お久しぶりぶり、7ヵ月ぶりの「自由研究」のお時間です!!
「歌割りブログ」でお馴染み、オカピとのコラボ第5弾!!
さて今回は…
「After the rain」を歌いました!
ジャーン
始動、8月上旬。
下旬にはなんとなく楽譜ができていたんだけど…あの台風、あの地震があり。
仕事もただでさえバタついてたのに、計画ぐっちゃぐちゃのバッタバタになってしまい。
マイク買ったはいいけどクセを掴むまでまともに録音できず。
気付けば10月…![]()
ミックスがだいたい終わったのが10月の中旬。
(てかまともにアカペラでミックスやったの初めて←)
※ミックス…録音した各パートの音、響き、音量などを調整してバランスを取ること
動画の画像探しをすっかり忘れててオカピにさがしてもらい…(笑)
その間ワタクシゴトもいろいろ重なりまして、
オカピとリスナーの皆さま、大変お待たせしてしまいました…!!
After the rainについての勝手な感想は、こちらにまとめています。
【追記あり】嵐「After the rain」 ― あの”青さ”が10年も経つとこうなる。
いやぁ…私のあほんだらは原曲があまりにも好きすぎて
オリジナルアレンジに走るより原曲に忠実な方を選んでしまい、
楽器パートも入れてコーラス6声だか7声くらいになっちまって
一緒に歌うオカピに
鬼!!!!!
って言われました(笑)
ええ。最高の褒め言葉と受け止めてます
←
いやほんとうに優しさのカケラもない私の鬼譜面でも楽しんでくれてありがたや…!!!
初聴の前にざっと今回の聴きどころ(?)を。
聴きどころ?その① 音質大向上!
今回から録音方法を変えて、私はマイク買って!!!音質が大向上…!!!
(いままではスマホマイクでやってましてん我々)
聴きどころ?その② 「どの楽器を取っても意味を感じるアレンジ」をなるべく尊重
【追記あり】嵐「After the rain」 ― あの”青さ”が10年も経つとこうなる。の記事で
「どの楽器を取っても意味を感じるアレンジ」と書いたんだけど、
アカペラで音色を真似るのは限界があるけど、音の伸ばし方とか、揃えとかは気にしました。
この曲で
ピアノ→雨上がりの屋根の軒先から落ちる雨音
ベース→男性の心の動きや痛み(音の高低などが特に)
ソプラノサックス→男性の心の叫び
ワウギター→追憶
ブラス→ストーリーテラー(場面転換含め)
みたいな感覚が私の中にあるので、さりげない音色も含めて、
なるべく、原曲の雰囲気を損なわないようにしたつもりです。
なので、人によっては、これを聴いてから原曲に戻ってみると「ああこんな音があったんだ…」と
気づいてもらえることもあるんじゃないかな、と思います。思いたい。(笑)
聴きどころ?その③ 高音の限界を超えると似非(えせ)サックスになる
サビ終わりあたりにサックスみたいなハイトーンが聴こえると思うんですが、
もとは私の高音の限界を超えた、ただのかすれ声なのでチェケラ(偶然の産物)
そのほか、細かい所は動画のあとで。あーやっと公開できる達成感ココ…!!![]()
私は、ほぼ耳コピ+簡単なアレンジと、
今回は初めてAudacityというソフトを使って「ミキシング」をやりました。
それでほぇーーーって思う事がいっぱいありすぎて、
今回は、それを説明するためにめっちゃ脱線します。
でも、ちゃんと繋がるので、記事は暇なときに読んでください![]()
…ちなみに、書きすぎたので今回の記事は3部構成です。どんだけー(笑)
もくじ
第1部 耳コピ採譜・アレンジ編 ←イマココ
第2部 歌唱編(次回)
第3部 ミキシング編(次々回)
【耳コピ採譜・アレンジ編】①雨と雷の音
アレンジをするにあたってどの音を使い、どの音を使わないか、っていうのは毎回悩むところです。
たとえば、遠くから聞こえる雨と雷の音。
「さよならの続きは 思いだせない いつになっても」という唄い出しから、
この雨と雷は、少し前の出来事で、そのときの主人公の心情、
別れるという悲しさやショックを表すものだと分かります。
だからこの音は重要なので、入れました。
いや、なくたって歌詞で分かるかもしれないんですが。
雨と雷が”遠く”で鳴っていることで、時間の経過がより感じられるというか。
これが間近でピカピカゴロゴロ鳴ってる音だったら、最近とかまさに今って思うじゃないですか。
歌詞だけでなく、こういう自然音による比喩によってよりリアリティを感じられるという意味で、
私はこの雨と雷が凄く好きです。
(ちなみに、冒頭に実際にある自然の音を使う、っていうと私はドリアラに入ってる「声」を思い浮かべます。遠くから聴こえる、街の生活音が入っていますよね
)
【耳コピ採譜・アレンジ編】②シャッフルビート地獄
この曲なかなかリズムもオシャレじゃないですか。
でもふたを開けてみたら3連符のオンパレードで参った…(笑)
だって3連符ったら、
|ター|ター|ター|ター|―①
と刻むリズムを、
|タタタ|タタタ|タタタ|タタタ|―②
と刻むものじゃん?
でもこの曲は休符を含めた3連符オンパレード。
|タッタ|タッタ|タッタ|タッタ|―③←ラップによくあるリズム
|タッカ|タッカ|タッカ|タッカ|―④
(「カ」や「ッ」は休符や余韻と思って下さい)
じつは、3連符の真ん中を抜いたものをシャッフルビートと言うんですが、
私は、シャッフルビートはタッカタッカというリズムであって、
3連符なんだっていう認識がまったくなかった…
<どーりで苦労したわけだ
たぶん半分以上は3連符やシャッフルビート。
さらに、アクセントが違うってだけで6連符ってのもあります。3連符×2。
てか厳密には6連符って言った方がいいのかもだけど。
私が譜面に起こして気付いただけでも、
その1 ハイハットシンバル⇒③|ツッツ|ツー|ツッツ|ツッツ|
その2 イントロ~サビまでつづくピアノの和音
⇒①と言えないわけじゃないけど他の楽器のリズムに引っ張られて④寄りに聴こえる
その3 「さよならの続きは~この雨みたいに」
⇒3連符応用編って感じで説明しようとすると頭爆発するので、動画で。
音符の上に3って書いてあるのはぜんぶ3連符です。
その4 「僕が降らせた雨を」⇒その3と同じく、完全に頭爆発なので省略。
その5 「水しぶきあげて煙る交差点で 信号はずっと変わらない」⇒6連符(③×2)
み|ずーしぶーき|あーげーンて|ッ
けむーる|こーーうーさ|ーーてーーん|ーーでーー
でねでね、3連符も6連符も変わらないし99.9%の方にとってどーでもいいと思うんですけど、
ここの大野さんの歌い方って、赤文字の部分にアクセントを置いて
それ以外はとても滑らかにそしてあまりにも自然に歌っているんですよね。
このがあるから辛うじて6連符かなっていう。いや、どっちでもいいんですけど。
注意して聞かないと本当に分からない連符をサラッと歌う自担がニクいので、
きっちり書き残しておきます。くそっ!!!(嬉)
その6 「小さなその手のひらで」「水たまり飛び越える~」(RAP部分)⇒③
and more…はぁ、1番でもこんだけ。
みんなどう感じてるのかなと思ってTwitterでも検索してみましたけど、
3連符って言っていた人は「信号はずっと変わらない」のことを言ってる方しか見かけず…
うん、今の私なら言える。
いやっ、、、
それどころか、、、
半分以上3連符です奥さん…!!![]()
肝心の「3連符?シャッフルビート?だから何なのッ?!」て話なのですが、
1・2・3・4のスタンダードなリズム+タッカタッカするリズムでもあるっていうのは、
なんか推進力があるんですよ。
馬とかポニーとかが小走りする音を「パッカパッカ」って言うじゃないですか。
わたしはそこから脳が無意識に連想してるんだと思うんですけど、
別れて前に進めない主人公の心境でありながらも、このリズムであることで、
もう少しでその殻から抜け出せそうな「兆し」が来ている感じもするという。
だからこそ、後半の「迷わない」に自然に移行できてるんじゃないかと。
これが「Flashback」の場合だと、音も長めというか、冗長性?があるというか、
まだしばらくは抜け出なさそうな感じなんですよね。
なので、以前の記事でも書いた「Flashbackとセットで」、
というのはこういう比較ができるから、っていうのもあります。
【耳コピ採譜・アレンジ編】③音は記憶やイメージを引き出す「鍵」
曲の雰囲気を作り上げるにあたって、どんな音色を選ぶのかを私は結構気にします。
なぜなら、人の記憶の中では、それまでの人生の中で聴いたことのある音色と、
場面やイメージが密接に結びついているから。(言葉にできるかは別として)
たとえば、救急車
やサイレン
の音が聴こえたら、緊急事態って思いますよね。
音色を鍵
にして、自分の記憶が引き出されることで
音楽で表現される世界が深みを増していく…というのが、
わたしが嵐を聴いていて「音楽って面白い…!!!」と思うことの一つだったりします。
いつも耳で音を聴きとりながら楽譜をつくるのですが、この曲のメインの音色は、
ピアノ、ベース、ブラス(トランペット、トロンボーンあたり)、ドラムス、そしてボーカル&コーラス。間奏やブリッジに副旋律としてサックスソロが入る感じ。
控えめなギターと、サビ前にシンセも入ります。
「音選び」についてもうちょっと書きたいのですが、
たとえば、鍵盤楽器と言ってもたくさん音色の種類がりますよね。
グランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノ(エレピ)、ホンキートンクピアノ…
アコーディオンやオルガン、エレクトーンだってあります。
ちなみに、ホンキートンクとはこれです↓
マリオっぽい?または、トムとジェリー?みたいな。
ホンキートンクは、調律しないで放っておいた「結果」の音色でもあるようなのですが
(じゃあうちの使ってないアップライトピアノもホンキートンk(略))
妙に響かなかったりおもちゃのピアノみたいに妙に音が高めだったりして
「調子はずれ」だっていうのがポイントなので、
ちょこまか動きまくるファニーな曲とかは、ホンキートンクが最高なんですよね。
(調律されたピアノでも悪くないんですが)
ちなみにAfter the rainのピアノをホンキートンクにするとこうなります。
聴き比べてどう感じますか??いや、悪くはないと思うのですが…
私は、ホンキートンクの方だと、これから不思議な世界に引き込まれるのかな?とか、
ちょっと陽気というか、ポジティブすぎて歌詞の切なさと合わないなぁ、
と考えるんですよね。(推進力はシャッフルビートで十分だし)
それなら、普通のピアノの方がシュッとしていて音も安定しているし、
単調さゆえに「さよらなの続きは 思い出せない いつになっても」っていう
”虚無感”ある歌詞にも合うんじゃないかな、とか。例えばです。
たぶん、音楽を創っている人たちの「音選び」は当然ながらもっとすごいし時間がかかってると思います。
ただ、実際に嵐の現場でこの「音選び」をどこでやるのかは私にもわかりません。
作曲者かもしれないし、編曲者かもしれない。
もっと細かい部分で言えば、ミキシングエンジニアかもしれない。
演奏を打ち込みではなくスタジオミュージシャンにするのであれば、
レコーディングの時にどんな音色にするのか打ち合わせしながら録音すると思います。
いずれにせよ、完成形として私たちが手にする音楽の向こうには、
書ききれないほどの「こだわり」がたくさんあるので、
その部分を受け取れた時には、とても、とても、嬉しくなります。
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他にも、イントロの音のこもったギターは「心のわだかまり」なので外せない…!
Bメロから入ってくるブラスは、ガンガン鳴らさず控えめ…
私はこれを「主人公に寄り添っている」ように感じて、
人を想う時って聞きたいことが次々と頭に浮かんできたりもするので、
今回のアレンジでは、主旋律の後ろで
「How are you doing?(元気にしてる?)」とか
「Your life's going well?(うまく暮らしてる?)」といった言葉を入れてみたりしました。
こういうのもアレンジ、というやつです。
サビのサックスソロはさすがに声ではできんやろ…!と思ったのですが、
コーラスにすれば主人公の背中を押している感じになるかな?と思い。
…なんてやってたら10トラック以上になったわけですね(笑)
ああ時間切れ。第2部歌唱編はまた次回(笑)
オカピとの多録について!
オカピも記事をかいてますので、こちらもどうぞ!!
⇒「After the rain」をふたりでハモってみた♪【Emina×オカピの自由研究】 by.オカピ
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楽曲情報
嵐「After the rain」
作詞・作曲:Nai-T 編曲:Nai-T、metropolitan digital clique
採譜アレンジ:Emina
Vocal:オカピ&Emina
ミックス:Emina