、あと料理にはお皿がないと大変な事になるじゃないですか。
お皿の形や色でその料理が美味しく見えたりそうでなかったり、
とても大事なものだと思うんです。


emo8889 Xeno: SLにおけるお皿になれればという願いだったんですね。


Orie Matova: はい、だからSL内での活動で私たちがみんなを楽しませることが出来るように。
「PiattoがないとSL楽しくないよー」と言ってもらえるようになりたい、
という願いを込めて、この名前を付けました。


emo8889 Xeno: 発案者は誰だったんですか?


Orie Matova: 実は私が名前を決めたんです。
ユニット名考えてってJetsさんに言われて(笑)
初めは3人だったのと、ableseedが可能性の種だったんで、

FATES(運命の女神)にしようかとも思ったんですが
アイドルユニットなので、響きが可愛い方がいいかなって。

あと、運命よりは私達は演出者のが合っていると思って、最終的にPiattoに決定しました。


emo8889 Xeno: ロゴや、衣装、アクセサリーも素晴らしいですよね。


Orie Matova: 名前を決めた丁度その頃に、衣装やロゴアクセサリーなどの準備が本格的になりましたね。
ableseedに集まったクリエーターのみなさんに、一生懸命作って頂いた衣装やアクセサリーは
とても気に入ってます。


emo8889 Xeno: これは専用に準備されたもの?


Orie Matova: そうです。ロゴイメージはkazuki Morigiさん
AREAバイクの人って言えば分かるでしょうか?
衣装は、KIKI No.18のkisskiss Zemlja さん、黒ナース人気ですよね。
アクセサリーはYukirei Greene さん。


yukireiさんはもう説明の必要がないぐらいではないでしょうか。

協力していただいたクリエーターのみなさんは、日本人でSLをやってる方なら、
一度はそのお店を訪れたり、商品を見たりしたことがある方々だと思います。
クオリティーや制作における技術も、レベルの高い方々の協力を頂いています。


emo8889 Xeno: 素晴らしい顔ぶれですよね。


Orie Matova: あとステージで照明や演出には、
Aretha Audio のAretha Russさんにご協力を頂いてます。
本当に素晴らしい人たちの協力を頂いて、
Piattoが今活動させていただいているのですが、表に見えない所でも
多くのスタッフのみなさんにご協力頂いています。


もう感謝しても、しきれないぐらいです。

みんながPiattoを好きでいてくれて、
だから一生懸命活動していきたいんです。


emo8889 Xeno: Piattoを結成してからデビューまでは?


Orie Matova: 企画発表会が5月下旬にあり、6月のデビューまでに
ダンスコントロールの練習や、スチール撮影などがあり今に至ります。




本当に沢山の人たちが、色んな企画を出してくれたり
何回も企画会議をしたりして大変でしたけど、逆に早くデビューしたいって思いました。


emo8889 Xeno: 企画発表会でデビューしたんですか?


Orie Matova: 5月の企画発表会はユニット名と構成メンバーの紹介のみでした。
先日6月17日に行われたライブがPiattoのデビューになります。


emo8889 Xeno: そのデビューライブが大盛況だったわけですね。



Orie Matova: ありがとうございます。ライブのコンセプトはPiattoがお皿なので
ディナーショーと言う名前が付いています。


ファーストライブは、そのままライブをやったんですが、せっかくディナーショーと名前が付いているので、
次回のコンサートから、本当にディナーを用意しても良いかなって思ったりもしています。
(まだ提案はしていないのですけれど)


emo8889 Xeno: 曲は全てオリジナル?


Orie Matova: ライブの曲の方はすべオリジナルで、明るく元気にをテーマにした曲が中心です。
みんなを楽しませたいPiattoですので、多分あまり後ろ向きな歌は歌わないと思います。

作詞は私がやったり、他の方が書かれたりと半々ぐらいで、

曲は私の知り合いの方が書いてくれているものがほとんどです。
一部カバー曲がありますが、こちらもオリジナル曲で使用許可を頂いて歌わせて貰っています。


emo8889 Xeno: ライブにあたって、沢山準備とかされたんでしょうね。


Orie Matova: 準備はシェイプの調整やSkin選びから、
スタッフの人に色々意見を聞いて容姿にかなり時間を割きました。
みんな容赦がないので、目が大きすぎるとか笑顔がないとか、
率直な意見をばんばん頂きまして、毎日ルーラーと格闘していました。
でも、その甲斐あって私のイメージとみんなのイメージに合う顔になったと思います。


emo8889 Xeno: ライブの練習も大変だった?


Orie Matova: 練習は主にダンスと曲のマッチングですね。
HUDの癖や特徴を覚える事と、曲のストリーミングと動きの同期とか
あと、照明のコントロールとかを練習しました。
それぞれが担当を持って操作していて、息が合わないとバラバラになってしまうので、
お客様側からステージを見て、3つそれが合うように何回も練習しました。


「当日はPCの前で手が震えていまして」

emo8889 Xeno: そんな大変な思いをして実際ライブやって、感想はどうでしょうか?


Orie Matova: 楽しかったです!!と言いたい所ですが・・・、
当日はPCの前で手が震えていまして、気づいたら終わっていたという感じですね。
もう夢中で歌ってしゃべって終わり。これはRLのライブでは味わえませんね。


emo8889 Xeno: それはどうして?


Orie Matova: 初めてのライブだというのもありますけど、
一番はちゃんと練習の成果が出るのか、というのと、
みんながちゃんと楽しいと思えるライブになっているのか、と言う不安でいっぱいで。


emo8889 Xeno: 未知の世界ですからね。


Orie Matova: あと、今回は登場が地下から3人が飛び出してきてステージに現れるという
演出だったんですけど、これがなかなか上手くいかなくて、
当日3人で「どうしよう、ちゃんと出来るかな」って。
登場シーンって大切じゃないですか、だから失敗したらどうしようって。
それが物凄い緊張になって手がぷるぷる震えてました。


でも、実際は大きな失敗もなく、一番心配だった私の着地も出来たのでほっとしています。
特に私が一番着地がへたくそだったんで(苦笑)


emo8889 Xeno: 最後の曲が終わった後、どんな気分でした?


Orie Matova: ありがとうの言葉しか浮かびませんでした。
私達の為に、沢山の人が見に来てくれて最後まで見ていってもらえたので。
17日には、他にも沢山のイベントとかあったのに、
その中からPiattoを選んで頂けて、しかも入れない人もいたって聞いて
もう、沢山のありがとうで一杯でした。


emo8889 Xeno: とても充実したライブだったんですね。


Orie Matova: はい!
でもですね、実はここだけの話、私6月に入ってから毎日うるうるしてたんですよ。
ライブが終わってからは泣いてはいないんですが、
沢山の人が協力してくれて、ライブの日が近づいてきて、
ああ、もうすぐデビューだなって思ったら、嬉しいのと感謝で毎日お風呂で泣いてました。

RLの仕事中とかいきなり泣いてて、お客さんにびっくりされたり(笑
「花粉症で」ってごまかしましたけど。


emo8889 Xeno: RLでも活動してるのにどうして?


Orie Matova: RLでも活動しているので、何でって思われる方も多いでしょうけど
やはり歌っているとデビューということは、とても意味のある言葉なんです。
誰もがデビューを夢見て歌っていて、みんなが自分の思いを歌にして、
沢山の人に伝えたいと思って歌ってるんです。
でも、現実の世界ではなかなかそれは難しいんですね。


emo8889 Xeno: SLなら可能ですよね。


Orie Matova: でもSLで遊んでるって、現実の世界で言われたこともあるんです。
本当のデビューじゃないじゃんって。
でも、SLはもう一つの世界で、私の中ではPiattoのデビューは現実なんです。
遊びではなく真剣にやっています。

だから手伝ってくれているみんなや、 応援してくれる人たちの声を思い出しては
うるうるを毎日(笑)


「無限の可能性は自分次第で、現実にすることが出来ます」

emo8889 Xeno: そんなOrieさんにとってSLってどんな存在ですか?


Orie Matova: どんな言葉で言ったら伝わるでしょうか・・・。
確かに存在するもう一人の自分がいる世界、パラレルワールドかな。
時間軸が12年前に戻った感覚があります。

私がプロになりたいと思って、オーディションを受けたのが12年前なんです。
「その12年前にデビューしていたら」を、今体験していますね。


emo8889 Xeno: SLでアイドル活動をやってどんな感想を持ちましたか?


Orie Matova: 楽しい!これにつきますね。あと、可能性!
色んな事ををやりたいし、それが出来るので、こんなに楽しく充実したSLライフはないですね。
初めてこの世界に来たとき以上に今は充実しています。


emo8889 Xeno: では最後に読者の方にメッセージをお願いします。


Orie Matova: 無限の可能性は自分次第で、現実にすることが出来ます。
悩んでいる人がいたら、失敗をおそれずにどんどん挑戦して欲しいです。
自分が自分である限り何度でもやり直せるし、何にでもなれる。


Piattoに無限の破片 という歌があります。
そこに書いた言葉はきっと、SLにも当てはまるので、
それを読んでいただけたらいいかなって思います。
可能性はいつも自分の中に眠ってるので、早く起こして欲しいですね!


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
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SLとはいえ本格的にアイドル活動をするには色々な想いや苦労があるようで
なかなか厳しい世界だと思いました。
でもアイドルを目指す人が夢を叶え、歌手活動をするという事が可能なる
自由度の高い世界がSecond Lifeなのです。


そんな夢を叶えたOrieさんを始めとする「Piatto」のメンバー達。
彼女達はその名のごとく、みなさんがSLを楽しむ為の可愛いお皿になってくれるでしょう。


次回のライブ活動は未定という事ですが、是非ableseedやPiattoのブログを見てチェックして
色々な活動に参加してみてはいかがでしょうか!

http://piatto.slmame.com/

http://m2j.slmame.com/