桜団というグループをご存知でしょうか?
9人の リアル女性限定で活動するグループであり、色んなイベントで
美しい演出で場を盛り上げてくれたりします。


そして私が面白いな~と思ったのが、その桜団の団長は、
MagSLのNekoさんの奥様の方が勤めてらっしゃるということ。
さらに今回素晴らしい体験をしたという事で、取材に伺わせて頂きました。


本日はMagSLのスタッフでもあり、桜団の団長でもあるUri Kuriさんにお話をお伺いしました!
------------------------------------------------------------------------------------------
emo8889 Xeno: SLを始めたきっかけを教えてください。


Uri Kuri: 結果から言いますと、nekoに無理やり仕事を手伝えと言われましたw
去年末からNekoにセカンドライフの事を聞かされておりましたが、
仕事と育児に追われていたので手を付けることをしませんでした。


でもどうしても一人ではやりきれないので、
「一度入ってみてくれないか」と言われ、とりあえずログインしてみたのが最初です。


そしてNekoは私が好きな「お買い物」で最初釣ってきたんですw


emo8889 Xeno: よくある夫婦の家庭内策略ですねw


Uri Kuri: 10,000L$を私にくれて、買い物にはNekoの知り合いの方2名を同行させて、
色々なところに案内してもらい、買い物ばかりしていました。
L$が底を着くと、すぐにまたお小遣いをくれ、2週間ほど買い物をし続けました。

それから買い物が落ち着いて、アバターがある程度しっかりした時に、
仕事を見て欲しいと言われて、Nekoに同行するようになりました。


emo8889 Xeno: 最初のSLの印象はどうだったんですか?


Uri Kuri: 今までのゲームとは違ってとってもリアル感のあるものだと思いました。
やっぱり買い物に明け暮れましたので・・・髪型・洋服・仕草・景観等、
見た物がリアル感があり魅力を感じましたね。


「本当に自分がこのゲームの中にいるんだ、と思わせてくれる」

emo8889 Xeno: Uriさんはファッションからハマった感じですね。


Uri Kuri: 私もNekoと同じくゲームは大好きですので、色々とやってきましたが、
アバタが可愛いとか綺麗とかそういうものには、やっぱりハマりましたw
なのでSLでは、本当に自分がこのゲームの中にいるんだ、と思わせてくれるものでしたね^^


emo8889 Xeno: でもSL始めると生活が忙しくなるんじゃないですか?


Uri Kuri: そうですね~、私は普通の方と違って、仕事を前提にNekoにSLに誘われましたので、
リアルもSLも仕事だけって感じはありますね。私の今の生活はすべてSLですw


リアルの仕事を机に向かってしていてもSLの経理ですし、
SLにログインしても、お家賃の取立て屋といわれているように経理ですし、
夢の中までSLで賃貸業務していたりします^^


http://magsl.net/


emo8889 Xeno: 仮想空間とはいえ、ややこしいSLですから覚える事多かったでしょう。


Uri Kuri: 最初はNekoに付きまとい、1週間土地の賃貸業務を学びました。
Nekoは今まで一人でやっていたので、すべて資料がなくSL内で発行した領収書を元に、
私がエクセルで住人の一覧表を作りました。


それが出来上がった時、私は賃貸スタッフとしてデビューしました。
今でも覚えていますが、2/7にikebukuroである方の賃貸を担当したのが初体験でした。
それからは賃貸業務の毎日です。


emo8889 Xeno: めちゃくちゃ忙しかったでしょう。


Uri Kuri: 私がしていたころの賃貸業務は、すべてIMでお客様からレンタル希望がきて、
そのお客様の情報をエクセルに打ち込み、エクセルで地図を製作し、
入金があるとEXCELに記入をして、SL内で領収書を発行して、

RLでも領収書が必要の方にはお送りして、という感じでしょうか。


emo8889 Xeno: 今もずっとそのペースで?


Uri Kuri: 4月から新入社員(Love とMissileman )が入ったので、賃貸業務は少しずつ

二人に任せるようにして、私は入金処理と、

お客様からの問い合わせを答えたりをするようになりました。
でも今までも入金処理と問い合わせ対応すべてやっていたんですけどね^^
ちょっとだけ楽になりました。


7月からまた新入社員(Daikick とLotta )が入りましたので、

私の入金処理業務をロッタに移行しつつ、私は補佐に回るようにしています。


でも1日の入金をその日のうちに終わらせる事が出来ないので、最後は私が対応します。
私は現在、お家賃の〆日の連絡をお客様にとったり、

法人のお客様対応をしたり、Nekoの補佐をしています。




emo8889 Xeno: 大活躍な感じですが、Uriさんはダンスユニット桜団のイメージの方がありますね。


Uri Kuri: 桜団はリアル女性だけの軍団です。でもいつ桜団を設立したか本当に覚えてなくて(><)
MagSLのHPのブログにも書きましたが、団員も覚えてないんです。
ある日足湯で雑談をしていた5名の女性で立ち上げました。



「目的は・・・井戸端会議ですw」

emo8889 Xeno: 結成のきっかけと目的は何だったんですか?


Uri Kuri: きっかけは、当時人のあまりいなかったikebukuroの足湯で、
たまたま知り合った5人で話をしていたんです。意外と毎日のようにその5人が足湯で会うようになって、
井戸端会議するグループでも作るか~みたいな感じがきっかけ?ですねw


だから目的は・・・井戸端会議ですw



emo8889 Xeno: 当初からダンスユニットではなかったんですね。


Uri Kuri: 桜団を作ることになった時に、井戸端会議だけではなく、
何か楽しい事したいね?みたいな事も話しに出て、
その中に、いつかお店をもってショーとかをしてお客様を入れて・・・みたいな話がありました。

本当にその時、そんな話をしていただけなのですが・・・ある日、副団長のCaolilaちゃんから、
SLingHokurikuでセカコレっていうのがあるという話がきたんです。


emo8889 Xeno: なるほど、そうゆう流れですね。


Uri Kuri: CaolilaちゃんはSLingのオーナー、nakatoさんとも仲良しで、
その話の中で、前座みたいな物を桜団でやらないか?みたいな形になったと思います。
それで団員で集まり話し合いをして、やらせて頂くことになりました。


emo8889 Xeno: じゃあグループとしての活動はそれが始めて?


Uri Kuri: 桜団の初めての活動はSLingHokurikuの第一回セカコレです。
早速桜団だけの衣装を作らなくてはと思い、デザイナーさんたちに声をかけたりして、
桜団の衣装はすべてオーダーメイド、小物などもすべて桜団用に作って貰いました。


今のSetagaya SIMのお店が出来るまでは、あるSIMに桜団の事務所を作り、
そこでイベント等の練習をしてました。それはもう巨大な事務所でしたw


emo8889 Xeno: それが初ダンスだ。


Uri Kuri: セカコレではオープニングに桜団が登場してダンスを踊りました。
何故だかいつの間にか・・・登場の時の紹介が、
伝説のダンスユニット「桜~さくら~」という事になっていましたw
それからですね・・・桜団がダンスユニットだとみなさまに知られたのは。
実際そんな事は団員誰も考えてはいなかったのですがw


emo8889 Xeno: 当時はこのお店なかったんですよね?


Uri Kuri: セカコレの舞台なんかはすべてコピーしてもらい、事務所の中に設置して練習してたんですが、
隠れる事にも飽きてきたのでSetagayaku SIMにお店をかまえました。
私が忙しいのもあり、なかなか普段お店をあけて行動する事はないのですが、
打ち合わせ場所に使ったりしてます。


http://slurl.com/secondlife/SetagayaKu/28/53/22


emo8889 Xeno: では改めて桜団のメンバーの紹介をお願いします。


Uri Kuri: 団員には桜の名前を付けていて、

「弥生桜Uri」「霞桜Caolila」「枝垂れ桜Peel」「深山桜Tonnie」「八重桜Lyre」

「豆桜comi」「染井吉野Chiko」「手鞠桜Koro」「汐風桜Lotta」

・・・となっています。


emo8889 Xeno: それぞれ役割的な事はあるんですか?


Uri Kuri: Caolilaちゃんは、私の良き相談役とデザイン等も考えてくれたりします。
Peelさん は物作りの天才で色々とお願いしており、

tonnieちゃんは桜団ではスクリプトの神様扱いです^^
このお店の廊下を歩いてくると、その人の名前が団員にIMで届いて、

団員はそれを見てお店に戻ってきたりします。
そのスクリプトを作ったのもtonnieちゃんです。


emo8889 Xeno: そのスプリクト凄いですよね。


Uri Kuri: comiちゃんはダンスクイーンですので、音楽などの相談をしたりしています。
Chikoちゃん は洋服のデザイナーさんですので、桜団の衣装はほとんど手がけてくれています。
koroちゃんは育児が忙しいので、イベント等があると出てきてくれたりしてます。
実は私のリアル兄貴のお嫁さんです。


Lottaは7月よりMagSL社員になった、リアルの会社での社員です。
一応私とは昔からの同僚でして、普段から遊んでおります^^
Lyreちゃんは今お休み中です。


emo8889 Xeno: 今後の桜団の活動予定はあるんですか?


Uri Kuri: え~と・・・桜団は基本的に気まぐれなんです^^;
そしてわがままなリアル女性の軍団でして・・・。
基本的にこれから何かしたいとかはないです。
ただ皆で楽しいことがあったら一緒にやろう!みたいな感じなんで、
だから現在活動予定はないです・・・すいません(^^;


もちろんイベント出演依頼があれば受けますけど^^


emo8889 Xeno: そんな活動の中で、楽しかった、辛かったエピソードを教えてください。


Uri Kuri: 楽しいことは桜団団員とくっちゃべっていることですw
それと賃貸をしていた時は、お客様にありがとうと言われること。
辛かった事は、お客様が私を見かけると「家賃の支払い日でしたっけ?」と言うことですね(><)
ま~実際取り立て屋とも影で言われているので、しょうがないんでしょうけどね。


「HATAKEさんの作詞作曲で歌手デビュー」

emo8889 Xeno: そういえばUriさんが歌手デビューされたとか?


Uri Kuri: 今年の7/14にシャ乱QのリーダーHATAKEさんが、
私共のリアルの自宅兼会社に遊びに来られたんです。
いらっしゃった時に、Nekoとの話の中で何か面白い事をしたい、という事があったみたいです。


私はその話の内容を一切知らないので、詳しくお話できないのですが、
何日かしたときに、NekoからHATAKEさんが「歌作ってくれるって!」とだけ聞かされたんです。
私はてっきり桜団のダンス用かと思って嬉しくて嬉しくて・・・著作権とか考えないでダンスが踊れると!


emo8889 Xeno: なんか面白い展開になる予感ですね、それw


Uri Kuri: でもその数日後「歌詞が出来てきたよ」とNekoから言われて内容をみると・・・。
なんかダンスで流す歌詞ではないように思えて・・・nekoに「ん?」と聞くと、
「演歌!」「Uri Kuriの歌」・・・はい?(??
意味不明なnekoの発言・・・そして何がなんだか理解出来ないで混乱してる私・・・みたいなw


emo8889 Xeno: 確かにそれは混乱しますね・・・。


Uri Kuri: そしてまた数日が経つと曲が出来たと知らされ
曲が出来てきたという事で、レコーディングはいつにしようかといわれ(><)
もう私はHATAKEさんとNekoに流されまくりましたw


最初8/11のMagSL花火大会の前日にレコーディングということでしたが、
花火大会のサプライズにしようという事になり、急遽8/3にレコーディングをする事に。


emo8889 Xeno: 結構、急な話なんですねw


Uri Kuri: でも・・・その話をしていた時は、まだデモを聞いていなくて、
レコーディングの朝にデモを貰って、その夜にレコーディングという事になったんです。
私は朝からPCにコピーしてiPodに入れたり、移動する車の中ではガンガンにかけて、
夜9時のレコーディングまで聞きまくりましたw

そして夜9時ぐらいにスタジオにおじゃましてHATAKEさんに指導を頂き、
素人の私がすっごい体験をしてしまったというわけです。


emo8889 Xeno: 確かに普通では体験しないですよね。


Uri Kuri: 1人で3時間も歌った事がないので、夜12時には私の喉はお疲れ様状態でした。
でも最後の方でHATAKEさんが「音楽に迷いがなくなってきたし、声も出るようになったので」と言われ、
その時にはワンフレーズづつ録っていたのですが、
再度別の日にレコーディングをして通しで録りましょうという事に・・・。


emo8889 Xeno: それは体力的に辛そう。。


Uri Kuri: それがMagSL花火大会前日の8/10に行われました。
お昼頃にスタジオに行って録音は2時間程度で終わり、
その後HATAKEさんが編集を行って、夕方には一応出来上がり?と言う感じでした。

でもその後、またHATAKEさんが音楽の調整をしたりしていたので、
完全版は花火大会当日に出来上がり、8/11夕方にCDを会社まで持ってきて頂きました。


emo8889 Xeno: 出来上がった曲の感想はどうでしたか?


Uri Kuri: ん~~~~~~~~~~~~歌詞が面白い!

曲が綺麗!最高!以外の言葉はないですw
私は正直演歌好きなんですよね~(^^;
母の影響でしょうか・・・小さい頃から演歌を聴いてましたからw


そして歌詞ですが、なんていうのかなネットをやってると、
人と知り合う事があって、そして恋する事もあってそのせつなさ?が表現されていて
・・・私とNekoが知り合った時の事を思い出しちゃったみたいなw




emo8889 Xeno: ちなみに一般の人は聴けるんですか?


Uri Kuri: NekoとHATAKEさんのたくらみ?の中に・・・。
SLをやっていない人にもSLの事を知ってもらいたくて、
そんな事を面白く、伝えられたらみたいな事を言っていましたが、
今はまだ、どのように皆様に伝えられるかは考え中です^^


emo8889 Xeno: しかし、まさかの歌手デビュー、感想は?


Uri Kuri: ネットの世界って本当に何が起こるかわからない
・・・それを予想できないのが面白いのかもしれませんね。
でも歌手デビューだけは、予想どころか絶対にありえない事だと、今現在も夢の中かもです(^^;


「リアルで感じたことのない事を感じられる」

emo8889 Xeno: そんなSLって素敵ですよね。


Uri Kuri: セカンドライフでは今まで、リアルで感じたことのない事を感じられるんじゃないかしら。
実際私みたいな物がHATAKEさんの作詞作曲で歌手デビューしてしまうこととか^^


emo8889 Xeno: では最後に読者の方にメッセージを!


Uri Kuri: 落ちる固まる低スペックな女でも、

SLでは高スペックな出会いが待ってるかもしれないです^^
みなさんに合ったセカンドライフを満喫して、そして良いセカンドライフをお過ごしください(^^)v


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
------------------------------------------------------------------------------------------
MagSLスタッフ、桜団団長、そして歌手と多彩な活動をされてらっしゃる中、
本当にSL自体を楽しんでらっしゃいます。
そしてUriさんが仰るようにSLを含めネットの世界は、何が起こるかわからない世界で
ビックリするような出会いがあったりもします。


そんな素晴らしい世界の中で、数々の話題を振りまきつつ、
Uriさんは非常に我々を楽しませ続けてくれています。
まずはSetagayaku SIMにある桜団のお店に行ってみてください。


もしかしたら美しい団員達に会えるかもしれませんよ!

SLの楽しさの一つとしてファッションいう側面があります。
日本国内では女性向けのファッションブログがあっても、男性向けはほとんどありませんが、
世界に目を向けてみると非常に便利なブログがあり、

私が毎日チェックしているファッションサイトがあります。


そのサイトはSecond Lifeの中でも世界的に有名で、
今やメンズファッションのバイブルと言っても過言ではなく、

日本人でも有名クリエイター達が紹介されてたりもします。


今回はフランスの方という事で、通訳としてA.L.A.(Accuras Language Academy)から、
Rheya Vellaさん、Sthenno Kurosawaさん、そしてStyle of edoよりedo Toneさんにご協力をいただき




世界的有名ブログ「SLMEN」 の作者、Ben Vanguardさんにお話をお伺いしました。
--------------------------------------------------------------------------
emo8889 Xeno: 最初にSLを始めたきっかけを教えてください。


Ben Vanguard: 2006年10月の初めぐらいのことです。
自分は大きな広告会社に勤めていたんですが、SLのもつ創造的な可能性やビジネスチャンスが
我々の顧客にどう役に立つかどうかをちょっと見て来いと言われまして、

それで送り込まれたわけなんですよ。


つまり,最初はビジネス目的で始まったんですね。でもSLのもつ色々な可能性と人々との出会いが魅力的で、
それでそのままSLにとどまったのです。


「自由。創造する自由です」

emo8889 Xeno: SLを始めて最初に持った印象は?


Ben Vanguard: 自由。創造する自由ですよ。このメタユニバースでは、
人々がみな色々な可能性を引き出せる場所だと感じてきました。


そして会話やコミュニケーションが世界中の人々と出来ることにとても魅力を感じました。
それこそが私が最初にSLについて魅了された点です。


emo8889 Xeno: その創造する世界とは?


Ben Vanguard: スクリプトやテクスチャの変更でできるSLアートが一番楽しいですね。
SIM建築なども凄いと思いました。
例えばSvarga, Paris 1900, Midnight City、それにApolloなどです。
建築そしてアートが、私がSLで最初に目にしたものといえます。


emo8889 Xeno: 最初はどのような事をしていたのですか?


Ben Vanguard: 自分のアバターの製作ですね。
初歩のSLテクニックを学んだり、グリッド内を探検したり。
最初の一ヶ月は自分のアバター製作や移動方法、カメラ視点などを練習していました。


次にSL内で過ごす全ての時間を、世界の探検や人との出会いに費やしていました。
でも、すぐに自分はSLにおいて受身の姿勢ではなく、
何か自分のすることを見つけないといけない、という思いにかられたのです。


emo8889 Xeno: それが今の「SLMEN」 につながるわけですね。


Ben Vanguard: そして物作り、特にファッションの製作にとても興味があったので、

2007年1月にSLMen を始めました。
今はほとんどの時間がそれに費やされています。SL内での写真の取り方やライト、
光の調節などを勉強しないといけませんでした。自分で作ろうというわけではなく、
あくまで服がどうやって作られているか等を、理解するために服飾の基礎なども学んできました。



emo8889 Xeno: ではSLMENのコンセプトと内容を改めて説明お願いします。

Ben Vanguard: SL始めたばかりの頃からファッションや服、
アクセサリーなどに興味があったのですが、実は色々な人からどこでその服買ったの?
とかその髪型いいなー!などいつも聞かれていました。
その度にいちいちLMを渡していたのです。


emo8889 Xeno: 元々あなたはファッショナブルだったんですね。


Ben Vanguard: そこで私の着ている服や、購入した場所などを

毎日ブログで紹介する事を思いついたのです。
しかし、そんなこと実際は出来るものではありません!(笑)
大変な大仕事ですからね。結局,私が選び抜いたものだけを載せることにしたのです。


http://www.slmen.com/


emo8889 Xeno: なるほど。


Ben Vanguard: 2つめのアイデアはいい髪型や服など似合うものを見つけて、
コーディネートなどの手伝いをできたらなと思いました。
みんなにスタイルガイドを提供したかったんですよ。


特にSL内の男性ははみんな素敵というわけではなく、そういった助けが必要な人が多いなと思ったんです。
SLではどんな人でも素敵な格好をしたり、イケメンでスタイリッシュな自分になれるわけですから。
それはお金や生まれつきの容姿とかの問題じゃないですからね。


emo8889 Xeno: うん、それもSLの自由がありますよね。


Ben Vanguard: 新しいアイテムのレビューというのは、すでに他のブログでも行われてるので、
それだけではなく、既存のアイテム,新しいアイテム含めてていままでには無い、
男性のための総合ファッションガイドが必要だと思いました。
その中で、特に重要な事はそれぞれのアイテムの名前とどこで購入できるか、すべて明記することでした。


「そもそもなぜ保守的な格好でいる必要がある?」

emo8889 Xeno: そんなSLMENに関して、あなたのモットーを教えてください。


Ben Vanguard: モットーなんてないよ!
SLにある最高の品を作ったクリエイターの紹介、それも違った視点で紹介したいんだ。
SLの男性諸氏にアイディアを提示して、ただのTシャツや髑髏のついたジーパンを脱ぎ捨ててほしいんだ。


emo8889 Xeno: なるほど、ではBenが選ぶ服の基準を教えてください。


Ben Vanguard: 私はオリジナリティ豊かな製品や、出来栄えの素晴らしいものを選んでいます。
そしてSLファッション雑誌を参考に特徴のある紹介の仕方をしています。
また、コメントばかりではなく写真を見せるようにしています。
「百聞は一見にしかず」ですよ!それがSLMENのモットーとも言えますね。




emo8889 Xeno: SLMENの見易さは写真の多さにもありますよね。


Ben Vanguard: 私がSLMENで推進しようとしてるスタイルは、
自分自身のRLでのスタイルや、自分の周りの人たちのスタイルに触発されたもので、
そこにはフランスのテイストがありメトロセクシュアルともいえます。
SLという空間は人々が何でもできる場所だと思っていて、
Furryにもなれるしハイブリッドにもなれるし男性や女性にもなれるわけです。
そもそもなぜ保守的な格好でいる必要がある?


emo8889 Xeno: 自由溢れる素晴らしい発想ですよね。


Ben Vanguard: それにSLMENで良いデザイナーを広く紹介できる手伝いができたらなと思うんです。
すごく素敵な仕事をするデザイナーさんでも実際SL内では有名じゃない人もいます。
そういう人たちを色んな人に知って貰おうとしています。


emo8889 Xeno: では取材活動中に印象に残ったエピソードを教えてください。


Ben Vanguard: SLMENに載ったデザイナーとの交流で私が楽しかった2つの例を紹介します。
デザイナーの商品に関して、とても内容の濃い会話が飛び交ったりすることもあります。
例えばここにいるedoさんです。彼は私にスーツを送ってくれたのですが、

私はブログに載せなかったのです。で、なぜ載せられなかったを彼に説明しました。


すると,彼は何度も何度も作り直してから,私に新しいバージョンを送ってくれました。
それから二人で何度も話し合って、やっとある日、

これは載せるにふさわしいものだ!と言えるものが出来ました。二人ともほっとしましたよ!


(注:Benは「男女の体型の違いから、ジャケットはスカートを使ってはならない」という

持論を彼は持っており、その修正のための話し合いが持たれました。)


実はこういったケースは決して珍しくはありません、
むしろSLMENの仕事の中で一番楽しい部分と言えます。


emo8889 Xeno: 2つ目は?


Ben Vanguard: もう1つの例をお話しましょう。Zabitan AssiaさんのHenkei Tattooについてです。
私は彼にHenkei Tattoを使用してると伝えたところ、「それは女性用だから」と言われたんですね。


そこで私はこう答えました。

「君は女性用に作ったかもしれないけど、自分にはよく似合ってると思うよ!」と。

「もう承知だろうとは思うけど私はフランス人なので男ものとか女ものとか、
そこまで気にしないたちなんだ」といって笑いあったものです。


短い逸話ではありますが,ここには重要なポイントが含まれてます。
つまり、私はクリエイターが意図した使われ方だけでなく、
色々な角度から商品を紹介するようにしているということです。


emo8889 Xeno: あなたは日本のクリエイターも多数紹介していますが、
あなたが感じたSLの日本ファッションの特徴を教えてください。


Ben Vanguard: 日本のクリエイターさんたちは行動力がありますね!
色々なことに挑戦することを恐れません。
彼らは常に遊び心を持っているので、とても新鮮で創造に自由が感じられます。
アニメの文化をSLに取り入れたのも日本人ですからね!


emo8889 Xeno: では今、改めてSLにどのような感想を持っていますか?


heya Vella: 私はこの「ファーストライフ(リアルライフ)を延長する」という、
ヴァーチャル世界のコンセプトに、いまだに魅力を感じています!
私の「セカンドライフ」はどんどん私の「ファーストライフ」のようになってます。


時間がたつのは早く、ここでは自分のファーストライフより忙しくて
ここのほうが私は仕事をより頑張っている気もします!
残念ながら今は探検やグリッド内を見てまわったりする時間がないんですよ。


私は今のSLは,近い未来に実現するであろう世界中の人たちの生活そのものを映し出してると思ってます。
何が良いかって,どんな人でも創造性と可能性をここで表現できるんですよ。
それは自分が最初にSLで持っていた考えとまったく同じです。


「今から何かを始めるのも遅くはない」

emo8889 Xeno: では読者の方にメッセージをお願いします。


Ben Vanguard: SLを知らない人は是非一緒に参加してください!
そして、すでにSLにいる人は、怖れずになりたい自分になって、夢を実現しましょう!
長いことやってきたプレイヤーにとってさえも、
未だに新しい発見に満ちた創造力のある世界が広がっているのですから。
今から何かを始めるのも遅くはないです。


emo8889 Xeno: 最後にSLの男たちがBenの様にかっこよくなれるようにアドバイスを!


Ben Vanguard: あはは!まず最初にSLMEN 毎日読むこと!
そして現実世界では着ないような服もあえて着てみること!
みんなSLではかっこ良くなれるんだから,ならない手はないですよ!


あと2つ。男性諸君、靴下履くのを忘れずに。裸足でズボンはSLだとみっともないのでやめましょう。
どうしても裸足でズボンでいきたければ,Robin Sojournerさんの"裸足靴下"もありますからね!


2つめは・・・ビカビカ(Bling)は止めといたほうがいいですよ!
控えめなものもありますが,ほとんどのものが派手すぎなので、
クリスマスツリーみたいになりたくないなら止めた方が良いです。



Ben Vanguard: わかるよね?そう思わない?


emo8889 Xeno: ありがとうございました!
--------------------------------------------------------------------------
彼のポリシーとして"SLの服は「can modify」でなければならない"というものがあり、
掲載前に、掲載される服のブランド全店舗の全商品は、「can modify」にしなければならないのです。


彼は取り扱うファッションアイテムを、全てベストの状態で掲載したいというコダワリがあるのでしょう。
そしてそのコダワリは彼が運営している「SLMEN」において随所に散りばめられ
高いクオリティの作品を紹介し続けているのだと思います。



http://slurl.com/secondlife/Envy/120/22/22

http://www.slmen.com/

またBenは、この創造性溢れるSecond Lifeの世界を良く理解し、楽しもうとしています。
ほぼ毎日更新される「SLMEN」を是非男女問わず、みなさんも見てください。
SLファッションの最先端や世界から溢れる新しい発想がそこにはあるはずです!

メンズのヘアーを売っているお店は国内ではそれほど数が多いわけではなく、
その中で選んでいくというのは、なかなか難しいもので、
私は半年くらい同じ髪型を利用しています。。


そんな中、センスの良いお店を紹介して頂きましたので尋ねてみました。
店内を一目見て、その製品のクオリティとセンスに驚いたのは、言うまでもありません。
本日はその「H2L」のオーナーHayate Ewingさんにお話をお伺いしました!
--------------------------------------------------------------------------------


emo8889 Xeno: まず最初にSLを始めたきっかけを教えてください。


Hayate Ewing: 仕事の繁忙期が終わって、なにかやるゲームがないかな、と捜していたんですが、
たまたまSLの記事が目に止まって、他に面白そうなのもないから、じゃあ試しに
1週間ばかり様子を見に行こう。ということで、サインアップしたんです。


ネットゲーム自体は10年やってまして、SLの噂は以前聞いたことがあったんですが、
たまたまSLを始めてみたらハマっただけで、今回はタイミングが良かったんだと思います。


emo8889 Xeno: では始めてみて最初のSLの印象はどうでしたか?


Hayate Ewing: 欧米風のアバターには慣れてたので、見た目に関しては、あーアメリカンだな
と思ったぐらいで、別にどうということはなかったんですけど、
きっかけのSLの記事というのが4gamerのクリエイター特集で、
そこに写ってるアバターがデフォルトと似ても似つかない見た目だったんですよ。


emo8889 Xeno: 最初がダサすぎますもんねw


Hayate Ewing:そうですねw
それで、まずアバターをまともにしようと思って、色々な場所に飛び回りました。
飛び回って色々見ているうちに、売られてるものの善し悪しとか、
そういうのがだんだんわかってきました。
でも、なにせお金がなかったので最初は苦労しましたが、アバターいじるのは楽しかったですね。


emo8889 Xeno: 物作りはそれからですよね。


Hayate Ewing: 最初自分の居場所と決めたのは桃源郷のサンドボックスです。
そこでプリムをいじろうとしたんですが、最初は何が何だかわからなくて、
適当にプリムをこねくり回して遊んでました。


そうこうしてるうちに何人か友達が出来まして、NOAHというグループにも混ぜてもらって
メンバーと、当時twinkleというSIMのサンドボックスで集まって、
自分が作った物を見せ合ったり、チャットしたりしてマッタリするようになりました。


「当時は髪ができた!って凄く嬉しかったのを覚えてます」

emo8889 Xeno: 髪作りはいつの段階で作成されたんですか?


Hayate Ewing: 桃源郷にいた頃に一番最初の髪を作ったんです。
今見ると、とんでもない出来で笑っちゃいますが、当時は髪ができた!って
凄く嬉しかったのを覚えてます。


emo8889 Xeno: なるほど。


Hayate Ewing: それからもtwinkleで友達で遊びながら髪を作り始めたんですが、
その頃Harajukuに土地を借りまして、売っても罰の当たらなそうな物が
なんとかできたので、こっそり売るようになりました。


emo8889 Xeno: そもそも何故髪を作ろうと思ったのですか?


Hayate Ewing: うーん。なんででしょう・・・。
その質問は予想していたので、あらかじめ考えてみたんですけど、
自分でもよくわかりませんでした。そもそも絵心がないんです。
それで何か作ろうかなと思っても、服やスキンは最初から対象外だったので、
一番最初に作ったのはメガネだったんです。




emo8889 Xeno: 物作り上手そうなのに、それは意外ですねー。


Hayate Ewing: 画像処理はできるんですけど、絵を描くと悲惨な絵ができますw
で、そのメガネは今もまだしつこく売ってるやつですが、
作っていてもなんか違うな~という気がして。

メガネを作ったことで、プリムのいじり方がなんとなく理解できたので、
じゃぁプリムで何作ろうって考えたんですが、
自分に何が作れるのか、よくわからなかったんですね。


emo8889 Xeno: それからどうやって髪に辿りついたんでしょうか?


Hayate Ewing: 絵が描けないのでテクスチャが必要な装飾品とかも問題外だし・・・と思って。
で、そんなこんなしてるうちに、たまたま買った髪をリサイズしようと地面に置いたんですよ。
そしたら髪の内部が見えて、こんな風になってるんだと。


これだったら絵が描けなくても作れるかもしれない、と思ったのがそもそもの始まりでしょうか。
その後、髪を一個バラバラにして観察してみて、なるほどと試しに一つ作ったのがきっかけです。


emo8889 Xeno: では改めてお店のご紹介をお願いします。


Hayate Ewing: 店名は「H2L」です。安直に、Hayate Hair Lab.の略ですね。



http://slurl.com/secondlife/Harajuku/115/91/22


現在作っている髪は、毛流れやシルエットを重視した髪を作っています。
よくあるSLチックな髪や、各地を飛び回る人に好まれる省プリムな髪は作らず、
ひたすら手間をかけてリアルな髪型を目指して作っています。


emo8889 Xeno: よくあるSLチックな髪??


Hayate Ewing: 例えばFlexなロングヘアがお尻の下まで来て、
頭部は同一プリムでざっと囲んだだけとか、
カールした髪の、カールが全て同じ形のプリムを使っているとか、
暗闇でほんのり髪が光ってるとか、そういう感じの髪の事です。


「可能な限り同じプリムを使い回さないようにしています」

emo8889 Xeno: 全体的なデザインで意識している事はありますか?


Hayate Ewing: そうですね・・・現在の路線を目指そうとしたのが、
Akaneという髪あたりからなんですが、その後のShunという髪からは
シェイプによる頭の形の違いを意識しています。



具体的には、どんな頭部の形でも、大きくさせすぎず収まるように、
全体的にゆったりめに、なおかつバランスいい形で作るようにしています。


それから、うちの髪は120~130プリム前後に収めるようにしていますが、
可能な限り同じプリムを使い回さないようにしています。
毛流れを意識して作る際、同じプリムを使い回すと、どうしても不自然になるので、
サイズや傾きやひねり具合を微妙に変えながら作るようにしています。

130プリムは多いと感じられるかもしれませんが、一カ所に留まって踊ったり
おしゃべりしたりする分には、何の問題もありません。ですので、そういう方々を対象にしています。
移動が多い方で装着するプリム数を極力減らしたい方は、うち以外のお店で買ってもらえばいいか
と考えてます。


emo8889 Xeno: デザイン自体はどうやって考えるのですか?


Hayate Ewing: 色々な物を参考にしてます。
想像だけで作ったのはFriskyBobという作品までで、




それ以後は、電車に乗ってる人を観察したり、テレビのタレントの髪型だったり、写真などを
参考にしてイメージを固めて、この形だったら、こういう感じで毛は流れているだろうと
想像を膨らませて作っています。


emo8889 Xeno: なんか難しそうですね・・・。


Hayate Ewing: 一番難しいのは後頭部ですね。
後頭部は正面から見えませんが、装着者はいつも見ているので、
後頭部をどうおさめるのかがいつも悩みます。


emo8889 Xeno: といいますと?


Hayate Ewing: 後頭部は単純に参考にできる資料が少ないんです。
ですから前面や側面を参考にしてどうしたらリアルに見えるのか、イメージをしなければいけなくて、
他の部分との整合性を取るのが難しいんだと思います。


実はRLでは、生まれてこのかた床屋しか行ったことないんですw
ですから、これまで自分で自分の髪をじっくり見たり、他の方の髪がセットされていく様子とかを
見る機会があまりなかったので、立体的に完全なイメージを作るのがしんどいですね。


emo8889 Xeno: アバターによって頭の形も違いますしね。


Hayate Ewing: 髪製作で難しいのは、先ほど言ったシェイプによる違いで、
思いも寄らなかった部分から頭がはみ出すのが最初は悩みの種でした。

今では、ありがたいことに試作品を試着してもらって批評してくれる友人が何人もいますので、
その点は解消されましたが、 今度は複雑な髪型を作ろうとして、
プリムの形状の制限に突きあたっています。


emo8889 Xeno: 意外と自由度ないですからね。


Hayate Ewing: そうなんです。テクスチャで複雑な髪の形を書いている髪もありますが、
あれは今の所やりたくないので、プリムの表現だけでどこまで作れるかが今後の課題です。


スカルプに関しては、先ほど言ったように、毛流れを一つずつ違うプリムで表現しようとしてる以上、
一つの髪型に対してスカルプテクスチャが何十種類も必要になりますので、非現実的だと考えています。
ですから、現状ではプリムの変形の制限内で、頑張っていこうと思っています。


emo8889 Xeno: 髪の製作以外には他にどんな活動を?


Hayate Ewing: お店も軌道に乗ってきたので、色んな所に遊びに行くようになったんですが、
色々飛び回っているうちに見つけた現在の居場所が、KABUKIにあるラウンジ響子です。



http://slurl.com/secondlife/KABUKI/138/105/28


ラウンジ響子で店番をしたりしているんですが、
一人で物を作っているよりはるかに楽しくて、
ただでさえ少ない製作時間がさらに少なくなりました(笑)
とはいっても友達も増えたし、とても楽しく過ごしています。


emo8889 Xeno: なぜラウンジ響子で店番を?


Hayate Ewing: Sae Rosseに呼ばれて遊びに行ったのが一番最初です。
ラウンジでかかっている曲が気に入って、その全てがSLでしか通して聞けないとわかって、
暇な時は曲を聞きに入り浸るようになりました。
ラウンジでかかっている曲はCHATEAU CLONDEAUXというRLのユニットで、
ラウンジ響子のオーナーのKyoko Okeyさんが歌っています。


最初は他の人とたいして話をするわけでもなく、
曲を聞きながら踊ったりRLで本読んだりしていましたが、
とにかくKyokoさんが良い人なので、そのうち話に引き込まれるようになって、
更に周囲の人と仲良くなるにつれて、ますます入り浸るようになりました。


そんなこんなしているうちに、他に誰もいないときに勝手に店番をするようになって、
気がついたらいつのまにか店員になっていました。


emo8889 Xeno: ラウンジ響子でコミュニティーの醍醐味を感じてるんですね。


Hayate Ewing: ネットゲームのキモは、人との交流にあると考えていますが、
SLにはその要素がたっぷりあります。その中でカフェやクラブ、
私の場合はラウンジですが、その店員をするというのは、
色々な人と出会って仲良くなれる良いきっかけでしょうね。無給ですがw


emo8889 Xeno: KABIKIは集まる人もバラエティに富んでますもんね。


Hayate Ewing: それに、自分の居場所を確保できますし。
私はネットゲームで遊んでいても自分の居場所がないと、結構しんどいタイプなんです。

かといって自分でいろんな場所に行って、友達を作りに行くような事もしないので
色々な人としゃべれて、一緒にバカなことをやれるというのが、
RLで疲れて帰ってきてから本当に良い息抜きになっています。


emo8889 Xeno: そんな多彩な活動をされて、今改めて感じるSLとは?


Hayate Ewing: SLは色々RLでできない事、出来ない格好をしたりできる。
しかもシステム的な制約があるとはいえ、その自由度は凄く広いという点でユニークだとは思います。
でもそういった要素を一皮剥くと、アバターの向こうには必ずモニターに向かっている人間がいる。
そうなるとやはり人と人の付き合いがそこにあるわけで、SLは一つの社会だと思うんですね。


emo8889 Xeno: そういった要素は重要なポイントですよね。


Hayate Ewing: やれ物作りだとか、やれ金儲けだと言ったところで、
やっぱり人間は一人じゃ生きていけないので、いかに人付き合いを楽しむかが、
そのまま、いかにSLを楽しむかに繋がってくるように思います。


初心者の方で、初対面なのにいきなりタメ口で話してくる人が多いですが、
そういう方達は、そういう方達自身が損してるんじゃないかと思うんです。
RLでいきなり「この辺にCD屋ない?」と横柄に道を聞かれたら教える気をなくすように、
SLでも同じようにいきなりタメ口で話したりすると、無視されたりして損をすると。


だからといって「恐れ入りますが」なんてかしこまる必要はなくて、
普通の礼儀をわきまえて話せば、その人が友達になるかもしれないし、
その友達からさらに輪が広がっていくかもしれません。あ・・・話が横にそれたw


emo8889 Xeno: でも凄くわかりますw


Hayate Ewing: だからSLはRLと同じように、アバターの向こうに人間がいる以上、
金儲けとか物作りとか関係なく、人との交流を楽しめるゲームだと思っています。
他のMMOだと戦闘システムに振り回されてなかなかこうはいきませんが、
SLではそれがないぶん、人との交流を思う存分楽しむ事が出来ますね。




「まずはこんにちはの挨拶から始めてみてはいかがでしょうか」

emo8889 Xeno: 最後に読者の方にメッセージをお願いします!


Hayate Ewing: 初心者の方で、やることがわからない。とか、どうやって楽しめばいいかわからないとか、
そういった話をよく聞きますが、まずはこんにちはの挨拶から始めてみてはいかがでしょうか。
最初の挨拶はとても勇気がいります。
話しかけた相手が忙しくて、相手をしてくれない事もあるかもしれません。
でもめげずに、ちょっと頑張ってみてください。まだ見ぬあなたの友達が必ずいるはずです。
友達ができれば、物作りで分からないことも相談できますし、自分の居場所ができると随分違いますよ。


あ、それからKABUKIのラウンジ響子では、毎週火曜日の23時から生ラジオを、
ゆるゆるトークでやっていますので(8/14はお休みです)
お暇な方はぜひ聞きにおいでください。




KABUKIが満杯で入れないときは、MM21というSIMのメイプルシロップと
SLingHokurikuというSIMのKラウンジでも聞けます。
また、ラウンジ響子のグループNoticeでは、ブラウザやiTunes等でも聞けるURLを配布しています。
どうぞよろしく(^^)


emo8889 Xeno: ありがとうございました!

--------------------------------------------------------------------------------
お話をお伺いすると、Hayateさんの商品のデザインポイントや
製作のこだわりが伝わってきます。
そしてショップ運営以外にもラウンジ響子でのラジオ活動など幅広い世界で
Second Lifeをエンジョイされ、またその世界を盛り上げられていると思いました。


男AVのみなさん、まず「H2L」に行って髪型をチェックしてみてください。
そしてラウンジ響子での生ラジオも聞いてみてください。
SLでの楽しみ方がまた更に深くなって、止められないものになるでしょう!